MPG・MPEG・MP4それぞれの違いとは?MPEGからMP4に変換する際におすすめのソフト5選
要約: 今回は、MPG・MPEG・MP4それぞれの意味や違い、MPEGからMP4に変換するためのおすすめのソフトについてご紹介します。
目次
「MPEG」「MP4」「MPG」、これら3つは似たような言葉であるため、違いがよく分からないという方もいるでしょう。また、「同じような意味なのでは?」と思っている方もいるかもしれません。今回は、MPG・MPEG・MP4それぞれの意味や違い、MPEGからMP4に変換するためのおすすめのソフトについてご紹介します。
MPG・MPEG・MP4それぞれの意味
はじめに、MPG・MPEG・MP4それぞれの意味について解説していきましょう。
MPEGとは?
MPEGは「Moving Picture Experts Group」の略称で、動画やデータを圧縮する際のファイル形式です。MPEGの国際規格はMPEG-1・MPEG-2・MPEG-4 ・MPEG-7・MPEG-21のようなフォーマットがあり、MPEG-2とMPEG-4が多用途で使われています。主に家庭用のDVDプレイヤーで録画機能を利用する際のファイルとして利用されています。
MPEG-1は動画を圧縮する際の形式で、主にビデオCDに利用されています。拡張子として、「.mpg」「.mpeg」が使われます。MPEG-2は動画や音声を圧縮するための方式で、DVDなどに使われている場合が多いです。拡張子として、「.mpg」「.mpeg」「.m2p」「.ts」が使われています。
MP4とは?
MP4とMPEG4は似たような言葉ですが、それぞれ意味は異なります。これらの違いとしては、MPEG4は動画を表現するためのフォーマットであるということです。MP4は、動画を意味する「MPEG4」と音声を意味する「MP3」が結合して生まれたファイルフォーマットでになります。
MP4の中には幾つもの動画ファイルを格納しておくことが可能です。そのため、MP3は音声、MP4に含まれているのはMPEG4とMP4になります。MP4はDVDに書き込みを行う際のフォーマットとして、幅広く利用されています。
MPEGとMPGの違い
MPEGとMPGも非常によく似た言葉です。これら2つの言葉について、何が違うのか気になっている方も多いでしょう。結論から言うと、MPEGとMPGは同じものです。これら2つの違いは拡張子だけで、同じファイルフォーマットになります。最初は拡張子を3文字で表示する制限があったために、MPEGファイルがMPGと省略されていました。
しかし、その後は拡張子の文字数に制限がなくなったため、略さずにMPEGを使用しています。そのため、MPEGからMPG、もしくはMPGからMPEGに書き換えたとしても、動画ファイルの変換は必要ありません。
MPEGとMP4の違い
フォーマットとして大きく意味が違うのは、MPEG4とMP4です。MPEGは古くから存在しており、MPEG1とMP3でできているファイル形式になります。動画は今のMP4に格納されていて、一つひとつの動画や音声という面では同一のファイルフォーマットを使用しています。
そのため、大きな違いありませんが、全ての動画の管理をしているのがMP4、動画のみの保管を行っているのがMPEG4と考えると良いでしょう。音声をMP3で格納する場合はMP4を使用しており、MP3のもとを辿ればMPEG1が使われています。
動画や音声を個々で見ていくと同じものが含まれている場合も多く、全く関係がないという訳ではありません。そういった点から考えると、MPEGとMP4は同一ものと考えるのも自然でしょう。
MPEGをMP4に変換するソフト5選
MPG・MPEG・MP4それぞれの意味や違いについて理解しておくと、動画ファイルに変換する時にスムーズに作業できるでしょう。MPEGはフォーマットとして利用される機会が多いですが、MP4と比べて再生できるデバイスが少なくなっています。そのため、MPEGをMP4に変換する必要があります。
MPEGをMP4に変換するためには、動画変換ソフトを利用しましょう。ここからは、MPEGをMP4に変換できるソフトを5つご紹介していきます。
DVDfab動画変換
DVDfab動画変換は、様々な形式の入出力に対応可能な動画変換ソフトです。ほとんどのビデオフォーマットに対応しているため、自分の好きなように変換できます。また、映像全体や指定した箇所、オーディオ、字幕など、出力をする際の設定を編集できます。Enlarger AIと共に、ビデオを1080pまでアップスケールすることが可能です。
DVDfab動画変換の使い方
それでは、DVDfab動画変換の使い方についてご紹介していきましょう。はじめに、DVDFab 動画変換のダウンロードページにアクセスして「無料ダウンロード」を押してください。ダウンロードとインストールが完了したらDVDFab 動画変換を起動し、オプションバーから「変換」の項目をクリックしましょう。次に、入力した動画を画面上にドラッグ&ドロップして、「+」の項目を押します。
変換したいファイルを選んで、「プロファイルスイッチャー」を押してください。その中の項目から、出力ファイルのタイトルや、オーディオ、字幕などを設定します。それぞれの設定が終わったら、「保存先」の項目を押して、出力先を選んでください。「開始」の項目を押すと動画変換が始まります。ここでは、全てのタスクが終了した後の挙動の設定ができます。
DVDfab Video Editor
DVDfab Video Editorは、簡単な操作で最先端の動画編集機能を体験できるソフトです。様々な編集機能を駆使して、自由なビデオを作成できます。DVDfab Video Editorの最大の魅力は、初心者でも簡単に操作できる点です。動画や音声、画像、全ての処理に対応可能で、ほとんどの機能が無料で利用できます。
例えば、字幕制作、動画から音楽に変換など、様々な機能やエフェクトを用意しています。結婚式のビデオやプレゼンテーション、ホームビデオなどの作成にも最適で、ウェブサイト、ビジコン、スマホなどの動画にも対応可能です。
DVDfab Video Editorの使い方
それでは、DVDfab Video Editorの使い方についてご紹介していきましょう。
はじめに、DVDfab Video Editorのダウンロードページにアクセスし、「無料ダウンロード」の項目を押してダウンロードしていきます。プロジェクトの作成の前に、画面比率を設定しましょう。「メディア」の項目の中にある「インポート」を押してください。そして、プロジェクトに追加したい「ファイルをインポート」もしくは、「フォルダをインポート」、動画やオーディオファイルを直接インポートの枠にドラッグします。
次に、メディアライブラリの中からタイムラインに動画を直接ドラッグ&ドロップするか、「素材」の項目の動画クリップを右クリックし、「+トラックに追加」を選んで、タイムラインにインポートしてください。最後に、保存して出力をしていきます。プロジェクトをハードドライブに保存し、出力ボタンを選択、ビデオやオーディオの出力を選んでいきます。プロジェクトに名前を付けて、出力フォルダを選択しましょう。
DVDFab Toolkit
DVDFab Toolkitは、ビデオやオーディオ、画像の編集が自由にできるソフトです。例えば、MP3抽出や、JPG/GIFなどをMP4に変換、動画の編集・変換など、20種類以上の機能が搭載されています。
DVDFab Toolkitの使い方
それでは、DVDFab Toolkitの使い方についてご紹介していきましょう。まずはDVDFab Toolkitのダウンロードページにアクセスし、「無料ダウンロード」の項目を押してダウンロードを行ってください。DVDFab Toolkitのダウンロードとインストールが完了したら、起動しましょう。
起動したら、ツールを選びます。様々なツールが用意されているので、自分の使用目的に合ったものを選択してください。利用したいツールを起動し、適用するファイルをインターフェースにドラッグしてください。最後に、好みに合わせてパラメータを設定したら終了です。
実は、DVDFab動画変換 Proは、「動画変換」ソフトと、「Video Editor」と「Toolkit」三つのツールからなり、これ一つあればリーズナブルな価格で3-in-1セット製品を手に入れます。
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Video Editor |
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DVDFab 動画変換 |
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7079円 |
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UniConverter
UniConverterは、様々な機能を搭載するスーパーメディア変換ソフトです。MPEGからMP4に変換するだけではなく、MOV、AVI、FLV、WMVなどのフォーマットにも対応しています。また、動画ファイルの結合や編集、DVD作成、メディア再生などにも利用できます。
Free HD Video Converter Factory
Free HD Video Converter Factoryは、無料で使えるHDビデオ変換ソフトです。MPEG(MPG)からMP4に変換する以外にも、MP4をMPEGに変換することもできます。このソフトでは、500以上のメディア形式に対応可能で、ほとんどのビデオやオーディオ形式をサポートしています。
使用回数やファイルの大きさなどに制限がなく、使いやすいインターフェースが特徴です。そのため、初心者でも使いやすいソフトと言えるでしょう。
今回はMPG・MPEG・MP4それぞれの意味や違い、MPEGをMP4に変換するソフトについてご紹介してきました。今回、ご紹介したソフトは5つです。見ての通り、MPEGからMP4に変換するソフトは多数存在しています。そのため、どれを使っていいのか分からないという方もいるでしょう。
そのような場合は、DVDFab 動画変換、 DVDfab Video Editor、DVDFab Toolkitがおすすめです。どのソフトも動画変換はもちろん、様々な機能を備えています。MPEGをMP4に変換する目的以外にも、自由に動画を作成したり、編集したりすることが可能です。持っていて損はないソフトなので、自分の好みやニーズに合わせてソフトを選んでみてください。
また、DVDFabシリーズのソフトは、どれも無料版が用意されています。そのため、初心者の方でも、無料版で機能をお試ししてから製品版を購入することが可能です。まずは一通り無料版を利用してから、今後使っていきたいソフトを見つけてみてください。