Videoproc Converter AIの無料版の制限や製品版の違い、制限を解消する方法を解説
Videoproc Converterは、シンプルで使いやすいDVD・動画変換ソフトウェアです。ダウンロードと録画機能も備え、AI技術も搭載されています。こんな万能な映像処理ソフトウェアは無料で使えますか?製品版とどんな違いがありますか?今回はVideoproc Converter AIの無料版の制限や有料版との違い、及び無料版の制限を解消するための方法などをご紹介します。
Videoproc Converter AIとは
Videoproc Converter AIは旧名Videoproc Converter、またはVideoproc。最初動画・DVD変換・編集、ダウンロード、録画いくつかの機能が備わっています。今はAIも搭載、AIで動画高画質化やフレーム補間、手ぶれ補正の機能も利用できます。
WindowsとMac環境で動作します。
料金については、年間プランと永久ライセンスのいずれかを選択できます。それぞれ税込みで3780円、5980円(セール価格、原価は8198円)になります。ただし、注意すべきのは、年間プランは3台のパソコンで利用できるが、永久ライセンスは1台のパソコンでしか利用できません。
Videoproc Converter AIの無料版の制限
- Videoproc Converterの機能はほとんど無料体験できます。ただし体験版には制限が設けられています。
- 無料版の制限をまとめてみたら、次のようです。
- 動画・音声の変換・編集は5分間まで
- 詳細設定の高度機能も5分間まで
- 高画質出力や特定のデバイスから大型ビデオの個人化操作
- 動画ダウンロードサイトは50+だけ
- ダウンロード本数は10本まで
- M3U8動画を3本までダウンロードできる
- 画面録画機能に真ん中に大きな透かしがついている
- 録画した動画を別形式への変換は5分間まで
- 無料アップデートできない
- 技術サポートに対応しない
詳細設定機能に5分間制限があるものは以下いくつあります。
- クイックオプション:書き出し形式の品質選択とサイズ推定
- 二つのビットレートモード:自動計算機能
- ビットレート値、ABRおよびVBRの手動設定
- 2パスエンコードの対応
- GOP、Bフレームの変更
Videoproc Converter AIの無料版と有料版の違い
以下、Videoproc Converterの無料版と有料版の違いです。
機能 |
無料版 |
有料版 |
動画変換 |
||
動画・音声変換 |
5分間 |
制限なし |
GoPro, DJI, Canon, Sony, iPhoneから大型ビデオの個人化操作 |
5分間 |
制限なし |
M3U8/MKV; 4K MP4, 4K HEVC, 4K MOVなどへの出力 |
5分間 |
制限なし |
詳細設定 |
5分間 |
制限なし |
動画ダウンロード |
||
対応サイト |
50+ |
1000+ |
ダウンロードできる動画本数 |
10本 |
制限なし |
M3U8動画のダウンロード回数 |
3回まで |
制限なし |
画面録画 |
||
パソコン録画&カメラ録画&PIP&グリーバック |
透かしあり |
透かしなし |
録画した動画を別形式に変換 |
5分間制限 |
制限なし |
他のサービス |
||
ソフトウエアが生涯までの無料更新 |
☓ |
◯ |
24/7の技術サポート対応 |
☓ |
◯ |
Videoproc Converter AIの評判
Videoproc Converter AIは最大の魅力は機能豊富という点でしょう。AI搭載もポイントの一つですが、一番高く評価されているのはDVDリッピングや動画・音声変換、画面録画、動画ダウンロード、映像に関する処理はすべて対応できることです。
ただし、AIで動画処理する時速度が遅かったり、録画機能が使えなかったり、対応サイトが少なかったりという声もあります。
個人的には、Videoproc Converter多は機能が豊富、多少の不具合があるかもしれないが、技術サポートがあるので、結構コスパのよいソフトウエアと思います。
メリット
- DVDリッピングから動画・音声変換、動画ダウンロード、画面録画まですべて対応
- AI技術も搭載している
- 使い方はわかりやすい
- 値段はリーズナブル
- 対応形式が多い
- 高画質で高速で映像を処理する
デメリット
- AIの書き出しが非常に遅い、1秒書き出すのに1分かかる
- 画面録画機能が使えない時がある
- ダウンロード機能にエラーが発生する可能性もある
- 返金ポリシーが厳しい
以下、知恵袋から一部のユーザーの声を掲載します。
Videoproc Converter AIの無料版の制限を解消する方法
Videoproc Converter AIの製品版にアップグレードする
Videoproc Converterの無料版の制限を解消するには製品版を買うのが方法の一つです。公式サイトを訪れ、「購入する」ボタンを押して、料金プランを選んでもう一度「購入する」ボタンを押してクレジットカード情報やメールアドレスなどを入力すればいい。
後でライセンスを受信したらVideoproc Converterに登録すればいい。
Videoproc Converter AIの代わりに別のツールを利用する
Videoproc Converter AIの強みは動画変換にあります。画面録画やダウンロード機能上では改善の余地はあります。ストリーミング動画のDRMを解除して動画をダウンロードする点で一番おすすめのはStreamFabです。
StreamFabは有料・無料動画サイトのほとんどに対応しており、通常の動画はもちろん、DRMがかかったM3U8やMPD技術の動画でもサポートしています。形式については、MP4やMKV形式で保存するので、サイズと画質両方を考慮しています。音源だけを保存したい場合は、MP3形式で保存しても良い。
OTTサービスは最大1080pの画質で動画をダウンロードする事ができます。Youtubeなど無料サイトの動画は最大8kまでサポートします。
また、広告カット、動画言語の選択、字幕だけ保存、一括ダウンロード、公開予定の動画を自動的ダウンロードするなど複数の機能があります。
無料体験サービスを利用して、それぞれのサービスから30日間で動画3本をダウンロードする事ができます。
Videoproc Converter AIとStreamFabを表で比較
以下、Videoproc Converter AI(主に動画保存機能)とStreamFabを表で比較してみます。
Videoproc Converter AI |
StreamFab |
|
対応OS |
Windows、Mac |
Windows、Mac、Android |
機能 |
DVD動画変換・動画ダウンロード・画面録画・AI処理 |
動画ダウンロード |
ダウンロードサイト |
1000+ |
1000+及び45+のOTT |
DL成功率 |
Youtubeダウンロードの成功率が高い、他のは低い |
すべて高い、100%に近い |
OTT動画の保存方式 |
録画 |
ダウンロード |
無料版・無料体験 |
5分間、10本の動画をDL、M3U8は3本、録画動画に透かしあり |
30日間、各サイトから動画をフルで3本、Youtubeダウンロードは永久無料 |
DRMがかかったM3U8技術の動画対応 |
☓ |
◯ |
DRMがかかったMPD技術の動画対応 |
☓ |
◯ |
内蔵のブラウザ |
☓ |
◯ |
永久ライセンスの同時利用デバイス |
1台 |
5台 |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
一言で言えば、Videoprocはワンストップ式の映像処理ソフトウエア、一方、StreamFabは動画ダウンロード専用のソフトウエア。Videoprocの強みはDVDリッピングや動画変換、動画保存機能はおまけみたいなものです。動画ダウンロードを目的とする場合はStreamFabがおすすめです。
StreamFabの使い方
1. StreamFabを無料でダウンロードします。
2.立ち上げ、トップアドレスバーにダウンロードしたい動画のドメイン/URLを入力します。OTTは「VIPサービス」でアイコンをクリックしてサイトを訪れても良い。
3.ダウンロードしたい動画を再生します。数秒の解析後、「XXX Downloader」ウィンドウがポップアップ表示されます。形式や言語、字幕、解像度などを選択して「今ダウンロード」ボタンを押します。
OTT動画はこの窓でスケージュールを設定して公開予定の動画を自動的にダウンロードすることができます。
無料サイトはこの機能を使うには設定で行います。
4.動画のダウンロードが開始されます。左側にある「ダウンロード中」項目で進歩を確認できます。
終わったら、ダウンロード済みの動画を確認できます。右側のフォルダアイコンをクリックしたら保存先が開きます。
以上、StreamFabの使い方です。
まとめ
Videoproc Converter AIは実用的な機能が満載の映像処理ソフトウエア。ほとんどの機能は無料で体験できます。しかし、無料版では制限が多くてほとんど使えません。そこでDVD/動画の変換機能の無料版の制限を解消するには製品版を購入したほうがいい。また、動画保存はVideoprocにとっては得意ではない機能ですので、代わりになるStreamFabオールインワンがおすすめです。