topaz video enhance ai

低画質の動画を視聴すると細かなところが不鮮明になるなどでストレスを感じるでしょう。そんな時にはTopaz Video Enhance AIを使ってみるのも一考です。AI機能を使ってピクセルを補完してくれます。そうすることで元の画像に忠実に高画質にアップグレードできます。

ところで実際にはTopaz Video Enhance AIは使いやすいのでしょうか?ここではレビューを中心にTopaz Video Enhance AIを検証していきましょう。

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) とは?

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) は、Aiテクノロジーを操って低画質動画を高解像度化に変換可能なPC用ソフトです。アメリカのTopaz Labs社がリリースした定番の動画品質向上ソフトとして、Aiによって解像度が極めて低い動画でも細部のディテールを自然に高画質化し最大8Kまでアップスケーリングすることができます。

Topaz Video Enhance AIにはアップスケーリングのほかに、シャープネス、インターレース解除、ノイズ除去、モーション補完、手振れ補正など多種多様な高画質化可能な機能が搭載されています。

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) の永続ライセンスは299ドルで販売されていますが、一度購入すれば無料でグレードアップすることができます。ちなみに、Topaz Video AIの公式ページには30日間の無料体験バージョンが提供されています。ライセンスを購入する前に、主な機能を利用して使い心地を体験してみましょう!

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) の評判

Topaz Video Enhance AIとは、Topaz LABS社から提供されている動画の品質を向上できるソフトのことです。どの程度アップグレードできるかですが、HD画質のものを4Kや8K程度のレベルまで高められます。しかもレベルアップするにあたって、オリジナルの人工知能を使っています。AIが最適化しながら自然な形で画質の向上ができると評判です。ところで実際にTopaz Video Enhance AIを使っている人はどのような印象を抱いているのか、ネットで紹介されているコメントをいくつかピックアップしてみました。

メリット1:高画質化に優れている

画質ですが思っている以上にきれいになるという評判が多く見られます。例えば人物の画像で輪郭などがぼんやりしているものがあったとします。しかしその輪郭を自然な形でくっきりと際立たせることができるので「きれいになったな」という印象を抱くはずです。数値化するのは難しいですが、今の状態の倍くらいレベルアップできるようなイメージです。

昔録画した番組や映画でかなり画像が粗くなっているものはありませんか?そのようなものもTopaz Video Enhance AIを使って画質アップさせれば、かなり鮮明になるはずです。

メリット2:使い方が簡単

高画質化できるソフトといっても使い方が複雑で難しいのではないかと思う人もいるでしょう。しかしそんなに難しくはありません。まずは高画質化したいと思う動画ファイルをソフトの画面にドラッグ・アンド・ドロップします。そしてあとは画質などの各種設定をするだけです。

topaz video enhance ai

上の画像はCustomの設定メニューです。解像度などを選択できるメニューですが、「Progressive Footage to 4K」を選択すれば高画質できれいに仕上がるはずです。ただし古いテレビやDVDの画像の場合、「Interlaced Footage」を選ぶのがおすすめです。さもないと動画に縞模様が入ってしまってかえって見づらくなります。

topaz video enhance ai

こちらは出力サイズになります。SDやHDのほかにも4Kや8K動画に対応していることがわかります。いくつかキャプチャをアップしましたのでお分かりの方もいるかもしれませんが、こちらのソフトは日本語対応していません。でも簡単な英単語で表記されているので、設定でそれほど苦労することはないでしょう。

メリット3:ノイズだけを除去できる

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) はただ単に画質をアップするだけでなく、ノイズ除去も結構優れていると評判です。こちらもオリジナルのAIを導入しているおかげのようです。コマ中ところもできる限り再現性を高める一方で、ノイズに関してはきれいに消去しています。例えば夜間高感度カメラで撮影するとノイズが目立ってざらざらした仕上がりになるでしょう。このちらつきを除去してくれるので、映像がより鮮明になります。いかにノイズ除去の前後の画像についてアップしました。かなりノイズが除去されてきれいになっていることがお分かりでしょう。

しかも、手持ち撮影によって生じた手ぶれも簡単に補正してくれるので、手持ちでも手軽にプロレベルな高画質動画をゲットできます

topaz video enhance ai

メリット4:無料トライアルがある

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) のネックとして、値段が挙げられます。199.99ドルで販売されているので2万円以上の出費はちょっと痛いでしょう。そこでTopaz Video Enhance AIでは、無料体験版を用意しているところがユーザーの間で評判となっています。無料体験版を用意しているソフトはほかにもあります。しかし有料版と比較して使える機能がかなり限定されるものも少なくありません。Topaz Video AIの場合無料版でも有料版のそれと比較してほとんど変わりません。ですから購入するかどうか判断しやすいです。

デメリット1:日本語に非対応

ただし、魅力満載な動画品質向上ソフト「Topaz Video AI」ですが、やや残念なところがあります。Topaz Video AIは初期設定から英語表記となっており、英語以外の言語に対応していません。そして、日本語化パッチもないため、表示言語を日本語に変更することができません。英語に苦手意識を感じている方にとって、Topaz Video AIを使い慣れていないかもしれないでしょう。

でも、英語表記となっているけれども、ウィンドウズ画面の単語はそれほど難しくないので、直感的に操作できると思います。

デメリット2:古い機種では厳しいかも…

Topaz Video AIは大規模なデータを処理する複雑なアルゴリズムを使っているようです。このため、かなりの計算処理が求められます。低スペックの機種なら、動画を加工するにはかなりの時間がかかるかもしれません。Windowsの場合を一例に取るとIntel i7以降のモデルでないと厳しいでしょう。Ryzen7以上のスペックは欲しいところです。Topaz Labs公式サイトによりますと、Windows版の推奨スペックはWindows 10/11で、Mac版はMacOS10.15以降です。また、メモリ容量は16GB以上というのはベストですしかしできることなら、32GBあると快適に使用できます。

システム要件が厳しいので、Topaz Video AIをインストールする前に、必要なPCスペックの詳細は公式サイトへチェックしてみてください。

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI)の使い方とおすすめ設定

ここでは、Topaz Video AIの使い方と設定について、詳しく解説していきます。

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) の使い方

ステップ1:Topaz Video AIをインストール

第一歩は公式サイトからTopaz Video AIのインストーラーをダウンロードすることです。無料お試し版のTopaz Video AIが提供されているので、公式ページで「Try For Free(無料ダウンロード)」ボタンをクリックして、あとはメールアドレスを入力するだけで、Topaz Video AIのお試し版をゲットできます。

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして、特に設定も要らずに、セットアップ画面の「Next(次へ)」をクリックしていけば自動インストールがスタートします。

ステップ2:ビデオファイルをアップロード

Topaz Video AIをインストールした後、ソフトを立ち上げて、ホーム画面を開きます。ここで「Browse」をクリックして、入力ビデオファイルを選択し、ソース動画の読み込みを始めます。

その後は、Slow Motion(スローモーション)、Auto Crop Stabilization(手振れ補正)、Upscale to 4K(ビデオを4Kサイズにアップスケート)、Deinterlace Footage(インターレース解除)といった右パネルの各種の編集機能やAIモデルを設定し、自由自在に動画加工が楽しめます。

上記の手順を参考にすれば、英語が苦手な方もストレスなく上手くいくはずです。これからいくつかの設定を紹介します。

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI)のおすすめ設定

AIモデルを設定

画面の右パネルよりAIモデルを設定することができます。

ここでInput Video Quality(入力ビデオの画質)はLow(低)、Medium(中)、High(高)なのか、またはInput Video Type(入力ビデオのタイプ)はProgressive(プログレッシブ)、Interlace(インターレース)なのかを選択します。以上の設定を終えたら、下のRecommended models(推奨モデル) によって最適なAIモデルが自動的に適用されています。

動画加工の初心者でも高品質の動画を楽に仕上げます。

解像度を設定

右パネルの「Sizing(サイズ)」ドロップダウンメニューをクリックして、、使用用途に合わせて動画の解像度やアスペクト比をカスタマイズできます。最大で8Kに拡大することも可能です。

出力形式を設定

「Video format(出力形式)」ドロップダウンメニューからMP4、MOVなどが選択できます。汎用性の高いMP4、MOVはほとんどのデバイスで視聴できるので、どちらかを選択すればオッケーです。

CPU・GPUを設定

Topaz Video AI を高速化するよう、「File(ファイル)」項目の「Preferences(プレファレンス)」よりCPU・GPUの設定をカスタマイズしましょう。初期設定はGPUとなっていますが、ときどきAI Processor(AI プロセッサー)を切り替えることで、処理スピードを大幅に向上させることが可能です。

Note: Topaz Video Enhance AIの現在名は、Topaz Video AIです。日本語パッチがないため、日本語に対応可能なTopaz Video Enhance AI Crack(クラック)の方法が掲載されたサイトもありますが、ウイルスに感染したり、個人的な情報が漏れたりするリスクが存在しているので、クラック版に手を出さない方がいいでしょう。

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI)の代わりになるソフト:UniFab オールインワン

Topaz Video AIは優れた機能を持っていますが、やや残念なところが多々あります。Topaz Video AIをなかなか使い慣れていない方も少なくないでしょう。それでは、ここでTopaz Video AIの代わりになれるソフト「UniFab オールインワン」をおススメします。

UniFab オールインワンは、UniFabの製品を10個含まれており、動画編集には機能が充実なソフトです。動画品質向上に特化した専門的な機能がありますし、AI技術や超解像技術の力を生かして元々スペックの低い動画をより高い画質に強化することも可能です。

30日間の全機能無料お試しがありますので、購入する前に、下記のボタンでダウンロードして試してみましょう。

  無料ダウンロード Windows
  100%安全(ウィルスチェック済)

UniFab オールインワンは、Topaz Video AIと比較して、PCのプロセッサーに多大な負荷が生じることはないので、効率的なワークフローで動画加工の高速化を実現してくれます。品質を損なうことなく最大4Kまで拡大できるし、ハイクオリティの動画が短時間で出来上がります。

しかも、AIモデルは完全な自動化によって、ビデオのバックグラウンドとフォアグラウンを正確に識別できます。ノイズやぼやけを削減して細部のディテールまで彩度や明るさを調整し、動画品質をプロレベルまで改善してくれます。

UniFab オールインワンの使い方

ステップ1:UniFab オールインワンをインストール

UniFab オールインワン公式サイトで「無料ダウンロード」ボタンをクリックして、インストーラーをお手持ちのPCにダウンロードしましょう。また、以下のボタンをクリックして、UniFab オールインワンを直接ダウンロードできます。

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インストーラーを起動させたら、「クイックインストール」をクリックすれば、自ら操作することも要らずにインストール作業が自動的に実行されます。

ちなみに、表示言語を日本語に設定する手間も不要です。UniFab オールインワンは日本語対応可能なので、画面は最初から日本語表記となっています。

ステップ2:ソースビデオをアップロード

インストール終了後、UniFab オールインワンを立ち上げると、ホーム画面に入ります。動画の画質を向上するには「Enlarger」モードをご利用ください。入力ビデオファイルをホーム画面の真ん中にドラッグ&ドロップして、または「+」をクリックすれば、ソース動画を読み込ませます。

読み込み完了後、動画編集の画面に切り替わります。

ステップ3:動画詳細情報の確認と画質の設定

動画の情報右側にある画質オプションをクリックすれば、変換する画質が設定できます。

UniFab オールインワンを購入すると、映画、アニメ、ウェブビデオ、ホームビデオ、シャープ、ノイズ除去など、ビデオのタイプに合った「変換」モードを選択しましょう。汎用性の高いMKV形式とMP4形式に出力可能です。

ステップ4:高画質の動画を出力

画質を選択したら、動画の情報には選択された出力画質が表示されます。保存先をチェックしてから「開始」をクリックするだけで、UniFab オールインワンが自動的に動画を変換します。

パソコンの調子によって、アップスケーリングに要する時間は異なりますが、全自動処理なので、後は動画の高精細化をUniFab オールインワンに任せましょう。

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI) とDVDFab 動画加工 AIの比較

比較

Topaz Video AI (旧Topaz Video Enhance AI)

UniFab オールインワン

ダウンロードリンク

https://www.topazlabs.com/topaz-video-ai

https://dvdfab.org/unifab.htm

使いやすさ

⭐⭐⭐⭐

⭐⭐⭐⭐⭐

日本語対応

非対応

対応可能

対応OS

Windows、Mac両方対応可能

Windowsのみ対応

主な機能

  1. ビデオをアップスケート
  2. ノイズを除去
  3. 手振れを補正
  4. AIモデルを並列実行
  1. 動画の解像度をアップ
  2. ノイズやぼやけを除去
  3. 完全な自動加工を実現
  4. 複数のタスクを同時実行

残念なところ

1.日本語に非対応
2.古い機種に非対応

1.Macに非対応

料金プラン

無期限ライセンス:299ドル

無期限版標準価格:53750円

セール価格:37500円(詳しくは公式サイトを確認して一番お得にゲット)

体験期間

30日間の無料体験が可能

30日間の無料体験が可能

まとめ

今回、Topaz Video AIの基本機能、インストール方法、さらに実際の使い方を紹介するとともに、代わりになれるUniFab オールインワンという専門性の高い動画品質向上の機能を持っている多機能ソフトを紹介しました。高画質動画にこだわりのある方は、ぜひ本記事を参考に、UniFab オールインワンをご試用いただければと思います。