なぜUHDドライブのファームウェアをダウングレードする必要があるのか?

4K UHDブルーレイが読み込めない主な原因は、ドライブの「ファームウェア」が最新版になっているためです。

メーカーのアップデートによりセキュリティ(AACS 2.0)が強化されると、ドライブ自体は高性能でも、コピーソフトからのアクセスがブロックされてしまいます。いわば、ドライブに「鍵」がかかった状態です。

このロックを解除し、ディスクを自由にコピー・リッピングするには、ファームウェアを「UHD Friendly」なバージョンへダウングレードする必要があります。

「ファームウェアの書き換え」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、専門知識は一切不要です。ここからは、専用ツールを使って誰でも安全かつ簡単にダウングレードを行う手順を解説します。

DVDFab UHD ドライブツールを使ってファームウェアをダウングレードする方法

DVDFab UHD ドライブツールとは?

まずは「DVDFab UHD ドライブツール」をご紹介します。

DVDFab UHD ドライブツールは、メーカーのアップデートによってロックされてしまったUHDドライブのファームウェアを、わずか数クリックで「リッピング可能」なバージョンへ書き換えることができる強力なユーティリティソフトです。

通常、ファームウェアのダウングレードには、複雑なDOSコマンドの入力や、適合するバイナリファイルの厳密な選定といった専門的な知識が必要でした。しかし、このツールを使用すれば、専門知識が一切ない初心者の方でも、直感的な操作だけで安全に作業を完了できます。

本ツールの主な特徴
  • 圧倒的な対応機種数:ASUS、LG、HP、Buffaloなど、市場に出回っている主要な内蔵SATAドライブや外付けUSBドライブを網羅的にサポートしています。
  • 最適なファームウェアを自動検出:ネット上で古いファームウェアを探し回る必要はありません。ツールがドライブのモデルを識別し、書き換え可能な最適なバージョンを自動でリストアップします。
  • 失敗しない安全性:書き換えプロセスは高度に最適化されており、ドライブが動作不能になる(文鎮化する)リスクを極限まで低減しています。

一度ロックを解除すれば、その状態は維持されます。これによりドライブ側の制限がなくなり、UHD コピーやリッピングなどのソフトで問題なく4K映画を扱えるようになります。

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UHDドライブファームウェアをダウングレードする手順

UHDドライブのファームウェアをダウングレードするには、以下の手順に従ってください。

Step1
UHDドライブ接続をSATAポートモードからIDEモードへ変更します(ここをクリックして具体的な変更方法をご参照)。
Step2
ドライブにおけるディスクを取り出してDVDFab->ユーティリティからUHDドライブツールを起動します。
 

UHDドライブファームウェア

Step3
あなたのUHDドライブを選択します。

UHDドライブファームウェア

Step4
「ファームウェアをダウングレード」ボタンをクリックしてください。少しお待ちして、ダウングレードプロセスが完成します。

UHDドライブファームウェア

Step5
パソコンを再起動します。(SATAモードを変更する場合、IDEモードからAHCIモードへ変更してください)
ご注意
  • ダウングレードプロセスが2~3分ぐらいかかります。どうかご待ちください。
  • ドライブやPCの電源を切らないでください。 ドライブを操作しないでください。

サポートするドライブは?

今のところでサポートドライブリスト:

ブランド ドライブモデル 種類
LG UH12NS40 内蔵, BDXL, SVC コード: NS40
BP55EB40 外付け, BDXL, SVC コード: NB50
WH14NS40 内蔵, UHD フレンドリー, SVC コード: NS50
WH16NS40 内蔵, UHD フレンドリー, SVC コード: NS50
BH16NS40 内蔵, UHD フレンドリー, SVC コード: NS50
BH16NS55 内蔵, UHD フレンドリー
BH14NS58 内蔵, UHD フレンドリー
BH16NS58 内蔵, UHD フレンドリー
WH16NS58 内蔵, UHD フレンドリー
BE16NU50 外付け, UHD フレンドリー
BU40N 内蔵, UHD 公式
BU50N 内蔵, UHD 公式
WH16NS60 内蔵, UHD 公式
BP60NB10 外付け, UHD 公式
ASUS BC-12B1ST b 内蔵, UHD フレンドリー, 2015+
BC-12D2HT 内蔵, UHD フレンドリー, 2015+
BW-16D1HT 内蔵, UHD フレンドリー, 2015+
BW-16D1H-U 外付け, UHD フレンドリー, 2015+
HP HLDS BU40N 内蔵, UHD 公式
HLDS BU50N 内蔵, UHD 公式
Buffalo BU40N 外付け, UHD 公式
Archgon MD-8107S-U3-UHD BU40N 外付け, UHD 公式
 
ご注意:
将来にもっと多くのドライブに対応する場合常に更新します。最新情報は公式サイトで確認してください。

UHDドライブのファームウェアに関するよくある質問 

Q1: UHDファームウェアのダウングレードに失敗して、ドライブが壊れることはありますか?

確かに、個人が非公式なツールを使って手動で書き換えを行うと、失敗してドライブが動作不能になるリスクがあります。 しかし、DVDFab UHD ドライブツールは高度な安全設計がなされており、UHDファームウェアがダウングレード失敗のリスクを極限まで低減しています。万が一エラーが発生した場合でも、ツールの復旧機能を使って再試行することが可能ですので、安心してご使用いただけます。

Q2: 私の持っているドライブは対応していますか?特にLGやASUSのドライブを使っています。

はい、市場に出回っている主要なUHDドライブのほとんどに対応しています。特に、UHD Friendlyドライブとして評価の高いモデル、LG BH16NS55や ASUS BW-16D1HTのダウングレードには完全対応しています。これらのドライブは、適切なバージョンへ変更することで、非常に安定した4Kリッピング環境を構築できるため、多くのユーザーに推奨されています。 詳細な対応リストは、記事内の「サポートドライブリスト」をご確認ください。

Q3: ダウングレードした後、通常のブルーレイやDVDは再生できますか?

はい、問題なく再生できます。ファームウェアをFriendlyバージョンに変更しても、通常のBDやDVD、CDの読み込み機能は維持されます。単に「4K UHDディスクへのアクセス制限」が解除されるだけですので、日常的な使用に支障をきたすことはありません。

まとめ

本記事では、UHDドライブがディスクを読み込めなくなる原因と、「DVDFab UHD ドライブツール」を使用した解決策について解説しました。

せっかく高性能な4Kドライブをお持ちでも、ファームウェアがロックされている状態では、その真価を発揮できません。「ドライブが壊れた」「対応していない」と諦める前に、まずはファームウェアのバージョンを確認し、適切なFriendlyバージョンへの書き換えを試してみてください。

手動での作業には不安がつきものですが、DVDFabのツールを活用すれば、安全かつ確実にリッピング可能な環境を整えることができます。ぜひこの機会にドライブの制限を解除し、お手持ちの4K UHDコレクションのバックアップや鑑賞を存分にお楽しみください。

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