【2026年】BDMVを書き込む方法:動画・BDMVフォルダーをBlu-rayに焼く手順
要約: BDMVの書き込みは、MP4などの動画からBDMVを作る場合と、完成済みのBDMV/CERTIFICATEフォルダーをBlu-rayに焼く場合で手順が異なります。動画からBDMVをオーサリングする方法、完成済みフォルダーを書き込む方法、BD-25/BD-50の選び方、UDF 2.50やフォルダー配置、書き込み後に再生できない場合の確認点まで解説します。

BDMVを書き込む手順は、手元にあるのがMP4などの動画か、すでに完成したBDMV/CERTIFICATEフォルダーかで変わります。動画から作る場合はBlu-rayオーサリングが必要で、完成済みのBDMVフォルダーはBlu-ray Videoとして書き込みます。以下では、この2つを分けて手順を説明します。
BDMVとは?動画と完成済みフォルダーで手順が違う

BDMVは、Blu-ray Disc Movieの略で、Blu-rayビデオ用のアプリケーションフォーマットです。メニューやチャプター、字幕、複数音声などを含めたBlu-ray構造を扱うため、普通のデータ書き込みとは違います。
そのため、単にファイルをディスクにコピーするだけでは、家庭用Blu-rayプレーヤーで再生できる形にならないことがあります。特に「動画ファイルをそのままディスクに入れる」ケースと、「すでに完成したBDMVフォルダをBlu-ray Videoとして焼く」ケースは分けて考える必要があります。
手元のデータがMP4などの動画か、完成済みのBDMV/CERTIFICATEフォルダーかで、必要な処理が変わります。MP4などの動画はBDMVへオーサリングしてから書き込み、完成済みのフォルダーはBlu-ray Videoの構造を保ったまま書き込みます。
| 手元のデータ・保存形態 | 主な用途 | 次の操作 |
|---|---|---|
| MP4などの動画 | BDMV構造を作る | オーサリング後に書き込む |
| BDMV/CERTIFICATEフォルダー | 構造を保ったまま保存 | Blu-ray Videoとして書き込む |
| ISOイメージ | 1つのファイルとして保存 | 対応ソフトでマウントまたは書き込む |
| Blu-rayディスク | 家庭用機器などで再生 | 書き込み後に実機で確認する |
おすすめBDMV書き込みソフトの選び方
ソフトは入力データで選びます。MP4などの動画からBDMVを作るならオーサリング機能が必要です。すでにBDMVフォルダーが完成しているなら、Blu-ray Videoとして書き込めるライティング機能を使います。
| ソフト | 入力データ | 対応OS | 出力形式・メニュー編集 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| DVDFab Blu-ray 作成 | MP4などの動画 | Windows / macOS | ディスク・ISO・フォルダー、メニュー編集 | 動画からBDMVを作る |
| DVDFab Blu-ray コピー | BDMVフォルダー | Windows / macOS | ディスク・ISO・フォルダー(モードにより異なる)、メニュー編集なし | 完成済みの構造を書き込む |
| ImgBurn | BDMVフォルダー | Windows | ディスク書き込み、メニュー編集なし | UDFなどを設定できる人 |
MP4などの動画が元データならDVDFab Blu-ray 作成、完成済みのBDMVフォルダーを書き込むならDVDFab Blu-ray コピーが分かりやすい選択です。ImgBurnはWindows向けの無料ライティングツールで、BDMV/CERTIFICATEの配置やUDFを自分で設定できる人に向いています。
BDMV書き込み前の準備と容量チェック

書き込みを始める前に、対応ドライブ、空のBlu-rayメディア、保存先の空き容量、完成後に再生する機器を確認します。ここで条件が合っていないと、処理を開始できても書き込みや再生に失敗することがあります。
ドライブ・メディア・空き容量を確認する
- Blu-rayへの書き込みに対応した内蔵ドライブまたは外付けドライブ
- 用途に合うBD-RまたはBD-RE
- 作業用ファイルを保存できるPCの空き容量
- 書き込み後の確認に使うBlu-rayプレーヤーやレコーダー
外付けドライブを使う場合は、WindowsまたはmacOSへの対応だけでなく、Blu-rayへの書き込みに対応するドライブかも確認します。
BD-25とBD-50を選ぶ
出力サイズは、ブルーレイ書き込み前の準備として、元データの容量と使用するメディアに合わせてBD-25またはBD-50を選びます。BD-25の範囲を超える場合は、BD-50を使うか、オーサリング時に容量を調整します。容量を小さくする設定では再エンコードが行われることがあるため、画質とのバランスも見て決めます。
動画をBDMVに変換してブルーレイに書き込むソフトと方法
MP4などの動画から家庭用プレーヤー向けのBlu-rayを作る場合は、動画をBDMV構造にオーサリングし、その後ディスクへ書き込みます。動画の読み込み、出力設定、書き込み、完成後の実機確認という順に進めます。
動画をBDMVに書き込むソフト「Win&Mac対応」
DVDFab Blu-ray 作成は、MP4などの動画をBDMV構造にオーサリングし、Blu-rayディスク、ISO、フォルダーへ出力するソフトです。完成済みのBDMVフォルダーを書き込むDVDFab Blu-ray コピーとは役割が異なり、動画からメニュー付きBlu-rayを作成したい場合に使用します。

- MP4などの動画からBDMV構造を作成する
- Blu-rayディスク、ISO、フォルダーへ出力する
- 動画からメニュー付きBlu-rayを作成する用途に向いている
- WindowsとmacOSの対応環境で利用できる
- 無料体験で動画の読み込みからBDMV出力までの操作を確認できる
動画をBDMVに書き込む方法
書き込み対応のBlu-rayドライブと空のメディアを接続し、元動画の容量に合わせてBD-25またはBD-50のどちらを使うか決めてから操作を始めます。
1. ソフトを起動して動画を読み込む
Blu-rayに書き込む動画を画面へドラッグ&ドロップして読み込みます。複数の動画をまとめて追加することもできます。

2. 出力サイズ・画質・メニューを設定する
レンチアイコンから、使用するメディアに合わせて出力サイズをBD-25またはBD-50に設定します。映像方式などの項目は、実際に再生するテレビやBlu-rayプレーヤーの仕様に合わせます。

メニュー設定ではテンプレートを選び、背景やタイトル、ボタンなどを調整できます。

3. 出力先を選んで書き込みを開始する
画面下部でBlu-rayドライブ、Blu-ray ISO、フォルダーのいずれかを出力先に指定し、「開始」をクリックします。進行状況は「処理中」タブに表示されます。

ディスクへの書き込みが完了したら、PCだけでなく、実際に使うBlu-rayプレーヤーやレコーダーでもメニュー、映像、音声、字幕を確認します。
Macで動画からBDMVを作成・書き込みする場合
Macでは、macOS対応のBDMV作成ソフトを使用します。読み込みから出力までの工程は上記と共通ですが、外付けドライブは、macOSとBlu-ray書き込みの両方に対応する製品を選びます。
操作画面を動画で確認したい場合は、以下のガイドも参照できます。
BDMVフォルダーをブルーレイに書き込むソフトと方法
すでにBDMV/CERTIFICATEフォルダーが完成している場合は、新しくオーサリングする必要はありません。フォルダー構造を保ったままBlu-ray Videoとして書き込みます。動画ファイルからBDMVを作る場合とは使う機能が異なります。
完成済みBDMVを書き込むには、Blu-ray Videoの書き込みに対応したソフトを使います。DVDFab Blu-ray コピーではBDMVフォルダーを読み込み、用途に応じてディスクやISOへ出力できます。Full Discなどのモードではフォルダー出力やBD-50からBD-25への圧縮も選べます。
BDMVフォルダーをブルーレイに書き込むソフト「Win&Mac対応」

- 完成済みのBDMVフォルダーを読み込み、ディスクやISOへ出力できる
- 完成済みのBDMVフォルダーを書き込む用途に向いている
- Clone/Burnでは1:1で書き込み、Full DiscなどではBD-50からBD-25への圧縮も選べる
- WindowsとmacOSの対応環境で利用できる
- ディスク、ISO、フォルダーへの出力はコピーモードによって異なる
- 無料体験あり。試用条件は製品ページで確認できる
BDMVフォルダーをブルーレイに書き込む方法
DVDFab Blu-ray コピーに完成済みのBDMVフォルダーを読み込み、空のBlu-rayへ直接書き込む手順を説明します。1:1でそのまま書き込む場合はClone/Burn、容量をBD-25へ圧縮したい場合はFull Discなど、目的に合うモードを選びます。
1. DVDFab Blu-ray コピーを起動してモードを選ぶ
DVDFabを起動して左側の「コピー」を開きます。BDMVフォルダーを構造のまま1:1で書き込みたい場合は「クローン/ライティング」を選択します。BD-50からBD-25へ圧縮する場合は「フルディスク」など、圧縮に対応するモードを使います。

2. BDMVフォルダーを読み込む
「+」をクリックするか、完成済みのBlu-rayフォルダーを画面へドラッグ&ドロップして読み込みます。

BDMVフォルダーの読み込みに成功すると、次の画面が表示されます。

3. 容量と出力方式を確認する
Clone/Burnは1:1書き込み用なので、圧縮設定は行いません。元のBDMVがBD-50相当で、BD-25へ収める必要がある場合はFull Discなどの圧縮対応モードへ切り替え、出力サイズをBD-25に設定します。必要に応じてボリュームラベルも設定します。

4. 出力先を選んで書き込みを開始する
空のBD-RまたはBD-REへ直接書き込む場合は、画面下部の出力先で対応ドライブを選びます。いったんイメージとして保存する場合はISOを選択し、「開始」をクリックします。フォルダー出力を使う場合は、フォルダー出力に対応するコピーモードを選びます。

進行状況は「処理中」タブに表示されます。完了したタスクは「終了した」タブに表示されます。ディスクへ書き込んだ場合は、PCだけでなく、実際に使うBlu-rayプレーヤーでもメニュー、映像、音声を確認します。
操作画面を動画で確認したい場合は、以下のガイドも参照できます。
書き込み後にBDMVが再生できない原因

BDMVの書き込みが完了しても再生できない場合は、フォルダー配置、UDF、メディア、書き込み完了処理、再生機器の順に確認します。PCで開けても、家庭用プレーヤーで再生できるとは限りません。
UDFとフォルダー配置を確認する
BDMVとCERTIFICATEがディスクのルートに配置されているか確認します。データ用ディスクとして単純に保存するのではなく、Blu-ray Videoとして書き込む場合はUDF 2.50など、使用ソフトが指定するファイルシステムを選び、書き込み完了処理まで終えます。
PCだけで再生できる場合の確認項目
PCでは再生できるのにテレビやレコーダーで再生できない場合は、使用したBD-RまたはBD-REへの対応、映像方式、ディスク容量、プレーヤー側の対応形式を確認します。別の対応機器でも再生を試すと、ディスク側と再生機器側のどちらに原因があるか切り分けやすくなります。

BDMVをブルーレイに焼くためのQ&A
BDMVとCERTIFICATEをそのまま焼けばテレビで観れますか?
BDMVとCERTIFICATEをディスクのルートに配置し、Blu-ray Video向けのUDFを設定しても、再生可否にはメディアとプレーヤーの対応が関係します。書き込み後は、実際に視聴するテレビやレコーダーでメニュー、映像、音声を確認します。
4K動画をBDMV形式のBlu-rayにできますか?
標準Blu-ray向けのBDMVを作成する場合、4K動画は対応するフルHD解像度へ変換して書き込みます。4K解像度を維持したUltra HD Blu-rayを作成する場合は、対応するオーサリングソフト、UHD対応ドライブ、専用メディアが必要です。
ImgBurnでBDMVを書き込む際の注意点は?
ImgBurnはWindows向けのライティングツールです。BDMVとCERTIFICATEをディスクのルートに配置し、Blu-ray Video用にUDF 2.50を設定します。ドライブとメディアの対応も合わせて見ておきます。MacではmacOS対応のBDMV書き込みソフトを使用します。
BDMVとBDAVの主な違いは?
BDMVは、メニュー、チャプター、複数音声や字幕を組み込むBlu-ray Video向けの形式です。BDAVは主にレコーダーでのテレビ番組録画や追記保存を想定しており、一般に複雑なメニュー制作には向きません。映画やアニメだけでなく、自作動画をメニュー付きディスクにする場合もBDMVを使用します。
| 項目 | BDMV | BDAV |
| 主な用途 | メニュー付きBlu-ray Video | テレビ録画・追記保存 |
| メニュー | 対応 | 基本的に非対応 |
| チャプター・字幕・複数音声 | オーサリング時に設定 | 録画機器の仕様に依存 |
| 向いている内容 | 映画・アニメ・自作動画 | テレビ番組・日常録画 |
まとめ
BDMVを書き込む方法は、元データによって分かれます。MP4などの動画からBlu-rayを作る場合は、DVDFab Blu-ray 作成などのオーサリングソフトでBDMV構造を作成してから書き込みます。すでにBDMV/CERTIFICATEフォルダーが完成している場合は、DVDFab Blu-ray コピーやImgBurnなど、Blu-ray Videoの書き込みに対応したソフトを使います。
書き込み後に家庭用プレーヤーで再生できない場合は、BDMV/CERTIFICATEの配置、UDF、BD-R/BD-REの対応、出力容量を確認します。PCで開けるだけでは判断せず、実際に使うBlu-rayプレーヤーでメニュー、映像、音声、字幕まで確認します。扱うコンテンツは、自身で作成したものや利用権限のあるものに限り、適用される法令や利用条件に従って使用します。




