様々な種類の音声や動画のエンコード(変換)に対応し、なんと無料で使える、という点が魅力的なXMedia Recode。動画編集にも使えるため、動画変換や編集を纏めて済ませたい方にはとってもありがたいソフトです。友人に贈る動画や、YouTubeにアップする動画など、最近は動画作成の機会が相対的に増えていますよね。

今回は、そのXMedia Recodeの使い方を紹介したいと思います。初心者向けに分かりやすく記載しましたので、これから使ってみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

xmedia recode 使い方

1. XMedia Recodeの基礎情報とメリット・デメリット

xmedia recode 使い方

XMedia Recodeは、元々コンバーターソフトとして有名でしたが、動画編集機能も兼ね揃えているので、最近では動画編集ソフトとしても使われています。基本的なスペックはこちら。

開発             :Sebastian Dorfler
対応OS         :Windows 7、8、8.1、10
変換エンジン  :ffmpeg
価格             :無料
日本語利用    :可能
対応機能       : 動画ファイルの相互変換/音楽ファイルのフォーマット変換/動画からの音楽ファイル抽出/DVDの動画フォーマット変換/音声・動画ファイルの編集

気になるメリット・デメリットを纏めると以下の通り。無料や日本語対応など、申し分ない使いやすさはある一方、稀にソフトが起動しないといった不具合や、OSはWindowsのみの対応など、限定的ではありますがデメリットもあります。

メリット

デメリット

  • 対応フォーマットが圧倒的に多い
  • 無料で使える
  • 日本語対応
  • ファイル変換に加え、様々な編集機能あり
  • エンコード速度が速い
  • ソフト不具合が稀に発生(起動しない、強制終了など)
  • Windowsのみの対応

2. XMedia Recordのダウンロードから使い方までご紹介

それでは実際に使い方を見てみしょう!インストール方法から、基本的な使い方までを網羅しますので、ご自分のステージに合わせてごらんください。

2.1 XMedia Recodeのダウンロード・インストール方法

手順1:まずはXMedia Recodeのホームページからソフトをダウンロードしましょう。
URL:https://www.xmedia-recode.de/download.php

下記のような画面が出てきます。ご自身のパソコンのスペックに合わせて、一番下のダウンロード部分をクリック。下にスクロールすると、32ビット用もありますので、ご安心ください。

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手順2:ダウンロードが完了したら、次はインストールです。パソコンのダウンロードファイルから、先ほどダウンロードしたファイルを開きます。言語は一旦英語(English)を選択し、使用承諾画面で承認をします。

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手順3:進んでいくと、インストール保存先やショートカット作成の確認画面が次々と表示されます。特にこだわりの無い方は、そのまま「Next」をクリックして次に進みましょう。

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手順 4:最後は「Install」(インストール)をクリックし、最終的に完了画面で「Finish」をクリックすれば、完了です。

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2.2 XMedia Recodeを日本語化してみよう

インストール時は英語でしたが、XMedia Recodeは日本語対応しています。日本語化するには、インストール後に別途設定をする必要があります。ひと手間かかりますが、圧倒的に使いやすくなりますので、ぜひ設定してみてください。

手順1:インストール済みのXMedia Recodeを開きます。
手順2:トップ画面の「Option」より、「Preferences」をクリックします。
手順3:「Language」(言語)から日本語を選択。「OK」をクリックすると、これで日本語でソフトが使えるようになります。

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2.3 XMedia Recodeの使い方① DVDファイルの動画変換

次に、DVDファイルの動画変換の方法を見ていきましょう。通常の音声や動画ファイルだけでなく、DVD(もちろんBlu-Rayも対応)も動画フォーマットにすることができます。

手順1:DVDディスクをパソコンのドライブに挿入します。
手順2:XMedia Recodeを起動し、「ディスクを開く」をクリックします。
手順3:挿入したDVDの名前が現れたことを確認し、「開く」をクリック。DVDの読み込みが開始します。

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手順4:形式タグで変換したいフォーマット、方式プロファイル、音声トラックなどを設定します。
手順5:上部の「リスト追加」をクリックし、「エンコード」をさらにクリック。これでDVDが通常の動画ファイルに変換されます。

2.4 XMedia Recodeの使い方➁ 映像と音声ファイルの変換

XMedia Recodeは、非常に多くのファイル形式に対応していますので、手元にあるフォルダのほとんどは変換可能だと思います。動画フォーマット間・音声フォーマット間の変換だけでなく、例えば動画ファイルから音声ファイルへの変換も可能です。基本的に方法は同じですので、ここでは動画ファイルのフォーマット変換の方法を紹介します。

手順1:トップ画面から「ファイル」をクリック。パソコンから変換したい動画ファイルを選択し、読み込みます。
手順2:「形式」タグで変換先のプロファイル・形式・拡張子をそれぞれ指定していきます。(こだわりの無い方は、プロファイルについてはデフォルトのカスタムのままで大丈夫です。)
手順3:デフォルトの場合、「出力ストリーム形式」で「映像+音声」を選択します。
手順4:保存先を指定します。
手順5:「リストに追加」、「エンコード」を順番にクリックします。変換が開始します。

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2.5 XMedia Recodeで出力映像と音声ファイルの編集

最後に、動画や音声ファイルの編集方法を見ていきましょう。カットやクロップ、回転などの基礎編集から、解像度変更や明るさ補正、字幕合成などの機能もついており、使いこなせばかなり凝った動画を作成することができます。ここでは、代表的な編集方法を紹介していきます。慣れれば感覚的に使い方が分かってきますので、まずは自分で触ってみてくださいね。

<基本編集>

手順1:トップ画面から「ファイル」をクリック。パソコンから変換したい動画ファイルを選択し、読み込みます。
手順2:「映像」タグをクリックします。
手順3:編集画面が表示され、各項目を変更することができます。(フレームレート・カラーモード・ビットレートなど)

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<音声編集>

手順1:トップ画面から「ファイル」をクリック。パソコンから変換したい動画ファイルを選択し、読み込みます。
手順2:「音声トラック」タグをクリックします。
手順3:編集画面が表示され、各項目を変更することができます。

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<映像フィルター・効果の追加>

手順1:トップ画面から「ファイル」をクリックします。パソコンから変換したい動画ファイルを選択し、読み込みます。
手順2:「クロップ/プレビュー」タグをクリックします。
手順3:左上の「フィルター追加」をクリックすると、各効果やフィルターが選択でき、追加していくことができます。

<音量調整>

手順1:トップ画面から「ファイル」をクリックします。パソコンから変換したい動画ファイルを選択し、読み込みます。
手順2:「クロップ/プレビュー」タグをクリックします。
手順3:左上の「映像トラック」を「音声トラック」へ変更し、「フィルター追加」から音量補正を追加することで、音量調整が可能です。

3.XMedia Recodeがエンコードできないときは・・おすすめの動画変換ソフト

上記で紹介した通り、XMedia Recodeは充実した機能がありますが、時折、ソフトが起動しない、といった不具合が報告されています。そこで、XMedia Recodeがエンコードできないときの代替案としておすすめのソフトが、DVDFab 動画変換Proソフトです。

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有料版ではありますが、無料トライアルもありので、ぜひ試してみてください。XMedia Recodeで報告されているような不具合も無く、使い勝手のよいソフトとしておすすめです。

DVDFab 動画変換 ProはDVDFab 動画変換と、Video EditorとToolkitからなり、動画/音声/画像すべて対処可能なWindowsOS対応のソフト、それぞれ変換、編集、使いやすさを特徴としています。

DVDFab 動画変換は、特に複数の動画を一括変換/もしくはサイズが大きいファイルの変換の時に適用される動画コンバーター、変換するうちに編集もできることを特徴としています。数多くの入出力フォーマットに対応し、4K動画/8K動画にも対応し、MP3変換や、vob変換、WMV変換など幅広い動画を変換する時、動画・音声編集も可能です。30日間ですべての有料機能を無料体験できますが、体験期限が切れたら永久無料版になります。出力動画の解像度や形式(Mp4/MKV)に制限があります。

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DVDFab 動画変換は、数多くの入出力に対応した非常にパワフルな動画変換ソフトです。変換するとともに、動画を加工/編集することも可能です。

使い方についてはAVCHDなど通常のデバイスで再生できないフォーマットをMP4などに変換するという記事をご参照ください。

Video Editorは動画や音声の編集の性能に優れており、トリミングや回転など基本的な編集機能はもちろん、クロマキー合成や文字起こし、逆再生、モザイクかけ、音声デタッチ、ナレーション追加、フィルター、トランジション…といった高度機能も備わっています。何より、ほとんどの機能が無料で使えるのが嬉しいポイントです。自分で撮った動画をYouTubeにアップロードする場合は是非試してください。GIFアニメをつくれるため、画像も対処可能。また動画を編集して別形式を編集することもできます。

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業界最強な動画編集ソフトとして、Video Editorにより、様々な新しいアイデアがを現実にさせ、簡単にプロ級の動画を作成することができます。

Toolkitは初心者向けの動画変換/編集ツール、誰でも簡単に扱えます。動画カットや音量調整、GIF変換、手ぶれ補正、字幕追加など20種以上の機能を備わっています。すべての操作はほとんど3ステップで終わらせます。無料トライアルが可能です。

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自由自在にビデオ/オーディオ/画像を処理できるツールキット

有料版にアップグレードする場合は、単品より、DVDFab 動画変換 Proのほうががおすすめです。なぜかというと、セット製品は単品より機能が充実する上に値段は安い、コスパ最高です。しかし、DVDFab 動画変換 ProはWindows版しかないが、DVDFab 動画変換はWindowsとMAC両方対応のことをお忘れないように。

各製品の価格を比較

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Toolkit

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DVDFab 動画変換 Pro

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最後に、このDVDFab 動画変換 Proソフトの使い方を紹介します。

3.1DVDFab 動画変換の使い方

3.1.1使い方① ダウンロード・インストール方法

まずは下記URLからホームページにアクセス。トップページに「無料ダウンロード」アイコンがありますので、こちらをクリックすると、自動でダウンロードが始まります。あとは他ソフトと同様に、パソコン上にインストールするだけです。

DVDFab 動画変換をダウンロード

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3.1.2使い方② 動画変換の方法

ソフトを開くと、まずは下記のような機能選択画面が現れます。今回は動画変換をしたいので、「動画変換」をクリック。

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次に下記のような画面に移ります。上部のアイコンが“変換”になっていることを確認し、変換したいパソコン上の動画を中央の「+」部分にドラッグ&ドロップします。

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次にプロファイルの設定を行います。変換したいフォーマットをクリックするだけでOKですが、細かい設定をしたい方は「フィルター」をクリックして追加フィルター設定も可能。

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最後に出力ファイルフォーマットを選択し「はい」をクリックすると、変換が開始します。

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変換中、詳細設定や動画変換は可能です。

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変換完了です。開始してからわずか数秒で完了しました!
感覚的に利用できるソフトなので、初めての方でも使いやすく、また所要時間も短くとても便利です。

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3.2Video Editorの使い方

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1.Video Editorをダウンロードしてインストールしたらまず適切な画面サイズ(PCなら通常16:9)を選択します。
2.「インポート」ボタンを使うか、直接動画をドラッグアンドドロップして読み込みます。
3.読み込んだ素材の右下の「+」をクリックして素材を下部の編集トラックに追加します。
4.ソフトの真ん中にあるツールバーを利用してフリーズ・フレームや分割、音声テキスト変換等の操作を行い、更に、左上の各エフェクトやフィルターなどを利用して動画を編集します。右上で即時にプレビューすることができます。
5.編集が終わったら「出力」を押して出力ファイル名や出力先、フォーマットと品質などを設定したら仕上げたファイルを出力します。

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3.3Toolkitの使い方

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1.Toolkitを起動して、対象ファイルに応じてメイン画面からビデオツールもしくは別ツールを選びます。
2.次は対象ファイルをどう編集するかを決めます。例えば動画のノイズを除去する場合は、「ビデオツール」>「ノイズ除去」の順でクリックします。
3.「+」アイコンをクリックしてファイルを追加します。
4.関連パラメーターを設定(デフォルトでいい)して「start」を押します。
5.ファイル名や出力先を指定したら出力します。

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4.まとめ

今回は、動画変換・編集ソフトとしてXMedia Recodeの使い方を紹介しました。定評のあるXMedia Recodeですが、場合によっては不具合が起きるのは確かなようです。
代替案として紹介したDVDFab 動画変換は、有料ではありますが、使いやすいインターフェイスで初心者の方も安心して取り扱えるソフトです。無料体験もできますので、気になる方はまずは無料版でいろいろ試してみてくださいね。