従来のBlu-rayプレーヤーでは4K Ultra HD Blu-rayは再生できない?

現在、最も新しい規格とされているのが4K Ultra HD Blu-rayです。4K Ultra HD Blu-rayは従来のBlu-rayの後継とされている光ディスク規格であり、解像度がフルHDの4倍、さらにHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応することから魅力的に感じる方も多いでしょう。しかし、4K Ultra HD Blu-rayを実際に入手したとしても再生できないといった声もあります。

4k ultra hd blu-ray 再生できない

4K Ultra HD Blu-rayは、現在最高規格とされるほどのフォーマットで、映像本来の明るさとコントラスト、鮮やかな色彩を表現することが可能となっています。解像度・色域・輝度それぞれが進化しているので、よりリアルに近い質感や映像を表現できる規格です。また、従来のBlu-rayと比較した時に約4倍以上の解像度を体感できます。

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しかし、Blu-rayよりも新しいメディアファイルであることから、4K Ultra HD Blu-rayに対応した再生環境を必要とします。現時点で4K Ultra HD Blu-rayはそこまで普及しないことから、再生するためには4K Ultra HD Blu-ray専門のプレーヤーを利用しなければなりません。従来のBlu-rayプレーヤーで4K Ultra HD Blu-rayは再生できないのです。

パソコンでも4K Ultra HD Blu-rayは再生できない?

パソコンのUHD Blu-rayドライブを利用して4K Ultra HD Blu-rayを再生できないかと考える方も少なくありませんが、ドライブを有していても4K Ultra HD Blu-rayは再生できません。このUHD Blu-ray ドライブのファームウェアには互換性がなく、4K Ultra HD Blu-rayを読み取れないようになっています。

また、パソコンで再生するためには読み取れる光学ドライブ以外にもチップが重要とされています。2015年にリリースされたIntelCoreプロセッサである「skylake」以降で採用されていたデータ保護技術Intel SGXが大きく関係しており、このIntel SGXはDRMで保護されているUltra HD Blu-rayの再生に利用されています。

そのため、Ultra HD Blu-rayをパソコンで再生するためにはIntel SGXに対応したスペックが必須とされてきました。しかし、Intel SGXがRocket Lake-Sで非推奨技術とされ、さらに2021年10月に登場した第12世代のCoreプロセッサであるAlder Lakeでも非推奨技術になっています。

Intel SGXが非推奨となり機能が削除されたことで最新のOSとドライバーとの互換性がなくなり、UHD ブルーレイの再生自体が不可能になったのです。元々パソコンでの再生環境はシビアなものとなっていましたが、Intel SGXが非推奨技術とされてしまったことで、よりその環境は厳しくなったと言えます。

では、4K Ultra HD Blu-rayを再生するためにはどうしたら良いのでしょうか?ここからは、4K Ultra HD Blu-rayを再生するための方法を3つご紹介していきます。

4K Ultra HD Blu-rayの再生方法1:4K Ultra HD Blu-ray専用のプレーヤーに変更する

3.1 パソコンで再生するためのおすすめソフトウェア

そもそも4K Ultra HD Blu-rayを再生するためには、対応するドライブや再生するための専用ソフトウェアが必要となります。テレビで再生する場合でも、専用のプレーヤーと4K解像度とHDRに対応したテレビを用意しなくてはなりません。そこで4K Ultra HD Blu-rayをパソコンで再生するためのソフトウェアと、テレビで再生するためのおすすめプレーヤーをそれぞれご紹介していきます。

・PowerDVD

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PowerDVDは、様々なメディアファイルに対応したオールインワン動画再生ソフトです。Blu-rayはもちろん、4K HDRや8K、DVD、音楽、動画などに対応しています。

ただし、4K Ultra HD Blu-ray を再生するにはPowerDVD 21 UltraかPowerDVD 365でしか対応しておらず、PowerDVD 21 Standard/Proは再生できないので注意してください。何を使うかによって4K Ultra HD Blu-rayが再生できるのかが異なります。

・Leawo Blu-ray Player

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Leawo Blu-ray Playerは、WindowsとMacに対応した4K Ultra HD Blu-ray再生ソフトウェアです。Blu-rayディスクの他にも、Blu-rayフォルダ、ISOイメージファイル、DVD、動画まで様々なメディアの再生にも対応しています。

テレビで再生するためのおすすめプレーヤー

・パナソニックDP-UB9000(Japan Limited)

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2018年12月7日に登場したパナソニックDP-UB9000は、高画質、高音質を追求するUltra HD Blu-rayに対応したプレーヤーです。映像と音質、どちらにもこだわりたい方におすすめのプレーヤーです。

・パイオニア UDP-LX500

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2018年9月下旬に登場したパイオニアのUDP-LX500は、Ultra HD Blu-rayに対応したユニバーサルディスクプレーヤーです。これまで登場していたモデルに比べて、筐体の制振性や静音性を高めているだけでなく、低ノイズ化を実現しているモデルとなっています。

4K Ultra HD Blu-rayを再生するためには、このように専用のソフトウェアやドライブ、プレーヤーなどが必須となってきます。しかし、すべて揃えるとかなりの金額になってしまいます。

4K Ultra HD Blu-rayの再生方法2:DVDFab UHD ブルーレイ変換で標準式のBlu-rayに変換する

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4K Ultra HD Blu-rayを再生するためには、再生環境を整える必要があります。しかし、環境を整えるためにはそれだけ高価なプレーヤーやドライブ、ソフトウェアが必要となるので、そこまでして環境を整えようと考える人も少ないです。

従来のBlu-rayプレーヤーを使って4K Ultra HD Blu-rayを見られるのであれば、費用もそこまでかからずに済みます。従来のBlu-rayプレーヤーで4K Ultra HD Blu-rayを見るためには、「DVDFab UHD ブルーレイ変換」を用いて標準式のBlu-rayに変換するのがおすすめです。

4k ultra hd blu-ray 再生できない DVDFab UHD ブルーレイ変換では、4K Ultra HD Blu-rayを1080pBlu-rayフォーマットへの変換・縮小が可能となっています。

Blu-rayそのものの仕様に従って変換・縮小処理をしていることから、出力したファイルであればBlu-ray再生プレーヤーやパソコンのメディアプレーヤーにも高い互換性を発揮します。変換・縮小することで、通常であれば音質や画質が低下してしまいますが、4K Ultra HD Blu-rayの持つ高精細音声をそのまま出力し保存できることから、高い音質や画質を維持したままにできます。

DVDFab UHD ブルーレイ変換を利用するためには、まずDVDFab 64bit版をダウンロードおよびインストールしてください。DVDFab 64 bit版にはUHD ブルーレイ変換モジュールがついているので、必ず、DVDFab の正しいバージョンかどうか確認してからインストールすることが大切です。下記のボタンを押して、最大30日間で無料で体験資格を取りましょう!

インストールが完了したらDVDFabを起動して、コピーモジュールへ移動します。大きめの「+」アイコンを押して4K Ultra HD Blu-rayソースを復元したら、コピーモジュールスイッチャーをクリックしてモードを切り替えてください。

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その後、タイトルや音声トラック、字幕、出力サイズ、出力先などのメニューテンプレートを選択します。

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そして右下の「開始」ボタンを押してUltra HD Blu-ray 変換を開始します。

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シンプルかつ見やすいインターフェースとなっているので、パソコンに不慣れな人や初心者でも問題なく使えるでしょう。

4K Ultra HD Blu-rayの再生方法3:PlayerFab Ultra HD プレーヤーで4K Ultra HD Blu-rayを再生する

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4K Ultra HD Blu-rayを再生するためには専用の環境を整えなければなりませんが、対応したソフトも重要となります。

PlayerFab Ultra HD プレーヤー
PlayerFab Ultra HD プレーヤーは、4K Ultra HD Blu-rayだけでなくBlu-ray、DVD,ISOイメージファイル、各動画、音楽フォーマットに対応したソフトです。

市販されているBlu-rayや4K Ultra HD Blu-ray、DVDなどに付いている特定のリージョンでしか再生できない制限を解除して、正常かつ自由に再生できます。また、ローカルメディアライブラリに取り込むことでバックアップを取っておくことも可能です。

操作方法も非常に簡単で、ワンクリックだけでDVDやBlu-rayディスクを光学ドライブからローカルメディアライブラリへインポートできます。さらに、また再生したい時には保存したISOファイルを再生すればいいだけです。

購入しなければなりませんが、初めて利用する際には無料期間も設けられているので自分の使い方に合っているのか、また使いたい機能なのかを確かめてから購入できるのも1つの魅力です。

更に現在では、4K Ultra HD Blu-ray、DVDからNetflix、Huluなどのストリーミングサービスのビデオまで全ての試聴ソースを画質無損失で再生できる超実用的なプレーヤーバンドルーーPlayFab オールインワンが、期限限定のセールをキャンペン中です!    今すぐ購入  

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まとめ

今回は、4K Ultra HD Blu-rayが再生できない原因と対策をご紹介してきました。新しい4K Ultra HD Blu-rayは映像だけでなく音質も非常に高い形式とはなるものの、これまでのBlu-rayやDVDとは異なり、再生するためには専用の環境を整える必要があります。よりリアルな映像や質感を楽しめる形式ですが、見るためのハードルが高いデメリットもあります。

4K Ultra HD Blu-rayを簡単に楽しむために、今回最後にご紹介したPlayerFab Ultra HD プレーヤーは非常におすすめです。プレーヤーとして高い機能を持っているので、音質・画質をそのままに4K Ultra HD Blu-rayを楽しめるでしょう。無料期間も設けられているので、まだ試したことがない方はぜひ一度試してみてください。