このかつてないほど大量の動画を配信する代表的な動画共有サービスYouTubeやDailymotionなどを誰でも無料で利用できます。動画共有プラットフォームに操作中に喋っている内容とともにパソコンの画面を録画した解説動画をアップロードする利用者が最近増えています。映像をそのままでアップロードしても大丈夫ですが、動画加工ソフトを使って少しでも工夫を施し綺麗な動画を共有した方が視聴者数が圧倒的に増えるでしょう。この記事では画面録画ソフトとDVDFabによる動画加工AIの使用方法をご案内します。

フリー動画キャプチャの後に加工を施す理由 

PC画面録画フリーソフトといってもさまざまなツールが存在します。無料で動画キャプチャをしたいならLinuxがベストです。とはいっても、Windows10の利用者もこの記事を最後まで読んでしまうと操作中のPC画面を無料で録画できるようになります。

キャプチャソフトを使って録画したものをユーチューブなど動画共有プラットフォームにアップロードする前に加工を施したり、画質強化をしたりする利用者もたくさんいます。その理由は、無料録画ソフトを使って制作したコンテンツが安っぽく見えて注意を引かないということです。なので生の材料を絶対処理した方がよく動画加工ソフトを使用することを強くおすすめします。 

録画ソフトでキャプチャした映像をDVDFab動画加工AIで処理

DVDFab動画加工AIの使い方ですが、まずはDVDFabの公式サイトからダウンロードしましょう。そして実行可能なファイルを開いていつものようにインストールします。インストールが完了したら次のう様な管理画面を立ち上がます:

dvdfab-video-enhancer-ai

PC画面を録画して出力された動画ファイルを変換したいなら、それをDVDFabの管理画面の中心にドラッグアンドドロップしましょう。

すると、動画が読み込まれてこのように表示されます:

そして出力動画の解像度、フォーマットや画質とAIモデルが設定できます。解像度を二倍にしたい場合、「解像度200%」と設定し「開始」ボタンを押して動画変換を行いましょう。

動画処理中の表示が次の様になっています:

動画処理にかかる時間がCPUで処理するかグラボで処理するかによって違ったりします。小さい動画を変換する場合、CPUを使って処理しても大丈夫です。

動画変換が完了する後、出力ファイルが「Video Enhancer AI」というフォルダーの下に保存されます。

DVDFab動画加工AIで変換した動画は「ドキュメント」の下に保存され、このファイルを選んで再生できます。

パソコン画面を録画するためのソフト

Linuxで使えるデスクトップ録画ソフトウェア

1.Kazam

Linux派の私はKazamというソフトをよく使っています。Ubuntuで次の3つのコマンドを打ち込んでインストール出来ます:

$ sudo add-apt-repository ppa:sylvain-pineau/kazam
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install kazam

そして、Kazamを立ち上がるとこのような管理画面が表示されます:

英語表記に慣れていない人にとってKazamの操作が厄介そうにみえるかもしれませんが、実際に使ってみると使いやすさに驚きますよ。

画面の全てを取り込みたい場合、「screencast」そして「Fullscreen」を選択して最後に「Capture」ボタンをクリックしましょう。私が余裕を持って録画したいので、録画開始の前に5から0までカウントダウンするように設定します。管理画面の中心にマウスポインターの動き、スピーカとマイクの音を保存したいかどうかを設定するためのチェックボックスもあります。ソフトウェアを無料でインストール出来ることがリナックスの大きなメリットです。

Kazamでデスクトップを録画し終えたい場合、画面の右上にある赤いカメラアイコンを押しましょう。そしてこの画面が表示されます:

とりあえず「Save for later」のままにして、画面キャプチャ動画ファイルをパソコンの中に保存しましょう。

Kazamが動画をフリーでキャプチャして出力ファイルをどの端末でも再生できるMP4形式で書き出してくれますので、間違いなく便利なフリーソフトになっています。デメリットがほとんどありませんが、強いて言うなら機能の少なさがKazamの短所になっています。

2.Free Cam

Free CamはWindows版の非常に人気の高いです。ダウンロードする前にFree Camの公式サイトでメールアドレスを記入する必要がありますが、ダウンロードとインストールがめちゃめちゃ簡単です。

インストール完了後Free Camを立ち上がるとこのようになります:

そして早速動画キャプチャを始めます。終了次第、録画した内容がこのように表示されます:

使いやすさとお金がかからないことがFree Camのおすすめポイントです。メールアドレスの記入があれだったらFree Camの利用はやめましょう。

3.OBSスタジオ

OBSスタジオが高機能かつ使いやすいソフトウェアです。Windows、MacとLinuxにも対応していますので利用者数が非常に多いと言われています。以下はOBSスタジオの公式サイトです:

インストールする際、Visual C++ライブラリも入れる必要があるので少しのハードルを乗り越えないといけないことがOBSスタジオの大きなデメリットだと思います。

とりあえずVisual C++ライブラリをインストールします:

そしてOBSスタジオを起動して、生配信、画面キャプチャ、バーチャルカメラを使用という選択項目が表示されます。

そしてOBSスタジオを正しく設定し画面キャプチャを開始します。

まとめ

動画共有プラットフォームの普及でコンテンツ制作の分野も進化し続けています。解説動画を作成する際に画面キャプチャソフトと人工知能技術の基盤で動画変換を行うDVDFabの組み合わせが大いに助けてくれますので、注目されるコンテンツを作りたいなら是非是非ご活用しましょう。