1. そもそもVlogとは?

動画投稿サイトやSNS上には、日常生活を表現したVlogがたくさんあります。人気インフルエンサーのVlogは、百万回以上の再生回数を超えることも珍しくありません。Vlog(ブイログ)という言葉を耳にする機会が増えたけれど、実はどんなものなのか分からないという方もいるのではないでしょうか?

おしゃれなVlogを視聴して、自分も投稿したいと思った方もいることでしょう。そもそも、Vlog とは何ですか、これから最初に説明していきましょう。

★Vlog(ブイログ)の意味

Vlog(ブイログ)

Vlog(ブイログ)とは、「Video」と「blog」を組み合わせた造語です。読み方は、「ブイログ」です。このVlogは海外で人気のジャンルとなっており、Vlogを投稿する人たちは、「Vlogger」(ブイロガー)と呼ばれています。

  • Vlog(ブイログ)の特徴

日常風景を動画で表現するのがVlogの特徴です。Vlogのテーマについては、料理、ペット、旅行、スポーツなど人それぞれです。「モーニングルーティン」、「ナイトルーティン」、「メイクルーティン」などのルーティン系Vlogも人気となっています。

Vlog(ブイログ)は、blogの動画版だとイメージすれば、理解しやすいでしょう。Vlogでは、映像や音声を用います。テキストや画像が中心のblogよりも、リアリティーのある表現が可能な点がVlogの魅力です。

また、Vlogは、視覚と聴覚の両方で視聴者に訴えることができるため、よりたくさんの情報が伝えられるというメリットもあります。

Vlog(ブイログ)

2. Vlog(ブイログ)作成におすすめのカメラ

Vlog作成で欠かせないのが、カメラです。カメラといっても、ビデオカメラや一眼レフカメラなど、色々な種類があります。カメラの種類によって、価格、得意な撮影ジャンル、画質などが異なります。撮影目的や予算などを考慮した上で、自分に合ったカメラを選んでみてください。Vlog撮影用におすすめのカメラは、以下の通りです。

Vlog(ブイログ)

2.1 Vlog カメラ オススメ1:スマートフォン

手軽に動画を撮影したい方には、カメラ機能付きスマートフォンがおすすめです。普段から使い慣れているスマートフォンならば、初心者でも気軽に動画撮影が可能です。最新のスマートフォンは、フルHDや4Kなどの高画質で撮影できる機種が多いため、ビデオカメラを買わなくても、美しい映像が撮影できます。

工夫次第では、スマートフォン1台だけで、おしゃれなVlogを作ることも可能です。スマートフォンは、いつでもどこでも撮影できるというメリットもあります。高額なカメラを買う予算がない方、とりあえずVlogを始めてみたい方は、まずは、お持ちのスマートフォンを使ってみるとよいでしょう。

2.2 Vlog カメラ オススメ2:ビデオカメラ(ハンディカム)

長時間の撮影をしたい方には、ビデオカメラがおすすめです。ビデオカメラならば、連続で2時間~10時間程度の撮影が可能です。24時間以上の撮影できる大容量バッテリー搭載のビデオカメラもあります。ビデオカメラには、強力な手ぶれ補正機能も搭載されています。ペットやスポーツなどの動きが激しいシーンもきれいに撮影できるのがビデオカメラの利点です。

2.3 Vlog カメラ オススメ3:アクションカメラやウェアラブルカメラ

自転車やバイクなどでの移動シーン、スポーツシーンなどの撮影には、アクションカメラやウェアラブルカメラがおすすめです。防水対応のアクションカメラならば、ダイビングや海水浴などの水中シーンの撮影も可能です。各社から色々なアクションカメラが販売されていますが、Vloggerたちの間では、GoPro(ゴープロ)が人気となっています。

2.4 Vlog カメラ オススメ4:ミラーレス一眼レフカメラや一眼レフ

動画の画質にこだわりたい方には、ミラーレス一眼レフカメラや一眼レフがおすすめです。これらのカメラはレンズ交換が可能となっており、背景をぼかしたシネマティックな動画が撮影できます。Vlogの撮影用には、パナソニックGHシリーズ、SONYのα(アルファ)シリーズなど軽量コンパクトなミラーレス一眼レフカメラが最適です。

2.5 Vlog カメラ オススメ5:コンパクトデジタルカメラ

きれいな映像を撮りたいけれど、レンズ交換が面倒だという方には、コンパクトデジタルカメラがおすすめです。コンパクトデジタルカメラならば、簡単な操作のみで、望遠撮影や接写撮影が可能です。サイズが小さくて持ち運びがしやすいため、撮影のタイミングを逃さないというメリットもあります。

3. Vlog(ブイログ)の作り方

次は、Vlogの作り方についてみていきましょう。Vlogは、以下の5つのステップで作成していきます。

3.1 Vlog(ブイログ)作成のステップ1:コンセプトを決める

最初にやることは、Vlogのコンセプトつくりです。「誰」に向けて、「どのような内容」を伝えるのかを決めていきます。顔出しをするのか、字幕、ナレーション、BGMを入れるのかなども、この段階できちんと決めておきましょう。

3.2 Vlog(ブイログ)作成のステップ2:動画撮影

コンセプトが決まったら、いよいよ動画撮影です。動画の撮影方法は、「数分程度の動画を何本か撮影する」、「長時間カメラを回して撮影する」などのやり方があります。屋外で撮影する際には、ほかの人が映らないように配慮が必要です。飲食店などでVlog用の動画を撮影する際には、事前に許可を取っておきましょう。

3.3 Vlog(ブイログ)作成のステップ3:動画編集

撮影が終わったら、動画編集ソフトやパソコンなどを使って編集を行います。必要に応じて、ナレーショやエフェクトを入れたり、字幕やBGM無駄なシーンを追加します。不要なシーンをカットして、視聴者が観やすい動画に仕上げるのが編集のポイントです。

ここでは、「PowerDirector」を例にして、動画編集の流れを簡単にまとめて紹介します。

(1)PowerDirectorを起動したら、「編集」から「メディアファイルの読み込み」を選択して、撮影した動画を取り込みます。

(2)タイムライン上に動画を並べて、トリミング、タイトルやBGM追加などの編集を行います。

(3)後からナレーションを追加したい場合は、「ナレーションルーム」を選択してください。パソコンとマイクを接続したら、「録音」ボタンを押してナレーションを録音しましょう。

(4)複数の動画をスムーズにつなげたいときは、「トランジションルーム」からエフェクトを選択してください。

(5)動画の編集が終わったら、「ムービー」出力を選び、動画を書きだします。動画のサイズによっては書き出し時に時間がかかる場合があります。書き出しの途中でパソコンの電源を切らないように注意してください。

3.4 Vlog(ブイログ)作成のステップ4:動画投稿サイトやSNSへ動画投稿

動画編集が終わったら、動画投稿サイトやSNSへVlog動画を投稿します。投稿した動画を多くの人に観てもらうには、ネットのヒット話題に繋がりしたり、動画のタイトルを工夫したり、説明文をきちんと入力しておく必要があります。

サムネイルも重要です。インパクトあるサムネイルを用意すれば、動画の視聴率が上がります。SNSへ投稿する場合は、ハッシュタグもつけておくとよいでしょう。

Vlog(ブイログ)
Vlogサムネイルの例(画像元:SAMUNE会社の公式サイト)

4. Vlog作成におすすめの動画編集ソフト5選・使い方付き

最後に、Vlog作成におすすめの動画編集ソフトや使い方を紹介します。

4.1 Vlogに使える動画編集ソフト1:Filmora(フィモーラ)

動画編集初心者には、Wondershare社のFilmoraがおすすめです。分かりやすい操作画面となっており、直感的に動画編集が行えます。

Filmoraを起動させたら、「新しいプロジェクト」をクリックして、「ここにメディアファイルをインポートする」から編集したい動画を取り込みましょう。次に、タイムラインへ動画を並べて、編集を行います。動画のバーを左側へずらしたり、ハサミマークを選択することで、不要部分のカットが行えます。Deleteキーを押すと不要な動画を削除できます。0編集が終わったら、「エクスポート」から動画の書き出しを実行してください。

4.2 Vlogに使える動画編集ソフト2:Adobe Premiere Pro(アドビ プレミア プロ)

Adobe Premiere Proは、Photoshop、After EffectsなどAdobe社のソフトと連携できるという特徴があります。サブスクリプション制となっているため、利用時にはAdobeアカウントが必要です。Adobe社のホームページから登録の手続きしてください。

手続きが終わったら、Adobe Premiere Proを起動して、「新規プロジェクト」から動画を取り込み、シーケンスを作成してください。シーケンスを作成すると動画編集が可能となります。Adobe Premiere Proでは、動画の書き出し時に「レンダリング」が必要です。レンダリングしたい箇所にマークをつけて、「インからアウトをレンダリング」をクリックしてレンダリングを実行します。最後に、「ファイル」から「書き出し」を選び、動画を書き出してください。

4.3 Vlogに使える動画編集ソフト3:iMovie(iPhone用)

iPhoneで動画編集をするなら、iMovieがおすすめです。iMovieには、トリミング、テロップやBGM追加など動画編集に必要な基本機能が揃っています。

アイコンをタップして、iMovieを起動させたら、「+」マークをタップして、「ムービー」を選び、新規プロジェクトの作成画面を開きます。作成画面上の「+」マークをタップして、編集したい動画を取り込んでください。タイムライン上に取り込んだ動画をタップして、左右に動かすと動画の長さが変更できます。

BGMを追加したい時は、タイムラインの「+」マークから「オーディオ」を選択してください。編集が終わったら、「完了」から「ビデオを保存」をタップして動画の書き出しを実行してください。

4.4 Vlogに使える動画編集ソフト4:AviUtl(エーブイアイ・ユーティーエル)

AviUtlは、Windowsユーザーにおすすめの動画編集ソフトです。インターフェイスが分かりやすい、動作が軽い、無料で使えるという特徴があります。

AviUtlを起動したら、「設定」から「拡張編集の設定」を選び、タイムラインを表示してください。タイムライン画面を開いたら、ドラッグ&ドロップで編集したい動画を配置します。タイムライン上の縦線を移動させて、右クリックから「分割」を選ぶことで、不要部分のカットが行えます。編集作業が終わったら、「ファイル」から「プラグイン出力」を選び、動画の書き出しを実行してください。

4.5 Vlogに最もオススメの動画編集ソフト:DVDFab 動画変換 Pro

高画質な動画を作りたい方には、DVDFab 動画変換 Proがおすすめです。DVDFab 動画変換 Proは、ソフト業界で長く立っているDVDFab社が提供している動画変換ソフトです。

DVDFab 動画変換 Pro はAVI、FLV、MP4など様々な動画ファイルに対応しており、動画を任意の形式に変換し、クリエイティブな動画を作成しや自由に動画を編集することができる3-in-1動画編集ツールです。

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DVDFab 動画変換 Pro は変換の場合、高速で変換できるのが特徴で、HD動画はもちろんのこと、4Kや8Kなどの高画質変換も可能です。編集の場合、動画のトリミング、結合など簡単な編集機能も搭載し、プロ級の編集も簡単に実現できます。

動画変換する場合は、「変換」のアイコンを選択して、変換したい動画をドラッグ&ドロップで追加してください。「詳細設定」から解像度やフレームレートなどの設定も可能です。開始ボタンを押すと、すぐに動画変換が実行されます。

動画編集機能を利用したい場合は、ツールアイコンをクリックして、「編集画面」を開いてください。編集画面ではテキストやBGMの追加、カラー調整などの編集が可能です。

Vlog(ブイログ)

動画変換では簡単な編集ができますし、もっと複雑でプロ級の編集をするには、同一バンドルに含む製品――Video Editorがおすすめです。Video Editorでは、何百ものフィルター、オーバーレイ、トランジションが搭載され、驚くほど簡単でありながら強力な動画編集機能が利用できます。

更にもう一つ含めているツールのToolkitではマルチメディア編集ツールセットを満載し、このように、1つのソフトのみで、「動画変換」と「動画編集」の両方の作業ができるのが、DVDFab 動画変換 Proのメリットです。

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5. Vlog作成に関するまとめ

ここまで、Vlogの作り方、おすすめの動画編集ソフトなどについてお伝えしてきました。Vlogを作成するには、カメラや動画編集ソフトが必要です。ミラーレス一眼レフカメラがあれば高画質な動画が撮影できますが、スマートフォンだけでもVlogを作ることは可能です。

本記事で紹介したDVDFab 動画変換 Proを導入すれば、高画質な動画も簡単に作成可能です。色々なVlogを作成して、自分の人生や日常を表現してみてはいかがでしょうか。