無料動画編集ソフトOpenshot Video Editorの徹底紹介!使い方や代替ソフトを探すならお見逃さなく!
要約: InstagramやFacebook、YouTubeなどに動画をアップする際に必要な動画編集ソフト。今回では、無料動画編集ソフトOpenshot Video Editorの機能と使い方、メリットとデメリットについて説明し、Openshot Video Editorを使う際に起こりうる危険性についても解説しています。Openshot Video Editorの代替としておすすめできる無料動画編集ソフトは「Video Editor」です。安全に、使いやすい動画編集ソフトを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. Openshot Video Editorとは
1.1 Openshot Video Editorとは
Openshot Video Editorとは、完全無料で利用できる動画編集ソフトのことです。
Linux、Windows、Macに対応しています。無料動画編集ソフトの中では機能が豊富で、多彩な編集が可能なことが特徴。ソフトのバージョンアップも頻繁に行われており、より使いやすくアップデートされています。
1.2 Openshot Video Editorの機能
Openshot Video Editorにはどんな機能があるのか、代表的なものを4つ紹介します。
ドラッグ&ドロップ
ビデオ、オーディオ、画像を簡単に追加できる
字幕の挿入
テンプレート機能でタイトルカードがカスタマイズ可能
音声の挿入・音量の調整
音楽のフェードイン・フェードアウトが可能
エフェクトの追加・削除
明度・ガンマ・ヒュー・グレースケール・クロマキー合成などのエフェクトがかけられる
2. Openshot Video Editorの使い方
【ダウンロード】
公式サイトからダウンロードします▶https://www.openshot.org/ja/
「v2.6.1をダウンロード」という青いタブをクリックすると、ダウンロードできます。
【インストール】
インストールに使用する言語を「日本語」に選択します。その後は、ウィンドウに現れる表示通りにインストールを進めてください。使用許諾契約書に同意、保存フォルダの選択という順番です。インストール準備完了と表示されたら、インストールのボタンを選択します。
【操作方法】
- ファイルの追加
- まずソフトを起動します。
- 「+」マークを押して素材ファイルを追加してください。
- ドラッグ&ドロップ
ファイルを読み込むと、プロジェクトファイルに素材が追加されます。素材をタイムラインに追加してから、編集してください。素材をタイムラインに追加するには、素材をドラッグ&ドロップするだけで完了です。
◉ 動画のカット
OpenShot Video Editorで動画をカットする時は、タイムライン上で編集するのがおすすめ。タイムラインに素材を追加する前に、プレビュー画面で動画をカットします。
素材のスタート地点とゴール地点を選択して、トリミングします。複数の箇所を残すことはできないので、注意が必要です。
◉ 動画の編集
動画の不要な部分をカットしたら、次は編集を行います。動画の編集には、スライスツールを使用します。カミソリツールを選択して、動画の不要な部分をクリックすると分割できます。右クリックで削除してください。
◉ 字幕の挿入
動画を必要なところだけ残したら、字幕を挿入してみましょう。タイトル画面では、以下の設定が可能です。
- テキスト
- フォント
- 文字のサイズ
- 文字のカラー
◉ 音声の挿入
- 動画に音声を挿入する方法について説明します。
- 挿入したい音声やBGM、効果音をあらかじめ用意しておきましょう。
- 画面の上にある「+」ボタンから音声素材ファイルを読み込みます。
- 編集しているタイムラインにドラック&ドロップすると、動画に音声が挿入できます。
◉ 音量の調整
- 動画に挿入した音楽の音量を調整することができます。
- 音量を調整したい位置で右クリックしてください。
- ボリュームを選択すると、音量を調節できます。
- 音量がだんだん大きくなるフェードインや、だんだん小さくなるフェードアウトの機能もついています。
◉ エフェクトの追加
- 作成した動画にエフェクトを追加できます。
- エフェクトが7種類、トランジションは400種類以上と使えるエフェクト効果が豊富に揃っています。
- 画面の左側に「エフェクト」や「トランジション」のボタンがあるので、使いたいものをクリックしましょう。
- タイムライン上の動画にドラック&ドロップすると、エフェクトが追加できます。
- 1つの動画に数種類のエフェクトを挿入することが可能です。
- また、追加したエフェクトは簡単に削除できます。
◉ エフェクトの削除
- エフェクトを削除したい時は、右クリックするとメニューが出てきます。
- 「エフェクトを削除」をクリックすると、削除できます。
◉ 動画の書き出し
- 動画の編集作業が完了したら、動画の書き出しを行います。
- 保存先のフォルダとプロファイルを設定して書き出してください。
OpenShot Video Editorの基本的な操作方法は以上となります。
操作が分かりやすく、直観的に使える動画編集ソフトなので、実際に使って慣れることをおすすめします。
3. Openshot Video Editorのメリット・デメリット
ここからは、Openshot Video Editorのメリットとデメリットについて説明します。
3.1 Openshot Video Editorのメリット
Openshot Video Editorは元々Linux用として制作されましたが、現在はWindowsとMacでも利用できます。また、完全無料で使えるのもメリットの1つです。
他にもチュートリアルが充実していることが挙げられます。シンプルでありながら機能が豊富なので、動画編集を始めたばかりの人にもおすすめです。
- Windows、Macで利用できる
- 完全無料で利用できる
- 操作が分かりやすい
3.2 Openshot Video Editorのデメリット
- 音量調節機能が使いにくい
- テキスト編集の自由度が低い
- ソフトが重い
使える機能自体は多いものの、細かい機能が使えなかったり、実際の操作が難しいことがデメリットとして挙げられます。特に音量調節は機能自体が利用できないといった声も挙がっているので、注意が必要です。
また、Openshot Video Editorはソフトが重く、起動や操作に時間がかかることもあります。特に、テキストの挿入は外部ソフトに依存するので作成時間が長くなります。こだわりを持って細かい動画編集をしたい人には、使いにくい動画編集ソフトといえるでしょう。
3.3 Openshot Video Editorの危険性
Openshot Video Editorのデメリットで挙げたソフトの重さは、時に危険なことがあります。作業中にソフトがフリーズする可能性があるからです。
Openshot Video Editorをインストールして、動画を読み込むだけでパソコンが動かなくなってしまう事例もあります。パソコンがフリーズしてしまうと、ソフトの終了もできないのでパソコンを強制終了するしか方法がありません。
パソコンの強制終了をくり返していると、作業データを失ったり、最悪の場合はパソコンのOSが故障してしまうこともあるので危険です。
4. Openshot Video Editorの最強代替案ソフトオススメ
せっかく動画編集を行うなら、安全な動画編集ソフトを利用したいですよね。フリーズすることなく使える無料動画編集ソフトとして、「Video Editor」があります。
細かい編集をしたい、中級者の人におすすめの動画編集ソフトとしておすすめです。Openshot Video Editorの代替として利用できます。ここからはVideo Editorの機能について解説していきます。
4.1 無料動画編集ソフト・Video Editorとは
Video Editorとは、無料で利用できる動画編集ソフトです。高度な編集機能を備えている上に、操作が分かりやすいことがメリットがあります。 |
初心者でも簡単に使いこなせる、プロ級の動画編集ソフトとして注目されています。
4.2 Video Editorの機能
Video Editorでは、下記のような機能が利用できます。テキストやエフェクトも多数揃っているので、自由度の高い動画編集が可能です。
- 動画の分割
- 動画のクロップ
- フリップとミラー
- 動画の回転
- 動画の長さ調整
- 再生速度の調整
- モザイクの追加
- フリーズフレーム(動画の静止画化)
- グリーンスクリーンカットアウト(背景の削除)
- 音声&テキスト変換
- 動画を結合
- 動画結合のトランジション効果を追加
- 動画にテキストを追加
- など
対応デバイス:Windows(Macでの使用準備も進められている)
価格:無料(有料版はDVDFab 動画変換 Proバンドルで購入すると35%OFFの割引で6,519円※で無期限利用可能)※2022年6月現在
DVDFab 動画変換 Proは、DVDFab 動画変換、Video EditorおよびToolkitという三つの製品を含みます。
5. まとめ
今回は、無料で利用できるOpenshot Video Editorの特徴やメリット、デメリットについて解説しました。Openshot Video Editorは完全無料で利用できて、機能も豊富です。しかし、ソフトが重いことや、細かい動画編集は難しいというデメリットもあります。
Openshot Video Editorを利用している際に、ソフトが重くてフリーズしてしまう危険性もあります。最悪の場合、パソコン内のデータが消えてしまう可能性も。動画編集をするには、自分に合った動画編集ソフトが必要です。無料で、安全に編集をしたい人は、後半でご紹介したVideo Editorがおすすめです。ぜひダウンロードして使ってみましょう。