実は、dアニメストアとdTVは、運営会社も違えば、提供する作品内容も違います。

特にアニメを目的にサービスを比較している人は、dTVにはdアニメストアと同じアニメが配信されていると思い、月額料金が100円UPくらいなら映画も見れる「dTV」のほうがいいのでは?と勘違いしてしまう人もおおいかもしれません。

しかし、アニメを見放題できる作品数だけでいえば、dアニメストアが圧倒的におおく、両サービスは全く方向性の違うサービス提供しています。もし、サービス利用を前提に、両サービスを比較しているなら、登録後に失敗しないためにも、ぜひ最後までお読みいただき判断していただけたらと思います。

もくじから選ぶ

dアニメストアとdTVはじつは運営会社が違う

「dアニメストア」も「dTV」どちらも会員向けにdマーケットで提供しているため、うっかりdocomoが運営しているサービスと勘違いしてしまいがちですが、両サービスとも運営会社に違いがあります。

dアニメストアは株式会社ドコモ・アニメストアが運営

dアニメストアの運営会社は、株式会社ドコモ・アニメストアで、ライトノベルやコミックも手掛ける大手出版社の株式会社角川書店(現KADOKAWA)と、NTTドコモが共同設立した会社です。

「アニメのチカラで日本をもっとオモシロく」をスローガンにかかげ、アニメに特化した定額見放題サービスの「dアニメストア」を生み出し、アニメ配信サービスでは日本最大の会員数と言われています。

dTVはエイベックス通信放送が運営

dTVの運営会社は、数々のメジャーアーティストを生み出したエイベックスの子会社、エイベックス通信放送株式会社が運営して、サービスの提供をNTTドコモが担っています。

国内で動画配信サービスを先駆け、一時は国内No1の会員数を獲得するまで成長。現在もその人気は衰えを見せず、映画やドラマだけではなく、エイベックスの強みである、カラオケや音楽、アーティストのライブ配信まで拡大しています。

dアニメストアとdTVは力をいれている配信作品も全くちがう

上記に記載したとおり、dTVとdアニメストアは、運営会社がちがうことから、提供しているサービスもまったく違うものとなり、両サービスが提供している内容をならべて比較するとより違いがわかりやすくなります。

サービス比較項目 dアニメストア dTV(ディーティービー)
月額料金 440円(税込) 550円(税込)
無料体験期間 初回登録から31日間 初回登録から31日間
配信ジャンル アニメ/アニソンライブ/2.5次元舞台など 洋画/邦画/アジア映画/海外ドラマ/国内ドラマ/アジアドラマ/アニメ/音楽/BeeTV/カラオケ/ライブ配信など
サービスの特徴・強み アニメ専門に特化したサービスを提供。アニメ見放題作品数は国内NO1 豊富なジャンルの映像を提供。特にエイベックスの強みである音楽ジャンルが多彩
アニメ見放題数 4200作品以上 435作品以上

アニメ専門なら「dアニメストア」多彩ジャンルなら「dTV」というえらびかた

サービスの違いから両サービスのおおきな違いは、「月額料金」と「配信ジャンル」です。dアニメストアはアニメだけに特化してるのに対して、dTVは広く浅く多ジャンルのコンテンツを人気どころをおさえて配信しています。

どちらがいいのか迷われてる場合は、アニメだけ見るなら、新作から古いアニメまで4200作品以上のアニメ作品数を誇る「dアニメストア」がよく、特に見たいジャンルは決めておらず、その日の気分によってアニメや映画・ドラマ、音楽など多ジャンルを楽しみたいならdTV」というふうに選ぶと間違いありません。

dtvがアニメに弱いのか?というとそうでもない

dアニメストアとくらべると、dTVはアニメに弱い印象をもたれるが、決してそうではありません。例えば「名探偵コナン」をはじめ、今季 大ヒットの「呪術廻戦」や「東京リベンジャーズ」など、人気どころのアニメや、話題の作品はしっかり配信しておりますし、「アンパンマン」などキッズアニメも豊富です。

【見たら失敗なし】dTVとdアニメストアの違い

あくまで、深夜放送しているノイタミナ作品やなろう系など大人向けアニメを好む、玄人レベルのアニメファンなら「dTV」のアニメ配信数に、物足りなさを感じるかも知れませんが、アニメは「人気どころだけ見ることができればいい」という方ならdTVでも満足できる内容です。

dアニメストアとdTVのアプリの機能面はほぼ同じ

サービス内容の違いが明確になったところで、動画を視聴するデバイスや機能面などの違いも気になる方も、もしかすると、おおおいかもしれません。

動画視聴をするうえで主要となる機能面も両サービスを並べて比較すると、dアニメストアもdTVもほぼ変わらず似たような機能となりました。

サービス比較項目 dアニメストア dTV(ディーティービー)
ダウンロード機能
対応

対応
画質調整機能 対応(超精細・HD・普通など) 対応(超精細・HD・普通など)

マルチデバイス対応
(対応機器)

PC(Windows・Mac)/テレビ(FireTV/AndroidTV)など/スマートフォン&タブレット(ios/android)

テレビ(FireTV/AndroidTV)など/スマートフォン&タブレット(ios/android)/PC(Windows・Mac)

dアニメストアとdTVの支払い方法も同じ

dアニメストアもdTVの両サービスの支払い方法も、docomoとahamo利用者はd払いとクレジットカード。auやSoftbank、それ以外の格安SIMの利用者クレジットカードのみとなります。

スクロールできます
支払い方法項目 dアニメストア dTV(ディーティービー)
クレジットカード VISA・Master・JCB・AMEX各種クレジットカード(デビット不可) VISA・Master・JCB・AMEX各種クレジットカード(デビット不可)
ドコモ払い
対応

対応

クレジットカードがない
docomoやアハモ利用者ではない
 

登録手段あり
Amazonプライムのdアニメストアチャンネルなら他社利用でも、クレカなくても登録可能。

登録手段なし
似たようなサービスはクレカなしならAmazonプライムビデオ、auならauスマートパスプレミアムがあります。

「総論」dアニメとdTVの違いまとめ

dアニメストアとdTVのおおきな違いは「運営会社」と「配信する作品」です。

「dアニメストア」はアニメ専門チャンネルであり、アニメ好きのひと向けに提供されている動画配信サービスです。それに対して、「dTV」は総合チャンネル型で、人気どころのアニメやドラマ、映画など多ジャンルを提供しているサービスとなります。

月額料金にも違いがあり、dアニメストアは月額440円(税込)、dTVは550円(税込)となっており、双方ともはじめて登録するかたは登録日から31日間は無料お試し期間中でいつ解約しても料金は発生しません。

■ dアニメストア
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/

■ dTV(ディーティービー)
https://video.dmkt-sp.jp/