【DVDFab無料版】DVDFab HD Decrypterのダウンロード、使い方、制限およびDVDFab Crackを徹底解説!
要約: DVDFab HD Decrypterを使用して、無料で自作および市販/レンタルしたDVDやBlu-rayのコンテンツをコピーしたりリッピングしたりできます。今回は、完全個人利用向けとして、DVDFab無料版つまりDVDFab HD Decrypterのインストール、使い方、動作環境、特徴などをご紹介いたします。
DVDFab HD Decrypterとは?
DVDFab HD Decrypterは、DVDFab製品ラインナップの中で最も人気のある無料ソフトウェアの1つです。このソフトウェアは、DVDやブルーレイのコピー、リッピングといった機能を提供していますが、中でも主な目的はコピーガードがかけられたDVDやBlu-rayディスクからコピーガードを解除することです。DVDFabバージョン10以降では、試用期間が終了した後も、DVDFabの無料版-DVDFab HD Decrypterとして使い続けます。

- 市販やレンタルのDVD/Blu-ray/録画したBDAVに対応
- 無劣化でDVDやBlu-rayを空のディスク/ISOファイル/フォルダにコピー
- フルディスクとメインムービーの2つのコピーモードが利用可能
- 無劣化でDVDやBlu-rayをMP4/MKVに変換する
- 豊富な動画編集機能(クロップ、トリム、回転など)を提供
DVDFab HD Decrypterに期限切れはあるのか?
DVDFab HD Decrypterは、完全無料のフリーソフトです。DVDFabの有料版ソフトには、無料試用期間が設けられており、この期間を過ぎてソフトのライセンス購入が確認されなかった場合は、自動的に永久無料版のDVDFab HD Decrypterへと切り替わります。無料版となったDVDFabソフトは、アンインストールしない限り、永久的に無料で使用することができます。
また、現在でもDVDFab公式サイトより、バージョンが古いソフトをダウンロードすることが可能となっています。ユーザーインターフェースの変更等はありますが、基本的な機能は同様にお使いいただけます。
DVDFab HD Decrypterのバージョンについて
DVDFab HD Decrypterという独立したソフトウェアとして確立されるようになったのは、DVDFab8以降です。名称は変化していますが、有料の製品版の一部の機能を使えるという製品の特長は変わっていません。
メインソフトとなるDVDFabのバージョンが更新されるたび、デザインも変化し、機能も改善されています。また、製品版からフリー(無料)版になったとしても、複製の際のデータ品質に変化はありません。
2025年5月時のDVDFabに含まれるDVDFab HD Decrypterのバージョンは、13.0.4.1です。
DVDFab 無料版の制限は?無料版と有料版の違いを解説
無料版(DVDFab HD Decrypter): 基本的なコピーやリッピング機能は提供されていますが、最新のコピーガード解除、速度、出力��ォーマットの自由度などが制限されています。DVDやBlu-rayの古いディスクをコピーする場合には無料版でも十分ですが、最新のディスクや多機能な操作を求める場合は不十分です。
有料版: 最新のディスクや4K UHD、3D Blu-rayのコピー、豊富な出力フォーマットへの変換、高速な変換速度を求める場合は有料版が最適です。
DVDFab 無料版と有料版には機能の違いがあります。有料版はより多くのモードに対応しており、機能もより強力です。もちろん、ご自身のニーズに応じてどちらを使用するかをお選びいただけます。

- 暗号化されたDVD/Blu-ray/UHDのコピー/リッピング/書き込み
- セル/レンタル/録画/自作ディスクがすべて対応、BD⇔DVD/UHDも
- DVD/Blu-ray/UHDのISO化/データ化/MP4変換/オーサリング
- AIによる動画高画質化、動画変換・編集、音声抽出
- 高画質で高速処理
DVDFab HD Decrypterのダウンロード・インストール
DVDFab HD Decrypterの動作環境
DVDFab HD Decrypterを利用するために必要な、パソコンの動作環境をご紹介します。
- OS:Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)
- CPU(プロセッサ):Pentium II 500 MHz、Intel Core2 Quad以上
- RAM:2GB以上
- ハードディスク空き容量:100GB以上
- ドライブ:DVD-RW/Blu-ray-RW
- インターネットの接続環境
- OS:macOS 10.10 - 15.x
- CPU:インテル®プロセッサー
- RAM:2GB以上
- ハードディスク空き容量:20GB以上
- ドライブ:DVD-RW/Blu-ray-RW
- インターネットの接続環境
ハードディスクの空き容量に関しては、ソフト本体の容量121.87MB以上を確保できれば、問題ありません。なお、変換後のファイルを保存しておくためのストレージが別途必要になる場合もありますので、利用される状況によって適宜確保されることをお勧めします。
DVDFab HD Decrypterをダウンロード・インストールする手順
終了すると、「今すぐ起動」をクリックしてソフトを起動します。
DVDFab HD Decrypter 無料版の使い方
DVDFab HD Decrypter 無料版の使い方①:DVD・ブルーレイをコピーする方法
- • フルディスク:DVD/Blu-rayの全体をコピーします。(メニューをコピー)
- • メインムービー:DVD/Blu-rayのメインムービーのみをコピーします。(メニューをコピーしない)
- • カスタマイズ:DVD/Blu-rayのタイトルやチャプターを選択してコピーします。
- • 分割:1枚のDVD9が2枚のDVD5に分割します。
- • 結合: 複数のDVD/Blu-rayビデオを1つのDVD/Blu-rayに結合します。
- • クローン/ライティング:1:1の比率でDVD/Blu-rayをクローンします。(メニューをコピー)
画面の下部へ、必要に応じて、出力ディレクトリをドライブ/ISO/フォルダに指定します。
DVDFab HD Decrypter 無料版の使い方➁:DVD・ブルーレイをリッピングする方法
DVDFab HD Decrypter 無料版の使い方③:DVDやブルーレイを空のディスクに書き込む方法
DVDFab HD Decrypterは、DVDFabの書き込みエンジンは使用できません。Windowsで、ディスクへの書き込み機能を有効にさせておくためには、「ImgBurn」というプラグインを追加・設定する必要があります。
ImgBurnをインストール後、DVDFab HD Decrypterを起動し、左上部にあるメニューのアイコンをクリックして、[設定]を選択します。
ImgBurnの実行ファイルパスを求めるウインドウが開きますので、[PC]>[System(C:)]>[Program Files(x86)]>[ImgBurn]>[ImgBurn.exe]を選択します。なお、ファイルのパスは、ダウンロード時の設定で変化します。
Macの場合は、「DVDFab DVDコピー for Mac」無料体験版または有料版などを使用してみましょう。
DVDFab HD Decrypter の評判
無料ソフトの「HD Decrypter」は、フリーソフト100で4.63点と高評価。レビューは少し古いけど、機能はちゃんと使えるみたいですよ。一年前のブルーレイディスクを処理する場合は無料版でも十分ですが、最新のブルーレイをコピーする場合は有料版にアップグレードするのをお勧めします。
出所:フリーソフト100: DVDFab HD Decrypter
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一方で、TrustpilotでのDVDFabの総合評価評価は4.7と高く、ユーザーから「使いやすい」や「信頼できる」など非常に高い評価を受けています。
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さらに、DVDFab XI プレミアムは第32回Vectorプロレジ大賞のライティング部門賞を受賞しました。DVDFab強力な機能は、公式と一般ユーザーの両方から認められていたのでしょう。
ネットのユーザーレビューと筆者自分の使用体験を合わせて、下記のメリットとデメリットをまとめました。
- 一部のDVDやブルーレイコピーガードを解除できる
- DVDやブルーレイを無劣化でコピーできる
- DVD・ブルーレイ・動画を高画質のMP4、MKVに変換できる
- 出力ビデオのチャプター、字幕、オーディオなどを設定できる
- WindowsとMac両方に対応
- 永久無料
- 最新のコピーガードに対応しない
- アダルトディスクに対応しない
- 圧縮とライティング機能はない
DVDFab HD Decrypter のCrack(クラック)について
Crack(クラック)は、クラッキングとも呼ばれます。システムへの不正侵入や、破壊、改ざんを行う他、パソコンの乗っ取りや、ユーザー登録およびシリアルナンバー登録の手順スキップによる不正利用などの悪質な行為すべてを指します。
現在DVDFab HD Decrypterは、完全無料のソフトですが、インストール後30日間は、有料版と同様の機能を利用することができます。この期間を終了すると、利用機能に制限がかかるようになるのですが、クラックによって、ライセンス認証を解除するユーザーが少なからず存在します。

DVDFab HD Decrypterに関するよくある質問
DVDFab製品版の試用期間を終えて、いわゆるDVDFab 体験版が期間切れ、ライセンスを購入しなかった場合、一部の機能が制限されたDVDFab HD Decrypterとしてソフトウェアそのものは、継続して利用いただけます。この段階になって、初めてDVDFabフリー(無料)版となります。
DVDFab HD Decrypterの開発元は、DVDFabと同じDVDFab Softwareです。バージョン5.2.2.0以前は、日本語未対応でしたが、現在のバージョンは完全日本語対応版となっています。
いいえ、DVDFab HD Decrypterは非常に使いやすいソフトウェアで、特別な設定は必要ありません。ソフトウェアをダウンロードしてインストールした後、直感的なインターフェースを通じて操作を行うことができます。
コピーガードの解除について、著作権法上は技術的保護手段(技術的プロテクト)が施されていないCDやDVDなどの著作物(目安として2018年以前に販売されたディスク)に関してのみ、私的使用の範囲内で複製が可能となっています。DVDFab HD Decrypterは、これらの複製作業を実行する場合において、最も適しているソフトウェアであるといえます。
まとめ
DVDFab HD Decrypterは、DVDだけでなく、Blu-rayディスクのコピーやリッピングにも対応していますが、お使いのパソコンがBlu-ray-RW光学ドライブを搭載していない場合、これらの機能を使うことはできません。
また、レンタル製品など一部の商品には技術的保護手段の一つとなるMultiple VTS Protectionが含まれていないものもあり、私的利用に限り、これらを複製・リッピングすることは可能となっています。
著作権法の改正により、すべてのメディアでの複製やリッピングは、法律上違法行為となる可能性があり、罰則も厳しくなる可能性があります。しかし、個人的な使用に留めており、他者へ作品を配布しない限り、実際に処罰されるリスクは低いと考えられます。それでも、私たちがメディアを通じて作品を楽しむ際には、著作権者の権利を尊重し、これらの行為について再度考慮することが大切です。