Webmが再生できないときの対処法!iPhone&Androidスマホでファイルを開くには?
要約: Webmとは、Googleが開発した動画ファイル。圧縮率が非常に高いためライブストリーミングやオンデマンド配信などのストリーミング配信で活躍します。WebMの再生をカスタマイズしたいなら、PlayerFab Ultra HD Playerをお使いください!再生できないエラーもほとんどなく、快適に使用できます。iPhoneやAndroidで再生したいときは本記事で紹介するアプリをお使いくださいね。
WebMとは?
WebMの概要
WebMとは、Googleが開発した動画ファイル形式のことです。音楽や動画などをネット上で共有するストリーミング配信に向けて開発されました。WebMはOpus、Vorbisなどのオーディオコーデック、VP8、VP9、AV1などのビデオコーデックに対応しており、高い圧縮効率と優れた画質から注目されています。
ちなみにGoogleはYouTubeを運営していますが、YouTube上の動画はすべてWebMとなっています。Googleはいわずと知れた大企業ですし、WebMは世界中のプラットフォームで採用されているため、将来性のあるフォーマットだといえるでしょう。
MP4とWebMの違い
MP4 |
WebM |
|
---|---|---|
開発 |
国際標準化機構 |
Google社 |
概要 |
互換性が高くゲーム機やストリーミングデバイスでも再生できる |
高い圧縮率でストリーミング向け |
コーデック |
H.264(AVC)やH.265(HEVC) |
VP8やVP9 |
圧縮率 |
普通 |
高い |
再生ソフトとの互換性 |
高い |
低い |
おすすめの使用シーン |
デバイスとの互換性を重視したいとき |
帯域幅を節約したいとき |
MP4とWebMはどちらも動画フォーマットですが、コーデックや圧縮率、互換性において違いがあります。
MP4は国際標準化機構が開発した、さまざまなデバイスとの互換性が高いフォーマット。コーデックはH.264(AVC)やH.265(HEVC)が用いられており、音質が優れています。
一方、WebMはGoogle社が開発したストリーミング向けのフォーマットで、高い圧縮率を誇りますが、多くの再生ソフトでサポートしていません。
WebMのメリットとデメリット
- 高圧縮率でMP4と同等の画質でもより小さいファイルサイズを実現できる
- オープンソースで開発されているため安全かつ自由に使用できる
- HTML5対応に対応しているため、多くのブラウザでスムーズに再生できる
- ファイルが軽いため読み込み速度が速い
- アルファチャンネルを保持している
- ライセンス料が発生しないという開発側のメリットも
- VP8やVP9といった高性能なビデオコーデックを採用しており、高画質な動画を配信できる
- MP4に比べて、対応するデバイスやソフトウェアが少ない場合がある
- VP8やVP9はMP4のAVC/H.264ほど進んでいないため、一部のデバイスでは再生できない
- ブラウザによって再生品質が異なることがある
- ネットが遅かったり不安定だったりするとスムーズに再生ができない
ブラウザでWebMの再生方法
WebMは、Google Chrome、Firefox、OperaなどHTML5環境のブラウザであれば、そのままブラウザにドラッグ&ドロップすれば再生できます。
WebMのファイルをブラウザを開いた状態でそのまま移動させてみましょう。
他にも、WebMに対応しているソフトウェアやアプリを使えば、MP4やMKVのように動画を再生することができます。本記事ではWebMに対応している再生ソフトやiPhone/Androidアプリも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
WebMを再生できるおすすめパソコンソフト
ここでは、WebMを再生できるおすすめのPCソフトを紹介します。再生カスタマイズができるものやフリーソフトをメリットとデメリットと一緒に確認していきましょう。
WebM 再生ソフト1:PlayerFab Ultra HD プレーヤー
WebMをスムーズに再生したいなら、高機能プレーヤー、PlayerFab Ultra HD プレーヤーがおすすめ。WebMに対応している再生ソフトはもともと少ないですが、さらにライブラリ機能を有していたり、高度な画質や音質に対応したりするソフトはほとんどありません。そんな中、それらすべてを叶えてくれるのがPlayerFab Ultra HD プレーヤーです。
- 4K Ultra HD (Blu-ray)・DVD・ISOファイルおよびフォルダを完全サポート
- あらゆるオーディオ/ビデオフォーマットに対応
- さまざまな3D映像の再生に対応
- 4K Ultra HDをHDR10効果による高解像度で再生が可能
PlayerFab Ultra HD プレーヤーは、DVDやブルーレイのディスクやISOファイル、MP4、MKV、MOVなど、あらゆるディスクやフォーマットに対応しているプレーヤーソフトです。
4K UltraHDブルーレイやHDR10など一般的な再生ソフトでは再生が難しいデータを再生できるだけでなく、リージョンコードが掛けられたディスクをそのまま再生できたり、3Dの映像にも対応していたり、これ1本でビジネスからプライベートまでカバーすることができます。
また、PlayerFab Ultra HD プレーヤーはプレーヤー機能だけでなくライブラリも搭載されていますので、パソコンのHDDに保存されているメディアデータを取得してソフト内で表示・再生できます。
これだけ高機能だとソフトが重くなるんじゃないの?と思うかもしれませんが、本ソフトにはハードウェアエンコード機能が搭載されているため、AMD、Intel、NVIDIAなどのメーカーで高度なGPUを搭載しているパソコンで、さらに滑らかな映像を再生できます。
- Dolby AtmosやDolby TrueHDなどもサポート
- 映像のメタデータを自動的に取得できる
- ライブラリの内容を自動的にアップデート
- 有料ソフトなので無料版には制限がある
WebM 再生ソフト2:VLC Media Player
WebMを再生できるフリーソフトをお探しの方には、VLC Media Playerをおすすめします。内蔵コーデックが優秀で、WebMを含むさまざまなフォーマットを再生することができます。動作も軽く、オープンソースなのでウイルスやマルウェアの心配なく安心して使用することが可能です。
- デスクトップキャプチャもできる
- インデックスが壊れているファイルも再生できる
- ストリーミング配信のクライアント機能もあり
- 動作が不安定になることがあり、突然落ちてしまうこともある
WebM 再生ソフト3:MPC Media Classic
MPC Media ClassicはVLC Media Playerのようなオープンソースで開発されているフリーソフトです。動作が軽くシンプルなインターフェースで初心者の方でも迷わず使うことができます。DXVA」というGPUを搭載しているため、GPUを搭載しているPCなら、さらに動作を安定させることができます。
- フリーソフトでありながら広告表示もなし
- スペックが低いパソコンでもサクサク動く
- ソフトのスキンの変更にも対応
- すでに開発がストップしているため新しい機能が追加されることはない
iPhone/AndroidスマホでWebMを再生する方法
WebMはiPhoneやAndroidなどのスマホでもアプリを使うことで再生することができます。WebMをサポートしているアプリは多くありませんが、ここでは2つのソフトを紹介します。
iPhoneでWebMを再生する方法
VLC Media Playerのアプリ版はiOSにも対応しています。WebMを再生できるだけでも優秀ですが、さらにTSファイルを変換することなく再生したり、Dropboxに接続して’4AやFLACを再生したりすることも可能です。
AndroidでWebMを再生する方法
MX Playerは処理が高速でさまざまなフォーマットに対応しているアプリです。音量調整や輝度調整機能などもあり、インターフェースも非常にシンプルで優れています。Google Playでの評価も高く、信頼して使えるアプリだといえるでしょう。
WebMに関するQ&A
WebMは、Google Chrome、Mozilla Firefox、Opera、Android、Linuxなど、ほとんどのHTML5環境ブラウザに対応しています。
FFmpegを使えば無劣化で変換することができます。
下記のコマンドを実行してください。
ffmpeg -i input.WebM -c:v copy -c:a copy output.mp4
まとめ
今回はWebMの概要や再生する方法などを解説しました。WebMはファイルサイズが小さく読み込み速度が速いためWebページへの埋め込みにも最適です。
もしWebMを詳細な設定でスムーズに再生したいなら、PlayerFab Ultra HD プレーヤーを使いましょう。WebMの再生をカスタマイズできる数少ない優秀なソフトです!