DVDFabサーバー接続エラーの対処法:ファイアウォール・VPN・hosts・認証を確認

DVDFabの認証時に「サーバーへの接続に失敗しました。ネットワーク設定を確認して、もう一度やり直してください。」と表示される場合は、PC全体の通信障害、ファイアウォールによるDVDFabの通信ブロック、ライセンス認証の状態を順に切り分けます。これらは原因が同じとは限りません。最初からファイアウォール全体を無効にせず、症状が発生している範囲を確認してから必要な設定だけを変更してください。

DVDFabのサーバー接続エラー画面とネットワーク確認メッセージ

DVDFabの接続エラーを切り分ける順序

DVDFabでサーバー接続に失敗したら、まずPC全体の通信障害か、DVDFabアプリだけの問題かを分けます。

最初に確認する4つの項目

DVDFabを認証できないときも、次の4項目を上から確認すると、不要な設定変更を避けやすくなります。

  1. ブラウザで複数のWebサイトが開くか確認します。開けない場合は、Wi-Fiや有線接続、ルーター側を先に見直します。
  2. PCの日付、時刻、タイムゾーンが正しいか確認します。時刻のずれはサインインや認証に影響します。
  3. VPNやプロキシを利用している場合は、状態を記録してから一時停止し、DVDFabを再起動します。
  4. 会社、学校、公共Wi-Fiではなく、自宅回線やスマートフォンのテザリングでも同じ症状が出るか比較します。

接続テストの3つの結果

DVDFabの接続テストページを開き、表示結果を次の3種類に分けます。1つの結果だけで原因を断定せず、「次に行うこと」へ進んでください。

表示結果原因として確認する範囲次に行うこと
IS OKと表示されるテスト先への通信は成立していますアカウント、ライセンス、製品バージョン、端末の日時を確認します
ERR_NETWORK_ACCESS_DENIEDと表示される端末のファイアウォールやセキュリティ設定DVDFabの通信許可と第三者製セキュリティソフトを確認します
テストページ自体を開けない回線、DNS、VPN、プロキシ、ネットワーク制限、接続先側別回線と他のアプリで結果を比較します
接続確認で避けたい操作
  • ファイアウォール全体を常時無効にしない
  • 利用していないネットワークまで一律に通信を許可しない
  • 接続テストの結果だけでhostsファイルを原因と決めつけない

Windows 11でDVDFabの通信を許可する

Windows 11のファイアウォールでDVDFabがブロックされている場合は、現在のWindowsセキュリティ画面からアプリ単位で許可します。

Windowsセキュリティから設定する

1.「設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」から「Windowsセキュリティ」へ進みます。

2.「ファイアウォールとネットワーク保護」を開き、「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」を選びます。

「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」を選ぶ

3. 「設定の変更」を選び、DVDFabの項目で利用中のネットワークに必要な許可だけを有効にして保存します。

Windowsセキュリティから設定する2.png

コントロールパネルから設定する

画面構成が異なる場合は、コントロールパネルの経路も利用できます。

  1. Windowsの検索欄で「コントロールパネル」を開きます。
  2. 「システムとセキュリティ」から「Windows Defenderファイアウォール」へ進みます。
  3. 「Windows Defenderファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」を開き、DVDFabの通信範囲を設定します。

DVDFabが一覧にない場合

許可一覧にDVDFabがない場合は、「別のアプリの許可」から公式配布版のインストール先にある実行ファイルを追加します。保存先は環境により異なるため、DVDFabのショートカットを右クリックしてプロパティのリンク先を確認するか、インストール先からDVDFab.exeを選んでください。出所が分からない実行ファイルは登録しません。

macOSを利用している場合

この章の具体的な操作手順はWindows 11向けです。macOSでは、システム側のファイアウォールと利用中のセキュリティソフトでDVDFabの通信が遮断されていないかを確認してください。設定項目はmacOSのバージョンによって異なるため、変更前の状態を記録し、ファイアウォール全体の無効化ではなくアプリ単位の許可を優先します。

許可範囲とファイアウォール設定の注意点

通信許可は広げるほどよいわけではありません。利用するネットワークに合わせ、必要なアプリだけを許可します。

プライベートとパブリックの選び方

自宅など信頼できるネットワークは通常「プライベート」として扱います。公共Wi-Fiなどの「パブリック」までDVDFabを許可するかは、実際にその場所で利用する必要がある場合に限って判断してください。以前の案内のように両方へ一律にチェックを入れるのではなく、使わない範囲は許可しない方が適切です。

無効化よりアプリ単位の許可を優先する

ファイアウォール全体の無効化や広いポート開放を常用せず、DVDFab単位の許可を優先します。確認のため一時的に停止した場合は、結果を確認した後に元へ戻してください。継続利用では、必要なアプリだけを許可する方が設定を管理しやすくなります。

許可しても接続できない場合の確認

DVDFabがインターネットへ接続できない状態が続くときは、権限、回線、hostsファイル、認証の順に追加確認します。

設定を変更できない場合

「設定の変更」がグレーの場合は、管理者アカウントで開いているか、会社や学校のポリシーで管理されていないか、第三者製セキュリティソフトがWindowsの設定を代行していないかを確認します。管理対象PCでは無理に変更せず、管理担当者へ相談してください。

VPN・プロキシ・回線を切り分ける

  1. VPNとプロキシを一時停止し、DVDFabを終了してから再起動します。
  2. 第三者製セキュリティソフトの通信管理や例外一覧を確認します。
  3. 自宅回線とスマートフォンのテザリングで結果を比較します。
  4. 同じPCの他のアプリも接続できないか確認します。

別回線でも再現するなら端末やアプリ側、回線を変えると接続できるならネットワーク側を優先して確認できます。この境目は、原因の範囲を絞るうえで有用です。

Windowsのhostsファイルを確認する

Windowsのhostsファイルに過去の設定や意図しない行が残り、DVDFabの接続先を妨げている場合があります。編集前にファイルを別の場所へコピーしてバックアップし、公式配布版のDVDFabを利用していることも確認してください。

tips icon
hostsファイル内にDVDFabの接続先を妨げる記述が残っている場合は、用途を確認できた行だけを修正します。内容を判断できない場合は変更せず、サポートへ確認してください。
Step1
Windowsエクスプローラーを開き、C:\Windows\System32\drivers\etcに移動します

Windowsでhostsファイルの保存場所を開く手順画面

Step2
メモ帳でhostsファイルを開き、接続を妨げていることを確認できた行だけを修正する

WindowsのhostsファイルでDVDFab関連行を確認する編集画面

Step3
編集したhostsファイルを保存して終了する

管理者権限で保存できない場合は、バックアップを残したまま別の場所で編集し、元の場所へ戻します。DVDFabに関係するように見える行でも用途が不明なら削除せず、サポートへ確認してください。保存後はDVDFabを再起動して接続を確認します。

macOSのhostsファイルを確認する

macOSでも、まずhostsファイルのバックアップを作成し、変更対象を確認してから編集します。システム領域へ戻す際は管理者の許可が必要です。

Step1
hostsファイルの場所を開く

Finderを開き、Command(⌘)+ Shift + Gを押すか、メニューバーの「移動」から「フォルダへ移動」を選択します。入力欄へ次のパスを貼り付けます。

tips icon
/private/etc/
Step2
編集のためにファイルをデスクトップへコピーする

macOSのprivate/etcフォルダでhostsファイルを確認する画面

フォルダ内の「hosts」をデスクトップへコピーし、元ファイルはバックアップとして残します。

Step3
テキストエディットで内容を修正する

デスクトップへコピーしたhostsをテキストエディットで開きます。DVDFabの接続先をブロックする行がある場合も、用途を確認できた行だけを修正してください。

テキストエディットでは標準テキスト形式で保存し、拡張子を追加せず、ファイル名を「hosts」のままにします。保存後に「hosts.txt」へ変わっていないかも確認してください。

Step4
元の場所へ戻して管理者認証を行う

編集済みのhostsを/private/etc/へ戻し、「置き換える」を選択します。macOSのログインパスワードまたはTouch IDで許可した後、DVDFabを再起動します。変更が反映されない場合は、macOSを再起動してから再度確認してください。

認証とサーバー側の状態を見分ける

接続テストが正常でもDVDFabを認証できない場合は、アカウントへサインインできるか、利用中の製品名とバージョン、ライセンス状態、PCの日時設定を確認します。通信が成立しているのに突然認証できなくなった場合は、エラー全文とライセンス情報を控え、接続先側の状態も含めてサポートへ伝えます。

解決しないときの問い合わせ準備

DVDFabサポートへ連絡する前に、環境と試した操作をまとめると診断が進みやすくなります。

問い合わせ前に整理する情報

  • DVDFabの製品名とバージョン
  • WindowsまたはmacOSのバージョン
  • 表示されたエラーメッセージの全文
  • 利用中のセキュリティソフト名、VPN、プロキシの有無
  • 接続テストの表示と、別回線で試した結果
  • 変更した設定と、実行した順序
  • エラー画面や設定画面のスクリーンショット

DVDFabサポートの問い合わせフォーム入力画面

DVDFabのお問い合わせフォームを主な連絡窓口として利用してください。試行済みの項目を時系列でまとめておくと、同じ確認の往復を減らせます。

接続以外のエラーとの区別

【接続以外のエラーとの区別】

よくある質問

Q

「設定の変更」がグレーの場合、管理者権限以外に何を確認すべきですか?

会社や学校の管理ポリシーと、第三者製セキュリティソフトがファイアウォールを管理していないかを確認します。管理対象PCなら設定を強行せず、担当者へエラー内容と必要な通信を伝えてください。

A

Q

許可アプリ一覧にDVDFabがない場合、どのファイルを登録しますか?

公式配布版のインストール先にあるDVDFab.exeを登録します。ショートカットのプロパティでリンク先を確認できない、または出所が不明な場合は追加せず、正規のインストーラーから入れ直す判断が先です。

A

Q

購入済みのライセンスが突然認証できなくなった場合、通信障害とどう見分けますか?

接続テストが正常か、アカウントへサインインできるかを分けて確認します。通信が正常なら、製品バージョン、ライセンス状態、PCの日時を整理し、認証エラーの全文を添えてサポートへ進みます。

A

Q

ファイアウォール設定を変えても直らない場合、問い合わせ時に何を伝えるとよいですか?

製品名とバージョン、OS、エラー全文、セキュリティソフト名、接続テストと別回線の結果、試した操作を伝えます。画面のスクリーンショットも添えると、どの段階で失敗しているか共有しやすくなります。

A

まとめ

最初に接続テストで問題の範囲を絞り、Windows 11ではDVDFabに必要な通信だけを許可します。解決しない場合は、VPN、プロキシ、別回線、hostsファイル、アカウントとライセンスの順に確認してください。設定を変更した内容とエラー画面を記録しておくと、DVDFabサポートへ問い合わせる際にも状況を伝えやすくなります。