1. 拡張子とは何か

拡張子変更

パソコンに保存されているテキストや画像などは、すべてフォーマット(形式)が決まっています。テキストファイルならTXTのフォーマットが有名ですし、画像ファイルならJPEGが有名だといえます。そして、どのようなフォーマットを利用しているのか判別するために利用されるのが拡張子です。

例えば、文章という名前のTXTフォーマットのファイルを作った場合、ファイル名は「文章.txt」になります。この「.txt」の部分が拡張子と呼ばれています。なお、動画の場合はフォーマットが数多くあり「.mp4」や「.mpg」、それに「.wmv」など様々です。新しい圧縮技術が登場すれば、拡張子の種類はさらに増えていくでしょう。

2. 拡張子変更方法1:変更前の準備として拡張子を表示させよう

パソコンに保存してあるファイル名を見ても、拡張子を確認できない方もいるでしょう。それは、存在していないのではなく表示されていないだけなので、きちんと設定してやればすぐに確認が可能になります。拡張子をファイル名から読み取れない状態でも変更は可能ですが、作業が面倒になるケースがあるので、事前に表示させる設定にしておいた方が賢明です。

2.1 Windows・ウィンドウズでのやり方

タスクバーにあるエクスプローラーアイコンをクリックして、エクスプローラーを開きます。

拡張子変更

上部のメニューに表示と書かれたタブがあるので、クリックしましょう。そこには、「ファイル名拡張子」と書かれた選択項目があるのでチェックを入れます。そうすれば、ファイル名の後ろに拡張子が表示されるようになります。なお、この方法はWindows 10での方法で、7や11などバージョンが変わればやり方が異なる可能性があるため気をつけましょう。

拡張子変更

2.2 Mac・マックでのやり方

メニューのFinderから選べる環境設定に移動します。そして、画面に表示される詳細を選ぶと、「すべてのファイル名拡張子を表示」と書かれた選択項目が表示されるのでチェックを入れます。その後、拡張子が表示されるようになっているので確認しましょう。

拡張子変更

2.3 拡張子を書き換えるだけでは意味がない

ファイル名に拡張子を表示させれば、それを書き換えることで変更することは可能です。ファイル名を選択すれば名前と同じように編集できるため、知識がなくても簡単に行えます。しかし、この拡張子変更方法はまったく実用的ではないのでやる意味はないでしょう。例えば、「物語.mp4」という動画ファイルがあった場合、拡張子を書き換えて「物語.flv」にすることは可能です。しかし、書き換えたからといって、MP4のフォーマットで作られた動画が、FLVのフォーマットになるわけではありません。名前が変わっただけなので、「物語.flv」はFLVに対応する(MP4には対応していない)アプリを使ったとしても視聴は決してできないのです。

3. 拡張子変更方法2:動画変換ソフトを使おう

3.1 拡張子変更に動画変換ソフトも役に立つ?

「動画を再生できる形にしたい」という意味で拡張子変更を望むときは、動画変換ソフトを利用しましょう。動画変換ソフトは動画のフォーマットをほかの形に変えたいときに利用するものです。WMVからMPEG2、MKVからAVIなど、自由自在にフォーマットを変換できます。

変換をした後のファイルは拡張子がきちんと変更されているので、わざわざ自分でファイル名を書き換える必要もありません。ただし、動画変換ソフトによって対応するフォーマットが異なるので気をつけましょう。珍しいフォーマットを利用したい場合は、対応しているものが少ないため様々な動画変換ソフトを試す必要があります。

3.2 一括変換できる動画変換ソフトもある

動画変換ソフトで拡張子変更したいファイルが数多くある場合、一つ一つ作業するのは手間や時間がかかってしまいます。そのときは、変換したいファイルをリストに登録することで、一括変換してくれる動画変換ソフトを使いましょう。登録した後に変換ボタンをクリックすれば、すべてのファイルが望み通りのフォーマットになるまで作業を続けてくれるので便利です。

3.3 無料のソフトもあれば有料のソフトもある

動画変換ソフトには無料と有料のものがあり、機能もそれぞれなので自身に適したものを選択して利用しましょう。利用するものによって手間や時間が大きく異なってくるため、苦労したくないときはきちんと考えて選ばなければいけません。こちらでは、使い勝手の良いソフトをいくつか紹介するので、どのようなものがあるか分からないときは読んでみてください。

4. 拡張子変更のできる動画変換ソフトオススメ

4.1 拡張子変更無料ソフト1:XMedia Recode

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どのようなプレイヤーで再生したいのか選べば、適切なフォーマットを自動で選んでくれて動画変換してくれます。利用したいプレイヤーが決まっている方ならXMedia Recodeを便利に活用できるでしょう。64bit版だけではなく32bit版も用意されているので、ある程度古いパソコンでも動かせる可能性があります。

4.2 拡張子変更無料ソフト2:FFmpeg

「動画変換ソフトは設定項目が多すぎてよく分からない」という方は、FFMPいーじー(FFmpeg)がおすすめです。ウィザード形式で設定できるようになっているため、画面の指示に従うだけでやるべきことをすべて終えられます。ただ、古いソフトなので、対応フォーマットが少ないのがデメリットでしょう。

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4.3 拡張子変更有料ソフト1:Adobe Premiere Pro

拡張子変更

動画の変換も行える高性能な編集ソフトです。プロが作るような動画に仕上げられるので、変換前にテロップを入れたりエフェクトをつけたり手を加えたい方にピッタリです。Photoshopで有名なAdobeが販売しているため、信頼して利用できるのは間違いないでしょう。ただし、かなり効果なので、変換だけを行いたい方は向いていないかもしれません。

4.4 拡張子変更有料ソフト2:DVDFab 動画変換

拡張子変更

高機能なのに手軽に利用できるのがDVDFab 動画変換です。しかも、マルチコアCPUやGPUを使ったハードウェアアクセラレーションも活用できるため高速での変換も望めます。ちなみに、姉妹品を導入すれば、変換した動画でDVDを作ることも可能になります。

DVDFab 動画変換を使ってみよう!何を使えば良いか分からない場合は、DVDFab 動画変換の活用を考えてみましょう。ここではDVDFab 動画変換をおすすめする理由を詳しく説明するので、迷っているときは参考にしてください。

超高機能性の割の有料ソフトですが、無料体験版があるDVDFab 動画変換が自身にとって本当に役立つのか知りたいときは、無料体験版を試してみましょう。30日という期間が設けられていますが、製品版と同じ機能を使えます。つまり、実際に動画を変換してみて機能をチェックできるため、お金を払う価値があるのか判断できます。

それに、完全無料版もご提供されます。試用する期間が切れて、購入をしないことにすると、ソフトが自動的に無料版に変更されますが、無料版でも動画変換という基本的な機能が利用できるので、720P以内の動画では十分にご利用できます。

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DVDFab社の公式ホームページでダウンロード販売されているので、クレジットカードがあれば今すぐにでも購入が可能です。もしも、クレジットカードを使うのが不安なときは、PayPalというオンライン決算システムも利用できます。なお、キャンペーンが頻繁に行われていて半額以下で購入できるケースもあるため、動画変換ソフトが欲しいときはとりあえずでもチェックしてみましょう。

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更に、使い方も非常に簡単です。公式ホームページにはDVDFab 動画変換の使い方を説明した、数多くのTIPSが用意されています。分からない箇所があれば、そちらを見ればたいていの場合は解決できるので安心です。検索機能も備わっているため、キーワードを利用して素早くトラブルを解決することもできます。

5. まとめ:拡張子変更をするなら動画変換ソフトを利用しよう

「名前を変えたい」ではなく「動画のフォーマットを変えたい」という意味で拡張子変更をしたいときは、動画変換ソフトが必須です。無料で使えたり体験版を配布していたりするところもあるので、色々と使ってみて満足できるものを選びましょう。同じファイルで様々なソフトの変換機能を試してみれば、ベストな動画編集ソフトを選択できるようになります。