無料のISO Workshopか?有料のソフトか?ISOファイル作成方法
要約: 今回は動画をDVDに記録する際に必須な.ISOファイルの作り方について、2つのソフトで比較してみました。ぜひ最後までご覧ください。
目次
今では機能が豊富になったスマホのおかげで、動画を手軽に楽しめるようになりました。生活ではもちろん、仕事でも動画を扱う機会は格段に増えてきています。
しかし、その動画を再生する際に「DVDプレーヤーを使ってテレビで観たい!」という場合もまだまだ多いのではないでしょうか。
スマホやパソコンを持たない方に動画を送る場合でもDVDは簡単ですし、大画面で質の高い動画を観れるテレビは、動画を楽しむ上で最適です。
ISO Workshopとは?
「ISO Workshop」は、無料で使えるディスクイメージ管理ソフトです。
ISOなどの各種イメージファイルを、展開 / 変換 / 作成 したり、DVDの内容をコピーして空のディスクに焼き込んだりすることができます。
次の章で、「ISO Workshop」のインストール方法と使い方について説明します。
ISO Workshopインストールと日本語化方法
まずはISO Workshopをコチラ(https://www.glorylogic.com/download.html)のサイト からダウンロードします。
上の画像の画面が表示されたら、赤丸で囲まれた「Download」をクリックします。
するとisoworkshop_10.3.exeというファイルがダウンロードされますので、実行してインストールします。
場合によってはISO Workshop以外のソフトウェアのインストールの承諾を求められますので、その場合は「Decline(承諾しない)」をクリックしてください。
無料のソフトは、別のソフトをインストールさせるのが目的の場合もあるので注意が必要です。
これでインストールは完了です。自動でソフトが起動して下の画像のような画面が表示されます。
日本語で表示されない!ISO Workshop を日本語化するには?
「ISO Workshop」は、日本語の設定がなく、そのままでは内容がわかりにくく使いづらい状態です。これから説明する方法で日本語化しておきましょう。
ISO Workshopが実行中である場合は、一旦終了させておきます。
DONKICHIROU さん(https://donkichirou.okoshi-yasu.net/download/ISO_Workshop.html)のサイト で、ISO Workshop の日本語ファイルを入手し、解凍しておきます。
解凍して出てきた「Japanese.lng」を、ISO Workshop がインストールされたフォルダ内にコピーします。
デフォルトでインストールした場合は、『 C:\Program Files (x86)\ISO Workshop 』 になります。
コピーが完了したらISO Workshop を起動します。日本語で表示されていればOKです。日本語化によって不具合が発生することもあるようですが、その場合はJapanese.lngを削除して英語で使うしか無いようです。
ISO Workshopの使い方と注意点
では実際に「ISO Workshop」を使って、DVDの内容からISOファイルを作成してみましょう。
ISO Workshop.exeを実行すると、メイン画面が表示されます。
そのまま、左上にある「ISO 作成」ボタンをクリックします。
「ISO の設定」という画面が表示されます。
ここで、作成するイメージファイルの名前とファイルシステムを設定します。
ブータブルイメージを作成する時は、「ブートイメージを選択」にチェックを入れ、ブートイメージを選択したら「OK」をクリックし、次の画面に移ります。
この画面の右側の赤枠内に、イメージ化したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。
準備が整ったら、ツールバー上にある「Make(作成)」ボタンをクリックします。
「名前を付けて保存」のダイアログボックスが表示されたら、作成するイメージの保存先フォルダとファイル名 を指定して「保存」をクリックします。
ウィルスの心配も?ISO Workshop が使えない場合の対策
ご紹介した「ISO Workshop」は便利なソフトですが、前述のようにインストールするときに不要なソフトのインストールを求められたり、セキュリティソフトとの相性が悪くダウンロード自体ができない場合もあります。
特に個人情報の流出などに敏感になった現代としては、無料のソフトを使うのに不安が残ります。実際にDVDにデータを焼く場合にも、操作画面がわかりづらく、上手く行かないことも多いようです。
そこで今回は、簡単に操作できる上に安心のPCソフトメーカーが提供する「DVDFab DVD コピー」をご紹介します。
画面表示がとても親切で、マニュアルや説明書を読まなくても大抵の作業は行なえます。当然ながら、意図しないソフトのインストールを求められることもありません。
実際に.ISOファイルを作成する手順をご紹介します。
まずは無料ダウンロードを選択し、ダウンロードされたファイルからインストールを進めていきます。
インストールが完了し「DVDFab DVD コピー」を起動すると、上記のような画面が表示されます。「コピー」を選択して、左下にある「フルディスク」をクリックしてコピーモードを設定します。
*インストールができない場合は、ウイルス対策ソフトを一時停止してから、DVDFab 再インストールをしてみましょう。
.ISOファイルを作成したい場合は「クローン/ライティング」を選択します。
画面中央の「+」部分に、.ISOにしたい動画ファイルをドラッグアンドドロップします。
ドロップができましたら、左下部分で「出力先」を設定します。出力先のフォルダとファイル名を入力してください。ファイルの種類は「 *.iso 」です。
右下の「開始」をクリックすると、.ISO ファイルの作成が開始されます。
処理にかかる時間は、動画の長さや画質、パソコンの性能によって左右されますが、1時間程度の動画の場合だと、10分程度で完了します。
ステータスに「成功」と表示されると完了です。
「DVDFab DVD コピー」は、初心者でも操作方法が分かりやすいようにデザインされてます。作業を快適に進められるというのはソフトを使う上でとても重要です。このソフトが人気なのもうなずけますね。
実績あるソフトメーカーが作っているソフトは、ユーザー目線に立った開発をしていて、常に最新の情報にアップデートされています。長い目で見るならば、有料のソフトを使ったほうが安心して使い続けられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「ISO Workshop」と「DVDFab DVD コピー」での.ISOファイルの作成方法をご案内いたしました。無料ソフトは魅力的ですが、不要なソフトのインストールを求められたり、ウィルス感染のリスクなど不便を感じることも。
DVDFab DVD コピーのような信頼できるソフトを使うことが安心にも繋がりますし、かなりの部分を無料版で使うことも可能です。
ぜひ一度お試しください。