ブルーレイの書き込みはどうすれば良い?超詳しい方法や必要なものまとめ
要約: ブルーレイ書き込みとは、動画ファイルやデータなどをブルーレイディスクに保存する作業のことです。大容量のデータを長期保存したり、高画質な映像をテレビで視聴したりするために、多くの方が活用しています。本記事では、ブルーレイ書き込みに必要なもの、、そして動画/ブルーレイ/データ/をブルーレイに書き込む方法などをわかりやすく解説します。
ブルーレイ書き込みとは?ブルーレイ書き込みには必要なもの
ブルーレイ書き込みとは、動画ファイルやデータなどをブルーレイディスクに保存する作業のことを指します。
ブルーレイ書き込みには、以下の5つのものが必要になります。
- • 書き込み用のブルーレイディスク(BD-R / BD-RE)
- • 内蔵/外付けブルーレイドライブ
- • ブルーレイ書き込みソフト
- • パソコン(Windows / Mac)
- • 書き込みたい動画ファイル(MP4, MKV, MOVなど)/データ
1. 書き込み用のブルーレイディスク(BD-R / BD-RE)
書き込み用ブルーレイディスクには、BD-RとBD-REの2種類があります。以下はBD-RとBD-REの比較です。
項目 | BD-R | BD-RE |
意味 | 一度だけ書き込める「追記型」 | 繰り返し書き込みが可能な「書き換え型」 |
書き込み回数 | 1回限り(上書き不可) | 1000回以上書き換え可能(機種により異なる) |
主な用途 | 映像の保存、配布用、長期保存に最適 | 一時保存、録画・編集・試作用途に便利 |
価格 | 比較的安い | やや高価 |
データの削除 | 不可 | 可能(フォーマットで初期化できる) |

- データバックアップ/配布用であればBD-Rでも構いませんが、映画などを予約録画などで一時的に保存しておく場合はBD-REの方が良いでしょう。基本的にREよりもRの方がグッと値段が下がるので自分の状況にあった方を選ぶことが大切です。
2. 内蔵/外付けブルーレイドライブ
ここは非常に重要なポイントですが、基本的にDVDドライブではブルーレイの読み込みや書き込みはできません。逆にBDドライブならばDVDの読み書きも出来るものが多く、DVDとブルーレイ両方の取り扱いが可能になります。当然ながら値段はDVDドライブよりもかなり高くなりがちなので注意して選ぶ必要があるでしょう。
もう一つ、間違えて「読み込みのみ」のものを買ってしまうと書き込みができません。きちんと「BD書き込み対応」と書かれているものを探しましょう。また、BDドライブはPCの中に組み込むタイプでは取り付けが大変だったり、取り付けスペースがない危険があります。事情がない限りは「USB接続」のBDドライブを選ぶのが取り回しも良くおすすめです。
補足:BDドライブ購入時の注意点
BDドライブを買う際には「BD-R、BD-REなどどこまで対応か」や「書き込み可能か」、またDVDドライブと見た目がほとんど同じなので「DVDドライブではなく、BDドライブか」などに注意して選ぶと良いでしょ���。
4. ブルーレイ書き込みソフト
Windows10であれば、基本的な機能としてブルーレイ書き込みも可能ですが、BDドライブなどの機器や、ブルーレイディスクの種類に対応していないケースも少なく有りません。いざディスクやドライブを用意してもWindows10の標準機能が対応していないタイプだった場合動かないわけです。
そのため安全策を考えるのであれば専用のブルーレイ書き込みソフトを導入すると、そういったトラブルを避けることができるのでより盤石と言えるでしょう。
4. パソコン(Windows / Mac)
BDドライブは単体では動作せず、パソコンに接続して取り扱う事になります。可能であれば後述のブルーレイディスク書き込みソフトの動作環境を満たすパソコンかどうかを事前に確認しておくと良いでしょう。
5. 書き込みたいデータ
ブルーレイには以下のようなデータを書き込むことができます:
映像ファイル(MP4、AVI、MKVなど):映画や撮影動画の保存に最適
音楽ファイル(MP3、WAVなど):音楽コレクションのバックアップにも
画像ファイル(JPEG、PNGなど):写真やイラストのアーカイブに
文書・ソフトウェア・圧縮ファイル:業務資料や大容量データの保存にも便利
Windows 10/11標準機能でデータをブルーレイに書き込む方法
Windows 10や11には、専用の書き込みソフトを使わなくても、ブルーレイディスクにデータを書き込む機能が標準で搭載されています。以下の手順で、誰でも簡単にデータをBD-RまたはBD-REに保存することができます。
「ディスクに書き込む準備ができたファイル」が表示されます。
書き込みが終了したら、ブルーレイディスクを取り出し、書き込んだデータを確認します。
MP4などの動画をブルーレイに書き込む方法【オーサリング】
1. DVDFab Blu-ray 作成
- MKV、MP4、AVIなどのあらゆる動画からBlu-rayを作成
- 作成したブルーレイはテレビ、プレーヤーやパソコンで再生できる
- 多彩なメニューテンプレートとカスタマイズオプションを提供
- GPUアクセラレーションで20倍速の���速変換を実現
- ブルーレイ・DVDディスク /ISOファイル /フォルダに出力できる
DVDFab Blu-ray 作成を使用して、動画をBlu-rayに書き込む方法
「詳細設定」をクリックして、ボリュームラベル、ビデオ画質、再生モードなどをできます。
動画をブルーレイディスクに書き込む場合は、出力先のドロップダウンリストから光学ドライブを選択しましょう。動画をフォルダ/ISOファイルに変換する場合は、「フォルダ」/「ISO」アイコンをクリックして出力ディレクトリを選択しましょう。
「開始」をクリックすると、動画からブルーレイへの書き込みプロセスが始まります。
2. Leawo Blu-ray 作成
Leawo Blu-ray 作成は、MP4、AVI、MKV、FLV、MOV、WMV、MPEG、VOB、MTS、JPG、BMPなど180種類以上の形式に対応し、動画や写真を簡単にBlu-rayやDVDに書き込めるソフトです。豊富なメニューテンプレートやスライドショー作成機能、動画編集(カット・トリミング・透かし追加など)も搭載しており、初心者でも多彩なディスク作成が可能です。
ただし、試用版には制限があり、詳細な設定オプションやメニューの細かいカスタマイズは利用できません。
- 180以上のフォーマットをサポートして、Blu-rayに書き込める
- Blu-rayまたはDVD写真スライドショーを作成できる
- 動画編集機能も搭載している
- 品質損失なしで4Kビデオを再生するための内蔵プレーヤーを提供
- 試用版では5分しか変換できない
- メニューテンプレートのカスタマイズ機能は少ない(背景と音楽の設定のみが可能)
- 出力設定項目が少ない
3. AnyMP4 Blu-ray 作成
AnyMP4 Blu-ray 作成は、MP4、AVI、MKVなど様々な動画ファイルを高画質のBlu-rayディスク・フォルダ・ISOファイルに簡単に書き込めるソフトです。動画をBlu-rayに書き込むだけでなく、ホリデー、ファミリー、トラベル、ウェディングなどのスタイルを含む複数のメニューテンプレートも搭載しており、テーマに合わせたBlu-rayを作成できます
メニューのカスタマイズや字幕・音声トラックの追加、動画編集(カット・エフェクト・ウォーターマーク挿入など)も可能。さらに、GPU加速に対応しており、スムーズかつ高速にBlu-ray作成ができます。
- どんなビデオフォーマットでもBlu-rayに簡単に変換可能
- Blu-rayフォルダーおよびISOファイルにビデオを書き込むことができる
- メニュー設定が簡単に行える
- 高速な書き込み速度
- 標準テレビに対応
- 複数の品質オプションが利用可能
- 機能はいまいちですが、比較的に安価
- 体験版では書き込み機能に制限があり、作成できるディスクにウォーターマークが入る
- ビットレートやエンコード方式など、映像の細かな調整項目が少ない
- Mac版はない
Blu-ray ISOなどを空のブルーレイに書き込む方法
基本機能では対応できない場合もあるため、専用のBlu-ray書き込みソフトを使うことを推奨します。無料のフリーソフトや有料のシェアウェアなど、多くの選択肢がありますが、どれを選ぶか迷うこともよくあります。その中でも、「DVDFab Blu-ray コピー」は高性能で無料でも使えるため、おすすめのソフトの一つです。
- 最新のAACS、BD+、Cinaviaなどのブルーレイコピーガードに対応して、ほとんどの市販やレンタルのブルーレイをコピーできる
- ブルーレイを1:1無劣化でコピー・書き込みできる
- ブルーレイの高画質を維持しながら圧縮できる
- 空のブルーレイ・DVDディスク/ISOファイル/フォルダに出力
- 5つのコピーモードを提供して、さまざまなニーズに対応
DVDFab Blu-ray コピーを使用して、ブルーレイディスクの書き込み方法
「フルディスク」、「メインムービー」、「カスタマイズ」、「結合」と「クローン/ライティング」の5つのコピーモードが利用できます。
- • フルディスク:ブルーレイ全体を丸ごとコピーするか、BD-50をBD-25に圧縮できます。
- • メインムービー:ブルーレイの本編のみをコピーします。タイトル、チャプター、オーディオ、および字幕を自由に選択できます。
- • 結合:複数のBDコンテンツを1つのBDに結合します。
- • カスタマイズ:必要に応じて複数のタイトル/チャプターを選択してコピーできます。
- • クローン/ライティング:品質を落とさずにBDを1:1の比率でクローンできます
読み込みが完了すると、中央にサムネイルや動画などの情報が表示されます。ブルーレイ ISOファイルやフォルダを使用する場合は、中央の「+」マークの部分に直接ファイルをドラッグ&ドロップして追加できます。
「詳細設定」でボリュームラベル、出力などを設定できます。
ISOファイルやフォルダのアイコンをクリックして、出力ディレクトリを指定すれば、ブルーレイをISOファイルやフォルダとしてPCに保存します。
右下の「開始」を押して、ブルーレイ書き込みを開始しましょう。
出力先がBDドライブに設定されている場合、進捗状況が100%に達すると、空のブルーレイディスクをドライブに挿入してください。その後は処理が完了するまでお待ちください。
もっと詳しい操作手順について、下記のビデオを参照してください。
ブルーレイ書き込みに関するよくある質問
A1. パソコンにブルーレイ書き込み機能があるか確認するには、以下の方法があります:
- ドライブの型番を調べる(デバイスマネージャーやPCの取扱説明書で確認)
- 型番をネットで検索して「BD-RE」や「Blu-ray書き込み対応」などと書かれていればOK
A2. 主な原因:
- 書き込み速度(例:2倍速、4倍速など)が低い
- ブルーレイの容量が大きい(HD/4K映像など)
- エンコード処理が入るとさらに時間がかかる
- パソコンの性能や使用するブルーレイ書き込みソフトによって処理時間が異なる
A3. 以下の点を確認してください:
- AVCHD形式やBDMV形式で書き込まれているか確認
- 「データディスク」として書き込んだか確認
- テレビが使用しているディスクの規格(BD-R/BD-RE)に対応しているか
ブルーレイを書き込み、テレビでする場合は、DVDFab Blu-ray 作成などのオーサリング機能付きソフトを使用するのがおすすめです。
まとめ
以上では、ブルーレイ書き込みに必要なもの、ブルーレイ書き込みソフト、よくある質問などについてご紹介しました。
結論から言えば、Blu-ray映画を空のBDにダビングする場合は、DVDFab Blu-ray コピーがおすすめ、MP4のような一般動画をBlu-rayに焼く場合はDVDFabやLeawo、AnyMP4のいずれかを使ってもいい。しかし、Leawo試用版は5分しか変換できない、AnyMP4試用版で作成したブルーレイビデオにロゴが入る、DVDFab Blu-ray 作成は無料体験版でもブルーレイをロゴなしで作成でき、作成する時間に制限がないので、一番おすすめします。