SRTとは?SRTファイルを作成する4つの方法をご紹介
要約: 映画やドラマなどの映像作品を楽しむ際に欠かせないのが「字幕」です。「SRT」形式の字幕ファイルは広く使用されています。本記事では、SRTファイルとは何か、SRTファイルを作成するための4つ方法、そして作成したSRTファイルをDVDに追加する方法について詳しく解説します。
SRTファイルとは?
SRTファイルとは、字幕データをテキスト形式で記録したファイルです。動画に表示する字幕のタイミングやテキストが記載されており、拡張子は「.srt」です。シンプルな構成で、多くの動画編集ソフトやメディアプレーヤーに対応しています。
SRTファイルの構造
SRTファイルを作成する4つの方法
続いて、SRTファイルを作成できる4つの方法をご紹介します。
1. リッピングソフトでSRTファイルを作成する
DVDFabなどのソフトリッピングソフトを使って、DVDやBlu-rayに含まれる字幕データを簡単に抽出して、SRT形式で保存することができます。
DVDFabでDVD/Blu-ray/UHDからSRT字幕を作成する方法
ステップ1:「リッピング」機能を選択して、DVD/Blu-ray/UHDを読み込む
DVDFabの最新バージョンをダウンロード・インストールした後、起動します。ドライブにディスクを挿入するか、「+」をクリックして、ISOファイルまたはフォルダを追加しましょう。
ステップ2:SRTを出力フォーマットを出力する
▼をクリックして、「他のプロファイルを選択」をクリックして、「フォーマット」>「字幕」>「SRT」を選択します。
ステップ3:保存先を選択して、「開始」ボタンを押す
数秒でSRTファイルの抽出が完了します。
2. テキストファイルからSRTを作成する
テキストファイルで字幕のテキストを入力して、SRTファイルを作成することができます。
テキストファイルからSRTを作成する手順
字幕番号(1から)
開始時間 --> 終了時間(hh:mm:ss,ミリ秒)
字幕のテキスト
空の改行
※ 注意:
- 「,」でミリ秒を区切ります。
- –> で区字幕の開始時間と終了時間を区切ります。
- 字幕と字幕の間に必ず空行を1つ入れります。
ファイルを「.srt」拡張子で、文字コードはUTF-8で保存します。
3. 自動文字起こしツールでSRTを作成する
自動文字起こしツールを利用して、動画の音声を自動で認識し、字幕を生成することもできます。
おすすめの自動字幕生成ツール:
YouTubeの自動字幕機能:YouTubeに動画をアップロードし、自動字幕を生成させ、後でSRTファイルとしてダウンロードすることができます。
Vrew:日本語対応の動画編集ソフトで、動画を読み込むだけで字幕を自動生成、編集、SRT出力ができます。
4. 字幕作成ソフトでSRTを作成する
字幕作成ソフトを使用すると、ビデオと同期しながら字幕を作成することもできます。
おすすめの字幕作成ソフト:
Aegisub:無料で高機能な字幕作成ソフトです。タイムコードを調整しながら字幕を作成できます。
Subtitle Edit:無料で多機能な字幕作成ツールで、SRT形式への書き出しが簡単です。
手順
SRTファイルを使ってDVDに字幕を追加する方法
DVDFab DVDリッピングを使って、作成したSRT字幕をDVDビデオに追加する方法を紹介します。
まとめ
この記事ではSRTファイルとは何か、SRTファイルの構造、SRTファイルの作成方法、作成したSRT字幕をDVDビデオに追加する方法について紹介しました。リッピングソフト、テキストファイル、自動字幕生成ツールと専用の字幕作成ソフトなどの方法でSRTファイルを作成することができます。
DVDFabはSRT字幕を抽出する以外、DVD/Blu-ray/UHDをさまざまな動画や音声フォーマット変換にして、スマホやタブレットで自由に再生できるようになります。