今まで見れていたDVDが見れなくなった時の原因と対処法

それでは早速、今まで見れていたDVDが見れなくなった時の原因と対処法を解説していきます。

1. DVDのダビングに失敗している

1つ目に、ダビング自体がうまくいっていない可能性があります。理由はいくつかありますが、安価なディスクを使用していると不具合が起きやすいようです。価格が抑えられている分精度が低いものもあるため、適切に書き込みができないこともあります。安さだけでなく性能も考慮して商品を選ぶようにしましょう。

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対処法:ダビング過程を再度確認し、適切な設定で再度ダビングを試みてください。ソースのデータやメディアの品質にも注意を払い、可能であれば高品質のDVD-Rなどを使用すると良いでしょう。

2. DVDに傷や汚れが付いている

ディスクに傷が付いた状態でダビングをすると、その箇所に記録が適切にされない恐れがあります。また、ダビング後に傷や汚れが付いてしまっても再生できなくなることがあるのでご注意ください。

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対処法:やさしく柔らかい布で、円を描くように拭いて汚れを取り除くか、専用のクリーナーキットを使用してください。深い傷がある場合は修復が難しいかもしれませんが、リペアキットで一時的に読み取りを可能にすることもできます。

3. レーベル面に保護シールが貼られている

汚れやこすれ防止のために保護シールを貼っている場合もあるかもしれませんが、それによってディスクが反ってしまうというデメリットも。ディスクが反ることで重心がずれてしまい、適切に回転しなくなっている可能性があります。

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対処法:保護シールを慎重に剥がしてください。ただし、DVDのレーベル面を傷つけないように注意し、シールが残らないようにしてください。

4. CPRMによるブロックがかかっている

CPRM(著作権保護技術)が使われているデータでは、規定回数以上のダビングができません。あるいはディスクがCPRM非対応の場合もあります。購入時に「録画用 DVD」や「DVD for VIDEO」といった表記がされているか確認してください。

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対処法:CPRMがかかっている場合は、対応しているプレイヤーでの再生が必要です。プレイヤーがCPRMに対応しているか確認し、対応していない場合は対応するプレイヤーを使用してください。

5. ファイナライズがされていない

ダビングをした機器でなら再生できるという場合、ファイナライズされていない可能性があります。ファイナライズとは、ディスクを読み取り専用状態にする処理のことです。これによってダビングを行なった機器以外でも再生できるようになります。ブルーレイはこの操作が不要ですが、DVDでは必要なので忘れないようにしましょう。

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対処法:レコーダーにDVDを挿入し、ファイナライズ機能を使用して処理を完了させてください。これにより、他のデバイスでもDVDが再生可能になります。

6. 再生機器が使用しているDVDの記録形式に対応していない

DVDの記録形式には「VRフォーマット」と「ビデオフォーマット」の2種類があります。VRフォーマットはCPRMに対応しているため地上波やBSの番組をダビングできる一方、対応する再生機器がビデオフォーマットほど多くありません。このように機器によって再生できない記録形式があるので、ダビング前に確認するようにしましょう。

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対処法:再生機器の仕様を調べて、対応している記録形式のDVDを使用してください。必要であれば、データを対応する形式に変換してから書き込むか、互換性のあるプレイヤーで再生してください。

7. 再生機器がDVDの種類に対応していない

記録形式以前にDVD自体が対応していない可能性もあります。1度だけ書き込みができるDVD‐Rが最も汎用性が高く、DVD-RWやDVD+RW(約1,000回書き込み可能)、DVD-RAM(約10万回書き込み可能)は再生機器の範囲が狭まるのでご注意ください。

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対処法:再生しようとしているDVDの種類(例:DVD-R、DVD+R、DVD-RW)と、プレイヤーの対応状況を確認してください。非対応であれば対応するプレイヤーを使用するか、対応するタイプのメディアにデータを移し替えてから再生してください。

8. 再生機器が一時的な不具合

一時的な不具合であれば、再生機器を再起動することで再生できるようになる場合があります。

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対処法:取扱説明書を確認の上、再生機器をリセットするか、電源を切ってから数分待ち再度電源を入れ直してみてください。接続ケーブルなどの接触不良も考えられるため、確認してください。

9. DVDが経年劣化または古い

丈夫そうに見えるDVDですが、他の多くの製品と同じく経年劣化していきます。保存状況によって耐久年数は異なるものの、DVD-Rは25℃で最低15年、30℃で最低9年という結果が出ているそうです(2006年、財団法人デジタルコンテンツ協会)。新しくダビングする際は、なるべく新品のディスクを使うようにしましょう。

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対処法:保存状態を改善する(温度、湿度が適切な場所で保管する)か、データが読み取れるようであれば別の高品質のDVDにデータをバックアップしてください。

10. ドライブの寿命がきている

長年使っているドライブの場合、寿命を迎えている可能性があります。他のディスクでも再生できないか、あるいはディスクを他の再生機器に入れた時に再生できるかを確認しましょう。そのドライブでのみ再生できなかった場合は修理や購入をご検討ください。

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対処法:DVDドライブの清掃を試みるか、レンズクリーナーを使用してください。これで解決しない場合は、ドライブの交換を検討し、プロに相談するか新しい外付けまたは内蔵ドライブを購入する必要があります。

今まで見れていたDVDが見れなくなったことを永久に回避!

上記で述べた通り、ディスクの損耗や破損、紛失の問題に加え、使用しているDVDドライブやプレーヤーに技術的な問題が存在することが、今まで見れていたDVDが見れなくなった可能性がありま���。このような問題を完全に避けるためには、DVDリッピングソフトを使用してデジタル形式に変換し、コンピューターに保存しておくことが賢明な対策です。

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DVDFab DVD リッピングを使ってDVDをリッピングする方法

Step1
DVDFabを起動して、リッピングモジュールを選択して、「ソースの追加」ボタンまたは真ん中の「+」よりDVDを読み込みます。

 

Step2
出力形式を必要なフォーマットに選択します。MP4は汎用性が一番良いフォーマットです。

Step3
出力動画のオーディオトラックや字幕を自由に設定できる上で、クロップやエフェクト追加、トリミングも可能です。

Step4
最後には、「開始」ボタンを押すと、DVDのリッピングが始まります。完了まで待つだけです。

豆知識:ファイナライズについて

ファイナライズとは?ファイナライズ処理が必要なDVDの種類

ファイナライズとは、ダビングをした機器以外でも再生できるようにするために必要な処理です。具体的にはディスク内の情報を確定させるというもので、これによってデータが整理され、様々な機器で読み取り可能となります。ファイナライズが必要なDVDは以下の通りです。

DVD-R/DVD+R ・ごく一般的なディスク
・書き込みは1回限り
・ファイナライズ後は書き込み不可
DVD-RW/DVD+RW ・約1,000回書き込み可能
・ファイナライズ解除ができ、解除することで書き込みし直しができる
・DVD-R/DVD+Rよりも若干高値。

ファイナライズ処理されたDVDかどうかを確認する方法は?

他のレコーダーに挿入してみて実際に再生されるかチェックするという方法もありますが、今回はパソコン(Windows)でディスク情報を見て確認する方法を紹介します。

  1. ディスクを挿入する
  2. エクスプローラーを開き、ディスクのドライブ名を右クリックする
  3. 「プロパティ」を選択する
  4. 「全般」タブの「空き容量」を確認する

DVDの容量が0バイトになっていれば、ファイナライズされている可能性が高いです。

DVDをファイナライズする方法【DVD傷なしなのに見れない方へ】

ここでは実際にファイナライズを行う方法を解説していきます。

ファイナライズをDVDレコーダーで行う方法

ファイナライズ方法は各レコーダーによって少しずつ異なっていきます。詳しくはお使いのレコーダーの取扱説明書を確認してください。今回はシャープ製のレコーダーでのファイナライズ方法を紹介します。

  1. ディスクを挿入する
  2. リモコンの「ホーム」ボタンを押す
  3. 「ディスク管理」から「ファイナライズ」を選択する
  4. 「ファイナライズ実行」を選択する
  5. 「する」を選択する
  6. 「確認」を選択する
  7. 「終了」ボタンを押す

ファイナライズをライティングソフトで行う方法

ファイナライズはDVDライティングソフトを使うことでも行えます。特におすすめなのが、業界でも最高レベルの技術が搭載されているDVDFab DVD コピー

DVDFab DVD コピーはダビングしたDVDや市販・レンタルのコピーガードを解除してDVDを無劣化でコピーできます。コピーしたデータはダビングした機器でも再生できますので、結果的にファイナライズと同じ処理が行えることになります。

  • CSS、UOPs、APS、RCなどすべてのコピーガードを解除
  • ロスレス品質でDVDを空白ディスクやISOファイルに出力
  • フルディスクやメインムービーなど6つのコピーモード搭載
  • 字幕、音声、ボリュームラベルなどを設定できる

DVDディスクをクローンすることもできますし、ISOファイルとして保存してPCで再生することも可能です。メインムービーだけコピーする、コピーするチャプターを選択する、などコピー範囲も細かく指定できます。見れないDVDを見れるようにするだけでなく、大切なDVDデータのバックアップとしても活用できるでしょう。

このソフトは30日間無料体験期間が提供されています。体験期間中、全ての機能を無料で無制限に使用できます。

ファイナライズされてないDVDを見る方法はある?

ファイナライズされていない状態では、基本的にダビングをした機器でしか見ることができません。もしもそのレコーダーが現在手元にない場合、新しい同一機種か、その機器で使われていたのと同じドライブを搭載した機種を用意する必要があります。ソフトでは「ReadDVDR」というのがファイナライズ処理に有効でしたが、現在はサービスを終了しているそうです。

まとめ

今回は、今まで見れていたDVDが見れなくなった時の原因と対処法について解説していきました。ディスク自体の問題であることも考えられますが、意外とファイナライズ処理を忘れてしまっている場合も多いのではないかと思います。ダビングと同時に処理してくれるレコーダー等もありますが、されていなかったとしても後から行なえるのでご安心ください。ただし永久にこの問題を回避するために、DVDをリッピングしてパソコンに保存することをおすすめします。その場合、20年以上の開発歴史を持つDVDFab社の人気製品「DVDFab DVD リッピング」を試してみましょう。