【検証済み】CPRM再生対応のフリーソフトがある?CPRM再生の2つの方法をご紹介
要約: テレビ番組などをDVDに録画してパソコンで視聴しようとしたら再生できなかった経験はありませんか?それは、お使いの再生ソフトがCPRMに対応していないためです。しかし、心配しないでください。CPRMを解除すれば、パソコンでもDVDを視聴することができるようになります。また、CPRM対応の再生ソフトも紹介します。
CPRMとは?
CPRMとは「Content Protection for Recordable Media」の頭文字をとったものです。著作権保護技術の一種で、1回のみ録画を可能にしているシステムです。具体的にはまず番組録画してCPRM対応DVDにダビングします。ここまでは問題ありません。しかし、このCPRM対応DVDをさらにコピーしようとするとDVD内のVRO拡張子がCPRMによって保護されます。一般的なメディアプレイヤーでは再生できなくなります。こうすることで、著作権を保護していきます。
もしお手持ちのパソコンのDVDソフトがCPRMに対応していない場合、コピー制御信号によって再生できなくなります。この場合「再生ソフトに対応しないディスク」といったエラーメッセージが表示され、再生できないはずです。
CPRMを再生する2つの方法
CPRMディスクに対応していないDVDソフトの場合、そのままでは再生できません。しかしやり方を変えることで、再生可能な状態に持っていけます。主なアプローチとして2種類の方法が考えられます。
CPRM再生対応のソフトを導入する
CPRM方式で保護されたDVDを再生するには、DVDドライブおよび再生用のアプリがCPRMに対応している必要があります。どちらか一方が対応していない場合、再生はできません。
一般的な再生ソフトウェアには、2023年1月以降にリリースされたPowerDVDやWinDVDがあります。これらのソフトウェアを使用すれば、CPRMで保護されたDVDやBlu-rayディスクを再生できます。再生ソフトウェアをインストールし、CPRMで保護されたメディアを挿入して再生ボタンをクリックするだけで、メディアを視聴できます。
CPRMを解除して再生する
もう1つの方法は、CPRM解除ソフトを使用してCPRM保護を解除し、その後に通常のメディア再生ソフトで再生する方法です。この方法は、CPRM保護されたファイルを再生する際に問題が発生した場合に役立ちます。
CPRM再生方法1:CPRM再生対応のソフトを導入
CPRM再生対応のソフト① PowerDVD
PowerDVD 21 UltraはWindows用のCPRM再生ソフトになります。録画ディスクやUltra HD Blu-ray、DVDなどいろいろなメディアファイルにサポートされています。こちらは厳密にいうと、CPRMを解除するツールではありません。しかしCPRM保護技術がついているコンテンツの再生が可能なソフトです。インターネットを認証したうえでCPRMを再生させる形です。高画質で高音質の再生が可能ということで、注目を集めています。
だだし、本来は有料ソフトですが、無料体験版が非常に多くな機能制限がありますが、購入版がしなければならないとなります。
PowerDVD 21 Ultraソフトを使用して、CPRMを再生する方法
光学ドライブにディスクをセットして画面の「再生」ボタンをクリックすれば後は映像を視聴するだけです。
CPRM再生対応のソフト➁ WinDVD
WinDVDは、パワフルなDVDおよびBlu-rayプレーヤーソフトウェアです。高解像度映像や3Dコンテンツも美しく再生できて、映画館のようなサウンドサウンド効果を提供しています。また、このソフトウェアには、さまざまな機能が備わっています。例えば、色や明るさの調整、スクリーンキャプチャ、字幕の追加、ノイズリダクションなどが可能です。また、シーンのブックマークや繰り返し再生、スローモーション再生など、再生中の映像をカスタマイズする機能も備えています。
さらに、AVCREC形式にも対応して、CPRM対応のメディアを快適に再生することができます。ただし、初回の再生時には「CPRM Pack」のダウンロードとインストールが必要であり、インターネット環境が必須となります。
WinDVDを使用して、CPRMディスクを再生する方法
CPRMの再生方法2:CPRMを解除して再生する
CPRMによって保護されているDVDディスクを再生するためには、まずCPRMのガードを解除する必要があります。そのような解除できるソフトもいろいろと出ています。その中でもWindows10に対応しているフリーソフトについて、いくつかピックアップしてみました。
CPRM 解除 フリーソフト① DVDFab DVD コピー
DVDFab DVD コピーは、CPRMだけでなく、CSS、UOPs、APS、RC(リージョンコード)、DADC、Disney's Fake、AVコピーガードなどのほぼ全てのコピーガードを解除できるソフトです。「クローン/ライティング」モードでCPRMのDVDをISOファイルに変更したり、空のディスクに焼いたりすることができます。最強なDVDコピーソフトと言っても過言ではありません。 |
DVDFabは30日間の無料体験を提供しています。今すぐダウンロードしてお試してみましょう!
DVDFab DVD コピーを使用して、CPRMで保護されたDVDをコピーする方法
上記の無料ダウンロードボタンをクリックすると、インストーラーが自動的に起動します。ソフトがインストールするまでしばらく待ちましょう。そしてソフトを起動させると、以下のようなトップ画面が立ち上がるはずです。
すると処理が進みます。この時、画面上で何パーセント処理が完了したか進捗状況が表示されるので、あとどのくらいで完了するかがわかります。
もしコピープロセスが完了して、別のディスクに焼き付けたければ、空のDVDを光学ドライブに挿入してください。
CPRM 解除 フリーソフト② DVDFab Passkey for DVD
DVDFab Passkey for DVDは、録画したDVDディスクも含めて、CPRM、RC、RCE、APS、UOPs、ARccOS、RipGuardなどのよく知られるDVDコピーガードを解除でき、ます。DVDのコピーガード解除ソフトの中でもしばしば「最強」と言われるようなアイテムです。このDVDコピーガード除去ソフトウェアは、Windowsベースのドライバーであり、オンザフライで動作し、最新のDVD保護に追いつくために更新を停止することはなく、ユーザーに最新の復号化技術、変更、機能、または最新の修正を提供します。こちらを利用して、CPRMを再生しましょう。
DVDFab Passkey for DVDを使用して、CPRMを解除する方法
この下部の「今すぐ起動」という部分をクリックしてください。
もしCPRMが問題なく解除できれば、以下のように「情報」画面のブロックのところが緑色になります。その下にアルファベットの羅列が出てきますが、これはDVDメディアの情報や解除されたコピーガードに関する情報です。
DVDFab Passkeyのアイコンを右クリックして「ハードディスクにリッピング」もしくは「イメージファイルにリッピング」のいずれかを選択しましょう。ハードディスクにリッピングする場合、ファイルの保存先を選択して「リッピング」ボタンをクリックしたら指定の場所に保存されます。
CPRM 解除 フリーソフト③ーCPRM Decrypter
CPRM Decrypterは、CPRMを解除するためのフリーソフトです。ソフトの中でもそれほど重さがないので、パソコンにかかる負荷も少なく、動作が急に重たくなるような心配もありません。
ただし、操作上やや複雑なので、初心者におすすめません。また、ダウンロードに失敗してしまうパターンや、エラーが発生するというケースは少なくありませんが、ご配慮の上で、使用してみます。
CPRM Decrypterを使用して、CPRMを再生する方法
さらにその下部には「c2dec設定」という項目があるでしょう。デフォルトでは左半分、c2decの利用を可能にする・映像制御情報[R値]を除去する・音声制御情報[C値]を除去する・画面比[W値]を16:9にする4つにチェックが入っているでしょう。この中でも「音声制御情報[C値]を除去する」のチェックをはずし、隣にある「音声制御情報[C値]を除去しない」の方にチェックを入れるといいでしょう。
作業が完了すると、以下のようなコマンドプロンプト画面が出てきます。以下のキャプチャはディスクを入れなかった時のエラーメッセージです。
コマンドプロンプトで終了のメッセージが現れたら、なんでもいいのでキーを押してください。すると画面は閉じるはずです。
出力されたファイルの拡張子はVROのはずです。汎用性の高い動画ファイルのmpgなどに拡張子を変更しましょう。そうすれば、お手持ちのパソコンで対象のDVDは再生できるようになります。
CPRM対応DVDが再生できない原因と対処法
CPRM(Content Protection for Recordable Media)対応のメディアが再生できない場合、以下のような原因と対処法が考えられます。
原因1. CPRM非対応の再生機器/PCの問題
CPRM対応ディスクを再生するためには、再生機器やソフトウェアがCPRMに対応している必要があります。非対応の機器では再生できません。
対処法:別のCPRM対応プレーヤーやPCで再生を試みることで、問題が機器固有のものであるかどうかを確認できます。
原因2. ドライバやソフトウェアの問題
再生機器のドライバや再生ソフトウェアが最新ではない場合、CPRMディスクの再生に不具合が生じることがあります。
対処法:再生機器やソフトウェアのドライバを最新バージョンに更新します。再生ソフトウェアも最新版にアップデートすると問題が解決する場合があります。
原因3. リージョンコードの不一致
CPRMディスクのリージョンコードと再生機器のリージョンコードが一致していないと、再生できないことがあります。
対処法:ディスクと再生機器のリージョンコードが一致しているか確認してください。不一致の場合はリージョンフリーのプレーヤーを使用するか、リージョン設定を変更してください。
原因4. ディスクの傷や汚れ
CPRMディスクに傷や汚れがあると、正しく読み取れずに再生できない場合があります。
対処法:ディスクの表面を柔らかい布で軽く拭き、傷や汚れを取り除いてから再生を試みてください。
追加のヒント:DVDFab Passkey for DVDを使ってCPRM保護を解除し、バックアップを取ることで再生の互換性を向上させることができます。
豆知識:CPRM対応DVDドライブの確認方法
CPRM対応DVDドライブの確認方法は以下の手順で行えます。
1. ドライブの仕様を確認する
まず、DVDドライブの取扱説明書や製品の公式ウェブサイトで、CPRMに対応しているかを確認します。製品のスペック表に「CPRM対応」と記載されている場合、そのドライブはCPRMに対応しています。
2. デバイスマネージャーでドライブを確認する(Windowsの場合)
Windowsのデバイスマネージャーを使って、CPRM対応ドライブかどうかを確認できます。
手順:
「スタート」メニューを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択。
「DVD/CD-ROMドライブ」の項目を展開し、使用しているドライブの名前を右クリック。
「プロパティ」を選択し、「詳細」タブに移動。
「プロパティ」欄で「デバイスインスタンスパス」を選択し、表示される情報でドライブのモデル番号などを確認。
3. ソフトウェアを使用して確認
「CPRM対応ドライブかどうか」を確認するために、専用のソフトウェアを使うこともできます。以下のようなツールを使用して、CPRMに対応しているかを確認できます。
Nero InfoToolなどのソフトウェアをインストールし、ドライブの詳細情報を確認します。このソフトウェアでは、ドライブがCPRMをサポートしているかどうかをチェックすることができます。
4. CPRM対応のディスクを使用して確認
最後に、CPRM対応ディスク(地デジ録画など)を挿入し、再生できるかどうかで確認する方法もあります。CPRM対応ドライブでなければ、再生やコピーができません。
まとめ
パソコンでDVD再生しようと思ったらエラーメッセージが出て動かなくなったら、CPRMが阻害している可能性が高いです。この場合上で紹介したソフトを使ってCPRMを解除すれば、再生してディスクが見られるでしょう。いずれも無料で利用できるソフトなので、特に、DVDFab DVD コピーがおすすめです。まずはインストールしてみるのはいかがですか。また、PowerDVD、WinDVD Pro 12などのCPRM対応の再生ソフトも利用できます。