「なんや、カメの甲羅が人間のあばらなの?」「フラミンゴの逆に曲がった膝の部分は人間でいう足首!?」これは川崎悟司による動物たちの体の構造を人間の体に変形させた体感型動物図鑑「カメの甲羅はあばら骨」の内容です。この動物図鑑は現在までに7刷まで重版されて、累計発行部数3万部になって、大人気です。

今年この動物図鑑は映画化を決定しました。脚本がよくて、俳優の演技も優れて、今回の映画は普通の高校を舞台として、二人の主人公の日常や青春の日々を描きました。動物の進化と高校生活をどうやって結合するかとすごく知りたいのです。今までの映画業界でこのジャンルの映画は珍しくて、興味があればぜひ見てください。

「カメの甲羅はあばら骨」について

「カメの甲羅はあばら骨」の概要

この動物図鑑はイラストで人間の体を爬虫類、鳥類、哺乳類など23の動物の体の一部に変形させて展示しました。今までの写真や絵でよくわからない仕組みも一目瞭然になりました。さらに、人間の骨からはじめ、その進化の段階を詳しくイラスト化しました。そのため、人間と動物の違いはすぐ分かるようになりました。

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動物の体は暮らしている環境にあわせて一番生活しやすい形に変形して生存します。この図鑑は進化した構造にどうな機能ができるかを紹介しました。また、一昔前の地球で、動物や人間の祖先はどうやって今と異なった環境に適応して体を進化するのかを追究しました。

例えば、哺乳類の足と比べてみて、スピードはないが安定感のある足、忍び足が得意な足、走ることに特化した足など、生活環境によって得意なことが異なって、形もいろいろあります。この本で特定のパーツを並べて機能ごとに分類して解説しました。「カメの甲羅はあばら骨」という本は今年映画化されて、10月上映するつもりです。今回の映画は普通の高校を舞台にして、高校生たちの成長と日常、さらに青春の日々を描きました。

この映画の監督はモリ・マサで、彼はかつ映画館でおなじみのショートアニメ『貝社員』を生み出しました。非常に有名なんです。脚本には『チーム・バチスタ』シリーズ、『時効警察はじめました』の田中眞一が担当して、これらの気鋭のクリエイターの化学反応で、きっと唯一無二の劇場アニメを作られます。

原作者の川崎悟司について

川崎悟司は1973年、大阪府にて生まれて日本のイラストレーターです。恐竜や古生物などのイラストを数多く手がけ、そのイラストを使用した書籍も多数出版しています。古生物や現代の生物、未来の生物について解説するウェブサイト「古世界の住人」を運営しています。2019年に彼の著作動物図鑑「カメの甲羅はあばら骨」が出版されて、SNSに大きな話題を呼びました。

東京・池袋サンシャイン水族館で1月30日まで「スケ・ボーン展~meets カメの甲羅はあばら骨~」という特別展は開催されていて、骨格の構造を中心に、生きものや透明な生きものの秘密の身体内部をテーマとした展示です。コラボレーションコーナー「カメの甲羅はあばら骨」では、生き物の骨格の不思議を動物たちのイラストパネルでわかりやすく紹介しています。

「カメの甲羅はあばら骨」の映画版は22年内に公開するつもりで、22年内にイベントもあります。原作者の川崎氏は、今回の情報解禁と同時に、以下のコメントを寄せています。

カメの甲羅はあばら骨

【原作者 川崎悟司】

拙著「カメの甲羅はあばら骨」がとうとう映画になってしまいました。「カメの甲羅はあばら骨」は、動物の体を人体で表すとどうなるかを試みた本で、カメ人間をはじめ、ワニ人間、フラミンゴ人間など、異様な動物人間たちが生まれました。

映画ではそんな動物人間たちのそれぞれに個性が加わり、なにげない日常生活が繰り広げられます。彼らは、見た目はアレですが、心は私たちとそんなに変わらないのでは?と感じました。ちょっとインパクトの強い絵ですが、たくさんの方に楽しんでほしいと思います。

キャストについて

清水尋也Xカメ田カメ郎

カメの甲羅はあばら骨

今回「カメの甲羅はあばら骨」の主人公のカメ田カメ郎役に、NHK朝ドラ「おかえりモネ」、映画『東京リベンジャーズ』、劇場アニメ『映画大好きポンポさん』では声優初挑戦ながら主演を務めた清水尋也です。

清水尋也は1999年6月9日に東京都に生まれて、トヨタオフィス、バイツを経て2017年11月6日からオフィス作に所属しています。清水尋也は4つ年上の兄の清水尚弥の主演映画『からっぽ』の試写会で事務所の人間に誘われて演技のレッスンを始めました。最初は恐る恐るだったものの、楽しく充実した日々であったことから芸能界入りを決意しました。きっかけとなった兄との関係については「家であまり仕事の話は恥ずかしいのでしない」「お互いの出ている映画とかはチェックするので、見たときに感想を言い合ったり」と語っています。

清水尋也はこの映画について以下のようにコメントを発表しました。

【清水尋也・コメント】

お話を頂いた際は、「カメ役!?」と思わず聞き返しましたが、役者としてまた1つ貴重な経験をさせて頂けました。斬新な切り口で描かれた原作図鑑と、アニメの融合がまた違う面白さを生み出しています。一風変わった⻘春ストーリー、是非劇場でご覧頂きたいです。

磯村勇斗Xカエル川エル隆

カメの甲羅はあばら骨

この映画でクラスメイトのカエル川エル隆さんはは『東京リベンジャーズ』や『劇場版 きのう何食べた?』など話題作を出演した磯村勇斗が担当します。

磯村勇斗(いそむら はやと )は1992年9月11日に静岡県沼津市に生まれて、彼は中学生の頃に自主制作した映画がきっかけで役者を目指しました。 静岡県立沼津西高等学校在学中、芝居を学ぶために地元の劇団に入り舞台に立ちました。今はいろんな名作を出演した有名な俳優です。

磯村勇斗はこの映画について以下のようにコメントを発表しました。

【磯村勇斗・コメント】

マネージャーさんから「シュールな作品のオファーが来ました」と言われて、読んでみたら本当にシュールで(笑)。発想が面白く、台本には学校生活のあるあるが詰まっていたり、心に響く台詞があったり。声優は初めてでしたが、演じてみたいと思いました。尋也くんと一緒にセッションを楽しめたらいいなと思って収録に臨みました。クセになってしまう作品なので、楽しんで頂けたらと思います。

まとめ

今回の映画は動物図鑑の「カメの甲羅はあばら骨」によって作られて、この本は出版されてからSNS上に大きな話題を呼んでいましたから、もともとファンがたくさんあります。もし本を読むのは嫌いであれば、今回はいいチャンスです。脚本は良くて、俳優たちの演技も優れて、見逃さないで、ぜひ映画館で見てください。

さらに、このジャンルの映画は今まで少ないですから、もし人類や動物の進化歴史に興味があれば、この映画はちょうどいいのです。内容はわかりやすくて、見る価値があると思います。

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