Calibre DeDRMプラグイン完全ガイド|導入方法・よくある失敗・解決策まとめ
要約:一見すると便利な電子書籍ですが、DRMによって「自分が購入した本なのに自由に使えない」「別の端末やアプリで読めない」「バックアップを取れない」といった不便さが生まれます。そのため、多くのユーザーがDRMを解除して自由に利用したいと考えるのです。 本記事では、CalibreとDeDRMプラグインの役割や導入方法、実際の使い方、そして注意点やリスクについて詳しく解説します。DRM解除に関心がある方、また「CalibreでDRM解除できない」と悩んでいる方にとって、具体的なヒントとなる内容をお届けします。

Calibreでkindle DRM解除が不可欠なプラグインーーDeDRM
電子書籍管理ソフトCalibreは、その柔軟性と拡張性によって世界中のユーザーに利用されています。購入した電子書籍を整理したり、EPUBやMOBI、PDFなど異なる形式に変換したりすることができる便利なツールです。しかし、Calibre単体ではDRM(デジタル著作権管理)が施された書籍を読み込むことができません。そのため、特にKindle本を扱いたいユーザーにとって欠かせないのがDeDRMプラグインです。
DeDRMプラグインとは?
DeDRMプラグインは、Calibreに追加することで、DRMによって制限されている電子書籍を解放し、他の端末やアプリでも読めるようにする拡張機能です。これを導入すると、Kindle本に代表されるDRM付きの書籍をEPUBやPDFといった形式に変換でき、より自由に電子書籍を活用できます。
具体的には、以下のような役割を果たします。
| DRMを解除 | 暗号化されている電子書籍ファイルを開けるようにする |
| Calibreでの管理を可能にする | 通常では認識されない書籍をライブラリに追加できる |
| 形式変換を実現 | EPUBやMOBI、PDFなど自分の用途に合わせたフォーマットに変換できる |
つまり、Calibreを「電子書籍変換ソフト」として本格的に活用するためには、このDeDRMプラグインが不可欠だと言えるでしょう。
CalibreでKindleのDRMを解除する手順
CalibreとDeDRMプラグインを組み合わせることで、Kindle電子書籍のDRMを解除し、EPUB形式に変換できます。ここでは、その基本的な流れをステップごとに整理して解説します。
Calibreのインストール方法
Calibreは公式サイトから無料でダウンロードできます。Windows/Mac/Linuxすべてに対応しているため、自分の環境に合ったインストーラーを選び、通常のソフトウェアと同じ手順でインストールすれば準備完了です。
CalibreにDeDRMプラグインの追加
Calibre本体だけではDRM解除はできません。そのために必要なのがDeDRMプラグインです。導入手順は以下の流れになります。

「よろしいですか?」のポップアップウインドウが出ます。「はい」を選択します。

インストール成功しましたら、ポップアップウインドウが表示されます。calibreを今すぐ再起動をクリックし、再起動します。こでれ、DeDRMプラグインの追加が完了です。
Kindle書籍をCalibreに取り込みする方法とDeDRM解除の手順
次に、実際のKindle電子書籍ファイルをCalibreに取り込み、変換してみましょう。

Tips:もしダウンロードしたKindle本の保存先がわからない場合、Kindle For PCの「ツール」→「オプション」→「コンテンツ」から保存先を確認・変更することができます。

右上から変換されたい出力形式を選択し、「OK」ボタンをクリックすると変換が開始します。
CalibreでKindleのDRM解除に関するより多くのQ&Aは、Calibre Kindleをチェックしてください。
Kindleユーザー向けの注意点とDeDRMプラグインエラー解決法
CalibreとDeDRMプラグインを使ってKindleのDRMを解除しようとすると、ユーザーはしばしば「変換できない」「エラーが出る」といった問題に直面します。ここでは、対応フォーマットの制限、解除が失敗する主な原因、そして解決のための具体的な方法を順を追って解説します。
対応フォーマットの制限
- AZW/AZW3形式のみに対応
DeDRMプラグインが扱えるのはAZWおよびAZW3形式のファイルです。これは旧来のKindleで広く利用されていた形式ですが、近年の電子書籍では主流ではなくなりつつあります。
- KFX形式への非対応
2015年以降に出版された多くのKindle書籍は、KFXという新しいフォーマットで配信されています。さらに、最新版のKindleクライアントを使ってダウンロードすると、すべての書籍が強制的にKFX形式になります。つまり、現在の環境でそのままDeDRMを使ってもファイルを認識できないケースが多いのです。
古いクライアントを利用する必要性
DRM解除を行うには、Kindleクライアント1.24以前を利用して書籍をダウンロードすることが求められます。ただし、古いクライアントではそもそもダウンロードできない作品もあり、その場合は「その本がKFX形式でしか提供されていない」可能性が高くなります。このような場合には、Calibre DeDRMだけでは対処不可能で、KFX専用のプラグインが必要になります。
CalibreでKindle DRM解除ができない主な原因

- KFX形式の書籍だった
最も多い失敗原因がこれです。KFX形式の書籍をCalibreに導入する場合は、KFX input プラグインをインストールする必要があります。
- プラグインの不具合や古いバージョン
DeDRMプラグイン自体が古かったり、正しくインストールされていなかったりすると、変換はうまくいきません。
- 電子書籍ファイルの不具合
ダウンロードが途中で失敗していたり、ファイルが破損している場合、Calibreが正しく読み込めないことがあります。この場合は再ダウンロードが必要です。
- DeDRMの更新停止による問題
DeDRMは2023年以降、事実上アップデートされていません。そのため、新しいDRM暗号化方式には対応できず、解除できない書籍が増えてきています。
エラー解決のための対処法
- 最新版のプラグインを導入する
古いバージョンを利用していると、当然のように動作しないケースが多くあります。まずは最新版を入手して試すことが基本です。
- プラグインを再インストールする
Calibreの「環境設定→高度な設定→プラグイン」から一度削除し、zipファイルを再度読み込んで追加すると、設定の不具合が解消される場合があります。
- 電子書籍を再取り込みする
一度Calibreに追加した書籍を削除し、再びダウンロードしてインポートし直すことで、エラーが消えるケースもあります。
- 非対応DRM方式だった場合の選択肢
上記を試しても解除できない場合、その書籍は最新のDRMやKFX形式で保護されている可能性が高いです。この場合、Calibreではどうしても対応できません。その際は、最新のDRMに対応し公式サポートも用意されているBookFab Kindle 変換のような専用ソフトを利用するのが、もっとも現実的かつ安全な解決策です。
Calibre DeDRMの限界と代替策ーーBookFab Kindle 変換
Calibreに追加できるDeDRMプラグインは、長年にわたって多くのユーザーに利用されてきました。しかし、2023年を境にアップデートが停止しており、新しいDRM暗号化方式に対応できないケースが増えています。また、導入手順も初心者には難解です。GitHubからプラグインを取得し、Calibreの環境設定からzipファイルを手動で追加する必要があり、さらに対応フォーマットやクライアントのバージョン制約を理解しなければなりません。結果として「技術に詳しい人向けの方法」に留まってしまっているのが現状です。
こうした限界を補うのがBookFab Kindle 変換です。このソフトは、最新のDRM方式やKFX形式にも対応しており、簡単にKindle電子書籍をダウンロードしてEPUBに変換できます。

- KFX、azw、azw3、MOBIなどの形式に完全対応
- 電子書籍のDRM保護を解除する同時にPDF・Epub形式に変換
- 継続的にアップデートにより最新DRM方式にも迅速対応
- 初心者でも安心の操作性とエラーが少なく安定稼働
- 複数端末での読書を実現
BoobFab Kindle変換の使い方
まず、BookFab Kindle 変換をパソコンにインストールし、ソフトを起動します。起動後はすぐにメイン画面が表示され、特別な初期設定を行うことなく操作を始められます。

次に、Kindle for PCを開き、変換したいKindle電子書籍をダウンロードします。購入済みの書籍であれば、通常どおりライブラリから保存するだけで準備は完了です。

書籍のダウンロードが完了すると、BookFabがKindle for PCの保存場所を自動的に読み取り、対象の電子書籍を検出して一覧に表示します。多くの場合、ユーザーが手動で操作する必要はありません。

万一、書籍が表示されない場合は、画面右上の「設定」から「書籍ダウンロード」を開き、「Kindle電子書籍のスキャンパス」にて、Kindle for PCの保存フォルダを指定してください。

- • Kindle for PCの保存先は、アプリ左上の「ツール」→「オプション」→「コンテンツ」から確認できます。

変換を実行する前に、出力するファイル形式を設定します。「設定」→「書籍ダウンロード」→「形式オプション」では、EPUB・PDF・オリジナル形式の中から用途に応じて選択可能です。

形式を指定した後、変換したい書籍を選び、「変換&復号」をクリックすると処理が開始されます。

変換が完了すると、書籍は「復号済電子書籍」として表示されます。「フォルダーを開く」をクリックすれば、変換後のファイルが保存されている場所をすぐに確認できます。

これで、DRMが解除したEPUBファイルを自分がお好きな端末やアプリに導入して、思う存分読めるようになります。

BookFab Kindle 変換を使えば、Kindle電子書籍を数クリックでEPUBやPDFなどの汎用フォーマットに変換可能です。変換後は、Kindle以外のリーダーアプリやスマホ・タブレット・PCでも自由に読書を楽しむことができます。さらに、アップデートやサポート体制も整っているため、長期的に安定して使える点が大きなメリットです。
CalibreでKindleのDRMを扱う際の注意点について
Kindle電子書籍のDRMに関する扱いは、国や地域によって考え方が異なります。一般的には、購入した電子書籍を自分の環境で読むために形式を変換したり、バックアップ目的で利用したりするケースは、日常的に行われているのが実情です。一方で、変換したファイルを第三者に配布したり、共有したりする行為は避けるべきとされています。
通常、変換作業を個人のPC内で完結させ、私的に利用する限り、特別な問題が生じる可能性は低いと考えられます。ただし、変換後の電子書籍を他人に渡したり、インターネット上に公開したりすると、トラブルにつながる恐れがあるため注意が必要です。
安心して利用するためには、あくまで自分自身の読書環境をより快適にする目的に限定し、長期保存や端末変更時の閲覧など、私的な範囲で活用することが大切です。操作や管理に不安がある場合は、設定が分かりやすく、安定した動作が期待できるBookFab Kindle 変換のような専用ツールを選ぶのも、現実的な選択肢と言えるでしょう。
まとめ
Calibreは多機能で自由度の高いツールですが、DeDRMプラグインの更新が滞っていることから、近年の新しいDRM方式やKFX形式に対応しきれない場面が増えています。そのため、変換時にエラーが発生したり、うまく処理できなかったりするケースもあり、特に初心者の方にとっては扱いが難しく感じられることもあるでしょう。また、電子書籍の取り扱いについては利用環境や目的に配慮することが大切とされています。
こうした点を踏まえると、安定した動作や分かりやすさを重視するユーザーには、最新のKindle仕様に継続的に対応しているBookFab Kindle 変換のような専用ソフトが実用的な選択肢と言えます。購入した電子書籍を自分の読書スタイルに合わせて快適に楽しむためにも、信頼性の高いツールを選び、安心して利用できる環境を整えることが重要です。





