目次

DVDメニュー・チャプター作成の基礎知識

DVDメニュー画面とは?

DVDメニュー画面とは、DVDを再生したときに最初に表示される「選択画面」のことです。
一般的には次のような要素が含まれます:

  • タイトル(作品名)
  • 背景画像または動画
  • 「再生」「チャプター選択」などのボタン
  • BGM(任意)

このメニューは オーサリングソフトを使って作成します。「オーサリング」とは、動画ファイルや音声、字幕などをDVDの規格に合わせて構成し、再生メニューをつける作業のことです。

DVDメニュー画面の役割

DVDメニュー画面の最大の役割は、複数の動画やチャプターを整理し、目的のシーンにすぐアクセスできるようにすることです。たとえば、結婚式のDVDなら「挙式」「披露宴」「プロフィール映像」などのボタンを配置し、クリック一つで再生できます。これにより、再生の自由度が高まり、鑑賞体験が格段に向上します。

DVDメニューの種類

DVDのメニューは、主に以下の2種類に分かれます。

種類 説明
トップメニュー(メインメニュー) DVDを再生した際に最初に表示される画面。作品タイトルや「再生」「チャプター選択」などのボタンが配置されます。
チャプターメニュー(サブメニュー) 本編の中のシーンごとに分割されたリスト。特定の場面から再生したい場合に便利です。

多くのオーサリングソフトでは、テンプレートを選ぶだけで両方のメニューが自動生成され、背景画像やBGMを自由にカスタマイズできます。

DVDチャプターとは?

DVDチャプターとは、動画を再生中に特定の場面へスキップできるようにする「区切り(目次)」機能のことです。
映画やライブDVDの「第1章」「第2章」や「曲ごとに選択できるシーン」などが、まさにチャプターです。オリジナル映像をDVD化する際も、チャプターを設定しておくと、見たい部分だけをすぐに再生できるようになります。

チャプター作成の目的とメリット

項目 内容
操作性の向上 長時間映像でも、見たいシーンをすぐに探せる
プロ仕様の印象 チャプター付きで「本格的なDVD作品」に見える
編集効率の向上 後から一部だけ再編集・差し替えが容易
プレゼント向き 結婚式・発表会・旅行など、複数シーンを整理できる

DVDオーサリングとは?

DVDには、ビデオDVDとデータDVDがあります。

  ビデオDVD データDVD
記録データ形式 MPEG-2 動画、音楽、画像、文書など
再生機器 DVDプレーヤー パソコン
特徴
  • メニュー画面やチャプターを設定できる
  • 多くのDVDプレーヤーで再生できる
  • 著作権保護機能が搭載されている
  • パソコンで編集や追加ができる
  • ビデオDVDよりも容量が大きい
  • 著作権保護機能は搭載されていない

DVDのオーサリングとは、動画を書き込んだDVDをプレーヤーを通してテレビで再生できる形式に変換することです。また、動画やDVDメニュー画面の作成、字幕や音声の追加を行い、ビデオDVDを作成するプロセス全体を指すこともあります。

DVDメニュー画面・チャプターの作り方(ステップ解説)

ここでは、初心者でも簡単にできるDVDメニュー画面・チャプターの作成手順を実際のソフト操作に沿って紹介します。使用する例は人気のオーサリングソフト「DVDFab DVD 作成」ですが、他のソフト(DVDStyler・VideoByteなど)でも流れはほぼ共通です。

DVDFab DVD 作成
DVDFab DVD 作成【30日間無料体験】
  • MP4、MKV、AVIなど200種類以上の動画形式に対応
  • 多彩なメニューテンプレートを提供して、メニューを簡単に作成
  • テンプレートの背景画像・ボタン・文字を自由に編集可能
  • カット・トリミング・字幕追加・チャプター追加などの編集機能も提供
  • GPUアクセラレーションで50倍の超高速処理を実現

ステップ①:DVDFabを起動して、動画を追加する

DVDFab DVD 作成を起動し、「作成モード → DVD 作成」を選びます。画面中央の「+」アイコンから動画を追加すると、タイムラインに自動的に読み込まれます。複数の動画を同時に追加できます。

ステップ➁:メニュー画面テンプレートを選ぶ

次に「メニュー作成」タブを開きます。DVDFabでは数十種類のテンプレートがあり、テンプレートをクリックするだけで、メニューの背景・ボタン配置・タイトルデザインが自動適用されます。

カスタマイズ項目:

  • 背景画像/動画の変更(自分の写真もOK)
  • ボタンの形・サイズ・配置調整
  • タイトル文字のフォント・色・位置変更

ステップ③:チャプターを設定する

「動画編集」>「チャプター」でチャプターを追加することもできます。

ステップ④:出力DVDの詳細設定と動画編集を行う

出力をDVD5またはDVD9に設定します。字幕、音声なども設定できます。

「詳細設定」でボリュームラベル、ビデオ画質、テレビ画質、アスペクト比なども設定できます。

「動画編集」でクロップ、エフェクト、ウォーターマーク、字幕などを編集することができます。

ステップ⑤:保存先を指定して、「開始」ボタンを押す

最後に保存先を指定して、「開始」ボタンをクリックして書き込みを開始します。

出力形式は以下の3種類から選べます:

出力タイプ 説明
DVDディスク 空のDVD-R/DVD+Rに直接書き込み。家庭用プレーヤーで再生可。
DVDフォルダ VIDEO_TS形式で保存。PCや他ソフトで再生・編集可能。
ISOファイル 仮想ディスクとして保存。後から焼く・バックアップに便利。

DVDメニュー画面が作成できるオーサリングソフト 10選

エラーほぼ0!超高品質なテンプレート「DVDFab DVD 作成」

DVDFab DVD 作成は、たったの数クリック、数十分で動画からテレビで再生できるビデオDVDを作成できるオーサリングソフトです。簡単な動画編集機能やプレビュー機能も搭載されているため、思いのままにカスタマイズしてオリジナルDVDが作成できます。

メニュー画面作成機能には、豊富なテンプレートが用意されています。ポップなデザインからモダンなデザインまで、さらには手持ちの画像や写真をアップロードすることもできますので、自分だけのオリジナルメニュー画面も作成できますよ。

メニュー画面以外にも音声や字幕がカスタムでき、処理速度も超高速。シンプルなインターフェースからは想像できないような高度な技術が搭載されていますので、「専門知識はないけれど、メニュー付きの本格的なDVDを作成したい」という方はぜひチェックしてみてください!

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有料ソフトですが30日間の無料体験付きなので、フリーソフトとしても使えますよ。
  無料ダウンロード Windows 11/10/8.1/8/7
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  無料ダウンロード macOS 10.10 - 15.x
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公式サイト https://dvdfab.org/dvd-creator.htm
対応OS

Windows 11/10/8.1/8/7 macOS 10.10 - 15.x

入力形式 MKV、MP4、AVI、 M2TS、MOVなど、200以上の動画ファイル形式に対応
出力形式 DVD-9、DVD-5、DVD+R/RW、DVD-R/RW、DVD+R DL、DVD-R DL
  • 操作が非常に安定しており、エラー発生率がほぼ0%
  • 数クリックで高品質なDVDを作成可能
  • 多数のテンプレート・背景・BGM設定に対応
  • チャプター機能、ISO出力、DVD-9/5対応
  • GPU加速で高速処理
  • 有料ソフト(30日間無料体験)

メニューのボタンもデザインできる「DVDStyler」

メニュー画面を作成できるフリーソフトをお探しの方には、DVDStylerがおすすめ。本ソフトはAVI、MOV、OGG、WMVなどの動画ファイルからDVDを作成できるソフトです。DVDメニューのテンプレートは多くないものの、手持ちの画像をアップロードできますので、心配いりません。ボタンのデザインも豊富で、大きさも変えられます。

動画からメニュー画面に使える画像をピックアップできるところも便利。複数のメニュー画面を作成することも可能で、メニュー画面にリンク付きのボタンを設置することもできます。かなり多機能なのですが、エラーが発生しやすい点はデメリット。特に日本語の要素に引っ掛かりやすいので注意してください。

公式サイト https://www.dvdstyler.org/ja/
対応OS

Windows XP/Vista/7/8/8.1/10, Mac OS X 10.10 以降, Linux
macOS 10.10またはそれ以上

入力形式 AVI、MOV、MP4、MPEGなど
出力形式 DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD+R DL、DVD-R DL、DVDフォルダーとISOファイル
  • 無料・オープンソースで機能が豊富
  • 手持ちの画像をメニュー背景に設定可能
  • ボタンデザインや配置を自由に編集可能
  • チャプターリンクや複数メニュー作成にも対応
  • エラーが発生しやすく、日本語環境で動作が不安定
  • テンプレートの数が少ない

メニューに音楽も付けられる「DVD Memory」

AVI、 MP4、 M4V、 MOVなど150種類以上の動画に対応しているDVD Memory。チャプター編集をしたり、DVDだけでなくブルーレイの書き込みをしたりできます。メニューに音楽を追加できるところも便利です。BGMのトリミングやフェードイン/フェードアウトも編集できます。

無料版だと出力ディスクにロゴが入ってしまう点がデメリット。オーサリングソフト 無料 ロゴなしはここでチェックしましょう。DVDメニュー画面のテンプレートも無料版だと3つまでしか試せません。とはいえ、有料版として使えば、処理速度も高速で使いやすいソフトです。

公式サイト https://dvdcreator.wondershare.jp/
対応OS

Windows 11/10/8/7/Vista/XP Mac OS X10.10またはそれ以降

入力形式 AVI、 MP4、 M4Vなど
出力形式 DVD 5/9(DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD+R DL、DVD-R DL)
  • 150種類以上の動画形式に対応
  • BGM追加やフェード編集など音声機能が充実
  • チャプター編集、ブルーレイ書き込みも可能
  • 操作が直感的で初心者向け
  • 無料版ではロゴ挿入あり
  • テンプレート数が限定される(3種類まで)

ISOフォルダ/ファイルも作成できる「4Videosoft DVD 作成」

4Videosoft DVD 作成は、DVDメニュー作成機能付きのオーサリングソフトです。メニュー画面のBGMも設定できますので、音楽にもこだわりたい方におすすめ。メニュー画面前に表示されるオープニング動画を設定できる点がユニークです。

メニューテンプレートは、誕生日用や結婚式用などさまざまなタイプが用意されており、メニュー画面表示のループ時間も設定できます。DVDを構成するファイル素材を読み込んで「次へ」を押すとメニュー画面の作成を行うことができますよ。

一方、エクスポートの際にエラーが発生しやすい点はデメリット。せっかくDVDを作成してメニュー画面まで準備したのにエクスポートエラー…なんて事例もあります。

公式サイト https://www.4videosoft.jp/dvd-creator/
対応OS

Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7
Mac OS X 10.7 或いはそれ以上

入力形式 MP4、AVCHD、MPEG、MOVなど
出力形式 DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD+R DL、DVD-R DL、DVDフォルダとISOファイル
  • メニュー前にオープニング動画を設定できる独自機能
  • ループ時間設定やBGM追加など細かい編集が可能
  • 誕生日・結婚式など多彩なテンプレート
  • 書き出し時にエラーが発生しやすい
  • 出力までの処理時間が長め

チャプター編集可能なフリーソフト「DVD Flick」

DVD Flickはシンプルなインターフェースで初心者の方でも使いやすいDVD作成ソフトです。メニュー画面作成に関して必要最低限の機能という感じなので、それでもいい!という方におすすめ。テンプレートもありますが、5種類程度なので選べるほどではありません。

インストール後も50MBほどと軽く、フリーソフトである点はメリットなのですが、日本語に対応していないためすべて英語表記になります。また、DVD作成においてプレビューができないため、その点は少し使いづらいかもしれません。また、2024年現在、ソフトの開発はストップしています。

公式サイト https://www.dvdflick.net/
対応OS Windows 2000/XP/Vista/7
入力形式 MP4、MKV、AVI、WMVなど
出力形式 DVD 5/9(DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD+R DL、DVD-R DL)
  • フリーソフトで非常に軽量(約50MB)
  • シンプルで初心者でも操作が簡単
  • 自動チャプター設定に対応
  • 日本語非対応(全て英語表記)
  • プレビュー機能なしで使いにくい
  • 開発が停止しており最新OSでは不安定

ステップに沿うだけで作成できる「Avi2DVD DVD Creator」

Avi2DVD DVD Creatorは動画データをDVDもしくはVCDデータに変換してくれるソフトです。書き込み機能はないため、VIDEO_TSやAUDIO_TSフォルダ、ISOイメージファイルを別途ライティングソフトでDVDに書き込む必要があります。

高品質なDVDメニュー画面を作成できるフリーソフトの一つ。AVI、MKV、OGM、WMVからDVDを作成でき、最大3つの字幕とオーディオストリームを追加することができます。(MP4には対応していないため注意)

一方、メニュー画面を作成すると、不安になるほどDVD作成に時間が掛かる点はデメリット。メニュー画面にBGMを挿入することはできますが、MP2にしか対応していないため注意してください。筆者が実際にインストールした際は、ウイルスソフトに引っ掛かり、抱き合わせで複数のソフトがインストールされそうになりました。

公式サイト(配布サイト) https://www.gigafree.net/media/dvdconv/avi2dvd.html
対応OS Windows 98/Me/2000/XP/Vista
入力形式 AVI、MKV、OGM、WMVなど
出力形式 VCD、DVD、SVCDなど
  • AVI・MKVなどから高品質DVDメニュー作成が可能
  • 字幕とオーディオストリームを複数追加可能
  • 無料で利用できる
  • MP4非対応
  • 書き込み機能がない(別ソフトでのライティングが必要)
  • 動作が遅く、セキュリティソフトに警告される場合あり

Mac向け有料オーサリングソフト「iSkysoft DVD Creator」

iSkysoft DVD Creatorは、WindowsとMacの両方に対応しているDVD作成ソフトです。(WIndows版もリリースされていますが筆者がインストールしてみたところ立ち上がらない、開いてもすぐに落ちる…など使い物になりませんでした)

メニュー構造が可視化されるため、初心者の方でも視覚的にメニュー画面が作成できます。テンプレートは多くはありませんが、シンプルでスタイリッシュなものが多いです。ただし、ソフトが落ちることがよくあり、エラーも発生しやすいため、重要なデータの書き込みには向いていません。無料版が提供されておらず3,000円の買い切りなので注意してください。

公式サイト(配布サイト) https://www.iskysoft.com/dvd-creator-windows.html
対応OS

Windows 10, Windows 2003/XP/Windows Vista/Windows 7/Windows 8
Mac OS X 10.5およびそれ以降

入力形式 MP4、MKV、AVI、WMVなど
出力形式 DVD 5、DVD 9、BD-25、BD-50、BD-100 など
  • メニュー構造が可視化され、初心者でも分かりやすい
  • デザインがシンプルでスタイリッシュ
  • Macにも対応
  • Windows版が不安定で頻繁にクラッシュ
  • エラー発生率が高く、信頼性に欠ける

幅広い対応形式「Freemake Video Converter」

Freemake Video ConverterはWindows向けの動画変換ソフトです。使いやすいインターフェースと幅広い対応形式で、多くのユーザーに使用されます。AVI、MP4、WMV、MKV、FLV、MP3など、500種類以上のファイル形式に対応しており、iPhoneやAndroidに対応できます。

また、動画変換だけでなく、DVD作成、動画編集などの機能が備えています。もちろん、動画メニュー作成機能も搭載されています。しかし、無料版ではメニューの種類が少なく、ウォーターマークが入ることがあります。このとき、有料版を購入することで制限が解除され、より快適な操作が可能になります。

公式サイト(配布サイト) https://www.freemake.com/jp/free_video_converter/
対応OS Windows
入力形式 MP4、MKV、AVI、WMV、MOV、MTS、FLVなど
出力形式 DVDディスク、ブルーレイディスク
  • 500種類以上の形式に対応
  • 動画変換・編集・DVD作成を一括で行える
  • インターフェースが分かりやすい
  • 無料版はウォーターマーク(ロゴ)付き
  • メニュー種類が少ない

多機能を備えるソフト「VideoByte DVD 作成」

多機能を備えた「VideoByte DVD 作成」はDVD画面メニュー作成ができます。MP4ファイルを追加して、ワンクリックで編集やカスタマイズが可能です。それに、このソフトには多彩なメニューテンプレートが用意されており、お好みに合わせてメニュー画面のデザインや背景音楽を設定できます。また、WindowsとMacに対応しており、誰でも簡単にDVDを作成することができます。

公式サイト(配布サイト) https://videobyte.jp/dvd-creator/
対応OS Windows&Mac
入力形式 MP4、MKV、AVI、3GP、VOB、FLVなど
出力形式 DVDディスク/フォルダ、ISOイメージファイル
  • 多機能でメニュー作成・動画編集を一体化
  • 多彩なテンプレート・背景音楽設定
  • Windows/Mac両対応
  • MP4など主要形式に広く対応
  • 無料版では一部機能制限あり
  • 処理速度がやや遅い

Microsoftが提供するフリーツール「Windows DVD メーカー」

「Windows DVDメーカー」は、Microsoftが提供していた無料のDVD作成ソフトウェアです。このソフトには多種なメニューテンプレートが用意されており、ユーザーの好みによって好きなDVD画面メニューをカスタマイズできます。また、写真からスライドショーの作成や音楽の追加など、いろいろな動画編集機能も搭載されています。操作画面がわかりやすいため、メニューでの操作や項目の設定が簡単にできます。初心者向けのDVD作成ソフトとも呼ばれています。

ただし、「Windows DVDメーカー」はWindows 8以降のバージョンでは標準搭載されていないということが注意してください。

公式サイト(配布サイト) /
対応OS Windows
入力形式 MP4、AVI、MPG、M1V、MP2V、MPEGなど
出力形式 DVDディスク/フォルダ
  • Microsoft純正の無料ソフト
  • 操作がシンプルで初心者でも簡単
  • スライドショー・音楽追加機能を搭載
  • Windows 8以降では非搭載
  • 更新終了、機能が古く現環境に非対応

【Q&A】DVDメニュー画面作成に関するよくある質問

Q1: DVDのメニュー画面とは何ですか?

DVDのメニュー画面とは、DVDを再生したときに最初に表示される画面のことです。コンテンツを再生したり、特定のチャプターを選択したりといった機能があります。DVDにメニュー画面を付ければ、思い出を収録したDVDがさらに本格的になりますね。

Q2: DVDメニューに付けられるボタンの数は?

一般的に16:9のアスペクト比の場合はボタンを18個まで付けられます。また、4:3のメニュー画面の場合は36個まで追加可能です。

Q3: DVDをメニューなしで再生することはできますか?

可能です。各ソフトに「メニューなし」という項目がありますので選択しましょう。DVDのメニュー画面がない場合は、起動してすぐに本編が再生されます。

Q4: DVDメニューに自分が持っている写真を入れられますか?

DVD作成ソフトによって異なります。例えば本記事でも紹介しているDVDFab DVD 作成はローカルに保存している写真や画像をアップロードしてメニュー画面に採用できます。

Q5: DVDチャプターが作成できるフリーソフトは?

DVD FlickやDVD Stylerなどはチャプター作成に対応しています。また、DVDFabも詳細設定で「チャプターを保存」にチェックを入れることでチャプターの作成ができます。

Q6: Windows11でDVD作成がうまくできないときの対処法は?

Windows11環境でDVDが正常に作成できない場合、以下のポイントを確認しましょう。

① ソフトの互換性:旧ソフト(例:Windows DVDメーカー、DVD Flick)はWindows11で動作しないことがあります。最新対応ソフト(DVDFab、VideoByteなど)を選びましょう。

② 書き込みドライブの設定:外付けDVDドライブを使用している場合、ドライブが正しく認識されていないケースがあります。デバイスマネージャーでドライブ名を確認し、最新ドライバーを適用してください。

③ 書き込みメディアの品質:安価なDVD-Rは書き込みエラーの原因になります。信頼できるメーカー製メディア(例:Verbatim、Panasonicなど)を使用するのがおすすめです。

④ 管理者権限での起動:一部ソフトは管理者権限がないとドライブ制御ができません。ショートカットを右クリックして「管理者として実行」を選択しましょう。

これらを試しても解決しない場合は、DVDFab DVD 作成のようにWindows11専用の書き込みエンジンを搭載した最新ソフトを使用するのが最も確実です。

まとめ

今回はDVDメニュー画面の作り方を探しているあなたに、DVDメニュー画面作成ができる、というポイントでおすすめソフトを解説しました。品質・操作性・テンプレートの豊富さでDVD作成ソフトを選びたいなら、DVDFab DVD 作成がおすすめ。初心者の方でも簡単にDVD作成、メニューの追加、映像の編集ができますので、初めてDVD作成に挑戦する方にも最適です。処理の成功率も非常に高いため、頑張って作成したDVDが最後の最後でエラー…なんてトラブルもありませんよ!