【2023年版】DVD 解像度とDVD解像度を上げる方法を解説する
要約: DVD標準規格より、DVDの画質は制限があります。DVDビデオを大きな画面で再生すると、画質が荒くなります。そのため、DVDの解像度を上げたい方も結構いるでしょう。この記事では、解像度、画面解像度、DVD解像度、Blu-Rayの解像度、DVD解像度を上げる方法について、ご紹介します。
目次
解像度・画面解像度とは?
解像度とは、デジタル画像を構成する個々の格子(ドット、ピクセル)の細かさを表す数値です。単位が「ピクセル・パー・インチ」(ppi:pixel per inch)あるいは「ドット・パー・インチ」(dpi:dot per inch)で、1インチに含まれている「ドット、ピクセル」の密度を表しています。解像度の数値が高いほど、画像を表現する格子は微細になり、文字や画像をより精細で細かい表現が可能となります。
画面解像度(がめんかいぞうど、Display resolution, Screen resolution)は、慣用的にTVやコンピュータ等のディスプレイに表示される総画素数を指します。本来の「解像度」の言葉通り、画面の精細さを指すこともありますが、区別する場合は画素密度、ピクセル密度 (pixel density) と称されます。1920×1080解像度は横方向の画素数が1920ピクセルで、縦方向の画素数が1080ピクセルであることを表示します。
正式名称 |
解像度 |
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SD |
Standard Definition Video(標準解像度テレビ) |
720×480 (480p) |
地上アナログ放送、DVD |
HD |
High Definition Video≒Hi-Vision(高精細度ビデオ/ハイビジョン) |
1280×720 (720p) |
動画配信サービス |
フルHD
|
Full High Definition(フルハイビジョン) |
1920×1080 (1080p) |
地上波デジタル |
2K |
Quadruple HD Wide Quad-HD |
2560×1440 (1440p) |
NHK BSプレミアム、Blu-ray |
4K
|
Ultra High Definition(超高精細) |
4096×2160 3840×2160 (2160p) |
NHK BS4K·BS8K、Netflix·YouTubeで一部対応 |
8K |
8K Ultra High Definition Super High-Vision (超高解像/高精細映像) |
7680×4320 (4320p) |
7680×4320px ★NHK BS4K·BS8K、YouTubeで一部対応 |
DVDの解像度
1. 市販のDVD-Videoの解像度
市販のDVDムービーはMPEG-2圧縮ビデオとオーディオの組み合わせでエンコードされます。映像ビットレートは最大約9.8Mbpsです。DVDの標準解像度(SD)はアスペクト比4:3または16:9の720x480ピクセル(NTSC)、720x576ピクセル(PAL)です。標準解像度の他に、横352×縦480ピクセルと横352×縦288ピクセル(CIF)も許容されています。
2. レコーダーで録画したDVDの解像度
DVDに動画を保存するには、「DVD-Video」で保存する方法と、ハイビジョンに対応した「AVCHD」で保存する方法の2種類があります。「DVD-Video」(TSモード)でビデオをHDDからDVDに保存する際、DVD-Video規格のビットレートが制限されるため、720X480解像度の映像しか記録できません。
それに対して、AVCHDでテレビ番組や放送を1920X1080のハイビジョン画質のままDVDに保存できます。しかし、1枚に30~40分ぐらいしか録画できないのです。またAVCHDで録画したDVDに対応している再生機器も少ないです。
DVDの解像度を上げる方法ーDVDを1080P画質のBlu-rayに変換する
ビットレートとは1秒間あたりに転送または処理されるビット数で、bps(bits per second)という単位を用います。ビットレートは主に、通信や音声、映像などのデータ処理が行われた際に用いられる数値です。数値が高ければ高いほど、1秒間により多くの映像情報を転送でき、画質と音質も良くなります。
DVDのビットレートは、最大9.8Mbpsに決められているため、画質にも限界があります。これに対してハイビジョンの映像を収録できるBlu-rayのビットレートは40Mbpsということで、DVDと比べて約10倍のデーター量をディスクに記録するため、画質も綺麗になります。そして、Blu-Rayの解像度は1080Pなので、720PのDVDより遥かに高いです。
1080P は、画面アスペクト比は16:9、有効垂直解像度1080本かつ、デジタルなら1920×1080ピクセルとの動画を指す略称です。これは、ハイビジョン放送で使われている HDTV の規格で、Blu-Rayの解像度でもあります。ただし、ハイビジョンには下位規格の 720p という方式もあります。これに対して、1080pの規格はフルハイビジョンと呼ばれます。
それで、DVDの画質を上げたい場合、DVDビデオを1080PのBlu-rayに変換するのをお勧めします。以下でDVDFab Enlarger AIを使用して、画質が荒い DVDビデオを高画質(1080P/16:9 解像度 )のBlu-rayに変換する方法をご紹介します。
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DVDFab Enlarger AIは、 AIの深度学習機能を利用して、ビデオ画像を拡大して、細かい部分を修正することで、ビデオの解像度をSD(480P)からフルHD(1080P)に変換することができます。DVDFab Enlarger AIは独立で動作できるソフトではなく、DVDFab DVDブルーレイ変換、DVD リッピング、Blu-rayリッピングまたは動画変換と連携して使用する必要があります。 |
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作環境:
Windows 10/8.1/8/7 (64-bit)
Intel i3以上
4GB RAM以上
HDD空き容量 40GB 以上
3GB以上の利用可能なメモリと計算能力が3.5以上のNVIDIAグラフィックスカード
DVDドライブ
インターネット接続環境
以下はDVDFab Enlarger AIとDVDFab DVDブルーレイ変換を連携して、DVDの画質をSD(480P)からフルHD(1080P)に上げる操作手順です。
ステップ 1.「DVDブルーレイ変換」機能を選択します。
以下のボタンをクリックして、DVDFabの最新版をダウンロードして、PCにインストールしてから、実行します。
上側のオプションバーから「コピー」を選択して、左下における矢印をクリックして、「DVDブルーレイ変換」オプションを選択します。
ステップ 2. DVDビデオを読み込みます。
DVDディスクをドライブに入れると、DVDFabが自動的にDVDコンテンツを読み取ります。ソースがDVDフォルダやISOファイルである場合、それを直接メイン画面の中央にドラッグアンドドロップして追加できます。
ステップ 3. 「Enlarger AI」をチェックします。
DVDビデオを成功に読み込んだ後、タイトルの右にある「Enlarger AI」の左の□にチェックを入れます。
ステップ 4. 出力ビデオを設定します。
レンチのアイコンをクリックして、出力Blu-rayのメニューモード、ボリュームラベル、出力、処理モード、AIモデル、ビデオ画質と再生モードを設定できます。「カスタムメニュー」をクリックして、提供されているメニューテンプレートから1つを選択して、出力Blu-rayのメニューを作成することができます。またAIモデルでは、 Ultra品質かプレミアム品質を選択できます。
ステップ 5.保存先を設定して、変換プロセスを開始します。
下部の「出力先」で出力するビデオの保存先を決めます。「出力先」のドロップダウンメニューからドライブを選択したら、ビデオがBlu-rayディスクに出力されます。isoまたはフォルダのアイコンをクリックして、出力ディレクトリを選択したら、ビデオがisoまたはフォルダに保存されます。
「開始」ボタンをクリックして、480PのDVDをフルHD(1080P)のBlu-rayへの変換プロセスを始めます。
まとめ
以上では、解像度・画面解像度、DVD 解像度とDVDの画質を上げるする方法について解説しました。DVD 解像度が低いですが、多くのデバイス、機器やプレーヤーにサポートされているので、広く使用されています。DVD 解像度を上げたい場合、DVDFab Enlarger AIというソフトでDVDをBlu-rayに変換できます。また動画からDVDを作成する場合、DVD作成 フリーソフトを参考にしてください。