Miracastを使ってiPhoneで録画した動画をミラーリングしよう

1.    Miracastとは

Miracastは、2012年にWi-Fi Alliance®がWi-Fi CERTIFIEDMiracast認定プログラムを開始したことによって始まりました。

Miracastとは、Wi-Fiなどのアクセスポイントが無い環境でも、iPhoneやタブレット、パソコンなどの各種デバイスからテレビなどのディスプレイに転送を行うことができる標準規格です。そのため、iPhoneの画面をテレビなどに繋ぐさいには、Wi-FiもUSBも、そしてケーブルも必要ありません。無線通信を利用して各種デバイスとテレビなどのディスプレイを接続しているからなのです。そのほかにもMiracastを用いることで、iPhoneやタブレットなど画面付きのデバイス間においても画面の共有やミラーリングができます。

Miracastを利用することで、スマホの画面を大画面に映し出すことができます。そのためプライベートでは家族が一緒に動画などを視聴して楽しむことが可能です。ビジネスシーンにおいても、iPhoneで録画した動画などを会議などで用いることにより、全員がリアルタイムで共有することができます。

2.    iPhoneで録画した画面をミラーリングする方法

iPhoneで録画した画面をミラーリングする方法は、2種類に分かれてきます。Airplay機能を利用する方法と、接続アプリを使用する方法です。

2.1    Airplay機能でiPhone画面をミラーリングする

Airplay機能とは、アップル社が独自に開発したミラーリングする方法です。実はiPhoneはMiracastに対応していないので、代わりとしての機能が、Airplayとなります。Airplay機能を利用する場合には、iOS 12.3 以降を搭載したiPhoneでなければいけません。ディスプレイは、AirPlay2対応のスマートテレビが必要です。ちなみにAirPlay2対応のスマートテレビは、Works with Apple AirPlayのラベルが付いています。そして、iPhoneをAppleTVまたはAirPlay2対応のテレビと同じWi-Fi無線に接続しておきましょう。

◉　Airplay機能を利用する方法

Airplay機能を利用する方法は、まずiPhoneのトップ画面上にある、画面ミラーリングをタップしてください。開かれた画面のリストから Apple TVもしくはAirPlay 2対応のスマートテレビを選ぶと、iPhoneの画面がテレビに表示されます。そのさいにテレビ画面にAirplayのパスコードが表示された場合には、パスコードをiPhoneに入力してください。

2.2　接続アプリでiPhone画面をミラーリングする

AppleTVまたはAirPlay2対応のテレビがない場合には、接続アプリを使用する方法があります。接続アプリにはApowerMirror、LetsViewアプリがあります。まずiPhoneとテレビにApowerMirrorもしくはLetsViewアプリをインストールしてください。そのさいにはiPhoneとテレビを同じWiFiに接続しておきましょう。そしてiPhoneとテレビのアプリを同時に起動して、デバイスの中から使用しているテレビを選択すると接続できます。

そのほかにはAirBeam TVを用いてiPhoneの画面をミラーリングする方法もあります。ただしこの場合は、2012年以降にサムスンが製作したテレビでしか使うことができません。接続方法は、まずサムスンテレビとiPhoneを同じネットワークに接続しておいてください。そしてiPhoneのメニューバーアイコンをクリックします。TVアイコンはデバイスグループに表示されているので、タップすると接続が完了です。

3.    iPhoneで録画した動画をDVDにしてミラーリング

iPhoneに録画した動画や画面をDVDにすれば、画面共有やミラーリングすることなく、大画面でiPhoneで録画した動画コンテンツをDVDメディアのかたちにしてハイビジョンで視聴できます。iPhone画面や動画をDVDに変換することによって、大型ディスプレイに表示する方法もあります。

iPhoneの動画をDVDにする時には、DVD Fab DVD作成がおすすめです。

3.1　DVD Fab DVD作成とは、またその機能

DVD Fab DVD作成は、多機能なのであらゆる動画に対応できます。さらに独自のDVDを作ることができるので、楽しみの幅が広がるのです。

DVD Fab DVD作成の機能：

◉　様々な動画をDVDにできる

DVD Fab DVD作成は、様々な動画をDVDにできることが特徴です。iPhoneなどで録画した動画をDVDで視聴する時には、まずDVDオーサリングをしなければいけません。DVDオーサリングとは、iPhoneで録画した動画をDVD-Videoフォーマットに変換することを言います。

DVD Fab DVD作成は、様々な種類の動画に対応しているDVDオーサリングソフトです。AVIやMKV、MP4などあわせて180以上の動画フォーマットをアシストしています。そしてニューテンプレートが多彩にそろっているので、独自のメニューを作成することもできるのです。さらに操作方法が大変分かりやすく、初心者でも簡単に動画をDVDにすることができます。

◉　色々な再生環境にも対応

DVD Fab DVD作成は、色々な再生環境にも対応しています。このソフトを用いることにより空の状態のDVDやISOイメージファイルおよびフォルダを作成できるので、テレビだけではなくパソコンやDVDプレイヤーなどでも再生ができるのです。

◉　高画質で録画できる

DVD Fab DVD作成は、高画質で録画できることも魅力です。DVD Fab DVD作成はビットレートが高いので、元の動画により近い状態で録画することができるのです。ちなみにビットレートとは1秒間に送受信できるデータ量のことを言います。ビットレートが高いと、より多くのデータを転送できるので高画質で動作がスムーズな映像となるのです。さらにビットレートが高いことにより、DVDをスピーディーに作成することもできます。

◉　多彩なメニューテンプレートを無料で使用できる

DVD Fab DVD作成は、多彩なメニューテンプレートがそろっていて、しかも全て無料で使用することができるのでたいへんお得です。メニューテンプレートが豊富にあると、記念日や動画の項目ごとに分かりやすく分けることができます。そのため希望の動画をすぐに再生することができるので、快適な操作感を味わえるのです。ちなみに、もしメニューが必要ない場合には、表示をしないと設定してもいいです。

◉　メニューテンプレートを選べる

DVD Fab DVD作成は、メニューテンプレートを選ぶことができます。メニューテンプレートの種類が豊富なので、自分好みにアレンジして楽しむことができるのです。テンプレートには背景だけではなく、ボタンやサムネイル、フレーム、テキストの色などまでカスタマイズできます。その時の気分や、映像の内容に合わせて後から変更することも可能です。

◉　GPUアクセラレーションで高速DVD変換

DVD Fab DVD作成は、GPUアクセラレーションを搭載しているので高速でDVD変換することができます。ちなみにアクセラレーションとは、加速や高速化という意味を持っています。そのDVDの変換速度は、実に50倍という優れモノなのです。

◉　メタ情報を自動で取得

DVD Fab DVD作成は、メタ情報を自動で取得してくれます。ちなみにメタ情報とは、データそのものに付随しているデータ情報のことを言います。メタ情報機能を搭載しているので、動画についての細かい情報がサーバーと自動的に同期されるのです。そのためDVD Fab DVD作成を使って映画やテレビ番組を読み込むことにより、映画やテレビ番組に出演している俳優や監督などの詳細な情報を同時に取得できます。

3.2　DVD Fab DVD作成の使用方法

DVD Fab DVD作成の使用方法は、まずソフトをダウンロードしてください。

そして起動したら、ソースビデオをロードします。ソースビデオをロードする方法は、まずパソコン画面のオプションバーにある「作成」モジュールをクリックすると、画面左側DVD作成モードスイッチャーが表示されます。そして画面中央に薄く表示されている＋をドラッグ・アンド・ドロップして、ソースをロードします。

そしてソースのロードが終了したら、レンチの形をしたアイコンをクリックしてください。そして出力サイズや品質などの設定を調整しておきましょう。レンチアイコンの横には設定アイコンがあるので、設定を変更することも可能です。

左下のところに出力を設定し、「開始」ボタンをクリックし、すると動画からDVDの作成が開始されます。

4.    まとめ：iPhoneで録画した動画は簡単にミラーリングできる

iPhoneで録画した動画は、様々な方法で簡単にミラーリングできます。ミラーリングする方法は、Miracastを使って行うことが一般的です。しかしiPhoneは対応していないので、アップル社独自の機能を使ったり、専用ソフトを用いたりしてミラーリングを行います。またDVD Fab DVD作成ソフトを使って、DVDを作成することも便利なミラーリングの方法です。