ストリーミングサービスのの普及によって、今ではスマホ上で様々な聴き放題のアプリを通じて、お気に入りの曲を楽しめるようになっています。しかし、著作権の関係や古い曲の一部は、アプリで配信されていない可能性もあります。そのような場合、手元にあるCDの音楽をスマ ホに取り込むには、どうしたらいいのかわからない人が多いです。
それで、本記事では、CD音源をAndroidスマホに取り込み、いつでもどこでも好きな曲を楽しむいくつかの方法を解説しています。従来のPCを使った取り込み方法に加えて、PCを使わずに手軽に取り込む手段もあわせて紹介しており、利用シーンやスキルに応じた柔軟な対応が可能です。

コピーガードあるのCDをパソコンに取り込む方法:DVDFab Passkey for DVD

市販されているCDには、コピーガードがあるものと付いていないもの両方があります。

・コピーガードとは?

CDの内容を保護するコピーガードは、不正コピーを防ぐための重要な仕組みですが、近年はその技術も高度化しており、従来の方法ではリッピングが難しくなってきています。

こうした状況の中で注目されているのが、「DVDFab Passkey for DVD」です。このソフトは登場以来、高い評価を集めており、強固なコピーガードにも対応できる優れた解除性能を備えています。複雑な保護機能にも対応し、快適なリッピングをしっかりサポートします。

product image
  • CSS、UOPs、RC、CPRMなどのコピーガードを解除
  • ISOファイル/フォルダとして出力
  • 豊富な設定オプションで自由にカスタマイズ
  • ImgBurnなどの他社ソフトと連携できる

・コピーガードあるのCDをパソコンに取り込む方法 ステップバイステップガイド

(1)DVDFab Passkey for DVDのインストール

DVDFab Passkey for DVD を公式サイトからダウンロードし、インストールします。

インストール後、ソフトウェアを起動します。

(2)CDの挿入・読み込み

CDドライブに取り込みたいCDを挿入すると、自動的に内容が読み込まれます。タスクバー右下の三角マークをクリックして、アイコンが表示されます。

DVDFab PasskeyでCDを読み込んだら、右下にあるDVDFab Passkeyのアイコンを左クリックしてください。画面上には、緑色の小さな四角形アイコンの下に、CDの詳細情報が表示されます。コンテンツの情報を確認したら、右下にある「OK」をクリックします。

(3)コピーガードの解除

ソフトウェアがCDのコピーガードを自動的に検出し、解除します。コピーガードの解除が完了するまでしばらくお待ちください。

(4)確認

CDのコピーガードを解除した後、必要に応じて音楽プレイヤーで再生し確認することができます。

以上の手順を完了すれば、パソコンでCDの音楽を自由に再生できるようになります!

この上、DVDのコピーガードを解除する方法も探している方は、こちらの記事をご参照ください。

一方、コピーガードのないCDであれば、音楽をAndroidスマホに手軽に取り込み、サポートされている形式で再生することが可能です。次に、その具体的な操作方法について解説します。

パソコンでCDをAndroidスマホに取り込む方法(PC必須)

Androidの場合は、以下の手順で取り込む方法が一般的で簡単です。

手順1
パソコンでCDの音楽をリッピング
コピーガードなしのCDをパソコンに取り込む:Windows Media Player
 
手順2
ファイルをAndroidスマホへ転送
パソコンとスマホをUSBケーブルで接続し、パソコンからスマホに音楽ファイルをドラッグ&ドロップします。
手順3
Androidスマホで再生
ダウンロードしたファイルを音楽アプリで再生します。
 

手順1 パソコンでCDの音楽をリッピング:

まずは、CDの音楽をデジタルデータに変換する「リッピング」から始めましょう。この作業には、CDドライブを備えたデスクトップパソコンを使用します。リッピング用のソフトウェアは多くありますが、ここでは特に初心者向けに、操作がシンプルでわかりやすい2つのツールをおすすめします。直感的な操作で手軽にリッピングができるため、誰でも簡単に扱える点が魅力です。

・コピーガードなしのCDをパソコンに取り込む:Windows Media Player

・Windows Media Playerを起動し、CDをパソコンにセットします。

・CDが読み込まれると曲のリストが表示されるので、取り込みたい曲を選択します。

画面上部の「取り込みの設定」をクリックし、「形式」が「MP3」に設定されているか確認します。

・「CDの取り込み」ボタンをクリックすると、曲の取り込みが始まります。

・取り込みオプションが表示されたら、以下のいずれかのオプションにチェックを入れ、その後、著作権に関する項目にチェックを入れます。「OK」をクリックすると、取り込み作業が開始されます。

この簡単な手順で、CDの音楽をMP3形式でパソコンに保存できます。

手順2 ファイルをAndroidスマホへ転送:

Androidデバイスに音楽ファイルを転送する手順を以下のようにまとめました。

・USBケーブルで接続

AndroidスマホをUSBケーブルでWindows PCに接続します。接続後、エクスプローラの左メニューにスマホの端末名が表示されます。

・デバイスフォルダを確認

「コンピューター」を開き、接続したAndroidデバイスのフォルダが追加されているか確認し、それを開きます。

・「MUSIC」フォルダを探す

デバイス内にある「MUSIC」フォルダを探し、ダブルクリックしてフォルダを開きます。機種によってはフォルダ名が異なる場合があります。

・音楽ファイルを転送

PCに保存している音楽データをドラッグ&ドロップ、またはコピー&ペーストで「MUSIC」フォルダにコピーします。

これで音楽ファイルをスマホに転送することができます。

手順3 Androidスマホで再生:

音楽の取り込みが完了したら、Androidのミュージックアプリで転送した音楽が入っているか確認しましょう。Androidデバイスには必ず「music」フォルダがあり、今回はそのフォルダに音楽ファイルをフォルダごと転送しました。

これで、CDから取り込んだ音楽をAndroidスマホに転送し、いつでもお気に入りの音楽を楽しむことができるようになります。スマホに最初からインストールされている音楽再生アプリを起動すれば、転送した音楽が正しく再生できるはずです。

CDをパソコンなしでAndroidスマホに取り込む方法(PC不要)

パソコンを使わずに音楽CDの曲をそのままAndroidスマホに取り込みたいと思ったことはありませんか?

実は、今ではパソコンを使わなくても、CDの楽曲を手軽にスマートフォンへ転送できる方法がいくつかあります。外出先でもお気に入りの音楽を楽しみたい方にぴったりです。

ここでは、専用の機器やアプリを活用して、CDから直接Androidスマートフォンへ音楽を取り込む方法をご紹介します。

(1)専用のCDドライブを使用

CDレコ | PCなしでスマホにCDを取り込む提案!
  • 対応メディア:音楽用CD-R/CD-RW、DVD-R/DVD-RW
  • 対応機種:スマホ(iPhone・Android)、タブレット、ウォークマン
  • 専用アプリ:CDレコミュージック、DVDミレル for CDレコ
  • CD曲の転送速度:1曲約17秒
  • 価格(税込):12,890円(税込)

CDレコは、パソコンを使わずにCDをスマホに取り込む最も便利な方法で、価格に余裕がある方に特におすすめです。CDレコは、好きな音楽やアーティストのCDを直接スマホに転送できるスマホ専用のCDレコーダーです。専用アプリ「CDレコミュージック」を使えば、どこでも簡単にCDの曲を聴くことができます。

操作も非常にシンプルです。以下の3つのステップを踏むだけで、CDをスマホに取り込めます。

「Wi-FiまたはケーブルでスマホとCDレコを接続」→「CDレコに音楽CDをセット」→「専用アプリCDレコミュージックを起動」です。

これにより、パソコンを使わずにスマホに音楽を取り込むことができます。

ただし、このアプリを使って取り込んだ音楽は「CDレコミュージック」アプリでしか再生できず、データ通信量がかかる場合があるのがデメリットです。

(2)オンライン音楽ストアからの購入

スマートフォンで音楽を楽しむ方法として、オンライン音楽ストアを活用するのも便利な選択肢のひとつです。Google Play Music や Amazon Music などのプラットフォームを通じて、気に入った曲やアルバムを手軽に購入・ダウンロードすることができます。

CDを持ち歩く必要がなく、いつでもどこでもお気に入りの音楽を楽しめるのが大きな魅力です。

まとめ

本記事では、CDの音楽をAndroidスマートフォンに取り込むためのさまざまな方法をご紹介しました。パソコンを使う従来の方法から、専用CDレコーダーを使った手軽な手段、さらにはオンラインストアでの��曲購入に至るまで、多彩な選択肢があります。

それぞれにメリットがあり、ご自身のライフスタイルや利用環境に応じて最適な方法を選べば、好きな音楽をいつでも快適に楽しむことができます。

ぜひ、自分に合った方法で、お気に入りの音楽をスマホライフに取り入れてみてください。