iPadの空き容量を増やす方法まとめ!外付けなどで容量不足を解消
要約: 本記事では、iPadの容量不足を解消する対処法として、iPad本体のアプリを削除・管理することと、iCloudや外付けメモリを利用することをご紹介します。そして最後はDVDFab 動画変換というソフトでiPadの動画を圧縮して空き容量を作る方法も挙げられ、ipad 容量 増やす方法をまとめるので、是非ご参考にしてください。
目次
1. なぜiPadの空き容量を増やすの?
iPad は動画を視聴、ダウンロードするだけでなく、文書作成、動画や音楽編集も扱っており、また専用のアプリをインストールすることで、今流行っているリモート会議、在宅勤務などのテレワークサービスも可能です。
しかし、多くの場合や用途に活用できるためiPadを持っている人が日増しに増えている一方で、容量不足は問題になってきています。
iPadのストレージ空き容量が足りなくなったら、アプリをインストール・アップデートできない、端末の動作が鈍くなる、写真や動画などが撮影できなくなる、音楽もダウンロードできないなど一連の問題が生じます。
そこで今回はiPadを滞りなく利用できるように、iPadの容量を増やして容量不足を解消する方法をまとめて紹介していきます。
2. iPad本体の空き容量を確認する
iPadの空き容量が不足になったら、まずiPad容量の使用状況を確認してストレージ容量を圧迫する原因を突き止め、そしてそれを中心に対策をとるのは効果的なやり方です。ですので、iPadでストレージ容量の使用状況をチェックする方法をまず知っておきましょう。
ステップ1:iPadのメイン画面で「設定」アプリを開き、そして「一般」>「iPadストレージ」の順でタップします。(バージョンによって表記が異なる場合がありますが、問題にはなりません)
ステップ2:画面の上部でiPad容量の使用状況が確認できます。しかも、各アプリが占める容量のランキング表が表示されるので、同時にチェックすることができます。
3. アプリを削除、管理することでiPadの容量を増やす
アプリの原因でiPadの容量が不足になっている場合は、アプリ自体を削除したり、アプリ関連のデータを取り除いたりするなどしてiPadの空き容量を十分に作れます。そこで、以下ではアプリとその関連するデータを削除、管理する方法を紹介します。
3.1 必要でないアプリを削除することでiPadの容量を増やす
さっき触れたように、「iPadストレージ」で各アプリの占める容量が明らかにしています。その中からあまり使わないデータ量の大きいアプリを削除することにより、iPadの空き容量を増やすことができます。
ステップ1:さっき言った「iPadストレージ」をタップして画面を開きましょう。そして削除したいアプリをタップして選択します。
ステップ2:開かれた画面で「Appを取り除く」と「Appを削除」の二つの選択があります。iPadの容量を大きく増やすには、「Appを削除」をタップし選び、そして次に表示された画面でもう一度「Appを削除」をタップします。
※「Appを取り除く」は、Appの書類とデータを保存したままAppのサイズ分の容量だけを削除します。「Appを削除」は、App本体とそれに関連するすべてのデータを削除し、App Storeから同じアプリをインストールしても、データは元に戻りません。なお、この操作は取り消しが不可能ですので、「必要でない」と確信してから利用すればよいです。
補充点その1:実はアプリをすぐに削除する方法があります。それは削除したいアプリを長く押すと、「Appを削除」という表記または左上隅に「×」が出るので、直接タップしてアプリを削除できます。
補充点その2:「iPadストレージ」で「非使用のAppを取り除く」を有効にしておくと、空き容量が少ない場合、iPadからアプリに関係するデータや書類を削除されず、使っていないアプリ自体だけが自動的に取り除かれます。あまり使わないアプリをいちいち削除して面倒くさいと思う方はこの方法を使ってみましょう。
3.2 「Safari」の履歴を削除することでiPadの容量を増やす
「Safari」はアップルデバイスに搭載されているブラウザです。デフォルトブラウザとして多用すると、データが蓄積されてiPadの容量を圧迫させることになりがちです。そこでiPadの容量を増やすには、Safariアプリの履歴(キャッシュ)を削除することができます。
ステップ1:まずホーム画面から「設定」アプリをタップして開き、そして「Safari」をタップして詳細設定画面に入ります。
ステップ2:「Safariの詳細設定画面で「履歴とWebサイトデータを消去」をタップしてから次に出た画面で「消去」をタップします。このようにiPadの容量が一部解放されるはずです。
4. iCloudにバックアップしてiPadの容量を増やす
iPadで撮影した写真や録画は高画質で保存されますので、端末の容量を圧迫しやすいです。iPadの容量に余裕を作るために、残る必要のない写真や動画を削除することができますが、素敵な写真ばかりだと消したくないならどうすればいいでしょう。
その対策として写真や動画をiCloudにバックアップすることができます。iCloudがクラウドサービスなので、デバイスを変えてもApple IDを登録すれば、iCloudに保存される写真、連絡先、検索などのデータが共有でき、便利性に優れています。
写真や動画をiCloudにバックアップすると、iPad本体に表示される写真や動画は画素数が小さくなるため、占める容量も減少しており、iPadの容量を増やすことにつながります。それに、オリジナルの写真と動画はiCloudに保存され、いつでもダウンロードできますので、画質への心配は要りません。ただし、iCloudはデータ量が5GBまでしか無料で保存できませんので、これ以上なら月額料金が必要です。
ステップ1:iPadのホーム画面で「設定」アプリを開き、そしてApple ID>「iCloud」の順でをタップします。
ステップ2:次は表示された画面で「写真」をタップして選び、「iCloud写真」を有効化にします。最後は「iPadのストレージを最適化」にチェックを入れることを忘れずにしてください。
5. 外付けストレージでiPadの容量を増やす
iOS13以上のバージョンが搭載されているiPadは、USBメモリ、SSDなどを外部ストレージとしてデータを保存できます。
通常のUSB はパソコンなどのデバイスに接続できますが、iPad に接続するにはUSBカメラアダプタを購入する必要があります。もちろん、Lightningコネクタ(iPad/iPhoneが採用しているコネクタ)付きのUSBメモリがありますが、アップル専用のUSBメモリを買うよりUSB変換アダプタを購入したほうが、iPad/iPhone以外のモバイル機器にも接続できるのでよりマシです。
ステップ1:外部ストレージをiPadに接続し、「ファイル」アプリをタップして開きます。
ステップ2:「このiPad 内」タブを開き、右上隅にある「選択」をタップし、移動したい写真や動画などのデータを選択します。
ステップ3:下部のメニューバーで「移動」をタップし、表示された画面で接続している外付けストレージの名前をタップして選択し、最後は「移動」をタップしすれば完了です。
6. 「DVDFab 動画変換」でiPadの容量を増やす
「DVDFab 動画変換」は動画ファイルをほかのフォーマットに出力できる無料ソフトです。MOV、MP4/WMA/MKV/FLV/AVI/M2TS/DAT/MKVなど幅広い入力フォームと、MP4/AVI/MKV、M2TS/WMV/TSの出力フォーマットに対応しています。 |
このソフトを利用してiPadに保存している動画ファイルを圧縮率のより高いフォーマットに変換することもiPadの容量を増やす方法の一つです。以下はMOV形式を例として、圧縮率のより高いMP4形式に変換する操作手順を紹介していきます。
ステップ1:まず公式サイトから(https://dvdfab.org/video-converter.htm)から手持ちのデバイスに対応するバージョンをダウロードしてインストールします。
ステップ2: iPadとお使いのパソコンをケーブルで接続します。次はiPadの画面で「許可」をクリックすると、iPadの動画をパソコンに共有することができます。
ステップ3:ソフトを起動しから画面の上部メニューバーにある「変換」をクリックします。次は真ん中の「+」をクリックするか、直接ドラッグ&ドロップして圧縮したいiPadの動画ファイルを追加します。
ステップ4:動画ファイルが追加された後、「出力」欄で「他のプロファイルを選択」をクリックします。
ステップ5:表示された画面で「フォーマット」>「ビデオ」>「一般」の順クリックします。数多くのフォーマットからMP4をクリックして選択します。
ステップ6:画面の下にある「出力先」で圧縮された動画ファイルの保存場所を決めてから「開始」をクリックします。
ステップ7:最後は圧縮したいMP4動画ファイルと元のMOV動画ファイルを取り換えることで、iPadの容量を増やせます。
7. まとめ
以上はiPadの容量不足に悩んでいる人に容量を増やす方法をまとめました。
必要でないアプリを削除したり、ブラウザの検索履歴を取り除いたりすることでiPad本体のアプリを管理することがiPadの容量を増やす第一歩です。写真が沢山ある場合はiCloudや外付けストレージを利用することで必要な空き容量を確保しましょう。また、iPadに大量の動画ファイルを保存する習慣がある方に、サイズのより小さい形式に変換でき、処理速度の早いDVD動画変換ソフトをおすすめします。