AppleはMacのディスクメディア廃止を早くから行なっており、純正アプリにも搭載されていたライティング機能が廃止されるなど、DVDコピー・リッピングに関してはWindowsよりも厳しい状況に置かれています。しかし、現在でもMacでDVDをリッピングする需要は多く、高性能なリッピングソフトが要求されています。

そこで、今回の記事では、MacでDVDリッピングが利用できる高性能ソフト「MacX DVD Ripper Pro」について、使い方を含めて詳しく解説していきます。

MacでDVDリッピングできる「MacX DVD Ripper Pro」とは

MacX DVD Ripper Pro

MacX DVD Ripper Proは、Digiarty社が販売しているMac向けのDVDリッピングソフトです。DVDのみのリッピングに限定されているものの、ほとんどのコピーガード解除に対応しており、アップデートによって最新のコピーガードを解除することも可能です。

また、スマホ、タブレットなどのデバイス専用のプロファイルを利用することで、初心者でも簡単にDVDのリッピングが可能となっています。

MacX DVD Ripper Proの主な概要

MacX DVD Ripper Pro

公式サイト】: https://www.macxdvd.com/mac-dvd-ripper-pro/index-jp.htm

対応OS】:MacOS10.6以降OS11対応,M1Mac対応;Windows 2000以降(32bit/64bit),Windows10対応

対応言語】:日本語

MacX DVD Ripper Proの機能

  • DVDディスク/フォルダ、ISOイメージファイルからの取り込み
  • CSS、RCE、APS、UOP、容量偽装、Sony ARccOS、RipGuardのコピーガード解除に対応
  • アップデートで最新のコピーガード解除に対応
  • MP4、AVI、MOV、FLVなど320種類以上のビデオ形式・コーデックに対応
  • iPhone、スマホ、タブレット、ゲーム機等のデバイス専用プロファイル(動画形式)
  • GPUアクセラレーション

※DVDのコピーガードを解除してコピー・リッピングするのは、違法行為となってしまう可能性があるので、注意してください。コピーガード解除機能を備えたソフトの購入、保持に関しては問題ありません。

無料版・有料版の違い(価格)

MacX DVD Ripper Proの無料版では、5分以内のリッピング制限があります。そのため、本格的に使用するためには、製品版の購入が必要になります。

●料金とプランの一覧

MacX DVD Ripper 料金とプラン一覧

  • 三ヶ月プラン:3,680円(1台)
  • 永久ライセンス:5,980円(1台)

※30日間の返金保証

MacX DVD Ripper Proの製品版には、3ヶ月間のサブスクリプションと永久ライセンスの2つがあります。永久ライセンス版でも無制限にアップデートが可能なので、常に利用する場合は永久ライセンスがオススメです。また、7,280円のパッケージ版には「MacX Video Converter Pro」と「MacX MediaTrans」も付いてきます。

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現在はイベント価格ですが、通常は価格が変動します。永久版の通常価格は8,202円です。

MacX DVD Ripper Proのメリット・デメリット

メリット デメリット
 

Macでほぼ全てのDVDリッピングが可能

 

無料版ではまともにDVDリッピングできない

 

ほとんどのコピーガードに対応(アップデートで最新のコピーガード対応)

 

Blu-rayディスクのリッピングはできない

 

プロファイルを利用することで、ほぼワンタッチでリッピング

DVDコピーには対応していない(リッピングのみ)

MacX DVD Ripper Proは、DVDリッピングソフトとして非常に優秀ですが、Blu-rayコピーができないことや、DVDのフルコピーに対応していない点が、デメリットとまではいきませんが惜しい部分です。

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DVDFab DVD リッピング
  • 無料版でもにDVDリッピングできる
  • DVDをMP4やMKVなどさまざまな動画や音声フォーマットに変換
  • 約2時間のディスクなら5分ほどで変換でき
  • 各モバイル端末やホームシアターで快適に楽しめる

MacでDVDリッピング「MacX DVD Ripper Pro」の使い方

それでは、実際にMacX DVD Ripper ProをMacにインストールしてみましょう。

MacX DVD Ripper Proのインストール方法

1.公式サイトにアクセスし、アップルマークの「無料ダウンロード」をクリックして、「.dmg」ファイルをダウンロードします。

MacX DVD Ripper Proダウンロード

2.ダウンロードが完了したら、「ダウンロードフォルダ」を開き、「macx-dvd-ripper-pro.dmg」をダブルクリックします。

MacX DVD Ripper Pro

3. 「MacX DVD Ripper Pro」のアイコンを「アプリケーションフォルダ」にドラッグ&ドロップしてコピーします。

MacX DVD Ripper Proをアプリケーションフォルダにドラッグ

Macで「MacX DVD Ripper Pro」をインストールする方法は、以上です。インストールに際し、特別設定や必要なことはありません。

MacX DVD Ripper ProでDVDリッピングを行う方法

インストールが完了したら、起動させDVDリッピングを行なってみましょう。

1.アプリケーションフォルダ、またはlauncherからMacX DVD Ripper Proを起動します。すると、以下のような表示が出るので、「開く」をクリックします。

MacX DVD Ripper Proを起動

2.起動画面が表示されたら、ドライブにリッピングしたいDVDをセットして「ディスク」アイコンをクリックします。

MacX DVD Ripper Proディスクアイコン

3.DVDが認識されると「ディスク選択欄」にディスク名が表示されるので、「OK」をクリックします。

(自動検出にチェックを入れておくと、DVDを入れた際に自動検出します)

※DVDフォルダ、ISOイメージファイルを読み取る場合は、「フォルダ」「イメージ」アイコンをクリックします。

MacX DVD Ripper Pro 入力ソースを選択

4.次に、プロファイル画面が表示されるので、左側のカテゴリからお使いのデバイスに合わせたプロファイルを選び、「完了」をクリックしてください。

※プロファイルに対応デバイスがない場合は、適当なプロファイルを指定して後から変更します。

MacX DVD Ripper Pro 出力形式を指定

5.DVDの読み込みが完了すると、以下のような表示が出るので、リッピングしたいタイトルを指定して「チェック」をつけます。また、チェックをつけたタイトルの欄の「スピーカーマーク」部分をクリックすると音声を選択でき、「テキストマーク」を選ぶと字幕変換が可能です。

DVD読み込みが完了すると、リッピングにチェックをつける

6.タイトル右側にある「編集」をクリックすると、動画編集(字幕、トリミング、クロップ、拡張などの簡易編集が可能)が可能です。編集後は「すべてに適用」をクリックして「完了」をクリックします。

MacX DVD Ripper 簡単編集

7.画面の赤い枠をクリックして、保存形式を設定します。

MacX DVD Ripper出力形式を設定

8.ここでは、ビデオデコーダ、ビットレート、フレームレート、解像度、アスペクト比、オーディオオプションを細かく設定することが可能です。プロファイルが見つからない場合や、任意の設定にしたい場合には、こちらから指定して、「すべてに適応」をクリックし、「OK」をクリックします。

MacX DVD Ripper 出力形式を指定

9.設定を完了したら、画面下の「保存先フォルダ」から保存先を指定します。「ブラウザ」で保存先フォルダの変更が可能です。「開く」でフォルダを開きます。

MacX DVD Ripper 出力先

10.保存先を指定したら、画面右下にある項目にチェックを入れて、「RUN」をクリックします。

  • Intel/AMD/Nvidia:基本的にチェックを入れてください。(GPUアクセラレーション)
  • 高品質エンジンを使用する:画質が向上しますがエンコード時間が伸びます。(お好みで)
  • インターレス解除:動画のインターレスを解除します。(インターレスが有効になっているDVDで利用)
  • 安全モード:突発的なエラーやトラブルが軽減します。(ただし、エンコード時間が伸びます)
  • CPUコア使用:Macのコア数に合わせて設定します。

MacX DVD Ripper DVDリッピングモード

11.「RUN」をクリックすると、リッピングが開始されるので、終了するまで待ちましょう。

※エンコード時間��DVDや設定によって変わります。

MacX DVD Ripper エンコード時間

12.エンコードが完了したら、動画を保存しているフォルダを開き、再生できるか確認してみましょう。

問題なければ、リッピング完了です。

MacX DVD Ripper ProでDVDリッピングできない場合の対処法

MacX DVD Ripper ProでDVDをリッピングできない場合は、以下の理由が考えられます。

  • 対応していないコピーガードがかかったDVD
  • アプリの不具合、Macの誤作動
  • DVDドライブ不良

こうした場合には、以下の方法を試してください。

  • 最新バージョンにアップデートする
  • Macを再起動する
  • DVDドライブを接続し直す、または交換する

MacX DVD Ripper Proは、ほとんどのコピーガード解除に対応しているため、リッピングできない場合のほとんどはMacの誤作動、アプリの不具合などが理由と考えられます。まずは、上記方法を使って解決してみてください。

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上記の問題が解決されない場合は、MacX DVD Ripper Proの代わりにDVDFab DVD Ripperをお勧めします。

MacX DVD Ripper Proの最適な代替DVDリッピングソフト:DVDFab DVD リッピング

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DVDFab DVD リッピング
  • 無料版でもにDVDリッピングできる
  • DVDをMP4やMKVなどさまざまな動画や音声フォーマットに変換
  • 約2時間のディスクなら5分ほどで変換でき
  • 各モバイル端末やホームシアターで快適に楽しめる

MacXに比べて、DVDFabは性能が優れており、操作が簡単で理解しやすく、さらに長時間の無料トライアルをサポートしています。ぜひダウンロードして試してみてください。

DVDFab DVD リッピングの使い方

ステップ1:DVDFabを起動し、DVDソースをロードします。

DVDFab 13を起動し、リッピングオプションを選択します。DVDディスクを光学ドライブに挿入するか、或いは追加ボタンでDVDディスクに移動します。ソースがISOファイルまたはフォルダの場合、ワークスペースにドラッグ&ドロップしてください。

ステップ2:一つのプロファイルを選択し、出力ビデオをカスタマイズします。

「他のプロファイルを選択」をクリックして出力形式を選択します。オーディオトラックと字幕を選択し、ビデオとオーディオのパラメーターを設定するオプションがあります。

ステップ3:無料かつ高速にDVDをリッピングします。

動画をHDDやモバイルデバイスに保存したり、YouTubeにアップロードしたりします。開始ボタンをクリックすると、実際のDVDリッピングプロセスが明確に表示されます。

MacでDVDをリッピングする方法のまとめ

今回の記事では、MacでDVDをリッピングできる「MacX DVD Ripper Pro」の使い方について、詳しく解説させて頂きました。今回の記事をまとめると、以下のようになります。

  • MacでDVDを長期的にリッピングするなら、「MacX DVD Ripper Pro」がオススメ
  • DVDのコピーガード解除機能は有料ソフトにしかない
  • シンプルな操作でスマホやタブレットに対応した動画をリッピングできる

MacでDVDをリッピングできるソフトは少なく、フリーソフトに関しては「ほとんどない」といっても過言ではありません。そんな中で、今回ご紹介したMacX DVD Ripper ProはMacでDVDをリッピングする強力なソフトの一つと言えるでしょう。