無料でMacでISOイメージファイルを作成する方法を徹底解説!
要約: Macユーザーの方々は、ISOファイルを作成したり、DVDに書き込んだりする方法に困る場合はありますか。この記事では、ディスクユーティリティを使った基本的なISO作成から、DVDやBlu-rayディスク、動画ファイルをISOに変換する方法、さらにISOをDVDに書き込む方法まで、詳しく解説しています。
Macでディスクユーティリティを使用してISOを作成する方法
ディスクユーティリティ(DiskUtility)は、Macでオペレーティングシステムに付属しているディスク管理ツールです。ディスクユーティリティを使うと、ディスク上のデータをISOイメージとして作成することができます。
以下にディスクユーティリティを使用してISOを作成する方法をご紹介します。
ステップ1:ディスクユーティリティの起動
「アプリケーション」フォルダ内にある「ユーティリティ」フォルダを開きます。その中から「ディスクユーティリティ」を見つけて、起動します。
ステップ2:対象のディスクを選択
左側のパネルに接続されているディスクやボリュームが一覧表示されます。ISOイメージを作成したい対象のディスクを選択します。
ステップ3:イメージの作成
ディスクユーティリティの上部のメニュー[ファイル]をクリックし、[新規イメージ]>「"対象名"からイメージ作成」を選択します。
ステップ4:設定確認
すると、次のようにポップアップ画面が表示されます。フォーマットは「DVD/CDマスター」を必ず選択します。設定が終わったら「保存」をクリックします。
ステップ5:「.cdr」から「.iso」に変更
ダイヤログが表示されますので[isoを使用]を選択し、作成された ディスクイメージはの拡張子を「.cdr」から「.iso」に変更ことができます。
MacでDVD/Blu-ray/UHDからISOを作成する方法
DVDやBlu-ray、UHDディスクからISOイメージを作成する場合、標準のディスクユーティリティでは制限があります。このような場合には、DVDFabなどの専用のソフトウェアが必要になります。
- DVD/Blu-ray/UHDを空のDVDやISOファイル・フォルダにコピー
- DVD/Blu-ray/UHDをMP4/MKV/MP3などに変換
- 動画から高品質なDVD/Blu-ray/UHDを作成
- DVD/Blu-ray/4K UHD間の変換もサポート
- 豊富な詳細設定と動画編集機能を提供
- GPUアクセラレーションによる50倍の処理速度を実現
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以下にDVDFabを使って、DVDからISOを作成するステップをご紹介します。
ステップ1:コピーモードを選択する
DVDFabのインストールが完了したら、「アプリケーション」フォルダからDVDFab DVD コピー for Macを起動します。「コピー」機能をクリックして、コピーモードを選択します。
6つのコピーモード:
ステップ2:DVDを読み込む
作成したいISOイメージの元となるDVD、Blu-ray、UHDディスクをドライブに挿入します。ソフトウェアが自動的にディスクを検出し、その内容を読み込みます。
ステップ3:出力するISOを設定する
読み込みが完了した後、一番長いタイトル(メインムービーと呼ばれる)はデフォルトで選択されます。お好みによって、チャプター、オーディオ、字幕を選択できます。また「詳細設定」オプションもしくは出力オプションで出力サイズを指定できます。
「詳細設定」をクリックして、ボリュームラベルを設定することができます。
ステップ4:保存先を指定して、ISO作成を開始する
メイン画面の底側におけるISOアイコンをクリックして、ディレクトリを選択します。出力DVD、Blu-ray、UHDディスクはISOファイルとして保存されます。「開始」ボタンをクリックして、コピープロセスを開始します。
この作業には、ディスクの容量や内容に応じて時間がかかる場合があります。作成が完了すると、指定した保存先にISOファイルが生成されています。
Macで動画からDVD ISOを作成する方法
動画ファイルからDVD ISOイメージを作成することも可能です。この場合も、DVDFab DVD 作成 for Macを使えば簡単に行えます。以下にDVDFab DVD 作成 for Macを利用してMacで動画からISOを作成するステップをご紹介します。
ステップ1:DVDFab DVD 作成 for Macの起動
DVDFab DVD 作成 for Macを起動します。主画面が表示されます。
ステップ2:動画ファイルの追加
主画面の左側の「作成」をクリックします。次に、「+ソースの追加」ボタンをクリックして、ISOイメージに含めたい動画ファイルを選択して追加します。複数の動画ファイルを追加することもできます。
ステップ3:出力形式の選択
追加した動画ファイルを確認した後、出力形式として「ISOイメージ」を選びます。これにより、ソフトウェアは動画ファイルをISOイメージ形式で保存するように設定されます。
ステップ4:保存先と名前の指定
続いて、作成するISOイメージの保存先を指定し、適切な名前を付けます。設定が終わったら、「開始」ボタンをクリックします。
ステップ5:作成完了
ソフトウェアは追加した動画ファイルを処理し、この作業には、動画ファイルの容量や数に応じて時間がかかる場合があります。左側の「処理中」に保存の状況を確認できます。ISOイメージ作成が終わったら。「終了した」に確認できます。
MacでISOをDVDに書き込む方法
作成したISOイメージをDVDに書き込むことで、物理的なディスクとして使用できます。以下に、MacでISOをDVDに書き込む2つの方法をご紹介します。
MacでISOをDVDに書き込む方法1.Finder
ステップ1:DVDドライブをMacに接続し、空のディスクを挿入します。
ステップ2:Finderを起動します。
ステップ3:DVDに書き込みたいISOファイルを保存しているフォルダに入ります。Mac画面の上部にある「ファイル」をクリックし、ディスクイメージ「XXX」をディスクに書き込むことを選択するか、そのISOファイルを右クリックして、「ディスクを作成」をクリックします。(一部のmacOSの場合、「ディスクイメージ”XXX.iso”をディスクに書き込む」をクリックします。)
ステップ4:「ディスクを作成」ボタンをクリックして、ISOファイルをDVDディスクに書き込むプロセスが開始します。
MacでISOをDVDに書き込む方法2.ディスクユーティリティ
MacOSがOSX10.10以下であれば、DiskUtilityを使用してMacISO書き込みの作業もできます。
ステップ1:「アプリケーション」フォルダから「ユーティリティ」を開き、「ディスクユーティリティ」を起動します。
ステップ2:DVDディスクをMacのディスクドライブに挿入します。ディスクユーティリティが自動的にDVDを検出し、左側のパネルに表示されます。
ステップ3:「ファイル」→「ディスクイメージを開く」を選択し、ISOファイルを選びます。
ステップ4:左側のサイドバーにISOファイルが表示されたら、「ディスクを作成」ボタンをクリックします。ディスクユーティリティはISO書き込みを開始し、この作業には、ISOイメージの容量やDVDの書き込み速度に応じて時間がかかる場合があります。
ステップ5:書き込みが完了すると、ディスクユーティリティは通知を表示します。この時点で、ISOイメージが書き込まれたDVDが完成しました。き込みが完了したらディスク上のデータを確認します。DVDをMacから取り出す。
まとめ
以上で、MacでISOを作成したり、作成したISOをDVDに書き込んだりする方法をご紹介しました。標準のディスクユーティリティでも基本的な操作は可能ですが、DVD/Blu-ray/UHDディスクからISO作成したり、動画ファイルからISOを作成したりする場合は、DVDFabのような専用ソフトウェアが非常に便利です。
DVDFabは、使いやすさだけでなく、高い機能性と安定性を備えており、世界中のユーザーに愛されています。ISO作成やDVD書き込みに関する作業を行う際には、是非ご検討いただきたいソフトウェアの一つです。