楽天Koboはサービス終了なぜ?使い方・買い方・メリット&デメリットを解説
要約: 楽天Koboは楽天グループが運営する電子書籍サービスです。そんな楽天Koboは「サービス終了」なんて噂されることも。結論からお伝えすると楽天Koboはサービス終了しておらず、将来的にサービス終了する予定もないのですが、なぜそんな噂が立ってしまったのでしょうか?本記事では楽天Kobo終了の噂を解明し、さらにメリットやデメリット、使い方などを解説します。
なぜ?楽天Koboサービスは終了するの?
楽天関連のサービスは数が多く、リリースされたり終了したり買収されたりとややこしいですよね。ここでは、楽天Koboのサービス終了?と言われるようになった背景を探っていきます。
結論 : 楽天Koboはサービス終了していません【2025年現在】
そもそもなぜ楽天Koboはサービス終了と噂されるの?
楽天Koboがサービス終了と噂された背景には、下記のような原因があるようです。
- Google Playストアで配布されている楽天Koboアプリの一部機能が使えなくなったから
- 楽天Rabooという楽天の電子書籍サービスが2011年に終了したから
- 楽天koboイーブックストアの一部サービスが改定となりサービス終了と勘違いされたから
- 楽天のモバイル事業は赤字だから
- 一時的なサービス不具合がありサービス終了と勘違いする人が現れたから
- Kobo Arc 7やKobo Arc 7HD 16GBなど一部リーダーのサポートが終了したから
- Googleのサジェストキーワードに「楽天Kobo サービス終了 なぜ」と出てくるから
大きな原因の一つが、2023年3月にiOS/Android楽天Koboアプリ内での有料電子書籍の新規購入といった一部機能が利用できなくなったことです。これにより「アプリから購入できなくなったのはサービス終了の前触れではないか?」という憶測を呼びました。
また、楽天が過去に電子書籍サービス「楽天Raboo」を終了させていることが、「Koboもいつか終了するのでは?」という不安感につながった可能性があります。ただ、Rabooが終了したのは2011年であり、これも完全に無関係だといえるでしょう。
楽天Koboのメリットとデメリット
楽天Koboは楽天のサービスを利用している方にとってはお得なサービスだといえるでしょう。一方、電子書籍サービス単体で見ると他者との差別化が難しく、メリットを感じづらい一面もあります。
楽天Koboのメリット
- 日本の出版社と提携しており、小説、マンガ、ビジネス書、雑誌など国内書籍が充実
- 無料作品が豊富、人気作品や最新作が期間限定で無料公開されることもある
- 楽天ポイントが貯まる・使える、購入金額の1%がポイント還元(例:1,000円の本で10ポイント)
- 割引セールやクーポン配布があり、紙の本よりお得に読書できるチャンスが多い
- スマホ、PC、専用端末、ブラウザなどの多様なデバイスに対応
- 端末台数の制限なし、シチュエーションに応じて端末を使い分けられる
楽天Koboのデメリット
- アプリ内での電子書籍の購入ができない、購入はスマホもしくはパソコンのブラウザで行う必要がある
- 洋書や海外書籍はやや弱い
- 楽天Koboのデスクトップアプリはかなり使いづらいと評判される
- 楽天Koboを使うには楽天IDが必須なので、楽天会員でない場合はやや面倒に感じる
- 楽天ポイントが貯まるものの、普段から楽天サービスを利用しない方はあまりメリットを感じられない
楽天KoboとKindleの違い
楽天KoboとKindleの比較表
項目 | 楽天Kobo | Kindle(Amazon) |
---|---|---|
運営会社 | 楽天グループ | Amazon(アメリカ) |
専用端末 | Koboシリーズ(防水モデルあり) | Kindleシリーズ(Paperwhite, Oasis など) |
目に優しいE Ink端末 | ◯ | ◯ |
ポイント制度 | 楽天ポイントが貯まる・使える | Amazonポイント(あまり貯まらない) |
セール・キャンペーン | クーポン・ポイント還元セールが豊富 | 月替わりセール・日替わりセールなど豊富 |
マルチデバイス同期 | ◯ | ◯ |
読み放題サービス | なし(※) | Kindle Unlimited(月額980円で読み放題) |
書籍の管理自由度 | 比較的自由(ePub対応、外部ファイル可) | Amazon独自形式。外部ファイルの自由度は低め |
海外書籍(洋書) | 弱め | 強い(原書・洋書が豊富) |
アカウント | 楽天IDが必要 | Amazonアカウントが必要 |
カスタマイズ性 | △(ある程度あり) | △(端末によって制限あり) |
楽天KoboとKindleの違いについて詳しくは知りたいなら、以下の記事をご参照ください。

KindleのDRMを解除する方法
Kindle本のDRMを解除して、さまざまデバイスで楽しむ方法をご紹介します。
- Kindle本のDRMを解除して、EPUB形式に簡単に変換
- 単一の書籍でも全ライブラリでも、変換はわずか数秒で完了
- 内蔵のブラウザでKindleライブラリにアクセスし、変換したい本を直接選択できる
- BookFab AudioBook 作成と連携して、出力ファイルをオーディオブックに変換可能
- 30日間無料体験、無料で3冊を完全に変換できる
楽天Koboの使い方
楽天Koboで電子書籍を購入したり閲覧したりする場合、楽天IDが必要になります。これは、無料の試し読みをする場合も同じですので、あらかじめ楽天IDを用意しておいてください。
楽天Koboで電子書籍を購入する方法
今回はパソコンでの作業を解説します。ブラウザ版楽天Koboであれば、スマホで操作をしても電子書籍を購入できます。
1. 楽天IDでログインする
公式サイトより楽天Koboにログインします。公式サイトは楽天ブックスですが、楽天Koboは楽天ブックスのサービスの一部なので、そのままログインしてください。
2. 購入したい本を買い物かごに入れる
電子書籍を選んで買い物かごに入れましょう。まだ購入は確定していませんので、キャンセルすることもできます。
3. 「ご購入手続き」に進む
内容を確認したら購入手続きに進みましょう。予想獲得ポイントもここで確認できます。
4. パスワードを入力する
本人確認のためにもう一度パスワードを入力します。
5. 注文者情報や支払い方法を確認して「注文を確定する」をクリックする
これで購入手続きは完了です!
楽天Koboで購入した電子書籍を閲覧する方法
楽天Koboの閲覧はアプリ(スマホ/デスクトップ)もしくは楽天Kobo端末より行います。また、一部作品はブラウザでの閲覧が可能です。
1. 楽天Koboのマイライブラリより購入した本を同期する
楽天Koboのマイライブラリより電子書籍を同期してください。「同期する」というオレンジ色のボタンが表示されている=同期されているという意味になります。
2. 楽天Koboアプリを開くと同期した本が表示されるのでダウンロードして閲覧する
楽天Koboはダウンロードしないと閲覧することができません。楽天Koboアプリにコンテンツをダウンロードして、クリックして閲覧しましょう。
楽天Koboに関するQ&A
楽天Koboでは期間限定のクーポンや出版社限定のクーポンなど、さまざまなクーポンを配布しています。また、日替わり半額セールや楽天スーパーセールを利用すると普段よりもお得な値段で電子書籍を購入できるでしょう。時期によっては20%オフクーポンもありますので、配布されているときは必ず利用してください!
楽天お買い物マラソン期間中など、特定の期間にKobo端末のポイントがアップするタイミングは要チェックです。楽天Koboのクーポンページや楽天ブックスのクーポンページで、Kobo端末に使えるクーポンが配布されていることもあります。また、楽天KoboのLINE公式アカウントを友達に追加すると、クーポンがもらえる場合がありますので、必ず確認しましょう。
断言はできませんが、購入金額に応じて20%OFFや25%OFFといった割引率の高いクーポンが定期的に配布されていたものの、最近ではそのような大型割引クーポンの頻度は減っている傾向があるかもしれません。そのため昔から楽天Koboを利用していた方は、クーポンが減ったと感じることが多いようです。
バレる可能性は限りなく低いです。なぜなら、楽天Koboを別の形式に変換する処理はユーザーのパソコン内部で行われるからです。サードパーティ製ソフトを使用した場合、楽天側が個人的な端末の処理まで把握するのは非常に難しいといえるでしょう。
まとめ
今回は楽天Koboサービス終了の真相について解説しました。楽天Koboは大手楽天が2011年より運営する人気電子書籍サービスですので、サービス終了の可能性は限りなく低いといえるでしょう。万が一サービスが終了したとしても、購入した電子書籍はなんらかの形で閲覧できるはずです。