動画をクロップするとは?その方法とおすすめのツールをデバイスごとに徹底解説
要約: 動画作成において、クロップ作業は必要不可欠な加工方法です。しかし、最近では様々なフリーソフトが登場しており、どれを使っていいのか困ってしまうという方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、動画をクロップする方法と、おすすめのツールをデバイス別にご紹介していきたいと思います。各動画クロップのできるツールの対応OS、特徴、選ぶポイントなども詳しくご紹介するので、動画 クロップをする人のご参考になればと思います。
1. 動画のクロップとは
動画のクロップとは、動画の一部を切り抜いて表示させる映像加工の一つです。シネマティックな動画を作る際や、動画の中でも伝えたい部分にフォーカスする場合などに利用されます。動画編集ソフトには当たり前に実装されている機能ですが、複雑な操作が多くなってしまうという欠点も多いため、クロップ機能に特化したフリーソフトが重宝されています。
1.1 動画のクロップ(切り抜き)とトリミング(カット)の違い
クロップを説明する上で、トリミングと機能を間違えてしまう方も多いので、ここでは、二つの違いについてみていきましょう。クロップとトリミングの違いは以下の通りです。
- クロップは映し出されている動画自体の切り抜き作業
- トリミングは動画の余分な尺や、いらないシーンを切り抜く作業
長尺の動画を短くしたい、動画のいいシーンだけをまとめたいという場合にはトリミングを、動画に映し出されている一部だけをフォーカスしたい、ワイプとして使えるようにしたいなどの場合にはクロップを使用します。ピクチャーインピクチャーや、画像合成などをする場合などもクロップを使用することになります。
1.2 動画クロップを行う際の注意点
動画のクロップを行えば、映像の一部を切り抜いて、合成やその他の編集作業に利用することができますが、動画の解像度はそのままに、一部を切り抜いて表示することになるので、拡大すると切り取った解像度のまま利用されることになり、画質が劣化する可能性があります。
また、動画の品質やクロップできるツールによっては、音ズレなどのトラブルが発生してしまうこともあるため、クロップする際には以下のことに注意しておく必要があります。
- クロップした動画の劣化を最小限にするため、あらかじめ高画質で動画を保存しておく(1080p以上、4K
- 動画)
- 品質の悪いクロップ編集ツールの利用は控える(現在も更新している信頼性できるツールを利用する)
- 動画編集に対応できるマシンスペックにしておく(動画編集ができるPCの購入等)
上記の点に注意することで、動画をクロップする際にも、トラブルを最小限にできます。
2. PCで利用できる動画クロップツールランキング
ここでは、Windows、Macで利用できる動画クロップツールをランキングにしてご紹介していきます。
2.1 動画 クロップするソフトおすすめ第1位 VideoCruise(Windows)
公式サイト▶https://dvdfab.org/videocruise-video-editor.htm
VideoCruiseはDVDFab社が販売しているプロレベルの動画編集ソフトで、動画のクロップはもちろん、動画編集に必要な機能を全て網羅しています。 |
また、クロマキー処理や、音声録音、編集も備えており、これ一つで動画に関する全ての編集を完結することが可能です。
有料ツールですが、30日間は全ての機能を完全無料・無広告で利用することができるので、まずは無料で使ってみて、合わなければ購入しないということも可能です。
また、DVDFab 動画変換 Proは、DVDFab 動画変換、VideoCruiseおよびToolkitという三つの製品を含む動画処理ツールバンドルです。あらゆる動画形式を変換、動画のプロ級の編集および初心者向けの簡単な動画・音声編集機能が同梱され、コストパフォーマンスが最高です。どれ一つの製品よりも高いコストパフォマンスで期間限定の35%OFFの割引で購入できます👇
「VideoCruiseの特徴と機能」
- トリミング、分割、クロップ、回転、速度調整、フリップとミラーなどの動画編集機能
- モザイク、フリーズフレーム、クロマキーなどを含む豊富なフィルター、エフェクト機能
- オーディオ録音、編集、音声から字幕変換、動画から音声抽出
- マルチトラックによる複雑な動画編集に対応
- 作成した動画を任意の形式でYouTubeやSNSにアップロード
- 別途DVDFabを購入すれば、作成した動画をDVDやBlu-rayに書き込むこともできる
- GPUアクセラレーションによる編集の高速化
「動作環境・価格」
- 日本語:対応
- 対応OS:Windows7以降11対応(32/64bit)
- CPU:Intel Corei3以降
- RAM:2GB以上
- HDD:100GB以上
- 価格:7079円(30日間返金保証)
- その他:30日間全ての機能が利用できる無料版あり
2.2 動画 クロップするソフトおすすめ第2位 AviUtl(Windows)
AviUtlは完全無料で利用できる動画編集ソフトで、プラグインを利用することで機能を拡張することができることから、初心者からプロまで絶大な人気を誇っています。クロップ機能も備えており、これから本格的な動画編集を行いたいという人には非常におすすめなソフトと言えます。
ダウンロードサイト▶http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
「特徴」
- 完全無料でプロレベルの動画編集が可能
- プラグインを追加することで機能を無限に追加できる
- ソフトが軽いのでスペックの低いマシンでも動く
- ゆっくり実況動画作成におすすめ
2.3 動画 クロップするソフトおすすめ第3位 Shotcut(Windows/Mac)
4K動画のトリミング、クロップ、合成なども可能なWindows専用のフリーソフトです。基本的な編集機能に加え、クロマキー合成、モザイク、トラジションなどの機能も付属しており、プロレベルの編集操作が可能です。UIも最近の有料動画編集ソフトに近いので、おしゃれに使いこなしたいという人におすすめです。
ダウンロードサイト▶https://www.shotcut.org/download/
「特徴」
- 複数の動画、画像、音声ファイルを結合、合成
- フェードイン、フェードアウト、各種トランジション効果
- 有料動画編集ソフト並みの編集機能
- おしゃれなUI
2.4 動画 クロップするソフトおすすめ第4位 iMovie(Mac)
iMovieは、無料で利用できるMacOS/iOS専用の動画編集ツールで、クロップはもちろん、簡単操作でおしゃれな動画を作ることができます。ストーリーボードという機能を使えば、おしゃれなテロップやエフェクトを簡単に使うことができるため、動画編集に不慣れな初心者におすすめです。
Macを使っているなら利用しない手はありません。
公式サイト▶https://www.apple.com/jp/imovie/
「特徴」
- Apple純正アプリなので、Mac、iOSとの親和性が高い(データ共有など)
- 初心者でも簡単に利用できるシンプルなUIと操作性
- 逆に上級者が望むような機能はあまり利用できない
- 操作性が独特で、他の動画編集ソフトとは若干違う使い勝手
- 編集した動画データを上位版のFCPでも編集可能
3. スマホ、タブレットで利用できる動画クロップツールランキング
ここでは、PCやスマホ、タブレットで動画クロップできるフリーソフトをランキングしていきたいと思います。
3.1 動画 クロップするアプリおすすめ第1位 オンライン動画クロップフリーソフト
オンラインで利用できる動画クロップツールで、スマホやタブレット、PCからブラウザからアクセスすることで、手持ちの動画を簡単にクロップすることが可能です。操作も簡単で、トップページに使い方も書いてあることから、初心者でも非常におすすめのツールと言えるでしょう。
公式サイト:https://www.apowersoft.jp/crop-video-online
「特徴」
- ネット環境があれば、スマホ、タブレットからでも簡単に動画のクロップが可能
- 完全無料で利用できる
- アップロードしたデータは消去されるので安全性も高い
3.2 動画 クロップするアプリおすすめ第2位 iMovie
iPhone、iPadユーザー限定になりますが、プリインストールされていて最初から利用できるiMovieを使えば、動画のクロップを行うことが可能です。iMovieには動画編集に必要な機能がほとんど備わっているので、別途ツールをインストールせずに動画編集を行うことが可能です。
ダウンロードサイト:https://apps.apple.com/jp/app/imovie/id377298193
「特徴」
- iOS標準アプリなので使いやすく、完全無料で豊富な機能を利用できる
- Macを利用している人はMac版のiMovie、FCPと連携することができる
- クロップ以外に、トリミング、傾き補正、反転、回転、明るさ調整、露出の変更、フィルターの追加などの機能も利用可能
3.3 動画 クロップするアプリおすすめ第3位 CapCut - 動画編集アプリ
CapCut(キャップカット)はiOS、AndroidOSに対応した動画編集アプリで、トリミングやクロップに加え、フィルターやエフェクトが豊富に揃っているので、おしゃれでかっこいい動画を簡単に作ることが可能です。著作権フリーの音楽挿入やスタンプ機能なども充実しており、クロップ以外の機能も使いたい人におすすめです。
ダウンロードサイト
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/capcut/id1500855883
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lemon.lvoverseas&hl=ja&gl=US
「特徴」
- 無料でプロクオリティの動画編集が可能
- スマホだけで動画編集を完結できる
- フィルター、エフェクト、スタンプなどが豊富
- 機能が豊富なので、動画編集に関する知識が必要
3.4 動画 クロップするアプリおすすめ第4位 写真アプリ(iPhone純正アプリ)
iOS純正アプリである「写真」アプリの機能で、動画のクロップを利用することが可能です。iPhoneやiPadを利用している人なら、撮影した動画をその場でトリミング、クロップ編集することが可能です。完全無料なので、まずはこちらを試してみるのが良いのではないでしょうか。
ダウンロードサイト:標準アプリなので、プリインストールされている
「特徴」
- 純正アプリなので、シンプルな操作感で動作も安定している
- 簡易的なクロップ編集はできるが高度な編集はできない
- iCloudを利用すればMacで詳細な動画編集も可能(Windowsでも可能)
4. まとめ
今回は動画のテロップについて、その方法とおすすめのツールについて、詳しく解説させていただきました。記事をまとめると以下のようになります。
「PCで利用できる動画 クロップするツールまとめ」
- 1位 VideoCruise(Windows)
- 2位 AviUtl(Windows)
- 3位 Shotcut(Windows/Mac)
- 4位 iMovie(Mac)
「スマホ、タブレットで利用できるツールまとめ」
- 1位 オンライン動画クロップフリーソフト(オンライン専用)
- 2位 iMovie(iOS)
- 3位 CapCut - 動画編集アプリ(iOS、Android)
- 4位 写真アプリ(iOS専用アプリ)
今回ご紹介したツールは、初心者でも使いやすいという点と、機能面や、汎用性などを考慮したランキングとなっています。紹介できなかったツールの中にも優秀なものはありますが、初心者には難しいものだったり、余計な操作や手間が必要になってしまうものもあったので除外させていただきました。
動画のクロップ方法について理解を深め、自分に合ったツールを利用してみてください。動画 クロップ以外にも、動画 文字 消すとか、動画 再生 速度 変更とか、動画 明るくするとかなどもVideoCruiseができるので、自分のニーズに応じてチェックしてください。