1.    HDMIとキャプチャボードの機能とは

hdmi 録画

近年、ハードディスクの大容量化・低価格化に伴い、テレビ番組やゲーム画面を録画する人が増えています。これを実現するために欠かせないのがHDMIとキャプチャボードです。本記事では、それぞれの役割や選び方のポイントについて簡潔に解説します。

1.1HDMIとは?

  • 概要: HDMIは「High-Definition Multimedia Interface」の略で、映像や音声を1本のケーブルで同時に送れる通信規格です。
  • 用途: テレビ、ビデオデッキ、ゲーム機、パソコン、モニターなど、多くの機器に対応しています。
  • メリット: 高画質・高音質を簡単に転送できるため、接続がシンプルで使いやすい。
     

1.2キャプチャボードの役割

  1. 目的: パソコンに映像や音声を取り込み、録画・配信するためのデバイス。
  2. 主な用途:
  • ゲーム画面の録画やライブ配信
  • テレビ番組の録画
  • 外部機器の映像データの保存

1.3キャプチャボードの種類

キャプチャボードには外付け型と内蔵型の2種類があります。外付け型はUSBなどでパソコンに接続するタイプで、初心者や設定に自信がない人でも扱いやすいのが特徴です。ノートパソコンや簡単にセットアップしたい場合に適しています。一方、内蔵型はデスクトップパソコンの空きスロットに取り付けるタイプで、画質や音質に優れています。本格的にゲーム実況をしたい人や高品質な録画を目指す人におすすめです。用途に応じて最適なタイプを選びましょう。

1.4キャプチャボードの選び方

キャプチャボードを選ぶ際には、まず使用目的を明確にすることが重要です。外付け型は初心者や簡単に使いたい人に適しており、内蔵型は画質や音質を重視する本格的な用途に向いています。また、遅延を抑えるパススルー機能やエンコード方式を確認することで、より快適な録画や配信が可能になります。パソコンのスペックや録画したい映像の品質を考慮し、自分の用途に合った製品を選びましょう。

2.    HDMIを使ってパソコンに録画する方法

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                       引用元:https://ascii.jp/elem/000/004/017/4017921/

HDMIを利用してテレビ番組やゲーム画面をパソコンに録画する方法を簡単にご紹介します。

2.1必要な機材と接続方法

録画に必要な機材は以下の通りです:

  • HDMI端子付きのテレビやゲーム機
  • キャプチャボード(USB接続または内蔵型)
  • パソコン(ノートまたはデスクトップ)

ノートパソコンの場合は、テレビやゲーム機のHDMI端子とパソコンのUSBポートをキャプチャボードで接続します。デスクトップパソコンの場合は、拡張スロットに内蔵したキャプチャボードに直接接続します。ゲーム実況などで音声も録音する場合は、外部入力端子付きのキャプチャボードを選ぶと便利です。

2.2録画ソフトの選択と準備

接続後、テレビやゲーム機の画面がパソコンに表示されたら、録画ソフトを使って映像を記録します。以下のソフトがおすすめです:

  • AnyMP4 スクリーンレコーダー
  • FonePaw PC画面録画

無料版があるので、試して自分に合うものを選びましょう。

2.3HDMIを使ってパソコンに録画手順

Step1
録画範囲と音声設定:録画したい範囲や音声をソフトで設定します。
Step2
細かい設定:出力形式や保存先を事前に調整します。
Step3
録画開始:「REC」ボタンを押して録画を開始します。停止する場合は停止ボタンを押します。
Step4
録画内容の確認と保存:録画後、プレビュー画面で内容を確認し、問題がなければ「ビデオ保存」ボタンを押して完了です。

3.    録画に必要なハードディスクの選び方

HDMIを使ってテレビを録画する際には、ハードディスクが必要です。録画機能がないテレビを使用している場合や、ビデオデッキの容量がいっぱいになった場合に外付けハードディスクを検討する方が増えています。

3.1容量の選び方

ハイビジョン画像対応
  近年のテレビ放送はハイビジョン画像が多く、データサイズが大きいです。そのため、大容量のハードディスクを選ぶのがおすすめです。
容量と録画時間の目安
  地デジのハイビジョン放送を高画質で録画する場合:  

  • 500GB:約62時間  
  • 1TB:約125時間  
  • 4TB:約502時間  

3.2ハードディスクの種類

据え置き型ハードディスク

  • 特徴:容量が大きく、価格が抑えられている。  
  • 適用シーン:テレビ横に設置して使う場合。  
  • 注意点:設置スペースと電源の確保が必要。

ポータブル型ハードディスク

  • 特徴:コンパクトで電源不要。  
  • 適用シーン:録画したデータを別の場所で見る場合に便利。  
  • 注意点:容量は据え置き型より少なめ。

4.    Blu-rayディスクを他の動画形式に変換して共有できる便利なソフト

データ容量が大きく、ハイビジョン放送などに適した録画ディスクとして台頭してきたのが、Blu-rayです。従来からあるDVDに比べ、画素数が多く、臨場感あふれる映像を楽しめることでシェアが拡大しています。そして、Blu-rayディスクに録画されたものを、他のデータ形式に変換する需要も増えています。

その点で役立つソフトが「DVDFab Blu-ray レコーダーリッピング」です。このソフトを使うと、Blu-rayで録画されたBDAVディスクを、MP4やMKV、M2TSやAVIなどのデータ形式に自在に変換することができるので、テレビだけでなく、スマートフォンやタブレット、パソコンやゲーム機など様々なデバイスで再生可能になります。そして、他の動画形式に変換した際は、タイトルや詳細情報も一緒にコピーされるので、変換先のデータでも確認できる点がメリットです。さらに、有料にピッタリの高機能性を持ちしますが、無料で体験するのもできます。

DVDFab Blu-ray レコーダーリッピング
  • 録画されたBlu-rayの復号化と変換ができる
  • 一般的な動画/音声形式(MP4、MKV、AVI、MP3、FLACなど)で出力
  • 録画されたBlu-rayのすべてのメタデータ情報が保持される
  • ハードウェアアクセラレーションにより、高速で変換する

DVDFab Blu-ray レコーダーリッピングの使い方:

Step1
「リッピング」を選択し、Blu-rayディスクをドライブに入れます。
 

Step2
変換したいデータ形式を選びます。

Step3
左下のところに保存先を選択して「開始」ボタンを押すと、Blu-rayディスクを動画形式への変換作業が始まります。

5.    まとめ

HDMIというテレビやゲーム機などの映像や音声をパソコンに入力できる通信規格をご了解できましたか。映像や音声をパソコンで映したり録画する場合は、キャプチャボードが必要です。録画の方法は簡単で、画像録画ソフトを使って視覚的に行うことができます。特にテレビ録画をする場合は、ハードディスクの容量に加え、使用環境にあったものを選ぶと良いでしょう。近年台頭してきたBlu-rayディスクを他のデータ形式に変更できるソフトもご利用できます。ご自分で録画し、変換までをやってみてください。録画ブルーレイをコピーするならBlu-ray レコーダーコピーを利用してください。