今やスマートフォンが欠かせなくなった時代に突入し、多くの方がデバイスを駆使してスマートな生活を送っています。国内でのスマートフォンの総出荷台数は2021年で 約3,374万台を上回っており、中でも人気となっているのがAppleから販売されているiPhoneです。スマートフォンを活用しているおよそ半数の人がiPhoneを使用していることから、人気の高さも伺えます。

機能性の高さ、デザイン性の良さなど様々な観点から見てiPhoneは優れているとされていますが、より使いやすいデバイスへと進化させるにはiPadを併用するのがおすすめです。

1. iPhoneのアプリをiPadに移すメリット

まずはiPhoneの中のアプリをiPadへと移動するメリットをご紹介していきましょう。アプリを移動することでどのようなメリットを得られるのでしょうか?

1.1 画面が大きくなりとにかく見やすく操作しやすい

iPhoneシリーズは3.5インチ~6.7インチといったように多彩なサイズが用意されていますが、携帯用デバイスとしてどれもがポケットに収まる程度のサイズとなっています。

そのような小さなデバイスでアプリを使うとなると、画面が見づらくて使いにくいと感じることも多いでしょう。また、タップやスワイプといった操作が思うようにいかず、イライラしてしまう方もいるのではないでしょうか?そんな小さなiPhone画面からiPadにアプリが移されることで、画面の見やすさと共に操作性まで向上します。

iPhoneの画面サイズは8.3インチや12.9インチなど様々ですが、その多くがiPhoneの倍程度のサイズとなるため、抜群の操作性を体感できるでしょう。

1.2 アプリを複数同時に開けるようになる

iphoneのアプリをipadに移す

iPadではiPhoneではできない、Split View(スプリットビュー)やSlide Over(スライド・オーバー)という機能を使用することが可能です。Split Viewというのは画面上にアプリを2~3つ並べられるアプリです。Slide Overはアプリの上に別のアプリを2~3つ表示させるアプリになります。

どちらも複数のアプリを一度に操作できるようになるもので、これらは小さな画面のiPhoneだと使用しづらいものです。使い方としては、ブラウザアプリを開きながらメモアプリでメモ書きしたり、ファイル管理アプリから写真をドラッグ&ドロップして張り付けたりできます。

1.3 Apple Pencilが使えるようになる

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iPadでは鉛筆と同じような感覚で操作できるペン型ツール・Apple Pencilが使えます。Apple Pencilはダブルタップすることでツールの切り替えができる優れもので、細いペン先で精密な絵を描けることも特徴的です。

そんなApple PencilはBluetoothでつなげられる他のペンで代用することも可能が、Apple Pencilは他の製品と比べて遅延がほとんどありません。そのため、まるでノートに記入しているかのように、すらすらと文字や絵が書けますし、リズムゲームでもタイミングよくタップできるようになります。

1.4 容量が軽くなって操作がスムーズに

iPhone内のアプリのいくつかをiPadに移動すれば、移した側のiPhoneの容量は軽くなります。

これは移動したアプリのサイズや量にもよりますが、デバイスの読み込み速度が遅くなったり固まったりするなどの問題が起きにくくなるのです。

スムーズな操作ができることから、アプリでの作業やゲームも捗ることでしょう。

容量が軽くなったことで、新たにデータが入れられることもメリットの1つです。

1.5 iPhoneを人に売却・譲渡するためにも役に立つ

iPhone内にあるすべてのアプリとアプリデータを移動すれば、iPhoneを空の状態にできます。

空になったiPhoneは人に売ったり、譲ったりして手放すことも可能です。データが入ったままでは危険なので、手放す場合にはしっかりと初期化して手放すようにしてください。

2. iPhoneのアプリをiPadに移行する方法

ご紹介してきたメリットを得るためにはiPhoneアプリをiPadに移動する方法を知らなくてはなりません。

こちらでは2つの方法についてご紹介しましょう。

2.1 iPhoneのアプリをiPadに移す方法その1:Apple Storeで移動

iphoneのアプリをipadに移す

iPadからAppleStoreを開いてiPhoneと同じAppleIDで入ると、これまで同一アカウントでダウンロードしてきたアプリの一覧を表示できます。画面上部にあるタブをクリックすれば、iPad側にダウンロードしていないアプリを表示させることも可能です。

必要なアプリをダウンロードして、引き継げるデータは引き継いでいきましょう。

2.2 iPhoneのアプリをiPadに移す方法その2:iCloudで移動

iphoneのアプリをipadに移す

iOSでは、作成しておいたiCloudのバックアップ機能を使用して、アプリやデータを最新デバイスに移動できます。iPhoneからiPadに移動する場合には、まずiPhone上でiCloudにサインインします。

続いてiCloudの「App とデータ」から「iCloud バックアップから復元」をタップします。その後、iPad側から同じAppleIDとパスワードでサインインし、バックアップを選択することで安全にアプリデータを移動することが可能です。

また、iCloudを使用すれば、iPhoneから直接データを転送できるので、素早く移動したい方は試してみてください。

3.  iPhone、iPad間でアプリを共用するメリット

ここまではiPhoneのアプリをiPadに移すメリットや方法をご紹介してきました。それを踏まえてアプリを共用する場合にはどうすればいいのか、疑問を抱く方もいるでしょう。

続いてはiPhoneのアプリをiPadに移すことによりiPhoneとiPadでアプリを共用するメリットについて解説していきます。

3.1  iPhoneとiPadでアプリ同期メリットその1:デバイス間の編集を可能に

iPhoneとiPadが同期されるとなると、画像や動画のデータファイルにカレンダーやメモも引き継げます。

データが引き継がれ常に同期されているとなれば、双方からスケジュール管理やメモの整理が行えて、別々に管理していくよりも作業効率を高められるのです。外出先であっても片方のデバイスがあるだけで修正できるのは非常に便利です。

3.2  iPhoneとiPadでアプリ同期メリットその2:バッテリーの節約も

iPhoneとiPadどちらか一方に偏らずに使用すれば、その分1台あたりの連続駆動時間が短縮されるためバッテリーの消費・消耗を抑えられます。場面や場所に応じて、ぜひ使用するデバイスを選択してみてください。

3.3  iPhoneとiPadでアプリ同期メリットその3:片方をなくしても安心

データが同期されているとなれば片方のデバイスが紛失したとしても安心です。Apple社の製品はデバイスを探す機能が備わっており、あらかじめ同期しておいたデバイス側からアプリを起動すれば、なくしてしまったデバイスの位置情報を調べられるようになっているのです。

ただし、この機能を使用するには2つのデバイスをしっかりと同期させておくほか、「探す」機能をオンに設定しておかなければ位置情報は掴めません。初期状態では「オン」になっているはずですが、自身で「オフ」に設定した場合には「オン」に切り替えておきましょう。

4.  iPhoneとiPad間でアプリを共用する方法

ここからはiPhoneとiPadでアプリを共用する方法をご紹介しましょう。やり方は2つありますが、どちらも簡単に行えます。

4.1  iPhoneとiPadでアプリを共用する方法その1:iCloudから同期

iCloudは各デバイスがWi-Fiに接続していれば手軽に同期を行える方法です。やり方は、ホーム画面の「設定」から「自分の名前」を選択して「iCloud」を選びます。この時AppleIDにサインインしていない場合はIDとパスワードを入力してサインインしてください。そしてiCloudを開いて「iCloudを使用しているAPP」で同期したい項目をオンにします。

アプリを同期させたい場合には「アプリ」のチェックをオンにして、写真や動画を同期したい場合は「写真」をオンにしたり、メールを同期したい場合は「メール」をオンにしたりといったように、同期したいものに応じてチェックを入れていきましょう。

4.2  iPhoneとiPadでアプリを共用する方法その2:iTunesから同期

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iTunesではアプリの移動はできないものの、あらかじめ双方にダウンロードしていた同じアプリデータを共用することは可能です。この方法を試すにはパソコンやUSBケーブルが必要になります。

iTunesを開いたパソコンとiPhoneをUSBケーブルでつないだら、iPhoneの画面上に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されるので「信頼」をタップします。パソコンのiTunes画面にiPhoneのアイコンが表示されるのでクリックしましょう。iCloudと同じように同期したい項目を選択して「適用」をクリックします。これで同期は完了です。

5. iPadへの移動や共有メリットは様々!他のデバイスで動画が再生されない場合はDVDFab 動画変換を使おう!

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iPhoneからiPadへの便利な移動や同期はアプリのみならず、写真や動画データなど様々なものも対応しているのがiOSの魅力と言えるでしょう。ただし、送る先やデータによってはうまく表示されなかったり、再生されなかったりする可能性もあります。

そんな時に活躍するのが、「DVDFab 動画変換」です。

DVDFab 動画変換ではiPhoneやiPadの動画を汎用性の高い動画形式に変換できます。また、iOS間のみならずAndroidやWindowsなど、様々なデバイスでも再生できるようになります。右のボタンを押して、完全無料でダウンロードできます!

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ぜひ困った時のサポート役としてダウンロードしておいてみましょう。使い方も簡単です。まずはソフトを下記のボタンから無料ダウンロードし開きます。

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すると上のツールバーから「変換」モジュールを選択し、「+」から変換したい動画・音声ファイルを導入して、メイン画面の出力設定タブで出力したい形式や画質などを設定すれば、「開始」ボタンですぐに完成できますよ。ササッとやってみてくださいね。

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6. まとめ

今回はiPhoneのアプリをiPadへ移行する方法や、iPhone・iPad間でアプリを共用する方法・メリットについてご紹介してきました。iPhoneを持っていればiPadは不要なのではないかと思われてしまうかもしれませんが、実際には併用することで様々なメリットも得られます。また、動画ファイルを共有したい場合には「DVDFab 動画変換」がおすすめです。様々なデバイスで動画を楽しみたい方はぜひ取り入れてみてください。