ImgDriveの使い方

ImgDriveは、ISOやCUEなどのディスクイメージをWindows上で仮想ドライブとして開ける無料ソフトです。本記事では、ImgDriveでISOをマウントする手順、日本語化、基本設定、安全性、マウントできないときの対処法を順番に解説します。

更新日:2026年5月15日。対応状況や仕様は変更される場合があるため、ダウンロード前に公式サイトの情報も確認してください。

ImgDriveとは?対応形式とできること

ImgDrive(イメージドライブ)は、物理的なDVD/CDドライブを使わずに、ディスクイメージファイルを仮想ドライブへマウントできるWindows向けソフトです。マウント後は、エクスプローラー上で通常のディスクと同じように中身を開けます。

日本語表示に対応しているため、英語メニューが苦手な方でも扱いやすいのが特徴です。Windows 10/Windows 11の環境でも利用できます。

ImgDriveの主な機能
  • 対応形式:.ccd、.cue、.iso、.isz、.mds、.nrg、.img など
  • 仮想ドライブを複数作成して、複数のイメージを同時にマウントできる
  • 再起動後も最後に使ったマウント状態を保持できる
  • 読み取り専用で扱えるため、元ファイルの変更を防ぎやすい

Lite版・通常版・Pro版の違い

ImgDriveには、無料で使えるLite版・通常版と、有料のPro版があります。ISOを開くだけなら無料版で十分ですが、利用できる仮想ドライブ数や一部機能に違いがあります。

項目 ImgDrive Lite ImgDrive ImgDrive Pro
ISOのマウント
仮想ドライブ数 最大4台 最大7台 最大9台
フォルダからイメージ作成 ×
商用利用 × ×
価格 無料 無料 有料

バージョンや配布形態によって細かな仕様が変わる場合があります。業務利用やPro機能を使う場合は、購入前に公式サイトの説明を確認してください。

ImgDriveでISOをマウントする方法

ImgDriveの基本操作は、仮想ドライブ数を設定し、マウントしたいISOファイルを選ぶだけです。以下の手順で進めてください。

Step1
ImgDriveを起動し、メニューの「ツール」から「ドライブ数の設定」を開きます。必要な仮想ドライブ数を選択します。

ImgDriveでドライブ数を設定

Step2
エクスプローラーを開き、仮想ドライブが作成されているか確認します。

作成された仮想ドライブを確認

Step3
ImgDriveの画面で仮想ドライブを右クリックし、「イメージをマウント」を選びます。開きたいISO、CUE、IMGなどのファイルを指定してください。

イメージをマウントする操作

選択したイメージファイルが仮想ドライブに読み込まれます。以後は通常のDVD/CDと同じように、エクスプローラーや再生ソフトから内容を開けます。

ImgDriveを日本語化する方法

ImgDriveの表示が英語になっている場合は、設定画面から日本語を選択します。インストール後、ImgDriveはタスクトレイに常駐します。

ImgDriveのタスクトレイアイコン

Step1
タスクトレイのImgDriveアイコンを開き、歯車の設定アイコンをクリックします。

ImgDriveの設定アイコン

Step2
言語のプルダウンから「Japanese(日本語)」を選択します。必要に応じてImgDriveを再起動してください。

ImgDriveで日本語を選択

ImgDriveのおすすめ設定

設定画面では、Windows起動時にImgDriveを起動するか、前回のイメージを自動マウントするか、未使用の仮想ドライブを非表示にするかを指定できます。

ImgDriveの基本設定

ImgDriveのマウント設定

よく使う操作がある場合は、ショートカットキーを設定すると効率的です。頻繁にISOを切り替える方は、マウントとアンマウントのキーを登録しておくと便利です。

ImgDriveのショートカットキー設定

ImgDriveの安全性と注意点

ImgDriveは軽量で広告表示も少なく、仮想ドライブ用途では扱いやすいソフトです。ただし、安全に使うには必ず公式サイトからダウンロードしてください。非公式の再配布サイトには、古いインストーラーや不要な同梱ソフトが含まれる可能性があります。

一部のウイルス対策ソフトで誤検知されることがあります。心配な場合は、インストーラーの入手元、デジタル署名、検出名を確認し、不明な配布元のファイルは実行しないでください。

メリット

  • 無料で使いやすい:ISOのマウントだけなら複雑な設定は不要です。
  • 日本語対応:設定から日本語を選べるため、初心者でも操作しやすいです。
  • 軽量:常駐してもPCへの負荷が比較的小さく、古いPCでも使いやすいです。

デメリット

  • 書き込み機能は限定的:基本は仮想ドライブへのマウント用途です。
  • 高度な管理機能は少なめ:細かいカスタマイズを重視する上級者には物足りない場合があります。
  • 環境依存のエラーがある:ドライバーやセキュリティ設定の影響で、インストールやマウントに失敗することがあります。

ImgDriveでうまくいかないときの対処法

マウントできない場合

まず、対象ファイルが破損していないか確認してください。別のISOファイルでマウントできる場合は、元ファイル側の問題である可能性があります。

次に、ImgDriveを管理者権限で起動し、仮想ドライブ数をいったん0にしてから再設定します。ドライブ文字が競合している場合もあるため、エクスプローラーで空いているドライブ文字を確認してください。

インストール時にエラーが出る場合

セキュリティソフトやWindowsのドライバー制御が原因になることがあります。公式サイトから最新版を再ダウンロードし、不要な常駐ソフトを一時的に終了してから再インストールしてください。

それでも失敗する場合は、Windows Updateを実行し、再起動後にもう一度試します。古いインストーラーを使っている場合は、最新版への置き換えが有効です。

日本語に切り替わらない場合

設定でJapaneseを選んだ後、ImgDriveを完全に終了して再起動してください。タスクトレイに常駐したままだと、表示言語がすぐに反映されないことがあります。

代替ソフト:DVDFab 仮想ドライブ

DVDFab 仮想ドライブ

DVDFab 仮想ドライブは、DVD/Blu-rayのISOイメージを仮想ドライブとしてマウントできる無料ソフトです。ImgDriveでエラーが出る場合や、より多くの仮想ドライブを使いたい場合の候補になります。

項目 DVDFab 仮想ドライブ ImgDrive
対応OS Windows 11/10/8.1/8/7 Windows 11/10/8/7 など
主な対応形式 .bin / .ccd / .dvd / .img / .iso / .miniso / .nrg / .udf .ccd / .cue / .iso / .isz / .mds / .nrg / .img
仮想ドライブ数 最大18台 エディションにより異なる
日本語対応
無料ダウンロード Windows 11/10/8.1/8/7
100%安全(ウィルスチェック済)

DVDFab 仮想ドライブでISOを開く手順

Step1
DVDFab 仮想ドライブ ページからインストーラーをダウンロードし、PCにインストールします。
Step2
タスクトレイのアイコンを右クリックし、「ドライブ数を設定」から作成する仮想ドライブ数を選びます。

iso マウント

Step3
ISOファイルを右クリックし、利用可能な仮想ドライブを選択してマウントします。

ISOを右クリックしてマウント

Step4
再生ソフトやエクスプローラーから、マウントされた仮想ドライブを開きます。

仮想ドライブから再生

必要な場合:ISOをDVDに書き込む方法

ImgDriveはISOを開くための仮想ドライブソフトです。ISOを空のDVDへ書き込みたい場合は、ライティング対応ソフトを使います。

product image
  • ISOファイルを空のディスクへ書き込める
  • DVD-9からDVD-5への圧縮コピーに対応
  • DVDから空のディスク、ISO、フォルダへコピーできる
  • 複数のコピーモードで用途に合わせて出力できる
Step1
ソフトを起動し、トップメニューから「コピー」を選択します。

DVDFab DVD コピーのコピー画面

Step2
「+追加」ボタンをクリックし、DVDに書き込みたいISOファイルを追加します。

ISOファイルを追加

Step3
必要に応じて出力サイズをDVD9またはDVD5に設定します。詳細設定ではボリュームラベルも変更できます。

出力サイズを設定

詳細設定

Step4
出力先に書き込み用ドライブを選択し、「開始」をクリックします。

ISOをDVDに書き込む開始画面

よくある質問

Q1. ImgDriveは無料で使えますか?

はい。ISOをマウントして開く基本用途であれば無料版で利用できます。ただし、商用利用や一部の高度な機能はPro版の対象になる場合があります。

Q2. ImgDriveでBlu-rayのISOもマウントできますか?

ISOイメージとして作成されたファイルであればマウントできます。ただし、再生にはBlu-rayに対応した再生ソフトや必要なコーデックが別途必要です。

Q3. ISOをマウントしても中身が開けない原因は?

ISOファイルの破損、ドライブ文字の競合、セキュリティソフトによるブロックが考えられます。別のISOで試し、管理者権限で起動し、仮想ドライブ数を再設定してください。

Q4. Windows標準機能とImgDriveの違いは?

Windows 10/11にもISOマウント機能がありますが、ImgDriveはCUE、CCD、MDS、NRGなど複数形式を扱える点が便利です。ISOだけなら標準機能でも十分な場合があります。

まとめ

ImgDriveはISOを手軽に開ける無料ソフトです。手順通りに設定し、必要ならDVDFab 仮想ドライブも試してみましょう。