MakeMKV

MakeMKVは、DVDやBlu-rayの映像・音声・字幕を再エンコードせず、MKVファイルとして保存できるソフトです。画質や音質を変えずにMKVで残したい場合はMakeMKV、MP4への変換、容量の圧縮、動画編集、Blu-rayのISO出力まで行いたい場合は別のソフトを選ぶと分かりやすいでしょう。

2026年7月23日現在、最新バージョンは1.18.4で、Windows・macOS・Linux向けに提供されています。公式のMakeMKV Beta Key(公認コード)は2026年7月末まで有効です。永久ライセンスは技術的な問題により一時的に購入できませんが、公式購入ページでも現在のBeta Keyを利用するよう案内されています。

2026年7月現在のMakeMKV:最新バージョン・Beta Key・購入状況

最新バージョンMakeMKV 1.18.4(2026年6月15日公開)
対応OSWindows / macOS / Linux
現在のBeta Key2026年7月末まで有効
永久ライセンス技術的な問題により一時的に購入不可
主な出力選択したタイトルはMKV、DVDのBackupはISO、Blu-ray/UHDのBackupはフォルダ
UHD対応するUHDドライブやファームウェアなどの条件を満たす場合に利用可能
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MakeMKVの公式購入ページでは、現在「技術的な問題により購入できない」と案内され、代わりに有効なBeta Keyが掲載されています。過去の価格や非公式のライセンス販売ページだけを見て購入せず、必ず公式サイトの最新表示を確認してください。

2025年から2026年にかけて、Beta Keyの更新遅延、公式サイトへの一時的な接続障害、決済ページの不具合などが発生しました。一方、2026年6月15日にはバージョン1.18.4が公開されているため、MakeMKVの開発や配布が完全に停止したわけではありません。現在利用する場合は、過去の障害情報だけで判断せず、最新版と有効なBeta Keyを確認することが大切です。

2025年から2026年に発生したMakeMKVの主な不具合

MakeMKVとは?できること・できないこと

MakeMKVは、DVDやBlu-rayなどに収録された映像を、映像・音声の内容を再圧縮せずにMKVコンテナへ格納するソフトです。必要なタイトル、音声トラック、字幕、チャプターなどを選択して保存できます。一般的な動画変換ソフトのように画質やビットレートを変更するのではなく、ディスクから読み取ったデータをできるだけそのままMKVへ移す点が特徴です。

この仕組みにより画質と音質を維持しやすい反面、出力ファイルは小さくなりません。公式サイトでは、一般的なDVDで約6GB、Blu-rayで約30GBの空き容量が必要になる目安が示されています。スマホに入れたい場合や、保存容量を抑えたい場合は、リッピング後の圧縮またはMP4への変換が必要です。

MakeMKVでできること

  • DVDやBlu-rayのタイトルを、再エンコードせずMKVに保存する
  • 必要な映像、音声、字幕、チャプター情報を選択して保持する
  • AACSやBD+で保護されたBlu-rayを読み込む
  • DVDをBackup機能でISOとして保存する
  • Blu-rayやUHDをフォルダ構造でバックアップする
  • Windows、macOS、Linuxで利用する

MakeMKVでできないこと・注意が必要なこと

  • MP4、MOV、AVIなどへ直接変換する
  • 動画を再エンコードしてファイル容量を小さくする
  • カット、クロップ、画質調整、字幕追加などの編集を行う
  • Blu-rayやUHDのBackupをMakeMKVだけでISOとして出力する
  • MKV出力時にディスクメニューを保持する

MakeMKVのメリットとデメリット

  • 映像・音声を再エンコードせずに保存できる
  • 必要なタイトル、音声トラック、字幕を選択できる
  • DVDを開く機能は無料で利用できる
  • Windows、macOS、Linuxに対応している
  • 操作項目が少なく、MKV作成までの流れが分かりやすい
  • Blu-ray機能には試用期間とライセンスの条件がある
  • タイトル単位の出力形式はMKVに限られる
  • 再圧縮しないためファイルサイズが大きい
  • 動画編集や圧縮機能がない
  • UHDでは対応ドライブやファームウェアなどの準備が必要

MakeMKV無料版の制限とBeta Key(公認コード)の仕組み

MakeMKVには、無料で利用できる機能と、試用期間が設定された機能があります。また、ソフト本体の期限とBlu-ray機能の試用期間、Beta Keyの有効期限は同じ意味ではありません。混同しやすいため、次のように整理しておきましょう。

項目内容
DVD・AVCHD機能ディスクを開いて変換・ストリーミングする基本機能は無料
Blu-ray機能通常は30日間の試用対象となるシェアウェア機能
Beta版プログラムプログラム自体に60日間の期限があり、最新版へ更新すると期限が更新される
Beta Key公式フォーラムで公開される期間限定コード。現在のコードは2026年7月末まで有効
永久ライセンス買い切り方式だが、2026年7月23日現在は一時的に購入できない

2026年7月現在のMakeMKV Beta Key

最新のBeta Keyは、MakeMKV公式フォーラムの「MakeMKV is free while in beta」で確認できます。期限が切れたコードや出所不明のコードを使用せず、入力前に公式ページの有効期限を確認してください。

2026年7月23日時点のBeta Key
T-BSaJ6gwgMx4eIggWkVYXiVP_6zehm7WAO9dEydvzOHFHoZ6YQ82BL5cGpYDxvyRWnS
有効期間:2026年7月末まで

MakeMKV Beta Keyを入力・更新する方法

Step1

MakeMKVを起動し、「ヘルプ」から「公認」をクリックします。表示された入力欄へ公式フォーラムで確認したBeta Keyを貼り付け、「OK」をクリックしてください。

MakeMKV Beta Keyを入力する画面

Step2

再起動を求めるメッセージが表示されたらMakeMKVをいったん終了し、もう一度起動します。反映されない場合は、コードの前後に余分な空白が入っていないか、PCの日時が正しいか、有効期限内かを確認してください。

MakeMKV Beta Key入力後の再起動メッセージ

MakeMKVのダウンロード・インストール方法

Step1
MakeMKV公式ダウンロードページを開き、WindowsまたはmacOS用の最新版をダウンロードします。Linux版は公式フォーラムから入手します。

MakeMKV公式サイトのダウンロードページ

Step2
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックし、インストール言語を選択します。
Step3
使用許諾契約を確認して同意し、「次へ」をクリックします。
Step4
Windows版では「CdRom Device Arbiter service」が選択されています。通常は初期状態のままで進め、他の光学ドライブ関連ソフトと競合する場合のみ見直してください。インストール先を確認して「次へ」をクリックします。

MakeMKVのインストール項目と保存先を選択

Step5
「インストール」をクリックして処理を開始します。

MakeMKVのインストールを開始

インストールが完了したら「完了」をクリックします。WindowsではBeta版の実行に管理者権限が必要です。macOS版はAppleによる署名が行われていないため、開けない場合は公式サイトの案内に従ってGatekeeperの設定を確認してください。

MakeMKVのインストール完了画面

MakeMKVの使い方:DVD・Blu-rayをMKVにリッピングする方法

ここではMakeMKV 1.18.4を基準に、タイトルをMKVへ保存する基本的な使い方を説明します。画面表示はOSや使用バージョンによって一部異なる場合があります。

1. MakeMKVでDVDやBlu-rayをMKVにリッピングする方法

Step1
MakeMKVを起動し、DVDまたはBlu-rayを光学ドライブに挿入します。ディスクが認識されたら、画面中央の大きなドライブアイコンをクリックして内容を解析します。

MakeMKVでDVDまたはBlu-rayを開く

Step2
解析が完了したら、保存したいタイトルにチェックを入れます。タイトル左側の矢印を開くと、音声や字幕の選択が可能です。不要な予告編、外国語音声、字幕のチェックを外すと、その分だけ容量を抑えられます。
Step3
「出力フォルダー」で保存先を指定し、「Make MKV」ボタンをクリックします。処理時間はディスク容量、光学ドライブの読み取り速度、ディスクの状態によって変わります。

MakeMKVでタイトルと出力フォルダーを選択

MakeMKVのリッピング完了画面

tips icon
UHDを処理するには、UHDディスクを読み取れるドライブに加え、ドライブのモデルやファームウェアがMakeMKVのLibreDrive環境に適している必要があります。通常のBlu-rayドライブですべてのUHDを読み込めるわけではありません。

2. MakeMKVのBackup機能でDVD・Blu-rayを保存する方法

MakeMKVの「Open」と「Backup」は出力結果が異なります。「Open」でタイトルを選ぶとMKVファイルを作成し、「Backup」ではディスク構造を保存します。DVDのBackupはISO、Blu-rayやUHDのBackupはBDMVなどを含むフォルダとして出力されます。Blu-rayをISOにしたい場合は、出力されたフォルダを別のISO作成ソフトで処理する必要があります。

Step1
ディスクを挿入し、タイトルを開く前に、メニューバーの「ファイル」から「バックアップ」を選択するか、フォルダに矢印が付いたBackupアイコンをクリックします。すでに大きなドライブアイコンからディスクを開いた後は、Backupボタンが使用できないことがあります。

MakeMKVのBackup機能を選択

Step2
Blu-rayを暗号化されていないフォルダとして保存し、対応プレイヤーなどで利用する場合は「ビデオファイルを復号」にチェックを入れます。保存先を指定して「OK」をクリックしてください。

MakeMKV Backupの保存先と復号設定

3. MakeMKVの設定方法

設定画面は、メニューバーの「表示」から開きます。

MakeMKVの設定画面を開く

設定では、既定の出力フォルダ、読み込みの再試行回数、インターフェース言語、最短タイトル時間などを変更できます。トラブル調査が必要な場合は、全般設定にあるデバッグログの出力も役立ちます。

MakeMKVの出力フォルダや言語を設定

MakeMKVが使えない・ディスクを読み込めない時の対処法

MakeMKVで処理を開始できない場合、原因が必ず最新のコピーガードとは限りません。表示されたメッセージと操作段階を確認し、次の順番で切り分けてください。

症状確認すること
「このアプリケーションのバージョンは古すぎます」と表示される公式サイトから1.18.4へ更新し、必要に応じて有効なBeta Keyを入力して再起動する
Beta Keyを入力しても認証されない有効期限、PCの日時、余分な空白、MakeMKVのバージョンを確認する
ディスクやドライブが表示されない別のディスクで認識を確認し、ドライブの接続、電源、ドライバー、管理者権限を確認する
SCSI errorや読み取りエラーが出るディスクの汚れや傷を確認し、柔らかい布で中心から外側へ拭く。別ドライブでも試す
「Make MKV」ボタンが押せない画面中央のドライブアイコンからディスクを開き、出力するタイトルが選択されているか確認する
Backupボタンが灰色になっているタイトルを開いた後ではなく、ディスクを挿入した直後の画面からBackupを選択する
新しいBlu-rayだけ読み込めない最新版、インターネット接続、ドライブの対応状況を確認する。対応情報の更新を待つ必要がある場合もある
macOSでMakeMKVを開けないMakeMKVはAppleによる署名がないため、公式サイトから入手したことを確認したうえでGatekeeperの設定を確認する
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1枚のディスクだけでエラーが出る場合はディスク側、複数のディスクを認識しない場合はドライブやOS側、特定の新作だけ開けない場合はMakeMKVの対応状況が原因となる可能性があります。最初からソフトだけを原因と決めず、別ディスクと別ドライブで再現するか確認すると切り分けやすくなります。

MakeMKVの安全性と使用時の注意点

MakeMKVを入手する場合は、公式ダウンロードページを利用してください。公式サイトでは各配布ファイルのハッシュ値も公開されているため、セキュリティソフトが警告した場合や、ダウンロードしたファイルに不安がある場合は、ファイル名だけで判断せず公式のSHA-256と照合できます。

2026年6月公開のWindows版1.18.4について、Windows Defenderなどで警告されたというユーザー報告があります。一方、公式フォーラムでは新しい未署名インストーラーに対するヒューリスティック検出の可能性が指摘されています。警告を無条件に無視するのではなく、ダウンロード元と公式ハッシュを確認し、一致しないファイルは実行しないでください。

また、日本では私的使用を目的とする場合でも、コピープロテクションなどを回避する装置やソフトを用いた複製が自由に認められるとは限りません。自作ディスク、保護のないディスク、権利者から許可されたコンテンツなど、法令と利用条件の範囲内で使用してください。

MP4変換・圧縮・Blu-rayのISO出力が必要な場合のMakeMKV代替案

MakeMKVは、画質や音質を再圧縮せずにMKVへ保存したい場合には使いやすいソフトです。一方、スマホ向けのMP4を作りたい、容量を小さくしたい、映像を編集したい、Blu-rayをISOとして保存したい場合は、MakeMKVだけでは作業を完結できません。

DVDFabでは、動画ファイルへの変換はDVD/Blu-ray/UHD リッピング、ISOやフォルダへの保存はDVD/Blu-ray/UHD コピーというように、目的に合わせて機能を選択できます。複数の機能をまとめて利用したい場合はDVDFab オールインワンが選択肢になります。

DVDFab オールインワン
DVDFab オールインワン【30日間無料体験】
  • DVD、Blu-ray、UHDをMP4、MKVなどの動画・音声形式に変換
  • ディスクをISOファイルまたはフォルダへコピー
  • 出力サイズ、画質、音声、字幕を用途に合わせて設定
  • クロップ、トリミング、字幕追加などの動画編集に対応
  • WindowsとmacOSに対応し、日本語サポートを利用可能
  • 30日間の無料体験で手持ちのディスクを確認できる

MakeMKVとDVDFabの違い

比較項目MakeMKVDVDFab
向いている用途映像・音声を再圧縮せずMKVで保存MKV/MP4変換、圧縮、編集、ISO/フォルダコピー
価格・無料利用DVD機能は無料。Blu-rayは30日間試用。現在は公式Beta Keyを利用可能30日間無料体験。必要な製品またはオールインワンを購入可能
対応OSWindows / macOS / LinuxWindows / macOS
対応メディアDVD / Blu-ray / UHD(UHDは対応ドライブなどの条件あり)DVD / Blu-ray / UHD / BDAVなど(選択する製品により異なる)
動画出力MKVMKV、MP4、MP3など多様な動画・音声形式
ディスク全体のBackupDVDはISO、Blu-ray/UHDはフォルダコピー機能でISOまたはフォルダに出力
再圧縮・容量調整非対応対応
動画編集非対応クロップ、トリミング、字幕追加などに対応
サポート英語中心の公式フォーラム日本語の公式サイト・メールサポート
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オリジナルに近いMKVをそのまま保存するならMakeMKV、スマホやテレビで扱いやすいMP4を作るならDVDFab リッピング、ディスク全体をISOやフォルダとして保存するならDVDFab コピーが適しています。

DVDFabでDVD・Blu-rayをMP4やMKVに変換する方法

DVDFabのリッピングモードでディスクを読み込む

ステップ1:DVDFabを起動し、「リッピング」を選択してDVDまたはBlu-rayを読み込みます。

DVDFabでMP4やMKVの出力形式を選択

ステップ2:「他のプロファイルを選択」から、MP4やMKVなど目的の出力形式を選択します。

DVDFabで画質や音声と字幕を設定

ステップ3:必要に応じて画質、ファイルサイズ、音声、字幕を設定し、動画を編集します。

DVDFabで保存先を指定して変換を開始

ステップ4:保存先を指定し、右下の「開始」をクリックします。

 
 
 

MakeMKVに関するよくある質問

MakeMKV無料版の制限は?

DVDとAVCHDを開いて変換する基本機能は無料です。Blu-rayは通常30日間の試用対象です。また、Beta版プログラム自体には60日間の期限があります。2026年7月23日現在は、公式Beta Keyを入力することで全機能を利用でき、コードは7月末まで有効です。

MakeMKVは現在購入できますか?

2026年7月23日現在、公式購入ページでは技術的な問題により一時的に購入できないと案内されています。公式ページは、代わりに現在のBeta Keyを使用するよう案内しています。非公式の販売ページからライセンスを購入しないでください。

MakeMKVはISOファイルを作成できますか?

DVDではBackup機能を使用してISOを作成できます。Blu-rayやUHDのBackupは、BDMVなどを含むフォルダとして保存されるため、ISOが必要な場合は別のISO作成ソフトを使用します。タイトル単位で保存する場合の出力形式はMKVです。

MakeMKVで4K UHD Blu-rayをリッピングできますか?

対応するUHDドライブ、ファームウェア、LibreDrive環境などの条件を満たす場合に利用できます。一般的なBlu-rayドライブですべてのUHDを読み取れるわけではないため、事前にドライブの対応状況を確認してください。

MakeMKVに危険性はありますか?

公式サイトからダウンロードし、公式が公開するハッシュ値と照合してください。非公式の再配布サイト、改変版、出所不明のBeta Keyは避けましょう。また、保護されたディスクの複製は、私的使用であっても法令上認められない場合があるため、権利と利用条件を確認する必要があります。

MakeMKV Beta Keyが使えない場合はどうすればよいですか?

公式フォーラムで現在のコードと有効期限を確認し、MakeMKVを最新版へ更新してください。コードの前後にある空白、PCの日時、入力後の再起動も確認します。更新直後などで公式コードがまだ利用できない場合は、公式の更新を待つか、目的に対応する別のソフトを使用してください。

まとめ

MakeMKVは、DVDやBlu-rayの映像・音声を再エンコードせず、MKVとして保存したい方に向いています。2026年7月23日現在の最新版は1.18.4で、公式Beta Keyは7月末まで有効です。永久ライセンスは一時的に購入できませんが、公式ページから最新版と現在のBeta Keyを確認できます。

タイトルをMKVへ保存する操作はシンプルですが、MP4への変換、ファイル容量の圧縮、動画編集には対応していません。また、DVDのBackupはISO、Blu-rayやUHDのBackupはフォルダとなるため、目的によって出力方法を選ぶ必要があります。

画質や音質を変えずMKVで保管するならMakeMKV、スマホ向けMP4、容量調整、編集、Blu-rayのISO保存まで行いたい場合はDVDFabのリッピング・コピー機能というように、必要な作業に合わせて使い分けるとよいでしょう。