【2025】DVDをISOに変換するフリーソフト 8選!ISOファイルを簡単に作成できる
要約: DVDをISOファイルに変換れば、ドライブのないパソコンで視聴したり、複製したりする際に便利です。本記事では、DVDをISOに変換するメリットや、DVDをISOに変換できる無料ソフト、そしてそれらのソフトの比較について解説します。ぜひ最後までご覧ください。
DVDをISO化にするフリーソフト 8選
DVDをISO化にするフリーソフト①:DVDFab DVD コピー
本ソフトは有料ソフトですが、30日間すべての機能が利用できる無料試用版を提供しています。その期間はフリーソフトとして使うことができ、アカウント登録の必要もありません。
対応OS | Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)、macOS |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
出力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
コピーガード対応 | CSS、UOPs、APS、RC(リージョンコード)、DADC、Disney's Fakeなど |
メリット |
コピーガードがかけられたDVDにでも対応できる、変換処理スピードが早い、1年前のDVDなら100%無料で対応可能、6つのコピーモード、Blu-rayコピー/リッピング、DVDリッピングも無料で使える |
デメリット | 有料ソフトの無料版は永久使用できますが、最新のコピーガードに対応しない |
DVDFab DVD コピーでDVDからISOファイルを作成する方法
DVDFabを起動して、「コピー」機能を選択します。上側の青いボタンをクリックして、コピーモードを選択します。ここでは、「フルディスク」モードを例として説明します。
「フルディスク」、「メインムービー」、「カスタマイズ」、「分割」、「結合」及び「クローン/ライティング」という6つのコピーモードから必要に応じて1つを選択してください。こちらは、1:1比例でDVDからISOに変換したいので、「クローン/ライティング」というコピーモードを選択します。
- フルディスク:ディスクを丸ごとコピーまたはDVD-9(片面二層)をDVD-5(片面一層)に圧縮コピー
- メインムービー:メインムービー(本編)だけが自動的に選択されてコピーされる
- カスタマイズ:タイトル、チャプター、オーディオ、字幕などを自分で指定してコピーする
- 分割:1枚のDVD-9(片面二層)を2枚のDVD-5(片面一層)に出力する
- 結合: 複数のDVDデータを1枚のDVDにまとめる
- クローン/ライティング:ディスクを1:1の比例で無劣化コピー
ドライブにDVDディスクをセットします。DVDフォルダを使用する場合、大きな「+」をクリックして、DVDソースを追加します。
DVDソースが成功に読み込まれた後、出力をDVD5またはDVD9に設定することができます。必要に応じて、選択しましょう。ディスクのタイトル、チャプター、ボリュームラベル(詳細設定で編集)などを設定することができます。
すべての設定が完了したら、画面の下部に移動し、ISOアイコンを選択して出力ディレクトリを指定します。そして、「開始」ボタンを押します。DVDからISOファイルの作成が始まります。
画面右下の「開始」ボタンをクリックして処理を開始しましょう。
DVDのISO化プロセスが完了するまでお待ちください。タスクを一時停止、キャンセル、削除することができます。
DVDをISO化にするフリーソフト➁:Passkey for DVD
対応OS | Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit) |
入力形式 | DVDディスク |
出力形式 | DVDフォルダ、ISOファイル |
コピーガード対応 | CSS、UOPs、APS、RC(リージョンコード)、DADC、Disney's Fakeなど |
メリット | テレビを録画したCPRM付きのDVDにも対応 |
デメリット | 有料ソフト、30日間無料体験 |
テレビを録画したDVDにはCPRM保護が付いているため、通常のISO作成ソフトではDVD ISOの変換ができません。この場合、強力なDVDコピープロテクション解除ソフトであるPasskey for DVDが不可欠です。Passkey for DVDを使用すれば、録画DVDをISOに変換することも可能です。
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Windows10で自作/市販/レンタル/テレビを録画したのDVDを簡単にISOイメージファイルにリッピングすることができる強力なDVD ISO 作成ソフトです。
対応OS: Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)
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下記のボタンをクリックして、Passkey for DVDを30日間無料体験を始めましょう。
Passkey for DVDを使用して、DVD ISOファイルを作成する方法
ちゃんと読み込んだ後、ツールバーにあるDVDFab Passkey 9のアイコン を右クリックしてください。表示されたウィンドウから「イメージファイルにリッピング(I)...」というオプションを選択してください。
すると、下図のようなウィンドウがポップアップ表示されます。「ターゲット」の横にある「...」アイコンをで出力のISOイメージファイルを保存するための場所を選択してください。後は「リッピング」ボタンをクリックすればいいです。数分後、選択された場所にリッピングしたISOイメージファイルが保存されています。
補足:Windows 10上で手持ちのDVDからISOイメージファイルとして変換したい場合、DVD Decrypter、DVD ShrinkやImgBurnのようなDVD ISO変換フリーソフトはWindows 10に対応しないですから、Windows 10対応のDVDFab DVDコピーとPasskey for DVDをお勧めします。この2つのソフトは30日間無料試用できます。
DVDをISO化にするフリーソフト③:DVDFab HD Decrypter
対応OS | Windows 7/8/8.1/10/11 macOS 10.10-14.x |
入力形式 | DVDムービーディスク、DVDフォルダ(VIDEO TS)、ISOファイル |
出力形式 | DVDムービーディスク、DVDフォルダ(VIDEO TS)、ISOファイル |
コピーガード対応 | CSS、ARccOS、UOPs、APS、RCE |
メリット | コピーだけでなく、リッピングや変換もできる |
デメリット | 最新のコピーガードには対応していない |
DVDFab HD Decrypterは、DVDFabが提供するフリーソフトです。ソフトのインターフェースはDVDFab DVD コピーと同じですが、最新のコピーガードを解除できない、圧縮機能は利用できない、などの制限があります。とはいえ自作DVDをISOに変換することは可能ですし、処理速度やソフトの安定性はかなり優れています。
<DVDFab HD DecrypterでDVDをISOファイルに変換する方法>
- ソフトを起動してメニューバーで「コピー」をクリック。「クローン/ライティング」を選択する
- DVDをドライブにセットして読み込む
- 下部の「ISO」アイコンをタップして保存先を選択し「開始」をクリックする
自作DVDの場合、実は無料ツール:DVD Decrypter、DVD ShrinkやImgBurnを使うことで、簡単にISOファイルを作成することができるのです。
DVDをISO化にするフリーソフト④:DVD Decrypter
対応OS | Windows 11/10/8/7 |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
出力形式 | DVDディスク、ISOファイル |
コピーガード対応 | CSS、リージョンコード |
メリット | ロスレスでのリッピングができる |
デメリット | 最新のコピーガードには対応していない、ソフトが日本語に対応していない |
DVD Decrypterは、Windows向けのDVDバックアップソフトです。CSSやリージョンコードといったコピーガードにも対応しており、オリジナル品質をキープしたままDVDからISOへの変換ができます。
<DVD DecrypterでDVDをISOファイルに変換する方法>
- ソフトを起動したら、モード>ISO>読み込みをクリックする
- 「出力先」ボタンからISOの保存先を設定して実行ボタンをタップする
DVDをISO化にするフリーソフト⑤:DVD Shrink
対応OS | Windows 11 /10/8.1/7/XP/2000/Me/98 |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
出力形式 | DVDディスク、ISOファイル |
コピーガード対応 | CSS、RC、RCEなど |
メリット | ISOファイルの編集ができる |
デメリット | 最新のコピーガードには対応していない、エンコードの速度が遅い |
DVD Shrinkは、DVDのリッピングやオーサリング、圧縮、ISOファイルの編集などが行えるフリーソフトです。他のソフトと併用すれば、空のディスクへの書き込みも行えます。
<DVD ShrinkでDVDをISOファイルに変換する方法>
- ディスクをドライブに入れ、ソフトを起動させる
- メニューバーの「ディスクを開く」をクリックし、「DVDドライブの選択」で先程入れたディスクを選択する
- 画面左側の「DVD構造」からファイルを選択し、右側の「圧縮設定」で不要な項目のチェックを外す
- メニューバーの「バックアップ」をクリックし、出力デバイスの選択タブで「ISOイメージファイル」を選択する
DVDをISO化にするフリーソフト⑥:ImgBurn
対応OS | Windows 11/10/8/7/XP/Vista(64 bitのみ) |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
出力形式 | DVDディスク、ISOファイル、DVDフォルダ |
コピーガード対応 | × |
メリット | DVDを無劣化でコピーできる |
デメリット | インターフェースがやや複雑 |
ImgBurnは、DVDやブルーレイディスクからISOファイルを作成したり、ISOファイル/フォルダからDVDに書き込んだりできるフリーソフトです。書き込み内容のベリファイ、ディスクコピー、ディスクROM化などさまざまな機能に対応しています。
<ImgBurnでDVDをISOファイルに変換する方法>
DVDをISO化にするフリーソフト⑦:FREE ISO Creator
対応OS | Windows XP、Windows Vista、Windows 7 (32 & 64 bits) |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
出力形式 | DVDディスク、ISOファイル、DVDフォルダ |
コピーガード対応 | × |
メリット | 完全無料、手軽に使えるISO作成フリーソフト、複雑な設定やオプションはない |
デメリット | Windows 7までしかサポートしていない、市販でないCDやDVDしか焼き込めない |
FREE ISO CreatorはDVDやブルーレイからISOを変換できるWindows向けソフトです。ISO作成機能のみなので複雑な設定の必要がなく、これ以上にないほどシンプルなインターフェースとなっています。コピーガードには対応していないため、自作DVDのISO化にお使いください。
<FREE ISO CreatorでDVDをISOファイルに変換する方法>
DVDをISO化にするフリーソフト⑧:FlashCrest ISO Maker
対応OS | Windows 98/2000/XP/2003/Vista7 |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
出力形式 | DVDディスク、ISOファイル、DVDフォルダ |
コピーガード対応 | × |
メリット | ジャンルと数量を問わずにお気のままにあらゆるのファイルを添付される、スパイウェアや広告ソフトは含まれていない、CDとDVDのフォーマットで作動する、JulietやISO9660フォーマットにも対応可能 |
デメリット | 最新版は近くも2012年にリリースされた、Windows 10では利用できない、Mac版はない |
FlashCrest ISO Makerは、DVD/CDからISOイメージを作成することができる無料かつ軽量のwindowsアプリケーションです。それに、ハードディスクに格納されたファイルからISOイメージを作成することもできます。また逆に、ISO焼き込みソフトウェアを使用して、ISOのサイズに応じて、これらのISOイメージをCDまたはDVDに書き込むこともできます。FlashCrest ISO 作成ソフトはきれいで直感的なレイアウトを持っており、数回クリックするだけで専用のパラメータが設定できます。
自動式CDコンパチビリティーとは、CDドライブにCDを挿入すれば、Windowsに任意のファイルやプログラムを自動的に実行させることができることを意味します。
<FlashCrest ISO MakerでISOファイルを作成する方法>
DVDをISO化するフリーソフトを比較
DVDFab DVD コピー | Passkey for DVD | DVDFab HD Decrypter | DVD Decrypter | DVD Shrink | ImgBurn | FREE ISO Creator | FlashCrest ISO Maker | |
市販DVDに対応 | 〇 | △ | △ | △ | △ | × | × | × |
録画DVDに対応 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | × | × |
DVD編集 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × | × |
DVD圧縮 | 〇 | × | × | × | 〇 | × | × | × |
処理速度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
【Q&A】DVDをISOに変換する際によくある質問
はい、ISOファイルはDVD全体のイメージをそのままコピーするため、メニューや特典映像、字幕、音声設定など、元のDVDのすべての要素がそのまま保持されます。
2. ISOファイルをDVDに焼く方法は?
ISOファイルをDVDに焼く(書き込む)方法は、DVDFab DVD コピー、ImgBurnなどの専用のライティングソフトを使えば簡単にできます。WindowsにはISOファイルを直接DVDに書き込む機能も備わっています。詳しくは「ISO DVD 書き込み」記事をご参照ください。
3. ISOファイルを再生するにはどうすればいいですか?
ISOファイルを再生するには、以下の方法があります:
ISOマウントソフトウェアを使用:Windows 10以降のOSでは、ISOファイルを右クリックして「マウント」を選ぶことで、仮想ドライブとして利用できます。
メディアプレーヤー:VLCメディアプレーヤーなどのISOファイルを直接再生できるソフトを使用する。
ISOファイルはパソコン以外にも、ISOファイル対応のメディアプレーヤーやネットワーク接続ストレージ(NAS)で再生可能です。また、特定のISOマウントアプリを使えば、スマートフォンやタブレットでも利用できます。
これは国や地域の著作権法によります。一般的に、個人利用のためのバックアップとしてのISOファイルの作成は許可されていますが、商業目的や他人との共有は法律違反となる可能性があります。法律に従って利用することが重要です。
エラーが発生した場合は以下の方法を試してください:
DVDの清掃:ディスクに汚れや傷がある場合、エラーの原因になることがあります。
ソフトウェアの更新:使用しているソフトウェアを最新バージョンに更新してください。
他のソフトウェアを試す:一部のソフトウェアは特定のDVDのコピーガードを処理できないことがあるため、別のソフトウェアを試すのも良いでしょう。
【豆知識】ISOファイルとは?DVDをISOに変換するメリットとデメリット
ISOファイルとは、CDやDVD、ブルーレイディスクなどの光ディスクに記録されているデータをそのまま丸ごと一つのファイルにコピーしたものです。DVDを構成するAUDIO_TSフォルダとVIDEO_TSフォルダをISO化しており、拡張子は「.iso」。コンピュータ上に仮想ドライブを作成し、ISOファイルをマウントできます。
ISOはPCやさまざまなプレーヤーソフトで直接再生できるため、DVDとDVDプレーヤーの互換性を考える必要がありません。また、ISOファイルは物理ディスクのように傷や汚れがついたり、経年劣化したりすることがないため、大切なDVDを安全に保護できます。
一方、ディスクをそのままコピーするためファイルサイズが大きくなりがちになるというデメリットもあります。
まとめ
いかがでしたか?もう一度おさらいすると、ISOファイルは元々CD、DVDのように形のあるものをファイル形式に変換したものです。この時、データはそのまま丸ごと取り出し保存することができるため、とても便利です。パソコンに保存したISOファイルは、自由に再生したり、様々なデバイスが対応する動画形式に変換したり、ウェブ上で共有したりすることができます。この記事で紹介したソフトを使用して、DVDをISOに変換してみましょう。