mp3Directcutの機能と使い方と評価をご紹介
要約: MP3を編集するソフトは数多くありますが、この記事では無料の音声編集ソフトのひとつ「Mp3Directcut」の特徴や使い方を説明するとともに、音声と動画の両方を編集できる多機能ソフトDVDFab Toolkitの30日間無料体験版も紹介いただきます。
1.mp3Directcutの機能と使い方と評価
1-1.mp3Directcutとは?
「mp3Directcutって一体どんなものなの?」
「mp3Directcutって名前は何となく聞いたことがあるけどどんなものかいまいちよくわからない。」
mp3Directcutを使ったことが無い方は、一体どんなソフトなのかよくわからない方も多いかと思います。そんな方のために、まずはmp3Directcutが一体どんなソフトなのかを説明していきます。
「mp3Directcut」とは、mp3形式の音声ファイルに特化しているフリーの音声編集ソフトでWindowsに対応しています。MP3の音声を再エンコードしないで指定した部分を切り出したり削除したりできる手軽さが特徴です。
会社のミーティング等で、ポータブルのボイスレコーダーで録音したMP3ファイルを編集して必要な部分のみ抜き出すような時に非常に便利です。
また、一つのファイルをポイント指定した箇所で複数に分割することもできるから、ライブやコンサートなどの録音を曲ごとに分割する時にも重宝します。
1-2.mp3Directcutにいったいどんな機能があるのか
ここまで読んだ方は、mp3Directcutがどんなものかご理解いただけたのではないでしょうか。「具体的にどんな機能があるのかもっと詳しく知りたい」という方もいらっしゃるかと思いますので、ここからはmp3Directcutにどのような機能があるのかを紹介していきます。
mp3Directcutの機能① 基本の編集機能
音声ファイルが波形表示され、カーソルで編集したい部分を選択っして「カット」「コピー」等の編集を行うことができます。レコーダーなどの録音機器で収録した楽曲や音声の一部を切り抜いて使ったり、ライブ演奏のファイルを曲ごとに分割したりすることができます。音声ファイルは解凍せずに直接編集できので、保存時に再エンコードする必要が無い為、音質を劣化させないのが大きな特徴です。
mp3Directcutの機能② 無音区間の検出
音声ファイルの無音部分を自動的に検知する機能があります。これを利用することで、曲と曲の間の無音区間でファイルを分割し、複数のファイルをひとまとめに保存することが可能。何曲もあるアルバムやライブ演奏を曲ごとに整理してまとめることが簡単にできるので重宝する機能です。
mp3Directcutの機能③ 音量調節機能
曲ごとにファイルを分割したり、切ったり貼ったりのような基本的な編集以外にも音量調節機能を複数備えているのも「mp3Directcut」の大きな魅力です。「ノーマライズ」機能でボリュームが小さく聞こえにくい音源を全体的、または部分的に音量を上げて聞き取りやすくできます。また、「フェードイン・フェードアウト」機能も備えており、音量を徐々に大きくしたり、小さくしたりもできます。「1曲目をフェードアウトで徐々に小さくして2曲目をフェードインで徐々に大きくして自然に繋がるようにする」等、曲と曲の間を思い描くままに繋ぐことができるので非常に便利です。
mp3Directcutの機能④ MP3ファイルの対応に特化
「mp3Directcut」はMP3の対応に特化した音声編集ファイルです。その他のファイルに対応していない分、操作する項目が少なく、シンプルで使いやすいというのがメリットです。
ただし、裏を返せば、他の音声ファイルには対応していないということなので、MP3以外でよく使われるファイル形式であるWAVやAIFF等の編集をしたい場合は、他のアプリケーションを用意する必要があります。
また、ホールで演奏しているような残響効果をもたらす「リバーブ」、入力され音をやまびこのように繰り返す「ディレイ」などのサウンドエフェクトをかける機能も持っていません。編集で音声にエフェクトをかけたい場合も他の音声編集ソフトを用意する必要があるので、「mp3Directcut」をお使いになる場合はその点に注意してください。
1-3.mp3Directcutの使い方
ここまで読んで頂いた方は、「mp3Directcut」がどんなソフトでどんな機能を持っているのか、おわかり頂けたと思います。ここからはそんな便利な音声編集ソフト「mp3Directcut」の使い方を解説していきます。しっかり把握して、お持ちのMP3を自由自在に編集できるようにしましょう。
1.ソフトをダウンロードする。
まずはhttp://www.mpx.net/software/download/mp3directcut.html等のダウンロードサイトから「mp3Directcut」をダウンロードし、PCにインストールしましょう。
2.起動時の表示で「OK」を選択する。
ソフトを起動すると初めにライセンス情報が表示されるので「OK」をクリックしましょう。
3.言語選択で「Japanese」を選択してメニュー表示を日本語化する。
設定を進めると「言語を選択してください」という意味の英語「Please select language」が表示されます。初期設定で「English」となっているプルダウンをクリックすると、選択可能な言語の一覧が表示されるので、その中から「Japanese(日本語の意味)」を選択しましょう。選択したら「Use and Restart」と表示されているボタンをマウスで選択すると日本語表示でソフトが再起動します。
4.編集するファイルを読み込む。
画面右上のフォルダ型のアイコンをクリックしてファイルを選択するか、画面中央に編集したいファイルをドラッグ&ドロップすることで、まずはファイルを読み込みます。すると、注意事項が表示されるので内容を確認してから「OK」ボタンをクリックして下さい。「このメッセージを再度表示しない」というメッセージ横にチェックマークを入れると、今後注意メッセージが表示されなくなるので、メッセージを表示したくない場合はチェックを入れましょう。
5.音楽を再生したり、スライドバーで位置を指定したりして、編集する場所に移動します。
6.下記の編集ツールを使って、基本的な編集を行う。
主な編集ツールは下記の4つでウィンドウの下部にアイコンが表示されています。こちらを使って編集を施します。
【編集機能】
・カットする(選択した部分でファイルをカットします。)
・編集部位の目印をつける(どこを編集しているかわかりやすくするために目印をつけます。水色の点線で表示されます。)
・開始位置指定(選択範囲の開始位置を指定できます。)
・終了位置指定(選択範囲の終了位置を指定できます。)
7.オーディオ機能を使って編集した部位を確認する。
編集した部分、編集予定の部分は下記の豊富なオーディオ機能を使うことで音声を確認できます。
【オーディオ機能】
・ループ(選択した部分を繰り返しループで再生する。)
・選択した部位をカットしたと想定して、選択部の前後を繋いで再生する。
・選択した部分の開始位置までを再生する。
・選択した部位を開始位置として再生する。
・選択部分を終了位置として再生する。
・選択部位の終了位置を開始地点として再生する。
・巻き戻す
・停止(再生、録音共通)
・カーソル位置から再生する。
・再生している音源を新規ファイルとして録音する。
8.音声ファイルから一部分を切り出す。
音声ファイルから一部分を切り出したい場合は、まず編集機能で開始位置と終了位置を指定します。その後画面上部の「編集(E)」タブをクリックされると表示されるメニューの「トリミング」をクリックして下さい。すると、選択した部位のみが切り出されます。
9.音声ファイルにフェードイン・フェードアウトを適用する。
フェードイン(徐々に音が大きくなる)・フェードアウト(徐々に音が小さくなる)機能を使いたい場合は、まずは編集機能で開始位置と終了位置を指定します。その後、画面上部の編集タブをクリックするとメニューが表示されるのでその中の「ゲイン」を選択すると「選択部位の音量を相対的に変更」というウィンドウが表示されます。「フェードイン」か「フェードアウト」のどちらか適用したい方を選択してから、最小音量を表す最小ゲインの数値を設定して「OK」を選択すると「フェードイン」または「フェードアウト」の処理が適用されます。
1-4.音声編集ソフトとして「mp3Directcut」をどのように評価するか?
「mp3Directcut」は、MP3に特化しているから、作りがシンプルで音声編集ソフトを初めて使う方にはとても使いやすいソフトです。初心者の方はまず「mp3Directcut」を使ってみることをおすすめします。
しかし、最低限の機能しかないというのはデメリットでもあります。音声編集ソフトを使い慣れてくると「音声にエフェクトをかけたい」とか「MP3以外の形式のファイルも編集したい」と思い始める為、人によっては物足りなさを感じるでしょう。
2.より高機能な音声編集ソフトをお探しの方におすすめのソフト「DVDFab Toolkit」
「mp3Directcut」の機能では物足りなくなった方、高機能な音声編集ソフトを使いたいという方におすすめなの「DVDFab Toolkit」です。どんな点がおすすめなのか具体的に説明いたします。
特徴
- MP3以外の形式の音声ファイルも編集できる
「DVDFab Toolkit」は「mp3Directcut」と違いMP3以外の様々な音声ファイルに対応している編集ソフトです。WAV、FLAC、AC3、M4A、AAC等、現在主流の音声ファイルの入力にも出力にも対応しています。
- 処理速度が速い
「DVD Fab Toolkit」はパワフルな処理エンジンを搭載しているソフト。音声ファイルを大量にトリミングするような重たい処理も、瞬時にこなせるほど処理スピードが速いのが特徴です。
- 音声ファイルだけでなく動画ファイルの編集も可能
「DVDFab Toolkit」は優れた音声編集機能だけでなく、動画の編集も行うことができるソフトです。音声だけでなく動画の編集もしたいという方にはまさにうってつけの編集ソフトと言えるでしょう。
- 安心の「日本語化」対応
言語設定で「日本語」を選ぶことで、日本語で安心して使用することができます。
それとも、DVDFab Toolkitの使い方もすごく簡単です。30日間の無料体験が可能なので、遠慮なく使いましょう。
「DVDFab Toolkit」使い方
これから、「DVDFab Toolkit」の使い方をご紹介いたします。以下のボタンをクリックして、DVDFab Toolkitを無料体験しましょう!
- DVDFab Toolkitを起動し、特定のツールを選択してください。例えば、「オーディオ抽出」を選択します。
- そのツールをクリックして起動し、オーディオファイルをインターフェイスにドラッグします。
- お好みに応じてパラメーターを設定して、startを押します。
これは、ビデオ、オーディオ、および画像編集のニーズを満たすことができる非常に魅力的な製品です。
一番お得
なお、購入する場合はVideo Cruise、Toolkitおよび動画変換3つの製品を含むスリーインワンパッケージ製品であるDVDFab 動画変換 Proを購入することをお勧めします。
DVDFab 動画変換 Proは動画をあらゆる形式に変換し、クリエイティブなムービーを制作、自由自在に動画編集ができる。4Kビデオ、8Kビデオ、HDビデオのすべてに対応します。
フィルタ、トランジション、ビデオに追加されたオーバーレイ、グリーンスクリーンカット、オーディオとテキストの変換などの強化されたビデオ編集機能。個別に使用できる20以上のビデオおよびオーディオ編集ツールを提供します。
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まとめ
初心者向けの無料音声編集ソフトとしては「mp3Directcut」は優れていますが、使い慣れてくるうちに物足りなさを感じるかと思います。そんな時は、「DVD Fab Toolkit」を使ってみて下さい。有料ソフトではありますが、30日間の無料体験が可能なので、まずは一度試してみることをおすすめします。