1.    Mediainfoとはどんなソフトなのか

Mediainfo

Mediainfoはメディアファイルの情報を調べることが出来る無料のソフトです。対応しているメディアファイルは動画ファイルや音楽ファイルとなっています。ビットレートやサンプリングレート、フレームレートや再生時間などを細かく調査出来るのが特徴的です。

パソコンのシステムにどのようなコーデックが入っているのかも調べられるので、動画ファイルや音楽ファイルが再生出来ないときの原因究明にも役立ちます。使いやすい構成でファイルやフォルダの右クリックメニューからソフトを素早く利用することが出来たり、複数のファイルの情報を一覧にして表示したりすることも可能です。

Mediainfo

元々海外で生まれた無料ソフトですが、日本語にも対応している仕様になっているので自分で訳したり、解読しなくて済むのも嬉しいポイントです。海外製のソフトだと日本語対応まで発売を待ったなければならなかったり、他のソフトに切り替えたりしなけれはならない場合もありますが、Mediainfoではその心配は必要ありません。

Mediainfoの特徴の一つに豊富な対応形式があります。一般的によく使われているAVIやMPGはもちろんのこと、あまり知られていない形式のOGMやMKVにも対応しています。メディアファイルがどのような形式でも、すぐに調べられるのはメリットです。また調査結果からそのメディアファイルを再生するために必要なデコーダをダウンロード出来るサイトなども開けるので、自分でデコーダを探す手間が省けるのです。

自分自身が作成したメディアファイルの中身をチェックしたいときにも役立つソフトになります。動画編集や音楽制作で出来上がったメディアファイルがどのようなファイルで、どんな環境で再生出来るのか知りたいときにソフトを使えます。アップロードするサイトなどに合わせて作成出来ているのか、その環境下で再生出来るのかを知ることが出来るのは良いところです。

2.    Mediainfoのダウンロードとインストール方法について

Mediainfoをダウンロードしてインストールしたいときには、公式サイトにアクセスしましょう。そこから公開されているファイルをダウンロードする手順です。無料のソフトなので他のサイトなどで入手することも可能ですが、確実に正規版を入手したいときには公式サイトを選べば安心です。公式サイトには開発中のスナップショット版や各ディストリビューション別バイナリなど様々なファイルが公開されています。自分のパソコン環境や調べたいファイルの種類などによって、欲しいものを決めます。何を選んで良いのか分からないときには、一番上に表示されているシンプルなソフトを選びましょう。

選んだファイルのダウンロードボタンでダウンロードを開始して、完了まで待ちましょう。通信環境の影響で遅くなることもありますが、少し待てばダウンロードは終わるので大丈夫です。ダウンロードするときに言語の設定画面があるのでそこで「Japanese」を選び、日本語対応のファイルをダウンロードすることも大切です。日本語対応にしたらライセンス画面で同意ボタンを押せば、そのままダウンロードが始まります。

ファイルのダウンロードが完了したら、パソコン画面に表示されるアイコンをクリックしてMediainfoを起動させます。起動すると設定画面が現れるので、ランゲージの設定画面から「Japanese」に設定しましょう。起動後に設定を変えたいときにはオプションメニューから、設定画面に移動すれば設定を変えられる仕組みです。

3.    Mediainfoの使い方

Mediainfoの使い方は、まずファイルを開くためにファイルメニューから「開く」、「ファイル」の順で調べたいファイルを開きましょう。ファイルメニューはMediainfoのメインのメニュー画面にあります。または左側にあるツールバーから一番上に表示されているアイコンをクリックして、チェックをしたいファイルを選ぶと簡単に開けるようになっています。

その他にもファイルからドラッグ&ドロップでも開くことが出来る仕様となっていて、複数のファイルを選択してドラッグ&ドロップをすれば、一度にたくさんのファイルを調べられるようになっているのです。他の場所に保管しているファイルの一覧を出してあらかじめ選択しておいて、そのままドラッグ&ドロップすればファイルが自動的に取り込まれます。

ファイルを開くと調査が始まり、チェック結果が画面の中央部分に現れます。「ビデオストリーム」という項目に出ている情報は動画のコーデックです。「オーディオストリーム」と書かれている場所にあるのが音声ファイルのコーデックとなります。いくつかのファイルを同時に調査したときには一番上のプルダウンメニューで、ファイルごとに調査結果を見られるように工夫されています。

ファイル語との情報を見たいときには「このオーディオコーデックについて」「このビデオコーデックについて」をクリックすれば、音声ファイルと動画ファイルの詳細が見られます。情報を見るとコーデックの詳細ページや、ファイルを再生するために必要なプレイヤーやデコーダの配布サイトも教えてくれるのです。

Mediainfo

標準のチェックではコーデックやビットレートなどの基本的な情報のみの表示となります。言語や解析度、字幕などさらに詳しい情報を知りたいときにはメニューバーの「表示」から「ツリー」を選べば、追加情報が出てきます。

色々な便利な機能を手軽に使いたいときには、シェル拡張機能を使うのも賢い方法です。シェル拡張機能を使うためにはメニューバーにある「オプション」から「設定」、「シェルに統合」「シェルでインフォチップ」に移動して必要なものにチェックを入れましょう。シェル拡張機能を有効にすればエクスプローラーのコンテキストメニューに、Mediainfoが追加されます。調査したいファイルを右クリックしてMediainfoを起動させれば、スピーディーな調査が可能になるので便利です。

4.    Mediainfoの調査結果を確認する方法

メディアファイルを調査すると全般やビデオ、オーディオの情報が表示されます。全般にはオーバルビットレートや使用したエンコーダ、ファイルの大きさや長さなどの項目があります。オーバルビットレートは動画のビットレートを指し、数字が大きければ大きいほど高画質で高音質な動画と言うことになるのです。ファイルの大きさや長さもこの項目で把握出来ます。

ビデオの項目ではフォーマットやプロファイル、設定やコーデックなどが分かります。プロファイルは動画の画質の良さや色は豊富なのか、再生処理に影響を与えるものはないかなどが出るのです。

オーディオ情報ではフォーマット情報やビットレートモード、チャンネルやサンプルレートなどのチェック項目があります。フォーマットは音声圧縮を行う方式、ビットレートは音声部分のビットレート、チャンネルは2チャンネルスピーカーの数を表します。サンプルレートは音声が1秒間で何分割されているのかも分かるのは、画期的です。

Mediainfoでデータファイルの情報を確認したら、DVDをコピーしてバックアップすることや、DVDをリッピングして一般的な動画形式に変換するや、動画からDVDに作成することも、データファイルの情報を把握しているから、処理するのも便利になるのでしょう!DVDをコピーなどの作業をする前には、Mediainfoでデータの情報を確認してみましょう。そして、DVDFab DVDコピーを利用して、DVDをコピーしてバックアップし個人的に保存しましょう!

DVDFab DVDコピーは、世界で最も支持され、特殊なコピーガード、ディスク構造トラップの両輪に対応したコピーソフトです。ディスク / ISOファイル / フォルダ(Video TS)からコピーにも対応。

 i  無料ダウンロード

5.    まとめ:Mediainfoで快適なメディア制作や再生を

動画や音楽をアップロードしたい、パソコンでメディアファイルが再生されないなど様々な場面で活躍するMediainfo。まずはダウンロード方法やインストール、使い方を把握して使ってみてください。快適にメディア制作や再生が出来るようになるかもしれません。どのバージョンをインストールすれば良いのかも事前に調べて、スムーズに使えるように準備をしておきます。