mp4 ブルーレイ 書き込み

目次

MP4をそのまま焼いてもテレビで見れない?「オーサリング」の必要性

「WindowsやMacの標準機能で、データをコピーするだけではダメなの?」 そう疑問に思う方も多いでしょう。

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結論から言うと、Windows11 標準機能で書き込んだブルーレイは、家庭用レコーダーやテレビでは再生できません。MP4をBlu-rayに書き込みしてテレビで見たいなら、必ずBDMV形式で作成する必要があります。

なぜなら、書き込みには大きく分けて「データ書き込み」と「オーサリング(ビデオ書き込み)」の2種類があり、テレビで見るためには後者の処理が必須だからです。

【図解】PC保存用の「データ書き込み」と「オーサリング」の違い

パソコンの標準機能で行えるのは「データ書き込み」です。これはブルーレイディスクを「大容量のUSBメモリ」のように扱う方法で、PCでのデータ保存用となります。 一方で、テレビで再生するためには、動画データ(MP4)をブルーレイプレーヤーが理解できる「BDMV」という専用の形式に変換し、メニュー画面などの構造を作る「オーサリング」という作業が必要です 。

特徴 データ書き込み (PC標準機能) オーサリング (専用ソフト使用)
主な用途 写真や書類、動画のバックアップ保存
 
テレビやレコーダーでの映画鑑賞
作り方 エクスプローラーでドラッグ&ドロップ DVDFabなどの専用ソフトで変換・書き込み
再生できる場所 パソコンのみ 家庭用ブルーレイプレーヤー、PS4/PS5、PC
メニュー画面 なし(ファイルが並ぶだけ) あり(チャプター選択などが可能)
書き込み形式 MP4ファイルのまま BDMV / BDAV形式

「せっかく焼いたのにテレビで映らない…」という失敗のほとんどは、ソフトを使わずに「データ書き込み」をしてしまったことが原因です。テレビで見たい場合は、必ず今回紹介するようなオーサリング機能を持つソフト(例:DVDFab Blu-ray 作成)を使用してください 。

MP4をブルーレイに書き込む前の準備・必要なもの

MP4をブルーレイに書き込むために必要な準備は下記の通りです。

【必要なもの】
  • MP4動画(複数の動画でもOK、パソコンに転送しておく)
  • 内蔵/外付けのブルーレイドライブ
  • ブルーレイオーサリングソフト
  • 空のブルーレイディスク(BD-R / BD-RE)
  • パソコン(Windows / Mac)
    • CPU:マルチコアプロセッサ
    • メモリ:8GB以上推奨
    • ストレージ空き容量:50GB以上推奨
  • インターネット接続環境

ブルーレイディスクの種類について

空のブルーレイディスクは、BD-RかBD-REを用意するようにしましょう。BD-ROMという名前もよく聞くかもしれませんが、BD-ROMは映画やライブ映像の収録に使われる読み出し専用のディスクなので、データの書き換えができません。

ブルーレイは下記の5種類に分けられます。MP4をブルーレイに書き込む際は、必ず書き込みに対応しているタイプのブルーレイを選んでください。

種類 書き込み 容量 特徴
BD-R ✅(1回限り) 25GB / 50GB 一度だけ書き込み可能
BD-RE ✅(書き換え可) 25GB / 50GB 繰り返し書き込み可能(約1000回)
BD-R BDXL ✅(1回限り) 100GB / 128GB 超大容量BD-R、BDXL対応ドライブ必須
BD-RE BDXL ✅(書き換え可) 100GB 超大容量のBD-RE、BDXL対応ドライブ必須
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初心者には「BD-R 25GB」からがおすすめです。大容量や試し焼きが必要ならBDXLやBD-REを検討してください。

MP4をブルーレイに書き込むソフトの選び方!失敗しない4つのポイント

「無料ソフトで試してみたけどエラーが出た」「テレビで再生できなかった」といった失敗を避けるために、ソフト選びで必ずチェックすべき4つのポイントをご紹介します。

1. メニュー画面・チャプター機能はあるか(テレビ操作に必須)

パソコンでの再生とは異なり、テレビで見る場合はリモコンでの操作が基本になります。

メニュー作成機能:市販のブルーレイのように、トップ画面で「再生」や「シーン選択」を選べる機能。これがないと、ディスクを入れた瞬間にいきなり再生が始まってしまい、不便です。テンプレートの豊富さやカスタマイズの自由度もチェックしましょう 。

チャプター設定:リモコンの「次へ」ボタンで見たいシーンまでスキップする機能。 これらの機能がない(または設定が難しい)ソフトだと、早送りや巻き戻しが大変で非常に不便です。

2. 最新OSへの対応と更新頻度

ブルーレイ作成ソフトの中には、開発が数年前に止まっているものも少なくありません。 特にWindows 11や最新のmacOSを使っている場合、「古いフリーソフト(MultiAVCHDなど)は起動すらしない」というケースがあります。OSのアップデートに合わせて定期的に更新されているソフトを選ぶのが、安全かつ確実です 。

3. 書き込み速度と安定性(GPUアクセラレーション)

動画をブルーレイ形式に変換(エンコード)する作業は、パソコンに大きな負荷がかかります。

処理速度:高性能なソフトは「GPUアクセラレーション」という技術を使い、変換時間を大幅に短縮できます(例:DVDFabは最大20倍速 )。

安定性:フリーソフトは長時間の処理中に落ちたり、音ズレが発生したりすることがあります。安定して動作する信頼性の高いエンジンを搭載しているかが重要です 。

4. 無料版でのロゴ(透かし)の有無

無料体験版やフリーソフトを使用する場合、書き出した映像の画面中央に大きなメーカーロゴ(透かし)が入ってしまうことがあります 。 家族や友人にプレゼントするディスクを作成する場合や、快適に視聴したい場合は、「無料版でもロゴが入らないソフト」(DVDFab Blu-ray 作成など)または完全無料のソフトを選ぶ必要があります 。

無料でMP4をブルーレイに書き込むおすすめソフト 5選

今回はMP4をブルーレイに焼いてテレビで見るフリーソフトをご紹介します。

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筆者
結論からお伝えすると、ロゴなしでテレビで見れるブルーレイを作成できるフリーソフトは、DVDFab Blu-ray 作成のみです。(フリーソフトではありませんが、30日間無料で使用できます。)

1. 【無料・ロゴなし】高画質かつ高速な万能ソフト:DVDFab Blu-ray 作成

DVDFab Blu-ray 作成は、AVI、MKV、MP4などの動画をブルーレイに焼いてテレビで見れる標準的なブルーレビデオを作成できるオーサリングソフトです。ブルーレイディスクだけでなく、MP4をISOイメージファイルまたはフォルダのに変換してPCのHDDに保存し、ブルーレイプレーヤーで再生することもできますよ。開発会社のDVDFabは20年以上の開発経験がある老舗ソフトウェア会社なので、技術面でも信頼できます。

mp4 ブルーレイ 書き込み
DVDFab Blu-ray 作成【無料・ロゴなし】
  • MP4をはじめとする200種類以上の動画形式に対応
  • 高画質なBlu-rayディスク/ISO/フォルダを簡単に作成
  • 多彩なメニューテンプレートを用意して、自由にデザイン
  • GPUアクセラレーションにより、最大20倍速の高速処理を実現
  • 無料体験版でもロゴなし出力に対応、商用レベルの仕上がりを実現

DVDFab Blu-ray 作成の評判・口コミ 

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筆者
DVDFab Blu-ray 作成は、歴史のある信頼性の高い企業によるソフトで、Blu-rayの作成が簡単に行え、処理速度も速いのが高く評価されています。一方で、アップデートの頻度がやや高く、煩わしいと感じるユーザーもいます。

出典:jp.trustpilot.com

 

出典:itreview.jp

出典:x.com

DVDFab Blu-ray 作成でMP4をブルーレイに書き込む方法

DVDFab Blu-ray 作成の使い方は非常に簡単。動画のタイトルやアートワークなどのメタ情報を取得する機能もあるため、ディスク作成後もコンテンツの識別に役立ちます。

Windows11/10/MacでMP4をブルーレイに書き込む手順

  • 1. 「Blu-ray 作成」モードを選択する
  • 2.  動画を追加する
  • 3. オーディオ、字幕、ボリュームラベル、ビデオ画質、メニューを設定
  • 4. 保存先を決めて、「開始」ボタンを押す

【画像つきでわかりやすく解説】

Step1
DVDFabを起動して、左側メニューから「作成」を選択して、上側の矢印をクリックして、「Blu-ray 作成」を選択します。

Step2
「ソースを追加」ボタンまたは真ん中の「+」を通してブルーレイに書き込みたいMP4動画を追加します。

Step3
これで、必要な出力サイズ、オーディオトラックと字幕を選択できるようになりました。動画に字幕がない場合は、外部字幕を追加できます。

出力はD50/BD 25/BD 9/BD 5より選択できます。BD 9/BD 5を選択した場合は、DVD-5/DVD-9に出力します。

「詳細設定」でボリュームラベル、出力、ビデオ画質と再生モードを設定できます。

「メニューを設定」ボタンをクリックすると、表示された画面でニューテンプレートを選択して、DVDメニューを作成して、カスタマイズできます。メニューの背景、テキスト、ウィジェットを自由に設定できます。

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メニュー画面を設定したくない場合は、画面右上の「メニューなし」を指定すればいいです。
Step3
メインインターフェイスの下部に移動して、出力ディレクトリを選択します。

出力先のドロップダウンリストボックスのディレクトリからドライブを選択すると、MP4を空白なブルーレイに書き込みます。出力サイズに応じて、ドライブに適切な空のBlu-rayディスクを挿入してください。

「フォルダ」アイコンをクリックすると、MP4をBlu-rayフォルダに変換します。

「ISO」アイコンをクリックすると、MP4をISOに変換します。

Step4
「開始」ボタンをクリックすると、MP4ビデオからBlu-rayへの変換処理が開始されます。

処理の進行状況はリアルタイムで確認できます。処理を一時停止したり再開したりすることも可能です。

【操作方法を動画でチェック!】

2. 【定番】ライティング機能も充実:Leawo Blu-ray作成

Leawo Blu-ray作成は、MP4などの動画をBDMV形式のBlu-rayディスク/ISO/フォルダに作成できるオーサリングソフトです。WindowsとMacの両方に対応しており、メニューを作成するための40種類以上のテンプレートを提供しています。また、動画のカットや透かし追加などの動画編集機能も搭載しています。

テレビや家庭用プレーヤーで再生できるBlu-rayを作りたい人にとって、機能と価格のバランスが取りやすいツールの一つです。DVDFabと機能面では似ていますが、安定性や書き込みスピード(GPU加速の効き具合)ではDVDFabの方に分があると感じるユーザーも多いです。 

Leawo Blu-ray作成のメリットとデメリット

  • MP4 / AVI / MKVなど主要な動画形式に対応
  • メニューテンプレートが豊富(40種類以上)
  • 動画編集機能(トリミング、回転、ノイズ除去など)を内蔵
  • 3D動画作成機能がある
  • 無料体験版には機能制限がある
  • 動作がやや重いという報告がある
  • 高度な編集機能はない
  • 書き込み速度が環境によっては遅め

Leawo Blu-ray作成の評判・口コミ

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筆者
書き込み速度が速く、ドラッグ&ドロップで簡単にチャプター付きBDが作れる点が好評ですが、オーサリング中の動作不安定さやライセンス・返金対応に関する批判的な声も見受けられます。


出典:jp.trustpilot.com



出典:x.com

3. 【初心者向け】動画編集やスライドショーも可能:DVD Memory

DVD Memoryは、初心者でも簡単に使えるDVD・ブルーレイ作成ソフトです。MP4・MKVなどおよそ150種類の動画フォーマットに対応して、動画のカットやトリミング、回転、字幕追加など基本的な動画編集もを備えています。

また、結婚式や旅行、誕生日など用途に合わせた豊富なメニューテンプレートが用意されているため、オリジナル感のあるDVDを簡単に作成可能です。

DVD Memoryのメリットとデメリット

  • 150種類以上の動画形式に対応
  • 動画編集機能あり
  • 豊富なメニューテンプレート(結婚式、家族、旅行などのテーマ)
  • メニューの背景・フォント・BGM・枠・サムネイルなどを自由にカスタマイズ可能
  • 体験版では、出力された動画の中央にウォーターマーク(透かし)が入る
  • ISO出力には非対応

DVD Memoryの評判・口コミ

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筆者
jp.trustpilot.comでの評価は、3.7とやや低めですが、主な理由は「購入しても使えない機能が多い」「返金不可」などです。初心者でも使いやすいですが、Mac版にはチャプター作成機能がなく、処理が重くなったり、出力したビデオが再生できない場合があります。

出典:amazon.co.jp


出典:rakuten.co.jp

 


出典:freesoft100.com

出典:x.com

4. 【完全無料】自由度の高いメニュー作成が可能:MultiAVCHD

MultiAVCHDは、AVCHDやBlu-rayディスクを無料で作成できる高機能なオーサリングソフトです。MP4、MKV、M2TS、TS、VOB、AVIなど多彩な動画フォーマットに対応しており、静的・動的メニューを付けたAVCHD/Blu-ray/DVDディスクを簡単に作成できます。字幕を設定することもできます。

DVD-RやBD-R、USBメモリ、SDカードなど複数のメディアでの再生にも対応しており、メニューのカスタマイズ自由度が非常に高いのが特徴です。

MultiAVCHDのメリットとデメリット

  • 完全無料
  • MKVやM2TS、TS、VOB、AVIなど多彩な動画フォーマットに対応
  • 動画を再エンコードせずにそのまま書き込めるため、高画質を保てる
  • Blu-ray / AVCHD / DVD構造を自動生成でき、家庭用プレーヤーでの互換性が高い
  • 静的・動的な多彩なメニュー作成が可能(XMB、SLIDE、CAROUSELなど)
  • 日本語に対応していない
  • 動作が重い
  • メニュー作成や設定がやや複雑で、初心者には操作が難しい
  • DTSやLPCMなど音声変換で問題が発生するケースがある
  • 最終アップデートが2012年と古く、現在は開発・サポートが停止している

MultiAVCHDの評判・口コミ

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筆者
MultiAVCHDは多機能で便利なBDMV作成フリーソフトですが、チャプター・サムネイル生成の不具合や、音ズレ、再生互換性の問題などが報告されています。

出典:価格.com出典:videohelp.com

出典:x.com

5. 【無料・無劣化】メニューなしで高速作成:tsMuxeR

tsMuxeRは、MP4やMKVなどの動画ファイルをブルーレイ形式(BDMVフォルダ)やISOファイルに「無劣化」で変換(Mux)できるフリーソフトです。 動画を再エンコード(圧縮)しないため、画質の劣化が一切なく、変換処理も一瞬で終わるのが最大の特徴です。

ただし、ライティング(焼き込み)機能はないため、ImgBurnなどの書き込みソフトと併用する必要があります。

tsMuxeRのメリットとデメリット

  • 完全無料
  • 「無劣化」なので画質がオリジナルのまま
  • 再エンコードしないため、処理が非常に高速
  • ストリーム編集に強い(不要音声・字幕の削除、音声追加、分割/結合、タイムコード調整など)
  • メニュー画面は作成できない
  • Blu-ray規格に合わない動画/音声(例:一部のAAC音声など)だとエラーや無音再生が起きることがある
  • ディスクへの「書き込み機能」がない(ImgBurnなどが別途必要)
  • インターフェースが英語で、初心者には難易度が高い
  • 開発停止

tsMuxeRの評判・口コミ

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筆者
市販プレーヤーで再生可能なISOファイルを無料で作成できる点が高く評価され、その一方で、Atmos音声や特定の字幕形式への未対応、設定次第ではうまく再生できないといった改善を望む声も見受けられます。

ー出典:x.com


ー出典:videohelp.com

どのソフトを選ぶべき?MP4をBlu-rayに書き込むソフト一覧表

  DVDFab Blu-ray 作成 Leawo Blu-ray作成 DVD Memory multiAVCHD tsMuxeR
対応OS Windows / Mac (最新OS対応) Windows / Mac Windows / Mac Windows / Mac Windows / Mac / Linux
価格 ✅(30日間無料) 有料 (無料試用版あり) 有料 (無料試用版あり) 完全無料 完全無料
日本語対応 ❌ (英語のみ)
ロゴ ❌ (無料版もなし) ✅ (無料版はあり) ✅ (無料版はあり)
入力形式 200+動画形式 一般的な動画形式 MP4、FLV、AVI、MOVなど MOV、MKV、MP4、FLVなど MP4やMKVなど
出力形式 Blu-ray・DVDディスク/フォルダ/ISOファイル Blu-rayディスク/フォルダ/ISO Blu-rayディスク/フォルダ ※ISO出力不可 BDMV、SD-DVD、AVCHD、HD-DVD Blu-rayフォルダ/ISO ※Disc書き込み機能なし
画質・速度 高速・高画質 高速 (環境により不安定) 普通 (再圧縮あり) 普通 (設定が複雑) 無劣化・高速
メニュー作成 ✅自由度高い (テンプレート豊富・カスタム可) ✅ (テンプレートあり) ✅(テンプレートあり) ✅(古風なデザイン)
チャプター設定 ✅自動 / 手動 △ 自動のみの場合あり △ 手動設定が難解
メタデータ取得
オススメ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️

結論:
👑 総合おすすめ No.1:DVDFab Blu-ray 作成
【初心者~上級者まで】

「画質」「速度」「安定性」のバランスが最も優れています。特に無料体験版でもロゴが入らず、すべての機能が使える点は他社にはない大きなメリットです。最新のWindows 11やmacOSにも完全対応しており、失敗したくない人に最適です。

コスパよく、メニュー付きBDMVを作りたい人 → Leawo Blu-ray作成 【有料版を検討する人向け】

DVDFabと同様に高速処理が可能で、メニューテンプレートも豊富です。ただし、無料版ではロゴが入る点や、環境によって動作が不安定になる場合がある点に注意が必要です。

写真/動画を思い出用ディスクにまとめたい、操作はシンプルでOKな人 → DVD Memory

メニュー作成や直感操作は強みですが、ISO出力ができない点と再圧縮による画質面は用途次第で注意が必要です。

古いPCで完全無料で作りたい:MultiAVCHD

メニュー付きのディスクを完全無料で作れる貴重なソフトですが、開発が停止しており最新OSでは動作しないことが多いです。Windows 7などの古いPCをお持ちの方には選択肢に入ります。

画質最優先のマニア向け:tsMuxeR 【完全無料・無劣化】

「メニュー画面はいらないから、画質を一切落とさずに保存したい」という方に最適です。動画を変換せずにそのままコンテナ(入れ物)を入れ替えるだけなので、処理が一瞬で終わります。ただし、ディスクへの書き込み機能がないため、ImgBurnなどの別ソフトとの併用が必須です。

MP4からブルーレイへの書き込み・変換に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 作成したブルーレイがテレビやレコーダーで再生できない原因は?

A. 最も多い原因は、オーサリングソフトを使わずにPCの標準機能で「データ書き込み」をしてしまったことです。テレビで見るには必ず「BDMV」形式で作成する必要があります。その他の原因として、ディスクの種類(BD-XLなどは古いプレーヤーで再生不可)や、書き込み品質の悪さが考えられます。

Q2. ブルーレイディスク1枚(25GB)に何時間の動画が入りますか?

A. 画質設定にもよりますが、地デジ並みの高画質(フルHD)を維持する場合、約3時間~4時間が目安です。DVDFabなどのソフトを使えば、画質を自動調整してさらに長時間の動画を1枚に収めることも可能です。

Q3. ブルーレイに書き込むファイル形式は?

A. ブルーレイディスクに書き込む際に一般的に使用されるファイル形式は以下の通りです:

BDMV形式: 商業用ブルーレイディスクと同じ形式で、高画質動画を保存するのに最適です。メニューやチャプター機能が利用できます。

AVCHD形式: フルHD(1080p)の動画をブルーレイディスクに保存する形式で、家庭用ビデオカメラからの動画保存に適しています。容量を節約しつつ高画質を維持します。

データディスク形式: パソコンの動画ファイルそのもの(MP4、MKV、AVIなど)をそのままブルーレイに保存する場合。この場合、ブルーレイプレーヤーで直接再生するには対応フォーマットである必要があります。

Q4. MP4をブルーレイに書き込みました。上書きはできますか?

A. 使用したディスクが「BD-RE」であれば、データを消して何度でも上書き可能です。「BD-R」の場合は一度しか書き込めないため、上書きはできません。

Q5. 無料ソフトを使うと「音ズレ」すると聞きましたが本当ですか?

A. はい、古いフリーソフト(MultiAVCHDなど)では、スマホ動画などを変換する際に映像と音声がずれることがあります。これを防ぐには、事前に動画編集ソフトで音ズレを直しておくか、補正機能が強力な有料ソフト(DVDFabなど)の使用をおすすめします。

Q6. ImgBurnなどの書き込みソフトでMP4を直接焼けますか?

A. いいえ、できません。ImgBurnはあくまで「すでに変換されたデータ」をディスクに焼くためのソフトです。

MP4をそのままImgBurnで焼いても、それは単なる「データディスク」となり、テレビでは再生できません。必ず今回紹介したオーサリングソフトで「MP4 → ブルーレイ形式(ISO/フォルダ)」に変換してから、ImgBurnなどを使用してください。

Q7. MP4をBDAVに変換できるフリーソフトはありますか?

A. はい、あります。地デジ録画形式(BDAV)で保存したい場合は、「MakeBDAV」や「chotBDAV」といったフリーソフトが利用できますが、メニュー画面は作成できません。

まとめ

今回はMP4をブルーレイに書き込む方法を解説しました。DVDFab Blu-ray 作成は無料でロゴも入らず、処理速度も高速。開発経験20年以上の老舗企業によるソフトウェアなので、他社製品とはパワーが異なります。DVDFab Blu-ray 作成は高品質をキープしながらブルーレイを作成できるソフトなので、MP4を簡単にブルーレイに書き込みたい!テレビで観たい!という方はぜひチェックしてみてくださいね。

【2025最新】MKVをISOに変換する方法|無料・高品質でできるおすすめソフトと手順ガイド

パソコンに保存しているMKV動画を、テレビでも簡単に再生できたら…」そんな場面で役立つのが、MKVをISOファイルに変換する方法です。MKVは高画質で便利な一方、再生できる機器が限られることがあります。そこでISOに変換しておくと、DVD/Blu-rayのように扱え、家庭用プレイヤーでもスムーズに再生できるようになります。#MKVをISOに変換する方法