MacでDVDをMP4やMKVに取り込んで保存したい場合、最初に確認したいのは「無料でどこまで使えるか」「手元のDVDを読み込めるか」「現在のmacOSやAppleシリコンで動くか」の3点です。自作DVDやコピーガードのないDVDなら無料ソフトで足りる場合がありますが、市販・レンタルDVD、字幕・音声トラックの保持、複数形式への出力まで必要なら、無料体験できる専用ソフトも含めて比較した方が選びやすくなります。

本記事では、2026年9月時点で確認できるMac向けDVDリッピングソフト12本を、無料で使える候補6本と、無料体験できる高機能ソフト6本に分けて紹介します。「無料」には完全無料だけでなく、Beta期間中の利用や機能限定版、アプリ内購入のある製品も含まれるため、対応macOS、Appleシリコン、出力形式、無料範囲を同じ基準で整理しました。

Mac DVDリッピングソフトおすすめ

Mac用DVDリッピングソフトは無料でどこまで使える?

Mac用DVDリッピングソフトは、「無料」と書かれていても、実際には次の4タイプに分かれます。最初にここを確認しておくと、ソフト選びで迷いにくくなります。

【Mac用DVDリッピングソフトの4タイプ】
  • 完全無料ソフト:HandBrake、VLCなど。主に自作DVDやコピーガードのないDVDを動画ファイルへ変換したい場合に向きます。
  • Beta・機能限定で無料:MakeMKV、DVDFab HD Decrypterなど。利用期限、対象DVD、出力画質などに条件があります。
  • 無料体験できる高機能ソフト:DVDFab、MacX、VideoByteなど。購入前に手元のDVDを読み込めるか、出力形式や字幕・音声を確認できます。
  • 旧フリーソフト:MacTheRipper、RipItなど。現行macOSでは第一候補にせず、古いMac環境を維持している場合の参考として考えます。

「無料」と表示されていても、利用条件はソフトごとに違います。完全無料なのか、Betaキーが必要なのか、出力時間・枚数・画質に制限があるのかを先に確認してください。自作DVDをMP4化するだけなら無料ソフトで十分な場合があります。

MacでDVDリッピングソフトを選ぶ前の確認ポイント

  • macOS対応:macOS 26 Tahoeを含む現行環境に対応しているか。
  • Appleシリコン対応:MシリーズMac向けのUniversal BinaryやARM64版、ネイティブ対応が用意されているか。
  • DVDの種類:自作DVDか、市販・レンタルDVDか。
  • 出力形式:Mac、iPhone、iPad、Apple TVで再生しやすいMP4/M4Vに変換できるか。
  • コピーガード:CSS、リージョンコード、UOPsなどに対応しているか。
  • 無料版の制限:5分制限、枚数制限、画質制限、出力形式制限がないか。

無料で使えるMac DVDリッピングフリーソフト6選

まず料金をかけずに試したい場合は、完全無料ソフト、Beta版、機能限定版から確認します。ここで紹介する6本はすべて同じ条件で無料という意味ではありません。特にMakeMKVのBeta利用、DVDFab HD Decrypterの対象ディスク・画質制限、旧ソフトの対応macOSは分けて考えてください。

1. HandBrake

基本情報
  • 料金・制限:無料
  • 対応OS:Windows / macOS / Linux(macOS 26 Tahoe対応)
  • 主な出力形式:MP4、MKV、WebM
  • コピーガード対応:標準では非対応
  • 向いている人:自作DVDやコピーガードなしDVDをMP4に変換したい人

HandBrake

価格:無料
Mac対応:macOS 14 Sonoma / 15 Sequoia / 26 Tahoeをサポート。Universal BinaryでIntel MacとApple Silicon Macに対応
対応コピーガード:標準では非対応
入力:コピーガードのないDVDディスク、DVDフォルダ、ISOなど
出力:MP4、MKV、WebM

HandBrake(ハンドブレイク)は、コピーガードのないDVDをMP4やMKVへ変換したい場合に使いやすい定番のオープンソースソフトです。2026年9月時点ではmacOS 26 Tahoeをサポートし、Intel MacとApple Silicon Macの両方で利用できます。プリセットを選ぶだけでも変換でき、必要ならコーデック、ビットレート、解像度、字幕などを細かく調整できます。

メリット
  • macOS 26 Tahoeに対応し、Intel / Apple Siliconの両方で利用できる
  • タイトル内の特定チャプターのみを抽出して、リッピングする機能やビデオフィルタ、字幕合成、動画のサイズや縦横比などを自由にカスタマイズする機能が付いている
デメリット
  • DVDから音声だけを単独ファイルとして書き出す用途には向かない
  • 再エンコードするため、設定やMacの性能によって処理時間が長くなる
  • 市販・レンタルDVDなどコピーガード付きディスクは標準では読み込めない

2. MakeMKV

基本情報
  • 料金・制限:Beta版 / 一時キーで利用(条件は更新あり)
  • 対応OS:Windows / macOS / Linux(Mac版はx64 / ARM64)
  • 主な出力形式:MKV
  • コピーガード対応:暗号化DVD/Blu-rayの読み込みに対応(ディスクにより差あり)
  • 向いている人:画質を保ってMKVで保存したい人

MakeMKV

2026年9月時点の配布版:MakeMKV 1.18.4
Mac対応:x64 / ARM64、Mac OS X 10.7以降
利用条件:Beta期間中は一時キーで利用可能。キーの期限や配布状況は公式サイトで要確認
入力:DVD、Blu-ray、ISOなど
出力:MKV

MakeMKVは、DVDやBlu-rayの映像・音声・字幕を再エンコードせず、MKVコンテナへまとめて保存したい人向けです。Mac版はx64とARM64の両方が配布されているためApple Siliconでも利用できます。ただし、Beta版の一時キーには期限があり、継続利用時は最新キーやライセンス状況を確認する必要があります。

メリット
  • Windows、macOS、Linuxなど、複数のプラットフォームで利用可能
  • Beta期間中は一時キーで利用できる
  • 直感的で使いやすい
デメリット
  • MKV出力形式のみを提供
  • 対応できるディスクや保護方式はソースによって差がある
  • わずかな圧縮しか行われないため、出力ファイルのサイズが非常に大きくなる可能性がある

3. VLC

基本情報
  • 料金・制限:無料
  • 対応OS:Windows / macOS / Linux
  • 主な出力形式:MP4、AVI、MKV、MP3など
  • コピーガード対応:非対応
  • 向いている人:再生ソフトで簡単な変換も試したい人

VLC

価格:無料
対応OS:Windows / macOS / Linux(Mac版はIntel、Apple Silicon、Universal Binaryを提供)
日本語対応:
対応コピーガード:
入力形式:DVDディスク/ISO/フォルダ
出力形式:AVI、MP4、MKV、WMV、MP3、AAC、FLAC など

VLCは無料のメディアプレーヤーですが、メディア変換機能を使ってコピーガードのないDVDを動画ファイルへ書き出すこともできます。2026年9月時点のMac版はIntel、Apple Silicon、Universal Binaryが用意されています。DVDリッピング専用ソフトではないため、まず自作DVDを簡単に変換してみたい場合の補助的な選択肢です。

メリット
  • 再生ソフトと簡易的なメディア変換を1本で使える
  • 多数のフォーマットに対応している
  • 無料で利用できる
デメリット
  • 操作に慣れるのに時間がかかる可能性がある
  • 特に初心者にとってはインターフェースがやや難解に感じられる
  • 専用リッピングソフトよりタイトル・字幕・音声の選択が分かりにくい

4. DVDFab HD Decrypter

基本情報
  • 料金・制限:無料
  • 対応OS:Windows / macOS(現行Mac版はmacOS 12以降)
  • 主な出力形式:MP4、MKV、ISO、フォルダ
  • コピーガード対応:一部対応
  • 向いている人:無料でDVDFabの基本機能を使いたい人

DVDFab HD Decrypter

価格:永久無料(機能限定)
Mac対応:macOS 12以降
対象:主に発売から1年以上経過したDVD / Blu-ray。新しいディスクは対応範囲外になる場合あり
動画出力:MP4 / MKV(480pまで)
そのほか:ISO / フォルダ保存にも対応

DVDFab HD Decrypterは、DVDFabの無料体験終了後も使える機能限定版です。MacではDVDやBlu-rayをMP4 / MKVへ変換でき、対応範囲内ではISOやフォルダ保存も選べます。無料で継続利用できる一方、現行の有料DVDリッピングとは対象ディスクと出力条件が異なります。

2026年9月時点では、主な対象は発売から1年以上経過したディスクで、MP4 / MKVへの無料出力は480pまでです。「DVDFabを完全無料で使える」というより、対象DVDと出力条件を絞った無料版と考える方が正確です。新しいDVDや高画質・多形式出力が必要な場合は、DVDリッピング for Macとの違いを確認してください。

メリット
  • 機能限定ながら永久無料で使える
  • Mac向けのDVDリッピングソフトとして、DVDをMP4やMKVにリッピングできる
  • 対応範囲内でISO / フォルダ保存も選べる
  • 発売から1年以上経過したディスクを中心に一部の保護へ対応
デメリット
  • 新しいDVD / Blu-rayは対応範囲外になる場合がある
  • 動画ファイルとしての無料出力はMP4 / MKVが中心
  • 出力動画の解像度は480Pに制限されている

5. MacTheRipper

基本情報
  • 料金・制限:旧フリーソフト / 開発終了
  • 対応OS:古いmacOS向け
  • 主な出力形式:ISO、VOBなど
  • コピーガード対応:古いCSSなど一部
  • 向いている人:古いMac OS X環境を維持している人の参考用

MacTheRipper

位置づけ:旧Mac OS X向けのDVD抽出ソフト
対応環境:Mac OS X 10.5~10.6世代を中心とした旧環境
入力:DVDディスク
主な保存:VOBなどDVDデータの抽出

MacTheRipperは、旧Mac OS X時代にDVDデータの抽出用途で利用されていたソフトです。現在は開発が終了しており、現行macOSやApple Silicon向けの公式な更新を期待できません。古いMac環境を維持している場合の参考情報として残し、2026年に新しく導入する候補とは分けて考えるのが安全です。

メリット

軽量な旧Mac環境でDVDデータを抽出する用途では参考になります。

デメリット
  • 現行macOSやApple Silicon向けの更新がなく、現在のMacでは第一候補にしにくい
  • フリー版の開発は終了しており、現行macOSやApple Siliconでの利用は推奨しにくい

6. RipIt for Mac

基本情報
  • 料金・制限:旧ソフト / 過去に無料利用範囲あり
  • 対応OS:古いmacOS向け
  • 主な出力形式:MP4、ISO、DVDフォルダなど
  • コピーガード対応:一部対応
  • 向いている人:旧Mac環境で過去のソフトを参照したい人

RipIt for Mac

位置づけ:旧Mac向けのDVD保存ソフト
対応環境:古いMac OS Xを前提とした製品。現行macOSでの利用は推奨しにくい
入力:DVDディスク
出力:旧版のRip / Compress機能を中心としたDVD保存

RipItは、かつてMacでDVDを取り込む用途に使われていた旧ソフトです。シンプルな操作でディスク全体を保存する「Rip」と圧縮する「Compress」が特徴でしたが、現行macOSやApple Silicon向けの第一候補ではありません。2026年に新しく導入するより、現在も利用できるMac向けソフトを優先した方が安全です。

メリット
  • 使い方が非常に簡単で、初心者でも手軽にDVDリッピングが可能
  • 旧環境では操作手順がシンプル
デメリット
  • Blu-rayには対応しない
  • 現行macOS / Apple Siliconでの互換性を期待しにくい
  • 開発・配布状況が現在のMac向けソフトほど明確ではない

無料体験できる高機能Mac DVDリッピングソフト6選

市販・レンタルDVD、コピーガード付きDVD、字幕・音声トラックの保持、高速変換を重視する場合は、高機能ソフトの無料体験版で実際のディスクを読み込めるか確認しましょう。ここではMacで使える代表的な高機能ソフトを紹介します。

1. DVDFab DVDリッピング for Mac

基本情報
  • 料金・制限:30日間無料体験(DVD 3枚まで) / 有料版あり
  • 対応OS:macOS 12以降 / Intel・Apple Silicon
  • 主な出力形式:MP4、MKV、MOV、MP3など1000以上
  • コピーガード対応:主要なDVD保護技術に幅広く対応
  • 向いている人:市販・レンタルDVDを高画質で安定して変換したい人
DVDFab DVDリッピング for Mac
  • 市販・レンタルDVDの読み込みに強い
  • DVDをMP4、MKV、MOV、MP3など1000以上の形式に変換
  • Apple、Android、ゲーム機などのデバイス向けプリセットに対応
  • 字幕、音声トラック、チャプターを選択して保存可能
  • GPU加速とバッチ処理に対応

DVDFab DVDリッピング for Macは、市販DVDやレンタルDVDをMP4/MKVなどの動画形式に変換したい人向けの高機能DVDリッピングソフトです。主要なDVD保護技術への対応をうたっており、コピーガード付きDVD、複数音声、字幕、チャプターを含むDVDでも、出力形式や保存先を選びながらリッピングできます。

完全無料ソフトと比べると継続利用は有料ですが、30日間・DVD 3枚まで製品機能を試せます。現行Mac版の必要環境はmacOS 12以降で、IntelとApple Siliconの両方に対応しています。無料ソフトで読み込みや字幕・音声設定に不足を感じた場合に、手元のDVDで動作を確認してから判断しやすい製品です。

第三者レビューで見られる評価

筆者
筆者
第三者レビューでは、操作の分かりやすさや機能の多さを評価する声がある一方、製品数が多く最初は違いが分かりにくいという意見も見られます。購入前は無料体験で、必要なDVDリッピング機能だけを確認するのが分かりやすいでしょう。
DVDFab DVDリッピング for Mac 評価
DVDFab DVDリッピング for Mac 口コミDVDFab DVDリッピング for Mac 口コミ2

DVDFab DVDリッピング for Macのメリット・デメリット

メリット
  • 市販・レンタルDVDの読み込みに強い
  • 1000以上の動画・音声形式に出力可能
  • 字幕、音声、チャプター、画質設定を細かく選べる
  • GPU加速とバッチ処理に対応し、複数DVDの変換にも向いている
  • Mac、iPhone、iPad、Apple TV向けのプリセットを選びやすい
デメリット
  • 無料体験後にすべての機能を使い続けるには有料版が必要
  • 機能が多いため、完全無料ソフトより設定項目は多い

2. MacX DVD Ripper Pro

基本情報
  • 料金・制限:無料体験版は5分制限
  • 対応OS:macOS 10.13以降 / Apple Siliconネイティブ対応
  • 主な出力形式:MP4、MOV、M4Vなど
  • コピーガード対応:CSS、リージョンコード、ARccOSなど一部
  • 向いている人:Mac専用の高速リッピングソフトを試したい人

MacX DVD Ripper ProのMac版画面

MacX DVD Ripper ProはMac向けのDVDリッピング専用ソフトです。2026年6月公開の6.9.0ではApple Siliconネイティブ対応が追加され、macOS 10.13以降で利用できます。MP4、MOV、MKVなどへの変換に加えて、DVDの種類に応じた読み込み機能やハードウェアアクセラレーションを備えています。

MacX DVD Ripper Proのメリット・デメリット

メリット
  • インストールおよび操作が簡単で、初心者に適している
  • 動画の簡単な編集(トリミング、クロッピング、マージ、追加字幕など)が可能
  • メタ情報の編集ができる
  • 動画のプレビューとスクリーンショットが可能
  • 2026年6月の6.9.0でApple Siliconネイティブ対応が追加された
  • ハードウェアアクセラレーションに対応している
  • インターレース解除機能があり、画質を向上させられる
デメリット
  • 無料体験では各DVDの先頭5分までという制限がある
  • 1ライセンスは1台のMac向け
  • Blu-rayリッピングには対応しない

3. VideoByte BD-DVDリッピング for Mac

基本情報
  • 料金・制限:無料体験版は5分制限
  • 対応OS:Mac OS X 10.7以降(macOS 26 Tahoeを含む)
  • 主な出力形式:MP4、AVI、MP3、MKVなど300以上
  • コピーガード対応:CSS、CPRM、UOPsなど一部
  • 向いている人:DVDとBlu-rayをまとめて変換したい人

VideoByte BD-DVDリッピング for Mac

VideoByte BD-DVDリッピングは、DVDとBlu-rayを1本で扱いたいMacユーザー向けの製品です。公式の動作環境はMac OS X 10.7以降で、macOS 26 Tahoeも対象に含まれています。動画・音声形式への変換に加え、DVDではISOやフォルダ出力も選べますが、Mac版とWindows版では一部機能が異なります。

第三者レビューで見られる評価

筆者
筆者
第三者レビューでは操作の分かりやすさを評価する声がある一方、サポートや返金対応に関する不満も見られます。評価点は変動するため固定スコアでは比べず、Mac版の試用制限と必要機能を確認して判断する方が確実です。
VideoByte BD-DVDリッピングの第三者レビュー
VideoByte BD-DVDリッピングのユーザー評価VideoByte BD-DVDリッピングのレビュー例

VideoByte BD-DVDリッピング for Macのメリット・デメリット

メリット
  • DVDだけでなく、Blu-rayにも対応している
  • MP4、AVI、MP3、MKVなど300種類以上の出力ファイル形式
  • 機能がシンプルで使いやすい
  • 初心者でも利用しやすい
デメリット
  • Mac版とWindows版で一部の出力・機能仕様が異なる
  • 5分超の動画は試用版で先頭5分まで、5分以下は半分までという制限がある
  • Mac版ではBlu-rayをISOへ出力する機能に対応していない
  • DVDだけを扱う人にはBlu-ray機能が不要になる場合がある

4. 4Videosoft DVD リッピング

基本情報
  • 料金・制限:無料体験版は5分制限
  • 対応OS:macOS 10.12以降(macOS 26 Tahoeを含む)
  • 主な出力形式:MP4、MOV、MKV、MP3など
  • コピーガード対応:CSS、RC、APS、UOPsなど一部
  • 向いている人:編集機能付きのDVD変換ソフトを試したい人

4Videosoft DVD リッピング

4Videosoft DVD リッピングは、市販、レンタル、自作のDVDを高品質でリッピングし、MP4、MKV、MOV、MP3、WAVなどの動画・音声形式に変換できるMac向けのDVDリッピングソフトウェアです。

DVDディスク、DVDフォルダ、ISOイメージを読み込み、MP4、MKV、MOVなどへ変換できます。トリミング、クロップ、回転、字幕追加などの編集機能も備えています。公式仕様ではmacOS 10.12以降、macOS 26 Tahoeまで対応が案内されていますが、Apple Siliconのネイティブ対応については製品ページの表記を購入前に確認した方がよいでしょう。

第三者レビューで見られる評価

筆者
筆者
第三者レビューの件数は多くありません。ソフト選びではレビューの印象より、Mac版の対応OS、試用制限、必要な出力形式を優先して確認する方が判断しやすいでしょう。

4Videosoft DVD リッピングの第三者評価

出典:softonic.jp

4Videosoft DVD リッピングのメリット・デメリット

メリット
  • 一部のDVDコピーガードに対応している
  • 500以上の動画・音声形式に対応しており、幅広いデバイスで再生可能
  • DVDのリッピングだけでなく、動画圧縮、2Dから3Dへの変換など多彩な機能を備えている
  • 操作が簡単で、操作中に手順が表示されるため初心者でも使いやすい
  • 基本的な編集機能を備えている
デメリット
  • 最新の強力なコピーガードに弱い場合がある
  • 無料体験版では先頭5分までの出力制限があり、DVD全編を確認するには有料版が必要
  • 高度な編集を目的とするソフトではない
  • Apple Siliconのネイティブ対応は公式仕様の表記を確認したい
  • Blu-rayリッピングは別製品になる

5. iSuper DVDリッピング

基本情報
  • 料金・制限:Mac App Storeで無料 / アプリ内購入あり
  • 対応OS:macOS 10.10以降 / Macのみ
  • 主な出力形式:MP4、MOV、AVIなど
  • コピーガード対応:非対応
  • 向いている人:コピーガードなしDVDを手軽に変換したい人

iSuper DVDリッピング

iSuper DVDリッピングはMac App Storeから入手できるMac専用アプリです。ストアの公式説明では家庭作DVDを対象に、MP4、MOV、MKV、AVI、M4Vなどへの変換や音声抽出に対応しています。アプリ自体は無料ですが、フルフォーマット、音声・字幕など一部機能はアプリ内購入です。

トリミング、クロップ、結合などの簡単な編集やプレビューにも対応しています。一方、App StoreのレビューにはDVDを読み込めなかったという報告もあります。市販・レンタルDVD向けのコピーガード対応ソフトとしてではなく、自作DVDを手軽に動画化したい場合の候補として考えるのが分かりやすいです。

Mac App Storeで見られる評価

筆者
筆者
Mac App Storeには、長尺の自作DVDをMP4へ変換できたという評価がある一方、「DVDフォルダが無効」と表示され読み込めなかったという報告もあります。ディスクとの相性があるため、まず自作DVDで読み込みを確認するのがよいでしょう。

iSuper DVDリッピングのMac App Storeレビュー

出典:Mac App Store

iSuper DVDリッピングのメリット・デメリット

メリット
  • Mac App Storeから無料で入手できる
  • ユーザーインターフェースがシンプルで使いやすく、操作も簡単
  • 家庭作DVDをMP4、MOV、MKVなどへ変換できる
  • トリム、クロップ、結合などの基本編集がある
  • 音声抽出にも対応する
デメリット
  • 市販やレンタルDVDに対応しない
  • フルフォーマット、音声・字幕など一部機能はアプリ内購入
  • App Storeレビューにはディスクを読み込めない報告もある
  • 市販・レンタルDVD向けのコピーガード対応ソフトではない

6. Cisdem VideoPaw(旧Cisdem Video Converter)

基本情報
  • 料金・制限:無料体験あり(5分制限) / 有料
  • 対応OS:macOS 10.15 - 26 Tahoe / Intel・Apple Silicon
  • 主な出力形式:MP4、MKV、MOVなど1000以上
  • コピーガード対応:DVD / Blu-rayの暗号化ディスクに対応を案内
  • 向いている人:DVD変換と動画変換・編集をまとめて行いたい人

Cisdem VideoPaw(旧Cisdem Video Converter)

Cisdem Video Converterは2025年12月にCisdem VideoPawへ名称変更されました。現在は動画・音声変換、DVD / Blu-rayリッピング、動画ダウンロード、録画などをまとめたMac向けオールインワン製品として提供されています。

現行Mac版はmacOS 10.15からmacOS 26 Tahoeまでを案内し、IntelとApple Siliconの両方に対応しています。DVD / Blu-rayをMP4、MKV、MOVなどへ変換でき、字幕・音声の保持や基本編集も可能です。無料体験では5分を超えるファイルは先頭5分まで、5分未満は半分までという制限があります。

現行製品を選ぶときの確認点

筆者
筆者
旧名称「Cisdem Video Converter」のレビューや画面情報が検索結果に残っていますが、現行製品名はVideoPawです。古いレビューを見る場合は、現在の機能・画面・ライセンス条件と同じとは限らない点に注意してください。

Cisdem VideoPawのユーザー評価

出典:Yahoo

Cisdem VideoPawのMac向けレビュー

出典:Mac App Store

Cisdem VideoPawのメリット・デメリット

メリット
  • 出力する動画のフレームレート、解像度、ビットレートなどを調整する
  • トリミングやクロップ、エフェクト追加などの編集機能を搭載
  • DVD/ブルーレイ変換、動画ダウンロード、動画変換、動画編集を一つに集約している
  • 複数ファイルの一括変換に対応している
  • 解析とDVDリッピングの速度が速い
  • インターフェースがシンプルで操作しやすく、初心者に優しい
デメリット
  • 無料版で機能は限られており、5分しかリッピングできない
  • ソフト内にカスタマーサポートへの連絡ボタンがない
  • DVDリッピングだけが目的なら機能が多く感じられる
  • 旧名称のレビューや解説は現行UIと異なる場合がある

Mac DVDリッピングソフト12本の比較一覧

12本を「無料範囲」「現行Macへの対応」「市販・レンタルDVDの扱い」「主な出力形式」でまとめました。MacでDVDをリッピングする場合は、ソフト名よりも、手元のDVDとMac環境に合うかを先に確認すると選びやすくなります。

ソフト名無料範囲現行Mac対応市販・レンタルDVD主な出力向いている人
HandBrake完全無料macOS 26 / Apple Silicon ○標準では非対応MP4 / MKV / WebM自作DVDを無料でMP4化したい
MakeMKVBeta版 / 一時キーx64 / ARM64対応対応範囲ありMKV再エンコードせず字幕・音声をまとめて残したい
VLC完全無料Intel / Apple Silicon ○非対応MP4など自作DVDの簡易変換も試したい
DVDFab HD Decrypter永久無料・機能限定macOS 12以降発売から1年以上のディスクが中心MP4 / MKV(480p)/ ISO / フォルダ無料範囲で旧作DVDを試したい
MacTheRipper旧フリーソフト現行macOSは非推奨旧世代のみISO / VOBなど古いMac環境の参考
RipIt for Mac旧ソフト現行macOSは非推奨旧世代向け旧版のRip / Compress古いMac環境の参考
DVDFab DVDリッピング for Mac30日 / DVD 3枚までmacOS 12以降 / Apple Silicon ○対応範囲が広いMP4 / MKV / MOV / MP3など1000以上市販DVD・字幕・音声・多形式をまとめて確認したい
MacX DVD Ripper Pro各DVDの先頭5分macOS 10.13以降 / Apple Siliconネイティブ対応範囲ありMP4 / MOV / MKVなどMac専用リッピングソフトを使いたい
VideoByte BD-DVDリッピング5分超は先頭5分などmacOS 26 Tahoeを含む対応範囲ありMP4 / MKV / AVI / MOVなどDVDとBlu-rayを1本で扱いたい
4Videosoft DVD リッピング無料体験ありmacOS 10.12以降 / Tahoe 26対応範囲ありMP4 / MKV / MOVなどDVD変換と簡単な編集をまとめたい
iSuper DVDリッピング無料 / アプリ内購入macOS 10.10以降 / Mac App Store家庭作DVD向けMP4 / MOV / MKVなどApp Storeから自作DVD用アプリを入れたい
Cisdem VideoPaw5分制限の無料体験macOS 10.15 - 26 / Apple Silicon ○対応を案内MP4 / MKV / MOVなど1000以上DVD以外の動画変換・編集もまとめたい

MacでDVDをリッピングする方法

ここでは、DVDFab DVDリッピング for Macを例に、DVDをMacへ取り込み、MP4やMKVなどの動画ファイルとして保存する流れを4ステップで紹介します。DVDディスクを使う場合は、先にMacで外付けDVDドライブが認識されていることを確認してください。

Step1
DVDFabを起動して左側の「リッピング」を開き、DVDをドライブにセットします。ISOイメージやDVDフォルダを使う場合は、画面へドラッグ&ドロップして読み込めます。

DVDFab DVDリッピング for MacでDVDを読み込む画面

Step2
DVDの解析が終わったら、タイトル右側のプロファイル欄を開いて出力形式を選びます。MacやiPhoneで再生しやすさを優先するならMP4、複数の音声や字幕をまとめて残したい場合はMKVなど、再生先に合わせて決めてください。

DVDFab DVDリッピング for Macの出力プロファイルを開く画面

DVDFab DVDリッピング for MacでMP4やMKVの出力形式を選ぶ画面

Step3
変換する本編タイトル、チャプター、音声、字幕を確認します。画質やファイルサイズを調整したい場合は「詳細設定」、不要部分のカットやクロップなどが必要な場合は「動画編集」を開きます。特に調整が必要なければ、標準設定のまま進めてもかまいません。

DVDFab DVDリッピング for Macでタイトルと音声・字幕を選択する画面

DVDFab DVDリッピング for Macの詳細設定画面

DVDFab DVDリッピング for Macの動画編集画面

Step4
画面下部で保存先を指定し、「開始」をクリックします。処理が終わったら出力フォルダを開き、映像だけでなく音声と字幕も意図した内容になっているか再生して確認してください。

DVDFab DVDリッピング for Macで保存先を指定して変換を開始する画面

DVDFab DVDリッピング for Macの変換完了画面

MacでDVDリッピングできない原因と対処法

MacでDVDを取り込めない場合は、リッピングソフトだけでなく、外付けドライブ、Apple Siliconとの互換性、ディスクの種類、保存先を順番に切り分けると原因を探しやすくなります。

よくある原因と確認ポイント
  • FinderやディスクユーティリティにもDVDが出ない:まず外付けDVDドライブ側の問題を疑います。USBハブを外し、Mac本体へ直接接続して別のDVDでも認識するか確認してください。
  • MacではDVDを認識するのにソフトにタイトルが出ない:ディスク構造やソフトの対応範囲が原因の場合があります。ソフトを最新版にし、別の自作DVDで読み込めるかを比べます。
  • Apple Silicon Macでアプリが起動しない:Intel専用の旧ソフトでは正常に動かない場合があります。Universal Binary、ARM64、Apple Siliconネイティブ対応の有無を確認してください。
  • 市販・レンタルDVDだけ読み込めない:コピーガードやリージョン設定などが関係する場合があります。ソフトの対応範囲と利用条件を確認し、自作DVDと同じ条件で考えないことが大切です。
  • 保存時に4GB付近で失敗する:保存先がFAT32形式の場合、4GBを超えるファイルを書き込めません。exFAT、APFS、Mac内蔵ストレージなど別の保存先を試します。
  • 音声・字幕が違う:変換開始前に音声トラックと字幕を選び直します。複数言語をまとめて残したい場合は、MKV出力が使いやすいことがあります。
  • 変換が極端に遅い:H.265など重いエンコード設定を使っていないか、ハードウェアアクセラレーションが有効か、保存先ストレージの空き容量が十分かを確認してください。

Mac DVDリッピングに関するよくある質問

Q1. MacでDVDをリッピングするのは違法ですか?

DVDリッピングの扱いは国や地域の法律によって異なります。一般に、コピーガードなど技術的保護手段を回避してDVDを複製・変換する行為は法的リスクがあります。また、リッピングしたデータを第三者へ共有、販売、アップロードする行為は避けてください。本記事は技術的な比較を目的としており、違法な複製や配布を推奨するものではありません。

Q2. 完全無料ソフトだけで市販DVDをリッピングできますか?

自作DVDやコピーガードのないDVDなら、HandBrakeやVLCなどの無料ソフトで変換できる場合があります。一方、市販・レンタルDVDはディスクの保護方式やソフトの対応範囲によって読み込めないことがあるため、無料ソフトだけで安定して処理できるとは限りません。

Q3. DVDリッピングとDVDコピーの違いは?

DVDリッピングは、DVD内の映像をMP4、MKV、MOVなどの動画ファイルに変換する作業です。iPhone、iPad、Mac、Apple TVで再生したい場合に向いています。DVDコピーは、DVD構造をISOファイルやVIDEO_TSフォルダとして保存したり、別のディスクに複製したりする作業で、メニューや特典映像を含めて残したい場合に向いています。

Q4. MacでDVDをMP4に変換するおすすめ設定は?

Mac、iPhone、iPad、Apple TVで再生しやすい形式にしたい場合は、動画形式をMP4またはM4V、コーデックをH.264、音声をAACにするのが無難です。古いMacでも再生しやすく、ファイルサイズと画質のバランスも取りやすくなります。

Q5. 市販・レンタルDVDをMacに取り込むときの注意点は?

市販・レンタルDVDにはコピーガードなどの技術的保護手段が使われていることがあります。ソフトが技術的に読み込めるかだけでなく、利用する地域の法律、ディスクの利用条件、権利者の許諾範囲も確認してください。

Q6. Apple Silicon搭載MacでもDVDをリッピングできますか?

できますが、ソフトごとに対応状況が違います。HandBrake、VLC、MacX DVD Ripper Pro、DVDFab DVDリッピング、Cisdem VideoPawなどはApple Siliconへの対応を確認しやすい一方、MacTheRipperやRipItのような旧ソフトは現行Macの候補にしない方が安全です。

まとめ

MacでDVDを無料でリッピングしたい場合、コピーガードのない自作DVDならHandBrakeやVLCが分かりやすい候補です。MKVでそのまま保存したいならMakeMKV、機能限定でもDVDFabを無料で使い続けたいならHD Decrypterというように、「無料」の条件と必要な出力形式を分けて選びましょう。

現行macOS、Apple Silicon、字幕・音声トラック、多形式出力まで重視する場合は、DVDFab DVDリッピング for Macなどの無料体験で手元のDVDとMac環境を確認してから選ぶと失敗を減らせます。市販・レンタルDVDは自作DVDと同じ条件で扱わず、ソフトの対応範囲と利用上のルールを確認してください。