DVDFab 11は、DVD・Blu-ray・UHDのコピー、リッピング、作成、ディスク間変換に対応した旧世代の統合メディアソフトです。現在の主力はDVDFab 13ですが、旧UIや旧環境との互換性を重視してDVDFab 11を確認したい人向けに、できること・当時の新機能・入手方法・基本的な使い方を整理してレビューします。

先に結論を言うと、DVDFab 11は当時としては多機能で、ディスクをISO/フォルダへコピーしたり、MP4/MKVなどへ変換したり、動画からDVD/Blu-ray/UHDを作成したりできます。一方で、現時点では最新版ではないため、新機能や最新環境への最適化を重視するなら現行版の確認もおすすめです。DVDFab 12に興味がある場合は、DVDFab 12レビューも参照してください。

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DVDFab11レビューの要点

DVDFab 11をひとことで言うと、ディスク処理を1本でまとめたい人向けのオールインワンソフトです。コピー、リッピング、作成、形式変換を同じUIで扱える点が強みでした。

特に便利なのは、DVD/Blu-ray/UHDをソースにして、ISO・フォルダ保存と動画変換の両方に対応していることです。用途に応じてバックアップ重視にも、視聴用データ化重視にも使い分けられます。

一方で、本記事で扱うDVDFab 11は旧バージョンです。最新OSへの最適化や新機能は現行版が中心になるため、旧版を使う理由が明確な人向けのレビューとして読むのが適切です。

DVDFab11は今でも使える?

現在、通常のダウンロードページからDVDFab 11を直接取得することはできません。旧版が必要な場合は、会員向けの拡張ダウンロード機能を利用する形になります。

また、記事内で紹介する機能や画面はDVDFab 11当時の内容です。現行のDVDFab 13とはUIや対応範囲が異なる場合があるため、最新版を探している人は上部のダウンロードボタンから現行版を確認してください。

DVDFab11の新しい機能

DVDFab 11では、当時のメジャーアップデートとしてUI刷新と一部機能追加が行われました。ここでは、レビュー観点で重要な変更点だけを絞って見ていきます。

DVDFab11の新しい機能

新しいフラットデザインを採用

DVDFab 11では、明るめの配色を使ったフラットデザインが採用されました。メイン機能への導線が整理され、旧版よりも直感的に操作しやすい構成になっています。

DVDFab リモートに対応

DVDFab リモートは、iOSとAndroidで利用できる連携アプリです。スマートフォンやタブレットから動画をDVDFab 11へ転送できるほか、変換やコピーの進行状況を確認できます。

DVDFab リモートの使い方は、「DVDFab 11レビュー- DVDFab リモート」記事を参照してください。

「Web最適化」出力プロファイルを追加

リッピングと動画変換では、「Web最適化」カテゴリが追加されました。Web公開やアップロードを想定した出力を選びやすくなったのが特徴です。

dvdfab 11

DVDFab11をダウンロード・インストールする方法

DVDFab 11を使うには、まず会員ページから旧版を取得します。インストール自体は一般的なWindowsソフトと同じ流れです。

DVDFab11をダウンロードする方法

Step1
https://dvdfab.org/member.htm にアクセスし、メンバーにログインします。

DVDFab11をダウンロードする

Step2
左側メニューの「拡張サービス」から「DVDFab」を選び、OSとバージョンを指定します。

DVDFab11をダウンロードする方法

Step3
「ダウンロード先」から必要なDVDFab 11のバージョンを選択し、保存します。

DVDFab11をインストールする方法

Step1
保存したDVDFab11.exeをダブルクリックし、「クイックインストール」をクリックします。

DVDFab11をインストールする方法

Step2
完了後に「今すぐ起動」をクリックすると、DVDFab 11を起動できます。

DVDFab11をインストールする方法

DVDFab 11の主な機能

DVDFab 11の中心機能は、コピー、リッピング、作成、ディスク間変換です。ディスクをそのまま保存したいのか、動画ファイルとして持ち出したいのかで使う機能が変わります。

1. コピー

DVDFab 11の主な機能

コピーは、DVD・Blu-ray・UHDをISOまたはフォルダへ保存したり、対応する空メディアへ書き込んだりするための機能です。バックアップ目的で使う場面に向いています。

代表的なモードは、フルディスク、メインムービー、カスタマイズ、分割(DVDのみ)、結合、クローン/ライティングです。必要な部分だけ残すことも、1:1で複製することもできます。

フルディスク:ディスク全体をISOまたはフォルダへ保存します。
メインムービー:本編中心でコピーし、不要部分を省きます。
カスタマイズ:必要なタイトルだけ選んで保存します。
分割(DVDのみ):DVD9を2枚のDVD5へ分ける用途に使います。
結合:複数ソースを1つのディスク/ISO/フォルダへまとめます。
クローン/ライティング:1:1複製や書き込み向けのモードです。

2. リッピング

リッピング

リッピングは、DVD・Blu-ray・UHDディスク、ISO、フォルダをMP4、MKV、AVIなどの動画形式や、一部音声形式へ変換する機能です。スマホ、PC、テレビなどで再生しやすいデータにしたいときに向いています。

事前設定プロファイルが用意されており、iPhone、iPad、ゲーム機、各種スマートフォン向けに出力形式を選べます。チャプター、音声、字幕の選択も行えます。

リッピング

UHD リッピングも同じモジュール内で扱えます。DVD/Blu-ray向けと近い操作感で、4KやSDR向けの出力を選択できます。

3. DVD/Blu-ray/UHD 作成

DVD/Blu-ray/UHD 作成

作成モジュールでは、手元の動画ファイルからDVD / Blu-ray / UHDディスク、ISOファイル、フォルダを作成できます。家庭用プレーヤーで再生したい場合に便利です。

メニューの追加や一部カスタマイズにも対応しています。

DVD/Blu-ray/UHD 作成

4. ディスク間の変換

ディスク間の変換

ブルーレイ DVD 変換:Blu-rayをDVD形式へ変換します。
DVD ブルーレイ 変換:DVDをBlu-ray形式へ変換します。
UHD ブルーレイ 変換:UHDを1080p Blu-ray相当の形式へ変換します。

DVDFab11 リッピング機能について

DVDFab 11のリッピングは、ディスクをそのまま複製するコピー機能とは異なり、再生しやすい動画・音声ファイルへ変換する機能です。ディスク、ISOファイル、フォルダをソースとして扱えます。

用途に応じて、DVD リッピング、Blu-ray リッピング、UHD リッピングの3系統が用意されています。ここでは違いを簡潔に確認します。

DVDFab DVD リッピング

dvdfab dvd リッピング
  • 市販やレンタルDVD、DVD ISO/フォルダをMP4、MKV、AVIなどへ変換できます。
  • 一部音声形式への抽出にも対応します。
  • 携帯電話やゲーム機向けの出力プロファイルも用意されています。
  • 無料機能は30日間体験できます。

DVDをスマホやPCで見やすい形式へ変換したい場合に向くモジュールです。動画から音声だけを取り出したいときにも使えます。

DVDFab Blu-ray リッピング

product image
  • 市販Blu-rayや録画Blu-ray(BDAV)を1000以上の動画形式へ変換できます。
  • H.265を含む各種出力プロファイルに対応します。
  • iPhone、iPad、Android端末、PSPなど向けの初期設定も利用できます。

DVD向けより高解像度コンテンツに向くのがBlu-ray リッピングです。必要に応じてCinavia 除去の追加ツールも参照できます。

dvdfab 11

バッチ変換やファイル結合にも対応しており、複数タイトルをまとめて処理したいときに便利です。

DVDFab UHD リッピング

product image
DVDFab UHD リッピング
  • 4K UHD Blu-rayをMKV、M2TS、MP4.SDRなどのプロファイルへ変換できます。
  • 画質重視のパススルー系と、扱いやすさ重視の変換系を選べます。

UHD リッピングでは、画質を優先するならMKVパススルーやM2TSパススルー、互換性を重視するならMP4.SDRやMKV.SDRといった選び方ができます。ソースサイズが大きいため、処理時間はDVD/Blu-rayより長くなりやすい点に注意してください。

また、UHD変換ではハードウェアアクセラレーションの有無が処理速度に影響します。

dvdfab11

DVDFab11の使い方:DVD/Blu-ray/UHDをリッピングする

DVDFab 11では、ソースを追加すると内容に応じて適切なリッピング処理へ進めます。DVD、Blu-ray、UHDで画面構成が大きく変わらないため、基本手順は共通です。

ディスクを光学ドライブに入れると自動認識されます。ISOファイルやフォルダを使う場合は、「+追加」または中央の「+」から読み込みます。

DVDFabでDVD/Blu-ray/UHDをリッピングする方法

Step1
DVDFabを起動し、「リッピング」を選択してソースを追加する

DVDFabでDVD/Blu-ray/UHDをリッピングする方法

DVDFab 11を起動して「リッピング」をクリックします。DVD、Blu-ray、UHDディスク、またはISO/フォルダを読み込みます。

注意:UHD出力はDVDFab 11の64bit版のみ対応し、32bit版では利用できません。

Step2
出力フォーマットを選択する

左上のプロファイルスイッチャーを開き、フォーマット/ビデオ、またはオーディオから希望の出力形式を選びます。

出力フォーマットを選択する

Step3
出力動画を設定

読み込み後は、タイトル、チャプター、音声、字幕を選択できます。レンチアイコンから「詳細設定」、ペンアイコンから「動画編集」に進めます。

出力動画を設定

詳細設定では、解像度、画質、出力サイズ、エンコード方式、音声コーデック、サンプルレート、ビットレート、音量などを調整できます。字幕モードの切り替えもここで行えます。

出力動画を設定

動画編集では、テキスト・画像・字幕の追加、トリミング、クロップ、回転、明るさ調整などに対応します。

動画編集

Step4
出力先を決め、変換処理を開始

下部の出力先でフォルダーアイコンをクリックすると、出力動画の保存場所を選択できます。また、ディスクに保存する場合は、下向きの三角形をクリックして保存するドライブを選択します。そして、右側の「開始」ボタンをクリックすると、リッピング処理を始めます 

出力先を決め、変換処理を開始

DVDFab 11によくある質問

Q1. DVDFab 11とDVDFab 13の違いは何ですか?

DVDFab 11は旧世代版、DVDFab 13は現行主力版です。一般に、現行版のほうが最新OS対応や新機能の面で有利です。旧版UIや特定環境との互換性を重視する場合にDVDFab 11を検討します。

Q2. DVDFab 11は今でも通常ページからダウンロードできますか?

通常の配布ページから旧版を直接取得することはできません。会員ページの「拡張ダウンロード」から対応バージョンを選ぶ必要があります。

Q3. DVDFab 11でリッピングできる出力形式は?

代表的にはMP4、MKV、AVIなどの動画形式です。モジュールによっては音声抽出も可能で、デバイス別のプリセットも用意されています。

Q4. UHDのリッピングで注意する点はありますか?

UHDはファイルサイズが大きく、処理時間や保存容量の負担が増えます。また、DVDFab 11では64bit版での利用が前提になるため、環境条件を先に確認してください。

まとめ

DVDFab 11は旧版ながら、DVD・Blu-ray・UHDのコピーとリッピングを幅広くこなせるソフトです。旧版が必要なら会員ページを確認し、最新版を試すなら上部の無料ダウンロードから始めてください。

なお、DVDをデータ又はディスクにコピーする場合は、「DVD コピー」記事も参考になります。