iMovieを書き出し方及びiMovieをDVDに焼く方法を詳しく解説!
要約: iMovieで作成した動画をファイルとして書き出したいと思ってもやり方がわからずに困ってしまうことはよくあります。編集した動画からDVDを作成するにはきっと使いやすい機能があるはずだと思う人もいるでしょう。この記事ではiMovie 書き出しを中心に、iMovieで作成した後にファイルとして書き出したり、iMovieをDVDに書き出しというDVDを作成したりする方法を網羅的にわかりやすく紹介します。
目次
1. iMovieとその書き出したいシーンとは?
iMovieはMacユーザーにとって標準で利用できる手軽な動画編集ソフトです。自分で撮影した動画や写真、作成したイラスト素材や音声素材などを使って自由に動画の編集ができるのがiMovieの魅力で、Macユーザーからは高い人気があります。作成した動画はiMovieで視聴することができますが、書き出したいと思うシーンもたくさんあります。スマホやDVDプレーヤーで視聴できるようにしたい、テレビやプロジェクターで動画を流したい、SNSにアップロードしたいなどといったニーズがよくあるものです。
大切な動画はDVDに入れてバックアップにしたいという場合もあるでしょう。DVDは再生メディアとしてもバックアップメディアとしても優れていますが、プレゼントにするのにも有効です。結婚式や誕生日、卒業や入学などの記念にもDVDを作成したいということがよくあります。このようなシーンでiMovieから動画を書き出したり、DVDを作成したりすることは実は簡単です。iMovieでは共有の機能を利用することによって様々な書き出し方ができます。特に手軽にできる方法を幅広く紹介するので、具体的な方法を見ていきましょう。
2. iMovieを書き出し方法まとめ
2.1 iMovieを動画として書き出す方法
iMovieから書き出したいと思う際に最も多いのは動画そのものをファイルとして保存したいというケースです。iMovieから動画を書き出すときにはiMovieの画面の右上にある「共有」のボタンを使用します。「共有」をクリックするとポップアップが表示されるので、「ファイル」を選択しましょう。すると設定画面が開くので、以下の項目を設定しましょう。
- タイトル
- 説明
- タグ
- フォーマット
- 解像度
- 品質
- 圧縮
タイトル、説明、タグについては自由に設定することができ、書き出した動画ファイルの中に記録されます。フォーマットは「ビデオとオーディオ」を選択し、解像度と品質と圧縮を希望する画質に合わせて選びましょう。
なお、iMovieからの書き出しに対応しているのはMP4形式とMOV形式の二種類のみです。MP4形式の場合には品質を「低」「中」「高」「カスタム」から選べますが、MOV形式の場合には「最高(ProRes)」のみが選択肢になります。設定を終えたら次へ進み、動画のファイル名と保存先を指定して保存すれば書き出しは完了です。
2.2 iMovieを音声として書き出す方法
iMovieで作成した動画の音声だけを書き出したいという場合には、動画とほとんど同じ操作で書き出すことができるので簡単です。「共有」をクリックすることで表示されたポップアップから「ファイル」を選択するところまでは同じです。設定項目のフォーマットを「オーディオのみ」にすると、音声としてファイルに書き出すことができます。オーディオのみにすると設定項目が変更になり、以下の四つのみになります。
- タイトル
- 説明
- フォーマット
- ファイルフォーマット
iMovieではファイルフォーマットをAAC形式、MP3形式、AIFF形式、WAV形式の四種類から選べます。設定を終えたら次へ進み、ファイル名と保存先を指定すれば音声として書き出すことが可能です。
2.3 iMovieを画像として書き出す方法
iMovieでは動画の1フレームだけを選んで画像として書き出すこともできます。この場合にはまず画像として書き出したいフレームを表示することが必要です。保存したいフレームを選択した後、「共有」をクリックして「イメージ」を選択します。すると、ダイアログボックスが表示されるので、ファイル名を入力して保存先を指定しましょう。iMovieではJPEG画像として書き出す仕組みになっています。
3. iMovieを共有する方法
iMovieの共有機能を利用すると書き出しをせずに目的を達成できることもあります。iPhoneやiPadで使いたいときや、SNSにアップロードしたいときには以下のようにして簡単に行うことが可能です。
3.1 iPhoneやiPadに共有する
iPhoneやiPadに共有したい場合には、「共有」のポップアップから「Theater」を選択します。これだけで共有されるので、iPhoneやiPadのTheaterを使えば動画を視聴することも編集することも可能です。ただし、iCloudの設定をあらかじめ行っておく必要があります。また、iPhoneやiPadと写真アプリの共有ができている場合には、出力した動画ファイルを写真アプリに読み込むだけでも共有可能です。
3.2 SNSに直接アップロードする
SNSにアップロードしたい場合には「共有」からアップロードしたいSNSのアイコンを選択します。ファイルに書き出してからアップロードすることもできますが、iMovieではYouTube、Facebook、Vimeoについては直接アップロードが可能です。あらかじめSNSのアカウントを登録しておくとすぐにアップロードできるので簡単です。
4. iMovieをDVDへ書き出し:書き出した動画から簡単にDVDを作成する方法
4.1 iMovie DVD 書き出しソフト・オススメ
iMovieから直接DVDに焼くことはできません。また、iMovieが書き出しに対応している動画フォーマットはMP4形式とMOV形式だけなので、DVDに書き込めるようにディスクイメージを作成しなければなりません。ディスクイメージの作成からDVDへの書き込みまでを一括して行える簡便なソフトがDVDFab DVD作成です。iMovieから書き出した動画ファイルからDVDを作成するときには、「DVDFab」のDVD作成機能を利用すると便利です。
DVDFab DVD Creator(DVD 作成)は全ての動画形式をDVDディスク/ISOイメージファイル/フォルダに書き込みしてDVDに作成できます。様々な自由度の高い設定のにより、出力ファイルをカスタマイズできます。DVD9、DVD5、DVD+R/RW、DVD-R/RW、DVD+R DL 及び DVD-R DLなどはターゲットDVD ディスクの出力形式としてサポートされています。 |
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更に、メニューライブラリも内蔵され、複動画の再生順を調整できるなか数のビデオを同時に処理しながら、マルチコアCPUと最新の加速技術により、超高速な変換と超高画質・音質の焼き込み体験を楽しめます。
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4.2 iMovieをDVDに書き出し方法・手順
DVDFabを使ってiMovieから書き出した動画ファイルをDVDに書き込むのは以下のような手順になります。
(1) DVDFabに動画ファイルを読み込む
DVDFabをインストールして起動するとメニューが表示されるので、「作成」を選択してDVD作成モードにします。ウィンドウの中心部の「+」が表示されたらiMovieから書き出した動画ファイルをドラッグアンドドロップしましょう。DVDFabはMP4形式にもMOV形式にも対応しているので、どちらのファイルでも単純にドラッグアンドドロップするだけで問題ありません。
(2) 出力の設定を行う
読み込んだ動画ファイルの「詳細設定」から出力の設定を行います。ボリュームラベル、出力、ビデオ品質に加え、テレビ画質やアスペクト比などを設定可能です。
(3) DVDメニューを作成する
「メニュー設定」をクリックして、DVDメニューの作成を行います。DVDFabではテンプレートが用意されているので簡単にメニューを作成できます。オリジナルの画像を読み込んで作ることも可能なので、DVDFabがあれば好みのメニューに簡単に仕上げられるでしょう。
(4) 出力先をディスクにして書き込みを開始する
設定を終えたら出力先を指定します。DVDFabではディスク、フォルダ、ISOイメージディスクの三種類から出力方法を選べますが、DVDを直接作成するときには「ディスク」を選択します。すると、DVDをドライブに入れるようにメッセージが出るので、指定したドライブにDVDを挿入しましょう。最後に「開始」ボタンを押せばDVD作成が実行されます。
5. まとめ:iMovieの動画でDVDを作成するのはDVDFabがあれば超簡単
どうでしょう、iMovieから動画の書き出しをするには共有機能を使うだけなので難しいことはあまりありません。ただ、DVDを作成するとなると専用のソフトがないと難しいでしょう。書き出した動画ファイルを簡単にDVDに焼くことができるソフトがDVDFab DVD 作成です。ここで説明したように手軽な操作でDVDを作成できるので、iMovieで編集した動画からDVDを作成したいときには有効活用しましょう。ビデオカメラ dvdに焼くについてはこちらの記事をご覧ください。