SBS 3Dは、左右の目用映像を1つの画面に横並びで収める3D形式です。立体視にはSBS表示に対応した機器と再生アプリが必要で、Full SBSとHalf SBSでは片目あたりの横解像度が異なります。

再生時は、機器やアプリでSBSモードを選び、動画の解像度と映像コーデックが対応範囲内か確認します。保存形式を変えたい場合は、3D Blu-rayからSBS動画またはSBS形式のディスク構造へ変換できます。

3D SBSとは?サイドバイサイドの仕組みと変換方法を解説

SBS 3Dとは?SBS形式の基礎

SBS 3D(Side-by-Side 3D)は、左右の目用映像を横並びに配置した3D映像形式です。

1つの画面を左右に分割し、それぞれ異なる視差映像を表示することで、立体的な奥行き感を再現します。SBS形式はネット配信や動画ファイルで使われ、Blu-ray 3Dの映像を変換して扱うこともできます。立体視には、SBS表示に対応した機器と再生アプリが必要です。

sbs vr

SBS 3Dの仕組み

片目1920×1080の映像を使う場合、Full SBSは全体3840×1080、片目1920×1080です。Half SBSは全体1920×1080、片目960×1080となり、横方向の解像度が半分になります。

方式映像全体の解像度片目の解像度横方向の扱い
Full SBS3840×10801920×1080元の横幅を保持
Half SBS1920×1080960×1080横幅を半分に縮小

この数値は1080pの左右映像を使う場合の例です。対応機器や再生アプリは左右の映像を分離し、それぞれの目に合うように表示します。片目の細部を優先する場合はFull SBS、横幅1920画素の入力を使う場合はHalf SBSを検討し、再生機器が対応する方式を選ぶことがポイントです。

SBS 3D・SBS形式のメリット

  • 対応機器の選択肢がある

SBS映像を立体視するには、SBS表示に対応した機器と再生アプリを使います。再生する動画の解像度と映像コーデックも、機器・アプリの対応範囲に合わせます。VR・ARグラスでは、接続機器と再生アプリの3D設定も確認してください。

  • データ容量を抑えやすい

Half SBSは左右映像の横幅を縮小して1フレームに収めるため、Full SBSよりファイルサイズを抑えやすい形式です。ただし、実際の容量は映像コーデック、ビットレート、再生時間にも左右されます。

  • オンライン配信で扱いやすい

Half SBSでデータ量を抑えられる場合は、ストリーミングやダウンロード時の通信負荷も軽減しやすくなります。

SBS 3D・SBS形式のデメリット

  • Half SBSでは横解像度が低下する

Half SBSは左右映像を1フレーム内に収める際に横幅を半分に縮小するため、片目あたりの細部が甘く見えることがあります。

  • 視聴機器の設定が必要

テレビや再生ソフト側で「SBS形式」に切り替える操作が必要で、初心者にはやや手間です。

  • 画質は元映像と方式に左右される

Full SBSは片目の横解像度を保持できますが、Half SBSを拡大しても元映像に含まれていない細部は復元されません。

こうした理由から、画質と再生機器の対応を確認してSBS形式を選ぶことが大切です。そして、SBS 3Dへの変換や複数の3D出力形式を設定できるツールを探しているなら、DVDFab Blu-ray リッピングを検討できます。

3Dブルーレイを3D SBS動画に変換する方法

DVDFabで3D Blu-rayのSBS配置とMP4やMKVの保存形式を設定する流れ

DVDFab Blu-ray リッピングは、Blu-rayの公式再生機能に対する第三者製ソフトで、通常の2D映像だけでなく、3Dブルーレイの変換にも対応しています。3D SBS形式を選ぶと、ブルーレイの立体映像を左右に配置した動画ファイルとして保存し、SBS表示に対応するテレビやVR機器、再生アプリで視聴できます。

さらに、3D SBSに加えてトップ&ボトム形式など多彩な出力モードも選択可能。SBSは左右の映像配置を示す方式で、MP4やMKVは映像・音声などを収める保存形式です。出力フォーマットはMP4、MKV、AVI、MOVなどから選べるため、動画ファイルとして扱いたい場合は、再生機器とアプリの対応範囲に合わせて設定できます。画質や音声、字幕も用途に応じて調整できます。

操作の対象は、アクセスと複製の許可があるコンテンツに限ります。適用される法令とサービスの利用条件を守り、変換したコンテンツを再配布しないでください。

DVDFab Blu-ray リッピング
  • 3D ブルーレイをさまざまな3D動画に変換できる
  • 3D ブルーレイディスク、ISO、フォルダの入力フォーマットに対応
  • 出力ビデオをカスタマイズするための詳細設定や動画編集機能を提供
  • 画質設定を調整しながら3D ブルーレイを3D動画に変換できる

DVDFab Blu-ray リッピングを使用して、3Dブルーレイを3D SBS動画に変換する方法

Step1
DVDFabを起動して、オプションバーから「リッピング」オプションを選択して、ドライブに3Dブルーレイを挿入します。3D Blu-ray ISOまたはフォルダを使用する場合はメインインタフェースにおける「+」ボタンをクリックしてソースを追加します。

step1

Step2
プロファイルアイコンをクリックして、「他のプロファイルを選択」をクリックして、プロファイルライブラリが開けます。

step2

「フォーマット」>「ビデオ」から「3D」にチェックを入れて、必要に応じて3Dプロファイルを選択します。

step3

Step3
出力ビデオの画質、音声と字幕などを設定できます。

step4

「詳細設定」で「ビデオ」、「オーディオ」、「字幕」と「3Dフォーマット」を設定できます。

step5

「3Dフォーマット」の設定から分割表示方式を選択すれば、簡単に3D SBS形式の動画として出力できます。

step 3d format

Step4
画面の下部へ出力先を設定した後、「開始」ボタンをクリックして変換プロセスを開始します。

step6

3DブルーレイをSBS 3Dブルーレイに変換する方法

DVDFab Blu-rayコピーでディスク構造をBlu-ray、ISO、フォルダに保存する選択肢

3DブルーレイをSBS形式の3Dブルーレイに変換したい場合は、DVDFab Blu-ray コピーが便利です。オリジナルの3D映像をSBS形式のBlu-rayディスク、ISO、フォルダとして出力し、対応する3DテレビやBlu-rayプレーヤーで視聴できます。

DVDFab Blu-ray コピー
  • ブルーレイ3Dを簡単にSBS 3Dフォーマットに変換できる
  • 空白のBD 50、BD 25ディスク、ISOファイル、フォルダに出力
  • 出力ファイルは対応する3Dテレビや3D Blu-rayプレーヤーで視聴できる
  • タイトルやチャプター、字幕、音声、ボリュームラベルを設定できる
  • 出力前に対応する形式と各種設定を確認できる

 

Step1
DVDFabを起動して、コピーモードを選択する

DVDFabを起動して、左側のメニューから「コピー」を選択して、そしてコピーモードスイッチャーをクリックして、コピーモードを選択します。ここで「フルディスク」モードを使用します。

step copy

tips icon
この操作で3つのコピーモードを利用可能です:
フルディスク:ソース(ディスク/フォルダ/ISOイメージファイル)の全体をコピーします。
メインムービー:ソース(ディスク/フォルダ/ISOイメージファイル)の一番長いタイトルをコピーします。
カスタマイズ:お好みに応じて、ソース(ディスク/フォルダ/ISOイメージファイル)から任意のタイトルをコピーします。
Step2
3Dブルーレイソースを追加する

光学ドライブにコピーしたい3D Blu-rayディスクを挿入します。ISOまたはフォルダを読み込む操作は、前述のリッピング手順と同様です。

step copy2

Step3
「詳細設定」画面で出力ファイルを設定する

ソースのロードが完了した後、メイン画面におけるレンチのアイコンをクリックして、「詳細設定」画面が表示されます。この画面で出力サイズをBD 50またはBD 25に設定して、そして「Blu-ray 3Dのコピー方式」でBlu-ray SBS 3D変換オプションを選択します。

step copy3

Step4
出力ファイルの保存先を設定する

画面の下部へ出力先を設定します。お使いの書き込み用のドライブを選択すれば、出力ビデオをブルーレイに書き込まれます。進捗状況が100%になると、空白のディスクをドライブに入れて、書き込みプロセスを始めます。

ISOまたはフォルダのアイコンをクリックして保存先を指定すると、出力データがパソコンに保存されます。ISOはブルーレイのディスク構造を1つのイメージファイルにまとめる形式、フォルダは同じ構造を複数のファイルとして保存する形式です。MP4やMKVなどの動画ファイルとして扱うのではなく、メニューやチャプターを含むディスク構造を残したい場合に選びます。

step copy4

Step5
3D ブルーレイからSBS 3Dブルーレイへの変換を開始する

最後に、「開始」ボタンをクリックして、3DブルーレイからSBS 3Dブルーレイへの変換が始まります。

よくある質問(FAQ)

Q

3DのSide by Sideとトップ&ボトムは何が違いますか?

Side by Side(SBS)は左右の目用映像を横に並べ、トップ&ボトムは上下に並べる方式です。再生時は、映像の配置に合った3Dモードを機器やアプリで選択します。

A

Q

SBS動画が左右2画面のまま表示されるときはどうすればよいですか?

通常の2Dモードで再生すると、左右の映像が並んだまま表示されます。機器と再生アプリをSBSモードに切り替え、Full SBSとHalf SBSの設定を入力映像に合わせてください。アプリを変更した場合は、新しいアプリの出力設定も確認します。

A

Q

SBS動画なら、VRで周囲を見回せますか?

SBSは左右の目用映像の配置を示す形式であり、それだけで360度動画になるわけではありません。平面のSBS動画では撮影範囲の外を見回せないため、再生アプリでは平面スクリーン向けの表示設定を選びます。

A

Q

Half SBSをFull SBSに変換すれば、画質は上がりますか?

Half SBSの横幅をFull SBS相当まで拡大しても、元映像に含まれていない細部は復元されません。画質を確認するときは、元動画の片目あたりの解像度と再生時の拡大率を確認してください。

A

Q

SBS動画の字幕が二重に見えるときは、何を確認すればよいですか?

映像内に焼き込まれた字幕と、再生アプリが追加表示する字幕は別に扱われます。外部字幕が重複していないか確認し、再生アプリに3D字幕の配置設定がある場合はSBS表示に合わせて調整します。

A

Q

SBS動画が横に伸びたり、一部が切れたりするのはなぜですか?

Full SBSとHalf SBSでは、片目の映像を表示するときの横方向の拡大処理が異なります。入力形式に合ったSBSモードと縦横比を選び、画面全体を埋める拡大表示やトリミングを解除してください。

A

まとめ

ここまで、SBS 3Dの仕組みと、3D Blu-rayをSBS動画またはSBS形式のBlu-rayへ変換する流れを解説しました。対応機器で元の形式をそのまま視聴できる場合は、変換する必要はありません。SBS動画として扱いたい場合はMP4やMKVなどの保存形式を設定し、ディスク構造を残したい場合はISOまたはフォルダを選ぶことがポイントです。DVDFabで変換する場合は、再生環境に合う出力形式と利用条件を確認したうえで検討してください。

変換した映像を立体視するには、SBS表示に対応した機器と再生アプリを使い、動画の解像度や映像コーデックを対応範囲に合わせます。VR・ARグラスでは、接続機器と再生アプリの3D設定も確認しましょう。

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