DVDのラベルを自作する方法及び自作DVDを制作する方法
要約: 撮影した映像などを収めたDVDを自作したい場合、中身だけではなく外見もこだわりたいと考える方もいるでしょう。こちらではDVDラベルの作成方法を説明するので、市販品のようなクオリティで仕上げたいときは参考にしてください。また、DVDを作成するための便利なソフトも紹介するので、読んでもらえれば満足できる作品が作れるようになります。
目次
1. DVDのラベルとは
DVDのラベルと聞いても、どこの部分になるのかまったく分からない場合もあるでしょう。ラベルはラーベルトとも呼ばれていて、映画やライブなどが収められた市販品でいうとタイトルが印刷されている部分です。録画用として売られているデータが空のDVDだと、その部分はマジックなどで文字などを書き込めるようになっています。もしも、書くだけでは不満ならば、自分でラベルを作成してしまいましょう。
2. DVDラベルの自作方法は二種類ある
DVDラベルの自作には二種類の方法があるので、どちらが自分に合っているのか考えましょう。まず一つ目の方法は、ディスクの形に合った円形状のシールに文字やイラストを印刷し、DVDに貼り付ける方法です。シールは家電量販店で売られているため用意するのは簡単です。
そして二つ目の方法はディスクに直接する方法です。こちらはクリアしなければいけない条件がいくつもあるので、シールを貼るよりは難易度が高いといえます。なお、どちらの方法を利用するとしても、パソコンとプリンターは必須となります。ただし、印刷さえできればよいので、パソコンのスペックはそれほど高くなくても大丈夫です。
2.1 専用ソフトを使ってDVDラベルをデザイン・作成する
グラフィックソフトを使い、DVDのディスクの形に合わせてデザインをするのはかなり難しいです。円形状にすればよいというわけではなくサイズも合わせなければいけないので、作ったことがない方は失敗してしまう確率が高いでしょう。もしも、簡単にデザインをしたいと思うときは、ラベルを作る専用に用意されたソフトの利用をおすすめします。テンプレートとして形やサイズが用意されているのでスムーズにデザインを行えます。
なお、専用ソフトはラベルのシールを販売するメーカーが提供してくれることが多いです。用意されている場合は、メーカーの公式ホームページで配布されているためチェックしてみましょう。無料でダウンロードできることがほとんどなので、使い勝手をしっかりと試してからシールを購入することもできます。複数のメーカーの専用ソフトを使ってみて、利用しやすいものを見つけましょう。
2.2 シールを使ったDVDラベルの作成方法
2.1.1 シールを購入する
大きめの家電量販店を訪れれば、DVDラベルを作成するためのシールがいくつも売られているのを見つけられます。光沢があったり透明だったり、たくさんの種類の製品があるので好みに合ったものを選定できます。もちろん、ネットショップでも売られているので、近場に売っていないときは取り寄せましょう。
2.1.2 印刷ソフトをダウンロード
シールのパッケージには、印刷するためのソフトをダウンロードできるアドレスが記載されています。長いアドレスを打ち込むのが面倒な場合は、メーカーの名前と製品名を組み合わせて検索しましょう。そうすれば、購入した製品の説明ページを見つけられて、そちらから簡単に印刷ソフトを入手できます。
2.1.3 マニュアルを読んで印刷方法を知る
印刷ソフトにはマニュアルがついているので、しっかりと読んで印刷方法を確認しましょう。シールをプリンターにセットする方法やパソコンでの設定など、知らなければいけないことが数多く載っています。セットや設定を失敗してしまうとシール一枚を無駄にしてしまうので、慎重に行うことをおすすめします。
2.1.4 印刷する
準備が整ったら実際に印刷を行ってみましょう。ラベルサイズの小さな範囲の印刷なのですから、すぐに成功するかどうか結果がでます。もしも、うまくできない場合はやり直すことになるのですが、シールは失敗したものを使いましょう。わざわざ新しいものを使って試すのはもったいないので、同じものを使い調整できるまで何度もやり直したほうが経済的です。
2.1.5 シールを貼る
無事に完成したときは、最後の仕上げとしてシールを貼る作業に移ります。ここで失敗してしまうと、改めて印刷し直さなければいけないので注意しましょう。慎重に行いズレないように貼ることができたら、ラベルのついたDVDの完成です。
3. ディスクにラベルを直接印刷する方法
(1)対応プリンターと印刷対応のDVDが必要
どのプリンターを使っても、DVDにラベルを印刷できるというわけではありません。対応プリンターが必要なので、持っていない場合は購入する必要があるでしょう。そして、直接印刷したい場合は、ラベル部分が真っ白になっているDVD(空のディスク)を購入しなければいけません。ラベルへの印刷に対応しているかどうか商品のパッケージに記載されているので、チェックした上で適切なものを手に入れましょう。
(2)印刷ソフトをダウンロード
シールの場合と同じように印刷ソフトを入手する必要があります。こちらの場合も公式ホームページから誰でもダウンロードできるようになっているケースが多いです。
(3)ソフトとプリンターのマニュアルを読んで設定
直接印刷する場合は、ソフトだけではなくプリンターのマニュアルもきちんと読まなければいけません。そこには、直接印刷するために行うプリンターの設定が記載されているので、しっかりと読んで間違いなくセットしましょう。場合によっては付属品をプリンターに設置することになるため、やり方の確認も必要です。
(4)印刷する
すべての準備ができた場合は、専用ソフトを使って実際に印刷しましょう。紙を利用するのではないため不安に感じるかもしれませんが、対応しているプリンターなら問題なくDVDにも印刷してくれます。もしも、プリンターが動作中に異音がしたり完成品にズレがあったりした場合は、何かしらの設定が間違っているので見直しましょう。
4. DVD作成ソフトでDVDも自作できる
DVDを作るときは映像を編集して、それをディスクに書き込めば完了です。しかし、それでは映像が再生されるだけの作品になるため、人によってはもう一工夫欲しいと感じてしまう場合もあるでしょう。そのときに活躍してくれるのが、クオリティが高いDVDに仕上げられる作成ソフトです。
サムネイルを設定したりチャプターに飛べるようにしたり、まさに市販品と同じような作品を作れるようになります。もしも、高性能の作成ソフトの利用を考えるときは、DVDFab DVD作成を使ってみましょう。数多くの機能を持っているので、しっかりと使いこなせば満足できる仕上がりになります。
4.1 DVDFab DVD作成が持つ機能の紹介
- たくさんのテンプレートが用意されている
おしゃれなメニューを作るためには、それなりにデザイン力が必要になります。しかし、DVDFab DVD作成にはテンプレートがたくさん用意されているので、その中から気に入ったものを選べば、すぐにおしゃれなメニューを実現可能です。
- オーサリングもできる
規格から外れたフォーマットのファイルでDVDを作成すると、機器で再生できないというトラブルが発生してしまいます。こちらのソフトはファイルを規格に合わせるオーサリングも行ってくれるため、たくさんの機器で問題なく再生できるようになります。180以上のフォーマットに対応しているので、手持ちのファイルのほとんどを再生できる形に変換できるでしょう。
- GPUアクセラレーションが使える
DVDFab DVD作成ではビデオカードの力を使って効率的にフォーマットの変換を行うGPUアクセラレーションにも対応しています。CPU単体よりもずっと速いスピードで変換が行えるようになるため、できる限り早く作りたいときにも便利に活躍してくれます。
以上の優れている特長を持っても、無料で全機能を使用することができるのが今のチャンスにあります!下記のボタンを押せば、Windows 10などのウインドウズOSでもMac OSでも動画を自由自在にDVDにオーサリングしてくれます!最大30日間の完全無料試用期間が楽しめるので、ご心配なく自由にお試してみなさい!
4.2 DVDFab DVD作成でDVDを自作する方法
DVDFab DVD作成の使い方はとても簡単で初心者でもすぐにできます。まずはDVDドライブを接続し、もしもともとある場合は準備をしてください。ソフトを開き、上のツールバーから「作成モジュールを選びます。
すると、動画ファイルを開く、ソフト内にドロップしてください。画面中にある詳細設定ボタンで、出力するDVDの規格、質量等を設定します。多様なテンプレートも選ばれるので、ニーズに応じて、メニューから好きなのを追加してください。
最後に、出力形式(空のディスクまたはISOイメージファイルとも可能)や出力場所を設定し、開始ボタンを押せばすぐに動画からDVDへの変換が開始されます。
5. まとめ:環境を整えて理想のDVDを作ろう
自身がどのようなDVDを望むかによって、用意しなければいけないものは変わってきます。ラベル作成に対応したプリンターや凝った中身を作るためのDVDFab DVD作成など、理想のものを作るために必要なものを揃えましょう。一回目では満足できる仕上がりにならないかもしれませんが、きちんと考えて自作を繰り返せば、いずれは納得できる中身も外見も完璧なDVDにできます。