ブルーレイレコーダーでDVDは見られるのか解説|BDレコーダーの選び方やバックアップする方法
要約: クオリティが高い映像を堪能できるブルーレイレコーダーの人気は年々高まっています。多くのメーカーからさまざまなモデルが発売されており、どれを選べば良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。この記事ではブルーレイレコーダーの選び方や、お手持ちのDVDをブルーレイレコーダーで見られるかどうかについて解説しています。ブルーレイディスクのバックアップ方法についても詳しくご紹介していますので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
1. ブルーレイレコーダーとは
ブルーレイレコーダーは、名前のとおりTV番組をブルーレイディスクに録画するためのレコーダーです。現在はブルーレイディスクドライブを搭載したPCも登場しているものの、お気に入りのTV番組を録画して保存したい人にとってブルーレイレコーダーは必須アイテムといえます。
ブルーレイレコーダーの選び方について解説する前に、ブルーレイディスクの特徴やDVDとの違いについて簡単に解説していきます。
1.1 ブルーレイディスクの特徴
ブルーレイディスク(BD)は、DVD同様さまざまなデータを記録できる光ディスクです。1枚あたりのディスクのデータ容量が25GBと非常に大きいので、高画質・高音質な映像をたくさん保存できます。
ブルーレイ(Blu-ray)という名称は、データを読み取る際に使用される青紫色の光にちなんで名づけられました。データの読み取り面(裏面)の色も紫色がかっていることが特徴です。ブルーレイディスクには読みだし専用や追記用など、全部で3つの種類があります。
- 読みだし専用(BD-ROM)
- 追記型(BD-R)
- 書き換え型(BD-RE)
読みだし専用のタイプはデータの書き込みが不可能となっています。市販されているブルーレイディスクはこのタイプです。追記型は読みだし・書き込み両方できますが、いったん記録したデータを上書きすることはできません。書き換え型であればディスクにもよりますが1000~1万回程度の書き換え・読みだし・書き込みが可能です。
また、家電量販店などで販売されている空のブルーレイディスクには次の2種類があります。
- データ用
- ビデオ用
プライベートで録画した映像やPCのデータを記録したいときは「データ用」を使用します。ブルーレイレコーダーでTV番組を録画したいときに使うのが「ビデオ用」です。2種類の構造は同じですが、なるべく目的別で使い分けることを推奨します。
最近はDVDの販売店やレンタル店でもブルーレイディスクを見かけるのが一般的になってきました。TVの4K放送が始まって映像のクオリティを重視するユーザーが増えたことにより、ブルーレイディスクは今後ますます注目される存在といえるでしょう。
1.2 ブルーレイとDVDとの違い
一見同じディスクに見えるブルーレイディスクとDVDですが、記録できるデータ容量は大きく異なります。DVDの容量が4.7GBしかないのに対してブルーレイディスクは25GBあるので、DVD約5枚のデータが保存可能です。
ブルーレイディスクの方がDVDよりも1枚あたりの値段は高いものの、データ容量の大きさや映像のクオリティを考えると決して高いものではありません。強いていえばブルーレイディスクに対応している機器はDVDほど多くないことが難点です。
しかし、ブルーレイディスクの需要が高まるにつれ機器の増産や低価格化が見込まれるでしょう。もし今後買い替えを検討しているなら、ブルーレイレコーダーを選択肢に入れることをおすすめします。
ブルーレイとDVDの違いの詳細は、この記事にご参考ください▶2022超全面!ブルーレイとDVDの違いを徹底解説
2. ブルーレイレコーダーでDVDは見れる?
結論からいうと、ほとんどのブルーレイレコーダーでDVDは見れます。ただし、下記の仕様のDVDは再生できない場合が多いです。
- ファイナライズされていない
- AVCREC形式やHD Rec規格で記録されている
上記以外でも機種によってDVDに対応していないものもあるので、DVDも見れる機種を探しているなら購入前に確認しておきましょう。誤って対応不可のディスクを挿入してしまうと、最悪の場合取り出せなくなる危険があるので注意してください。
3. ブルーレイレコーダーの種類
ブルーレイレコーダーの種類はHDDの容量と機能によって違ってきます。
まず、HDDの容量については500GB~3TB以上、地デジの録画時間にすると約60~391時間と非常に幅広いです。録画する頻度がそこまで多くない人は500GBで十分事足ります。ブルーレイレコーダーを家族と共用したり毎日TV番組を録画するという人はなるべくHDDの容量が大きいものを選ぶといいでしょう。
また、ブルーレイレコーダーはHDD容量のほか、下記の機能の有無によっても若干違いがあります。
- 通信機能
- スマホ連携
- 録画機能
- 4Kチューナー搭載
- 接続端子
ブルーレイレコーダーを利用する環境や目的によって必要な機能は違ってきます。次の章ではブルーレイレコーダーを選ぶポイントについて詳しく解説していきます。
4. ブルーレイレコーダーを選ぶポイント
ブルーレイレコーダーを選ぶポイントは、HDD容量と必要とする機能が備わっているかどうかです。前の章でご紹介した機能が必要となるシーンを考えてみましょう。
無線LANで通信できる機種であればワイヤレス接続ができるため、ケーブルの接続に悩まされることがありません。外出先から放送中のTV番組やブルーレイレコーダーの映像を見たい人はスマホ連携機能が必須となるでしょう。
録画機能は全自動録画機能と2つ以上の番組を録画できる同時録画機能の2種類があります。チューナーの数が多ければ最大6つまでの番組を録画できるので、複数名でブルーレイレコーダーをシェアする人はチューナーの数もチェックしておきましょう。
4Kテレビを持っている人であれば4Kチューナーを搭載したモデルを選ぶに越したことはありません。外付けのHDDを使う予定があるのであれば、USB端子が備わっていることが必須となります。
機能が多ければ多いほどブルーレイレコーダーの本体価格は高くなる傾向にあります。利用シーンや目的を考えて、自分にとっていちばんコストパフォーマンスが高い機種を選ぶようにしましょう。
5. ブルーレイディスクをバックアップする方法
5.1 ブルーレイディスクをバックアップするメリット
ブルーレイディスクはDVDと同じくバックアップできることを知っていますか?バックアップしておけば、万が一元のデータが破損したときも安心です。その他にもブルーレイディスクをバックアップするメリットはいくつかあります。
- たくさんのデータを1つのディスクにまとめられる
- ファイナライズが必要ない
- 保存寿命が長い
ブルーレイディスクであればDVD約5枚分のデータが1枚分のディスクにまとめられます。記録メディアがかさばって困っているという人はブルーレイディスクへのバックアップを検討してみることをおすすめします。
ファイナライズが必要ないことも大きなメリットです。DVDの場合、バックアップしたディスクをファイナライズしないと他の機器で再生できません。ファイナライズの手間が省けるのはブルーレイディスクならではの魅力です。
データの保存寿命が数十~100年と長いので、データ劣化の心配も少なくなります。リスクを最小限に抑えたいなら高温・多湿の場所を避け、専用ケースに入れて立てた状態で保管しましょう。
5.2 ブルーレイディスクのバックアップにおすすめのソフト
ブルーレイレコーダーで録画した映像は基本的にブルーレイディスクにバックアップ可能です。しかし、地デジ番組を録画するときの「BDAV」と呼ばれるデータ形式のディスクの場合、コピーガードがかかってダビングできない場合もあります。BDAVとBDMVの違いを知りたいならこの記事を御覧ください▶BDMVとBDAVの違い及びBDMVをDVDに変換する方法
そんなときに役立つのが、バックアップソフト「DVDFab Blu-ray レコーダーコピー」です。DVDFab Blu-ray レコーダーコピーの機能と注意点について詳しく解説していきます。
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーの機能
コピーモードは下記に挙げるように:
- フルディスク
- メインムービー
- カスタマイズ
- クローン
元の映像をそのままコピーできるのはもちろんのこと、ディスクの空き容量にあわせて映像のデータ量を圧縮できたりCMなどの宣伝を省いてコピーすることもできます。複数のディスクのデータをつなぎあわせることもできるため、映像を見やすく編集したい人にもおすすめのソフトです。
使う時の注意点
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーの注意点は3つあります。
- PCとインターネット環境が必要
- 動作環境を確認する
- 無料で利用できるのは30日間
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーはPCにダウンロードして使うバックアップソフトです。そのため、PCとインターネット環境が必要となります。PCはブルーレイディスクドライブ必須となりますので、手持ちのPCにドライブが装備されていない場合は外付けドライブを購入しましょう。
Windows・Mac両方に対応していますが、対応可能となるOSやCPUのバージョンが決まっているため注意が必要です。手持ちのパソコンが動作環境の条件を満たしているかどうか必ず確認してください。
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーのダウンロードは無料でできますが、全機能をお試し期間は30日間となっています。できるだけお得に購入したい人は、セール期間のタイミングを狙いましょう。今では期間限定の30%OFFが楽しめます!下記のボタンを押してすぐに購入できます~
5.3 DVDFab Blu-ray レコーダーコピーの使い方
ここからはDVDFab Blu-ray レコーダーコピーの使い方を解説していきます。DVDFab Blu-ray レコーダーコピーを使ってブルーレイディスクをコピーする手順は次のとおりです。まずは下記のボタンを押して、ソフトを無料で全機能を試用するためにダウンロードしてください👇
- PCに「DVDFab Blu-ray レコーダーコピー」をダウンロード
- アイコンをダブルクリックして起動
- メイン画面から「コピー」をクリック
- 「オプション」からコピーモードを選択
- 録画済みのブルーレイディスクをドライブに挿入
- 「保存先」ボックスから映像データを保存するフォルダもしくはディスクを選択
- 「開始」をクリック
- コピー完了
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーに関しては、特に難しい操作は必要ありません。ソフトをダウンロードしたら起動させて、「コピー」をクリックしてブルーレイディスクをドライブに挿入するだけです。映像をカスタマイズする必要がない場合は、オプションで「フルディスク」を選べば問題ありません。
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーを使えば、お気に入りの映像が簡単にバックアップできます。コピーガードがかかっていて保存できなかったブルーレイディスクがある人は無料版を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ:ブルーレイディスクのバックアップで質の高い映像を楽しもう
高画質・高音質な映像が楽しめるブルーレイディスクの人気は年々高まっています。DVD5枚分のデータ容量があるので、大量データの保存先としても適しています。バックアップする際もファイナライズの手間が省けて便利です。
コピーガードがかかっているブルーレイディスクは、バックアップウェア「DVDFab Blu-ray レコーダーコピー」を使えばたいていの場合バックアップできます。30日間は無料で使えるので、興味がある人はこの機会にぜひダウンロードしてみてください。