DVDの容量は何ギガまで?4.7GB・8.5GBと両面DVDの違い

DVDディスクの容量について「DVDは何ギガまで保存できるのか」を先に整理すると、通常の記録用メディアでは片面1層で4.7GB、片面2層で8.5GBが目安です。両面DVDは、両面1層で合計9.4GB、両面2層で合計約17GBです。さらに、DVD-R・DVD+R・DVD-RW・DVD+RW・DVD-RAM・DVD-ROMでは、書き込み回数や互換性も異なります。まずは容量の早見表を確認し、その後で種類ごとの違いと選び方を押さえると迷いません。

DVDの容量、種類、使い方
  出典:linkuptoyopnlan.web.app「Dvd種類- 常に最新のイメージベスト」

1. DVD容量の早見表

DVDの表記容量4.7GBと8.5GBがPCでは約4.38GiBと約7.92GiBになる仕組み

先に結論を確認したい方向けに、DVD容量の代表値を一覧にまとめます。

構造通称容量の目安補足
片面1層DVD-54.7GBもっとも一般的
片面2層DVD-98.5GBDL対応機器が必要な場合あり
両面1層DVD-10合計9.4GB各面は別扱い
両面2層DVD-18合計約17GB一般的な空DVD-Rとは別

通常の記録用DVDで一般的なのは、片面1層の4.7GBと片面2層の8.5GBです。DVDの最大容量は構造によって異なり、DVDの両面を使う規格では、DVDの両面2層が合計約17GBです。両面1層の9.4GBと両面2層の約17GBは規格上の合計容量で、各面を別々に読み取ります。両面2層は「片面2層×両面」と表されることもあります。

なお、パッケージ上の「4.7GB」はメーカー表記の容量です。PC上では計算単位が異なり、4.7×10⁹÷2³⁰≒4.38GiB、8.5×10⁹÷2³⁰≒7.92GiBと表示されます。さらに、作成ソフト上の空き容量はファイル管理領域の分だけ小さくなることがあります。

「DVDのサイズ」は記録容量を指す場合と、ディスクの直径を指す場合があるため、製品情報では単位も確認しましょう。

DVDには何時間録画できる?容量と画質の関係

DVD1枚に録画できる時間は、4.7GBなら標準モードで約120分、8.5GBなら約215分が目安です。ただし、録画モードや映像・音声のビットレートによって変わるため、固定の上限ではありません。

容量構造標準モードの目安
4.7GB片面1層約120分
8.5GB片面2層約215分

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画質を優先して高いビットレートを設定すると録画時間は短くなります。長時間モードでは多くの映像を収められますが、画質とのバランスを見ながら設定することがポイントです。

2. DVDの種類と特徴

DVDの規格一覧を見ると、容量だけでなく、一度だけ書き込めるか、繰り返し書き換えできるか、読み取り専用かでも選び方が変わります。本記事では代表的な6種類を整理します。

  • DVD-R:1回だけ書き込みできる。互換性が高めで配布向き
  • DVD+R:1回だけ書き込みできる。対応機器によっては相性差あり
  • DVD-RW:繰り返し書き換えできる
  • DVD+RW:繰り返し書き換えできる
  • DVD-RAM:高耐久でランダムアクセスに強いが対応機器は限定的
  • DVD-ROM:読み取り専用。市販DVDなどで使われる

2.1 DVD-R

DVD-Rは、1回だけ書き込みできる記録型DVDです。DVD-Rの容量は片面1層なら基本的に4.7GBで、価格が比較的安く、再生互換性も高めです。写真や動画を配布したいとき、保存後に内容を変更しない用途に向いています。

追記の可否は書き込み方法や機器設定に左右されますが、一度書いた部分を書き換えることはできません。配布用や長期保管用の候補として選びやすい規格です。

DVD-R

2.2 DVD+R

DVD+Rも1回だけ書き込める記録型DVDです。容量は一般的に4.7GBで、DVD-Rと近い用途に使えます。違いは主に規格と記録方式にあり、一部の古い機器ではDVD-Rのほうが再生しやすい場合があります。

一方で、使用するドライブや環境によっては安定して書き込めることもあります。互換性を最優先するならDVD-R、手元の機器が対応しているならDVD+Rでも問題ありません。

DVD+R

2.3 DVD-RW

DVD-RWは、繰り返し書き換えできるDVDです。容量は通常4.7GBで、テスト保存や一時的なバックアップ、編集し直す前提のデータ保存に向いています。

ただし、記録型のDVD-Rと比べると再生互換性はやや下がることがあります。家庭用プレーヤーで再生したい場合は、使用機器との相性確認が重要です。

DVD-RW

2.4 DVD+RW

DVD+RWも繰り返し書き換え可能な規格です。DVD-RWと近い用途で使えますが、機器によっては対応状況が異なります。バックアップや録画の一時保存に向く一方、再生互換性は事前確認が必要です。

「+」規格か「-」規格かで迷ったら、まずは手元のドライブやレコーダーがどちらに対応しているかを確認してください。

DVD+RW

2.5 DVD-RAM

DVD-RAMは、高耐久でランダムアクセスに強いDVDです。容量は一般的に4.7GBで、ファイル単位の扱いやすさが特徴です。対応ドライブでは、HDDやUSBメモリに近い感覚で使えることがあります。

その一方で、対応機器が限られ、一般的なDVDプレーヤーでの再生には向きません。互換性よりも、特定環境での安定運用やバックアップを重視する場合に向いています。

DVD-RAM

2.6 DVD-ROM

DVD-ROMは読み取り専用のDVDです。ユーザーが追記や削除を行うことはできず、市販映画やソフトウェア配布で使われます。再生互換性が高く、視聴や読み取りが前提のメディアです。

自分でデータを保存する用途には向かないため、購入時は「ROM」なのか「R/RW」なのかを必ず確認しましょう。

DVD形式書き換え互換性の目安主な用途
DVD-R不可高い配布・保存
DVD+R不可高いが機器差あり保存
DVD-RW可普通一時保存・テスト書き込み
DVD+RW可普通一時保存・更新用途
DVD-RAM可低い対応機器でのバックアップ
DVD-ROM不可非常に高い市販ソフト・映画

3. DVD容量を決める仕組み

同じDVDでも容量が変わるのは、片面か両面か、1層か2層かという構造差があるためです。店頭では「DVD-R DL」「片面2層」「両面」などの表記で見分けられます。容量の通称ではDVD-5が4.7GB、DVD-9が8.5GBを指し、 DVD-5とDVD-9の違い を確認するときの基本になります。

3.1 DL方式(Dual Layer/2層)

DVDの2層の容量、つまりDVD DLの容量は約8.5GBです。DL方式は、1枚の片面ディスクに記録層を2つ持たせた構造です。見た目は通常のDVDとほぼ同じですが、容量は約8.5GBまで増えます。長めの映像や容量の大きいデータ保存で使われます。

ただし、DVD-R DLとDVD+R DLでは対応表記が異なります。購入前に、記録用ドライブが該当する規格へ書き込めるか、再生機器がその規格を読み取れるかの両方を確認してください。

DVD容量を決める仕組み

3.2 両面方式

両面DVDは、ディスクの表と裏の両方を記録面として使います。通常の記録用DVDは片面1層4.7GB、片面2層8.5GBです。両面1層は合計9.4GB、両面2層は合計約17GBで、各面を別々に読み取ります。

一方で、片面ごとに独立しているため、再生や読み込みの途中でディスクを裏返す必要がある場合があります。使い勝手では片面ディスクよりやや不便です。

4. 迷わないための選び方

用途と再生機器からDVD-RやDVD-RWやDVD-R DLを選ぶ流れ

どのDVDを選ぶべきか迷ったら、まずは用途から逆算すると選びやすくなります。

DVDの保存容量は用途ごとに見方が異なります。データDVDでは保存するファイルの合計サイズが必要容量の基準です。DVD-Videoを作るときは映像を変換するため、書き込み前に変換後の予想容量とDVDの書き込み容量を確認します。既存DVDをコピーする場合は、コピー元と出力先の容量を比べて選びます。

MP4をDVD-Videoへ変換すると、元のファイルより容量が大きくなることがあります。また、MP4をデータとして書き込んだだけでは、一般的なDVDプレーヤーで再生できるDVD-Videoにはなりません。私なら、まず最終的に再生する機器を決めてから、保存形式とディスク容量を選びます。

  • とにかく互換性重視:DVD-R
  • 一度保存したら書き換えない:DVD-R / DVD+R
  • 何度も消して使いたい:DVD-RW / DVD+RW
  • 対応機器があり、耐久性を重視:DVD-RAM
  • 映画やソフトの読み取り専用:DVD-ROM
  • 4.7GBでは足りない:DVD-R DLなど2層メディア

10GBのファイルは通常の4.7GBや8.5GBのDVDにはそのまま収まりません。元のファイルを保つなら大容量メディアや別の保存先を選び、複数枚に分ける場合はファイル形式と再生方法に合うかを確認してください。

また、録画用DVDとデータ用DVDは見た目が似ていますが、用途が異なります。地デジなどの録画ではCPRM対応ディスク(録画用DVD)が必要になるため、PCデータ保存用と混同しないよう注意してください。

5. DVDとブルーレイの違い

大容量を優先するなら、DVDよりもブルーレイディスク(BD)が有利です。BDは一般的に1層25GB、2層50GBで、長時間映像や高画質保存に向いています。

一方、DVDは再生互換性とコスト面で扱いやすく、配布や標準画質の保存ではまだ実用的です。容量重視ならBD、互換性や導入しやすさを重視するならDVDと考えるとわかりやすいでしょう。

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ディスクを長く使うには、記録面に触れずケースに入れて保管し、傷が付いた場合は DVDの傷への対処を確認しましょう。

DVDとブルーレイの違い

6. DVDを扱うならDVDFabも便利

8.5GBのDVDを保存するときは、元の容量を保つか、DVD-5に圧縮するか、2枚に分けるかを先に決めます。DVDFab DVD コピーは、DVDディスク、ISO、VIDEO_TSフォルダへのコピーに対応し、目的に合わせて出力容量を選べます。

  • 元のデータを保つ:DVD-9の容量を維持し、ISOまたはVIDEO_TSフォルダで保存
  • 1枚のDVD-5に収める:DVD-9からDVD-5へ圧縮して保存
  • 圧縮せず2枚に分ける:分割モードで2枚のディスクとして保存

画質を優先するなら容量を維持した保存、使用するディスクの枚数を減らしたいならDVD-5への圧縮が選びやすいでしょう。短いデータを空のDVDへ保存するだけなら、目的に合う書き込み機能で対応できます。

DVDFab DVD コピー
DVDFab DVD コピー 30日間無料体験
  • DVDFab DVD コピーにはフルディスク、メインムービー、カスタマイズ、分割、結合、クローン/書き込みの6つのコピーモードがあり、DVDディスク、ISO、VIDEO_TSフォルダへ出力できます。
  • 1:1コピーは元の音声・映像データを保ちます。DVD-9からDVD-5への圧縮は目標容量に合わせて再エンコードするため、画質に影響します。元のデータを保ちたい場合は、容量を維持してISOまたはVIDEO_TSフォルダへ保存できます。
  • フルディスクやメインムービーなど6つのコピーモード搭載
  • 字幕、音声、ボリュームラベルなどを設定できる

例として、DVDの内容をPCへ保存する基本的な流れを簡単に紹介します。

Step1
DVDFab DVD コピーを起動し、サイドメニューの「コピー」をクリックします。コピーモードを選び、「+」からDVDを読み込みます。
Step2
表示されたDVDの欄下部にある「詳細設定」をクリックし、DVD-9の容量を維持するかDVD-5へ圧縮するかを選び、ボリュームラベルや出力先を設定します。

DVDの内容をPCへ保存する基本的な流れ

Step3
空のDVD、ISO、VIDEO_TSフォルダのいずれかを出力先として選び、「開始」をクリックします。これで指定した形式にDVDの内容を保存できます。

DVDFab DVD コピーの出力はDVDディスク、ISO、VIDEO_TSフォルダです。MP4などの動画からDVDを作成する機能はDVD Creator、DVDから動画ファイルへ変換する機能はDVD Ripperが担当します。

検討する際は、対応機能を確認することに加え、30日間で最大3枚のDVDを処理できる無料体験の条件を確認することがポイントです。

DVDFab DVD コピーは、利用権限のあるディスクを個人・非商業目的でバックアップする用途を想定しています。適用される法律と利用条件に従い、保存した内容を第三者へ配布しないでください。対応機能と無料体験の条件を確認し、利用目的に合うか検討しましょう。

よくある質問

Q

DVDの4.7GBは実際にはなぜ少なく見えるのですか?

メーカーは10進法で容量を表記する一方、PCでは2進法に基づく単位で計算されるため、4.7GBは約4.38GiBと表示されます。容量が失われたわけではなく、作成ソフト上の空き容量はファイル管理領域の分だけさらに小さくなることがあります。

A

Q

DVD-RとDVD+Rはどちらを選べばよいですか?

古い機器を含めて再生互換性を重視するならDVD-Rが無難です。手元のドライブやレコーダーがDVD+Rにしっかり対応しているなら、DVD+Rでも問題ありません。

A

Q

8.5GBのDVDを使うには何を確認すべきですか?

8.5GBは片面2層のDLメディアです。DVD-R DLとDVD+R DLでは対応表記が異なるため、書き込みドライブ、再生機器、使用ソフトが選んだ規格に対応しているかを確認してください。

A

Q

録画用DVDとデータ用DVDは同じですか?

物理容量は近くても用途が異なります。テレビ録画ではCPRM対応の録画用DVDが必要になることがあり、PCデータ保存用DVDで代用できない場合があります。

A

Q

1GBのMP4が4.7GBのDVDに入らないのはなぜですか?

MP4をDVD-Videoにすると映像が変換され、元の1GBより容量が大きくなることがあります。作成ソフトに表示される変換後の予想容量と画質設定を確認してください。データとして書き込む場合はファイルの合計サイズが基準ですが、一般的なDVDプレーヤーで再生できるDVD-Videoにはなりません。

A

Q

10GBの動画をDVDにそのまま保存できますか?

10GBの動画ファイルは、通常の4.7GBや8.5GBのDVDにはそのまま収まりません。元のファイルを保つ場合は大容量メディアや別の保存先を選び、DVD-Videoにする場合は変換後の予想容量と画質を確認します。

A

まとめ

今回は様々な種類のDVDについて、できるだけわかりやすく説明しました。プライベートや仕事でDVDを扱う際にはぜひ参考にしていただければと思います!

通常の記録用DVDは、片面1層が4.7GB、片面2層が8.5GBです。両面1層の9.4GBと両面2層の約17GBは規格上の合計容量で、各面を別々に扱います。用途に合う規格を選び、保存やコピーでは元の容量を維持するか、DVD-5に収めるために圧縮するか、2枚に分割するかを判断しましょう。

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保存した内容の取り扱いを考える際は、DVDコピーと著作権も確認しておきましょう。