InShotの使い方徹底紹介!DVDを取り込みMP4に変換し編集するソフトもオススメ
要約: Inshotは、難しい専門用語や操作方法を覚えなくても誰もが簡単に扱える動画編集アプリです。Inshotを利用することで、あなたが撮影した動画をより素敵に彩ることができるはずですよ。この記事を読むことで、Inshotの概要および使い方が理解できます。Inshotで楽しく動画編集を行いたい方は、ぜひお読みください。
目次
「スマートフォンで手軽に動画編集をしたいけど、いいアプリはない?」とお悩みの方は多いでしょう。SNSに載せる動画や、結婚式のプロフィールムービー、家族の思い出となるホームビデオなど、動画を素敵に編集したいと感じる瞬間は多いものです。
「動画編集」と聞くと、ハードルが高く感じる方もいるかもしれません。しかし、現代は難しい操作をしなくても簡単に素敵な動画を作れるアプリも存在します。今回は、初心者でも直感的に操作できて機能も豊富なスマホアプリ「Inshot」を紹介します。
1. Inshotとはどんな動画編集ソフト?
1.1 Inshotとは
Inshotというアプリについて、初めて聞いた方も多いかもしれません。Inshotとは、スマートフォン1台で直感的に動画編集動画作成が行えるアプリです。
おしゃれなトランジションを付けて動画を結合したり、ポップでかわいらしいアニメーションステッカーを動画に追加したりすることが可能です。有料の動画編集ソフトに搭載されているようなプロ向きの機能「レイヤー機能」も搭載されているため、スマホアプリでありながら本格的な動画編集が可能となっています。
1.2 Inshotのディメリット
一方デメリットとして、スマホアプリのため画面が小さく、動画の細かな編集がしにくいという点が挙げられます。動画編集では、時に細かな操作が必要となります。
たとえば「この動画を5秒ぴったりでカットしたい」と思っても、Inshotの場合簡単にはできません。指で小さな画面を操作して5秒ジャストにするのは、かなり至難の技なのです。
また、容量の大きな動画ファイルを扱うとアプリが重くなり、ズレが生じてしまうことがある点もネックです。
2. Inshotのダウンロード方法
ここでは、Inshotをダウンロードする方法について解説します。Inshotは、現在iPhoneとGoogle Playの双方で利用可能です。
まずはiPhoneでダウンロードする方法についてです。iPhoneで以下のリンクをクリックすると、App Storeのダウンロードページにジャンプします▶ iPhoneでInshotをダウンロード
こちらで「入手」のボタンをタップすれば、ダウンロードが開始されます。
次に、Androidの場合です。Androidで以下のリンクをクリックすると、Google Playのダウンロードページに飛びます▶ AndroidでInshotをダウンロード
こちらで「インストール」のボタンをタップすると、ダウンロードが開始されます。
ちなみに、InshotのダウンロードはiPhoneとAndroidどちらでも無料ですのでご安心ください。なお、有料のInshot Proに加入すればさらに動画編集の幅が広がります。
3. Inshotの主要機能
ここからは、Inshotの主な機能について解説していきます。
動画編集をする上で必要となる基本的な操作は、ほとんどInshotに集まっています。
Inshotで利用可能な基本機能には、主に以下のようなものが挙げられます。
- キャンバスの大きさ変更
- 動画の長さ変更
- テキストの挿入
- 動画の分割
- 音声のボリューム調整
- 動画の速度変更
- 動画のトリミング
- 動画の回転
- 動画の逆再生
上記では基本的な機能を挙げましたが、他にも下記のような本格機能も利用できます。
- ピクチャインピクチャ(動画の中に別の動画を流す)
- 動画の動きをより自由に操作できるキーフレーム機能
- 動画に映った人物を切り抜く機能
- グリーンバックで撮影した動画のグリーン部分を消すクロマキー合成
なお、書き出した動画には自動的にインショットのロゴが右下に表示されてしまいます。こちらのロゴを削除するためには、課金をするか動画広告を視聴する必要があるためご注意ください。
4. Inshotの使い方
ここからは、Inshotの使い方を画像付きで解説します。まずは、アプリを開くと、このような画面が表示されます。
動画を編集する場合は、「ビデオ」ボタンをタップしましょう。カメラロールが表示されるため、ここから編集したい動画を選択し、右下のチェックマークをタップします。動画を選択すると、編集するための画面が表示されます。
一番下のタイムラインでは、動画の端をタップしたままスライドすることで動画の長さを変更できます。また、画面左下にあるプラスマークをタップすることで新たな動画や画像を追加できます。
下に並ぶ「キャンパス」「音楽」「ステッカー」などのアイコンをタップすれば、アイコンのタイトルに合った機能の編集を行うことができます。
「調整」アイコンをタップすると、映像の見え方の細かな調整が行えます。「明るさ」「彩度」といった基本的な調整はもちろん、
- フェード
- ハイライト
- 影
- 色
- 色相
- ビネット
などのかなり詳細な設定を変更することもできます。
「曲線」機能は、曲線を指で調整することで細かな色合いを変更できるといったプロ向けソフトのような仕様になっています。
また、「エフェクト」機能では動画にさまざまな効果を加えることができます。用意された主なエフェクトの例としては、次のようなものが挙げられます。
- GLITCH(画面が乱れるようなノイズ)
- NOISE(古いテレビのようなノイズ)
- TV(故障しかけたテレビのようなノイズ)
- RGB(RGBがずれたような、不思議な映像)
- スプリット(画面に写るものを2つ以上に増やす)
- VHS(VHSで撮影した古い映像かのように見せる)
- SNOW(画面内に雪を降らせる)
- BUBBLE(画面内にシャボン玉を漂わせる)
- COMIC(画面を白黒漫画のように加工する)
- SWIRL(画面を中央に向かって歪ませる)
このように、ほかの無料動画編集アプリではなかなか見かけないような量のエフェクトが搭載されています。中には、テレビ番組やミュージックビデオでも使用されるような本格派のエフェクトも用意されていますよ。
エフェクトを使用することで、プロが作ったかのようなよりクオリティの高い動画に近づけることができるでしょう。そのほか、Inshotならではの機能として「ステッカー」が挙げられます。「ステッカー」と書かれたアイコンをタップしてみましょう。
ステッカー機能では、Inshot内に用意されたポップでユニークなステッカーを動画の中に追加できます。ステッカーは普通の静止画ではなく動いているため、動画をより生き生きと華やかに彩ってくれますよ。動画が完成したら、右上のアイコンをタップして書き出しましょう。
解像度フレームレート形式など、有料ソフトのように詳しく出力設定を変更することが可能です。これらの設定を行うと、下に出力動画の推定サイズが表示されます。
最後に、上部の「保存」をタップして書き出します。書き出し直後に音声付きの広告が流れる場合があるので、注意しましょう。
書き出しを終えたあと、作成した動画をそのままYouTubeや Instagramにシェアすることも可能です。
5. Inshotの代替ソフト:PCで快適に動画編集するならDVDFab 動画変換Proがおすすめ
ここまで、スマートフォンのアプリInshotについて解説しました。Inshotは、無料のスマホ用アプリでありながら非常に豊富な機能が用意されています。中には有料動画編集ソフトに搭載されているような本格的な機能もあり、初心者から上級者まで使いやすいアプリだと言えるでしょう。
その一方で、
- 容量の大きな動画を扱うと重くなってしまい、使用が難しくなる
- 画面が小さいため、動画を正確な秒数分だけ切り取ったりするのは難しい
といったデメリットも存在しました。これらのデメリットを解消してくれるソフトが、DVDFab 動画変換Proです。
DVDFab 動画変換Proは、複数の動画変換、動画編集ツールがひとつになったソフトバンドルです。こちらのソフト1本で、DVDFab 動画変換Video EditorToolkitといった便利なツールがすべて使用できます。 |
これらのツールは、どれも簡単操作でプロ並みの動画編集を実現できます。DVDFab 動画変換Proで使用可能な基本機能は、以下の通りです。
- クロップ(画面の一部を切り取り)
- フリップ&ミラー(動画の反転やミラーリング)
- 分割
- 速度調整
- 回転
- ズーム
また、より本格的な機能だと以下のようなものも搭載されています。
- ピクチャーインピクチャー(動画の中に動画を表示)
- 動画効果のカスタマイズ(明度彩度コントラストの調整)
- ビデオの背景設定
- クロマキー合成(グリーンバックの削除)
- モザイク処理
- フリーズフレーム(動画の一部のコマを停止させ、静止画像を作る)
DVDFab 動画変換Proは動画編集ソフトですが、「オーディオデタッチ」機能を利用すれば音声部分の細かな編集も行えます。映像音声ともにクオリティの高い動画を作成したい方は、ぜひご利用ください。
さらに、DVDFab 動画変換ProはPCソフトのため容量の大きな動画も比較的手軽に扱うことが可能です。ソフトは日本語に対応しているため、英語が分からなくてもまったく問題ありません。
使い方も簡単で、アイコンをクリックしていくだけで直感的に操作できます。たとえば下記の画面の場合、四角で囲われた部分にあるアイコンをクリックするだけで、明るさや彩度の変更、クロップ(画面の一部を切り取る)、トリミングを行えます。
価格は7020円(10029円を30%割引後、2022年5月現在)ですが、日によっては割引セールが実施されていることもあります。また30日間での無料のお試し版も用意されているため、まずはこちらから利用するのも良いでしょう。
快適かつ自由度の高い動画編集を実現したい方は、ぜひDVDFab 動画変換Proもご検討ください。
6. DVDFab DVDリッピングを使ったDVD・ビデオ編集も可能
InShotはパソコンやスマホ上で使える動画のファイル形式を編集しますが、DVDの場合はファイル形式が全く異なるため、InShotで編集することができません。
DVDの場合は専用の動画編集ソフトを用意しなければなりませんが、中でもDVDFab DVDリッピングは強力な編集機能を備えており、DVDの取り込みからファイル形式の変換及び編集、書き出しまで一つのソフトで完結することが可能です。
DVDFab DVDリッピングは、DVDメディアファイルやディスクを汎用のMP4などのほとんど全部のデバイスでも再生できるMP4形式に変換する最高のDVD MP4変換ソフトです。DVD MP4 変換のほか、DVDを直接に編集することもできます。 |
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従って、DVDから動画を取り出して編集したい場合には、DVDFab DVDリッピングを使って動画の抽出と必要な範囲の切り取り、ファイル形式の変換を行った後、動画編集ソフトを使用するという流れになります。
ちなみに、InShotを使って編集したい場合には、MOVファイルとして出力しましょう。パソコン上で編集をするときは、AVIファイルやMP4など様々な形式のファイルで編集可能です。
リッピングが必要なDVDの場合は、編集前にツールバー内にあるリッピングを選択してパソコンに取り込みます。プロファイルライブラリで必要なデバイスとフォーマットを選択し、DVD内にある動画の中から編集したい動画を選択します。
編集アイコンをクリックしてトリムを選び、開始及び終了タブで切り取りたい範囲を指定し、保存先を選んで出力すれば完了です。なお、詳細設定を選べばアスペクト比や音声、字幕の有無などのより細かい設定もできます。
InShotなどのスマホ上で動画編集が可能なアプリを使う場合には、できるだけ軽い動画になるように注意しましょう。サイズの縮小やトリムする時間の短縮など、パソコン上でできる処理は済ませておいた方がその後の作業も楽にできるようになります。
7. まとめ
この記事では、スマートフォンで動画編集ができるアプリInshotを解説しました。Inshotは動画のトリミング速度変更長さ変更キャンバスサイズ変更音声ボリューム調整といった、動画編集に必要な基本機能を取り揃えた便利なアプリです。
その一方で、
- 容量の大きな動画を扱うと重くなる
- 動画の長さを正確に変更するのが難しい
というデメリットも持っています。ソフトの重さや不正確な動画の切り取りにストレスを感じたくない方には、DVDFab 動画変換Proを利用するのもおすすめです。手軽に動画編集を行いたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。