Oggとは？oggファイルの再生の仕方とMP3変換ツールのおすすめ3選！

oggは一般的にはあまり知られていない拡張子ですが、非可逆圧縮ファイルの1つです。MP3よりも音質に優れ、ライセンスフリーなことからパソコンゲームなどで使用されることが多い拡張子です。この記事では、oggファイルの特徴や再生方法、おすすめの変換ツールを3選ご紹介していきます。MP3との違いを知りたい人やおすすめの変換ツールを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

oggはどんな拡張子

ogg(Ogg Vorbis)は非可逆圧縮音声ファイルの1つで、オッジやオッグと呼ばれています。MP3形式のライセンス権に関する問題を避けるために開発された音声圧縮方式です。人間の可聴域は、およそ20Hz~20,000Hzだと言われています。非可逆圧縮ファイルは、その可聴域以外のデータを圧縮することにより、非圧縮形式や可逆圧縮形式よりもファイルの容量を小さくします。また、oggファイルはライセンス制限が厳しくないことも特徴です。しかし、Windows10やMacでサポートされていないため、再生するためには他の手段を考える必要があります。

また、oggはコンテナフォーマットであり、vorbis（ボルビス）というコーデックと合わせて音声ファイルとして利用されています。拡張子は音声だと「.oga」、動画だと「.ogv」が採用されており、共通の拡張子が.oggになります。現在は「.ogx」に変更されましたが、現在でも互換性のために.oggを利用することは可能です。

MP3との違い

MP3は、非常によく使われている非可逆圧縮ファイルです。一方のoggは有名な拡張子ではありませんが、MP3よりも良い音で再生ができます。MP3ファイルを配布する場合はライセンス料金を払わなければいけませんが、oggファイルならライセンス料金を支払う必要がありません。そのため、パソコンゲームで使われることが多いファイルとなっています。

oggファイルの特徴

• 非圧縮ファイルよりも軽いファイルとして保存できる
• ライセンスフリーなのでパソコンゲームに使われることが多い
• ギャップレス再生に対応している
• 非可逆圧縮なので、圧縮する前の音声を完全に再現することはできない
• MP3と同じビットレートならoggの方が音質に優れている

このように、oggファイルには5つの特徴があります。非可逆圧縮ファイルなので、元のデータに戻すことはできませんが、圧縮されるのは人間の耳に聴こえる20Hz~20,000Hz以外のデータです。そのため、ファイルをあまり劣化させずに軽い状態で保存できるのが特徴です。また、同じビットレートならMP3よりも音質に優れています。

oggの再生手段

次に、oggファイルの再生方法をいくつかご紹介していきますしょう。oggファイルは、標準ではWindows10やMacに対応していないため、再生しようと思ってもできないことがあります。そのため、アプリやブラウザを利用して再生しなければなりません。oggファイルの再生方法にはどのような方法があるのか、方法別に順番に解説していきましょう。

ブラウザを利用する

oggファイルを再生したいだけであれば、Google ChromeもしくはFirefoxを使って再生するのがおすすめです。ChromeとFirefoxは、oggファイルをサポートしているブラウザだからです。そのため、ブラウザにoggファイルをドラッグアンドドロップすることでoggファイルを再生可能となっています。非常に簡単な再生方法で便利です。

Grooveミュージックを利用する

Windows10を利用している場合は、Grooveミュージックを利用するのもおすすめです。Windows10にはGrooveミュージックという音楽アプリが標準搭載されています。MicrosoftのWeb メディア拡張機能をインストールすることで、oggファイルを再生できるようになります。Windows10を利用している人におすすめの方法です。

Web メディア拡張機能のインストール先はこちらです。無料【入手】と書かれているリンクをクリックするとインストールできます。インストールしたら再起動してoggファイルが再生できるか試してみてください。

アプリを利用する

アプリを利用することでも、oggファイルを再生できるようになります。MC Media Center10 Previewは、Windows10に対応しているアプリで音声や動画の再生が可能です。無料で利用できますが広告が表示されてしまうので、心配な人はリンク先のサイトに飛ばないように注意が必要です。広告が苦手な人は他の方法を利用することを推奨します。

Windows Media Player を利用する

Windows Media Player を利用してoggファイルを再生したい場合は、こちらのサイトからoggのインストーラーをダウンロードしてください。ダウンロードすると利用規約が表示されるため、ユーザーアカウント制御で「はい」をクリックします。インストーラーダイアログでは「I Agree」をクリックしてください。

インストールが完了したら、Windows Media Playerにoggファイルをドラッグアンドドロップしてみてください。oggファイルがWindows Media Playerで再生できるようになります。ファイルメニューの「開く」からファイルを選択して再生も可能です。oggファイルを再生するかダイアログが表示された場合は、「OK」をクリックしてください。

変換ツールおすすめ3選

MP3よりも良い音質でファイルを軽く保存したい場合やライセンス料金を支払わずに非可逆圧縮ファイルを配布したい場合に便利なのが、変換ツールです。変換ツールを使用することで、MP3などの拡張子からoggへと簡単にファイルを変換することができます。そこで、おすすめの変換ツールを3選紹介します。参考に目を通してみてください。

おすすめ①【Convertio】

Convertioは、MP3ファイルをoggファイルに変換できるオンラインサイトです。無料で利用できるコンバーターで、100MBまでのファイルをアップロードすることができます。設定を変更することで、オーディオチャンネルや周波数を任意の設定に変えられます。利用者からの評価も高く、初心者でも使いやすいコンバーターとなっています。

Convertioの使い方は至ってシンプルです。oggファイルに変換したいMP3ファイルを選択し、「oggへ」をクリックしてください。すると、すぐにファイルが変換されてoggファイルをダウンロードできるようになります。細かく変換を指定したい場合には、オーディオチャンネル、周波数、トリミング範囲、音量、コーデックを高度な設定から変更可能です。

おすすめ②【Online Audio Converter】

Online Audio Converterは、オーディオコンバーターオンラインサイトです。300種類以上のファイルフォーマットの変換に対応しており、音声だけでなく動画フォーマットも変換可能です。動画ファイルからの音声抽出や複数ファイルの一括変換などが無料で行えるようになっています。また、タグのサポートや高度な設定にも対応しています。

Online Audio Converterの使い方は、ファイルを開いて変換したい拡張子と品質を選択して変換するだけです。品質は、エコノミー・標準・高品質・最高品質の4段階で設定できます。詳細設定を開くと、ビットレート・サンプルレート・チャンネル数も変えられるようになります。また、フェードイン・フェードアウト・リバースさせることも可能です。

おすすめ③【DVDFab Toolkit】

DVDFab Toolkit は、画像処理やオーディオ変換などあらゆる機能が搭載されているツールキットです。oggファイルの一括変換や音声・動画編集、画像加工といった様々な変換・編集が可能です。ビデオの変換・動画トリミング・再生速度の変更・ビデオのクロップ・オーディオ変換・音量調整・ノイズ除去などができます。

DVDFab Toolkitは、簡単な手順で操作できます。まずはソフトを起動してツールを選択し、ファイルをインターフェイスにドラッグしてください。あとは任意で設定を変更すると変換や編集が完了です。複数のファイルを選択することで、ファイルの一括変換も行えます。また、DVDFab Toolkit はWindows 11/10/8.1/8/7に対応しています。

ファイルが少ない場合はConvertio、複数のファイルを変換したい場合にはOnline Audio ConverterもしくはDVDFab Toolkitの利用がおすすめです。画像加工や動画編集もしながらファイルを変換したいなら、DVDFab Toolkitを利用すると効率が上がります。状況に合わせて使い分けてみてください。オールマイティに使いたいならDVDFab Toolkit一択です。

Toolkitは30日間の無料お試し期間ですべての機能を無料で体験できます。試用期限が切れたら購入かどうかを決めればいい。

もし、購入する気があれば、セット製品を購入したほうが得になると思います。

Toolkit単品の無料版価格は10029円ですが、DVDFab動画変換ProはVideo EditorとToolkitと動画変換3つのツールからなり、期間限定30％OFF、つまり7020円（セールでなら6519円可能）で手に入れます。セット製品は単品より多くの製品を有する上に価格が安いから、大変おすすめです。ちなみに、Video Editorと動画変換も素晴らしい動画編集/変換ソフトです。

次のボタンをクリックして、それぞれDVDFab動画変換Pro/Toolkitを無料ダウンロード、35％OFFで購入してください。

oggは、非可逆圧縮ファイルの1つです。非可逆圧縮ファイルで有名な拡張子にはMP3がありますが、oggファイルはMP3のデメリットを補うことができる点が優れています。MP3は音声ファイル配布時にライセンス料金がかかりますが、oggはライセンス料金がかかりません。また、同ビットレートならMP3よりもoggの方が音質が優れています。

しかし、oggファイルはWindowsやMacで標準ではサポートされていません。そのため、再生するにはアプリやブラウザを利用する必要があります。簡単なのはChromeもしくはFirefoxでの再生です。Windows10を利用している場合には、Grooveミュージックを利用してoggファイルを再生するのもおすすめです。

OGGファイルをMP3ファイルに変換する方法

ToolkitでOGGファイルをMP3に変換する手順

1.次のボタンをクリックしてToolkitを無料ダウンロードします。

2.起動して「オーデイオツール」＞「変換」をクリックして、「＋」を押してOGGファイルを読み込みます。

3.次は出力フォーマットをMP3にし、必要に応じてコーデックなど設定してもよい。左下で出力先を指定して右下の「start」を押します、

windowsとMacでOGGファイルをMP3に変換する方法

音声ファイルのフォーマットをOggからMP3に変換する方法
OggからMP3に変換するには、音声変換ツールが必要です。DVDFab 動画変換は、Ogg MP3変換を含めて、お手元の音声ファイルをよく使われているMP3、AAC、M4A、Flacなどの音声フォーマットに簡単に変換できる使いやすい音声変換ソフトです。変換する前に、出力音声ファイルのサンプルレート、ビットレート、チャネル、分割、ボリュームなどを自由に設定することができます。また音声変換以外、動画変換、動画編集、動画から音声を抽出する機能も備えています。

ステップ 1: DVDFab 動画変換をダウンロードしてパソコンにインストールします。

以下のボタンをクリックして、DVDFab 動画変換をダウンロードして、お使いのPCにインストールします。  

ステップ 2: DVDFab 動画変換を起動して、上側から「変換」タブを選択して、「＋」をクリックして、OGGオーディオソースを追加します。

ステップ 3: OGGファイルを読み込んだ後、「出力」のところでドロップダウンリストから「他のプロファイルを選択」をクリックして、「フォーマット」＞「オーディオ」＞「一般」からMP3を出力形式として選択します。レンチのアイコンをクリックして、「詳細設定」画面で、出力MP3のサンプルレート、ビットレート、チャンネルなどを設定することができます。

ステップ 4: 保存先を選択してから、OGG MP3変換を始めます。
最後に、画面下部のフォルダーをクリックして、必要に応じて出力先を変更し、「開始」ボタンを押して、OGG MP3変換変換プロセスを開始します。

まとめ

この記事では、Oggとは、OggとMP3の違い、OggをMP3に変換する方法についてご紹介しました。そして、他の拡張子からoggに拡張子を変換したい場合には、コンバーターを使いましょう。紹介したような変換ツールが便利です。一括変換したい場合や画像処理・動画編集もしたい場合には、オンラインサイトを利用するよりもDVDFab Toolkitを利用した方が効率が良いです。

一方、DVDFab 動画変換は、音声の変換だけでなく、動画を別のフォーマットあるいは特定のデバイスで再生可能な動画形式に変換したり、動画から音声のみを抽出したりすることもできます。この記事を参考にして、oggファイルの再生・変換をしてみてください。