DVD ShrinkでDVDをISOファイルとして保存する方法

ポイント

自作DVDや権利者の許可がある素材など、適法に扱えるディスクを対象にしてください。DVD Shrinkのダウンロード、日本語版、インストール、Windows 10/11での基本設定は本記事では扱わず、ISO作成と書き込みに必要な操作だけを説明します。

DVD ShrinkでDVDをISOファイルにする方法

まず、DVD ShrinkでDVDをISOイメージとして保存します。ISOをそのまま保存したい場合とDVD-5向けに圧縮したい場合で圧縮設定が変わるため、Step2で目的に合う設定を確認してください。

Step1
DVDをドライブに入れ、DVD Shrinkで「ディスクを開く」を選択する

ISO化したいDVDをパソコンの光学ドライブに挿入し、DVD Shrinkを起動します。上部メニューから「ディスクを開く」を選び、対象ドライブを指定してDVDを読み込みます。

DVD Shrinkでディスクを開いてDVDを読み込む

Step2
「フルディスク」を選び、ISOに保存する内容と圧縮設定を確認する

DVD全体を保存する場合は「フルディスク」を選択します。元の内容をできるだけそのままISO化したい場合は圧縮設定を「非圧縮」にし、DVD-5サイズへ収めたい場合は「自動」など、目的に合う圧縮設定を選びます。不要な音声や字幕を外す場合も、この画面で内容を確認してからバックアップへ進みます。

DVD Shrinkでフルディスクと圧縮設定を確認する

Step3
「バックアップ」から出力先に「ISOイメージファイル」を指定する

上部の「バックアップ」をクリックし、出力先デバイスで「ISOイメージファイル」を選択します。保存先とファイル名を指定して「OK」をクリックするとISO作成が始まります。完了後は、指定した保存先にISOファイルが生成されていることを確認してください。

DVD Shrinkのバックアップ画面でISOイメージファイルを選択する

DVD ShrinkでISOが作成できないときの確認ポイント

DVD ShrinkでISOを作成できない場合は、原因を「DVDを読み込めない」「処理が途中で止まる」「ISOは完成したが開けない」の3段階に分けると切り分けやすくなります。DVD Shrinkは開発終了済みのため、新しい保護方式や一部のディスク構造には対応できませんが、ディスクの傷やドライブ側の読み取り不良など、ソフト以外が原因の場合もあります。

DVD ShrinkでISOを作成できない場合の確認ポイント

DVD ShrinkでDVDを読み込めない

最初の解析段階でDVDを開けない場合は、ディスク表面の傷や汚れ、光学ドライブの読み取り状態、DVDの構造、DVD Shrinkが対応していない保護方式などを確認します。「2005年以降に発売されたDVDは一律に使えない」という区切りではなく、実際のディスク状態と構造によって結果が変わります。

まずディスクを清掃し、可能であれば別のドライブや別の保護されていないDVDで読み込みを試してください。別のDVDは正常に開けるのに特定のディスクだけ失敗する場合は、そのディスク側の状態やDVD Shrinkの対応範囲を疑います。

DVD ShrinkのISO作成が途中で止まる・終わらない

解析は始まるものの進行が止まる場合は、読み取りエラーやディスクの傷、ドライブとの相性、保存先の空き容量などを確認します。長時間進捗が変わらない場合はいったん処理を中止し、ディスク表面を確認したうえで別のDVDでも同じ症状が出るか試すと原因を切り分けやすくなります。

保存先の空き容量も確認してください。ISOはDVDの内容を1つのイメージファイルとして保存するため、出力先には元ディスクの内容に応じた十分な空き容量が必要です。

DVD Shrinkで作成したISOを開けない・再生できない

ISOファイルが完成していても、使用するプレーヤーがDVD ISOの直接再生に対応していないと開けないことがあります。まずISOのファイルサイズが不自然に小さくないかを確認し、DVD ISOを開けるプレーヤーやOSのマウント機能など、別の環境でも確認してください。

作成時に読み取りエラーが出ていた場合は、ISO自体が不完全な可能性もあります。その場合は元DVDの状態を確認して再作成します。ISO作成中に別の作業をしただけで「仮想ドライブになってデータが破損する」ということはないため、再生できない場合はファイルの完成状態と再生環境を分けて確認するのがポイントです。

DVD Shrinkで作成したISOをDVDに焼く方法

DVD ShrinkでISOを作成した後、空のDVDへ書き込むにはライティングソフトを使います。DVD Shrink本体だけで書き込みを完結させるのではなく、現在もISO書き込み手順が公開されているImgBurnを使う方法が分かりやすいです。

ImgBurnでDVD ShrinkのISOをDVDに書き込む

Step1
ImgBurnを起動し「Write image file to disc」を選択する

ImgBurnを起動したら、Ez-Mode Pickerの「Write image file to disc」を選択します。メニューから操作する場合は「Mode」→「Write」でも同じ書き込みモードを開けます。

Step2
空のDVDをドライブに入れ、DVD Shrinkで作成したISOを選択する

書き込み可能な空のDVDをドライブに入れ、SourceでDVD Shrinkから出力したISOファイルを指定します。ISOの容量が使用するディスクに収まることも確認してください。

Step3
書き込み先ドライブと速度を確認してWriteを実行する

Destinationで書き込み先ドライブを確認し、使用するメディアとドライブが対応している書き込み速度を選びます。最高速で不安定になる場合は対応速度の範囲内で一段階下げるなど、安定して書き込める設定を選びます。書き込み速度を変えても動画そのものを再エンコードするわけではないため、画質が直接変化するわけではありません。

Step4
書き込み完了後にVerifyでエラーがないか確認する

Writeを開始し、処理が完了したらVerifyまで行って読み取りエラーがないか確認します。家庭用DVDプレーヤーで使う場合は、最後に実機でも再生確認しておくと安心です。

参考:旧環境でDVD Decrypterを使ってISOを書き込む場合

既にDVD Decrypterを導入している旧環境では、ISOを選択して書き込み先ドライブを指定し、書き込みを開始する方法もあります。ただし、これからライティング環境を用意する場合は、上記のImgBurnを使う方が手順を確認しやすいでしょう。

DVD DecrypterでISOファイルをDVDに書き込む画面

DVD ShrinkでISOを作れない場合の代替手段:DVDFab DVD コピー

DVD ShrinkでDVDを読み込めない場合や、ISO作成とDVDへの書き込みを現在のソフトでまとめて行いたい場合は、DVDFab DVD コピーを代替手段として検討できます。DVDディスク、ISO、DVDフォルダを扱え、ISOへの保存や空のDVDへの書き込み、DVD-9からDVD-5への圧縮などに対応しています。

DVDFab DVD コピー
  • DVDディスク、ISO、DVDフォルダのコピーに対応
  • DVDをISOまたはDVDフォルダとして保存可能
  • DVD-9をDVD-5サイズへ圧縮して出力可能
  • フルディスク、メインムービー、クローン/ライティングなど6つのコピーモードを搭載
  • Windows・macOS向けの現行版を提供

DVDFab DVD コピーでISOをDVDに書き込む手順

Step1
DVDFabを起動して「コピー」を選び、コピーモードを指定する

ISOをそのままディスクへ書き込みたい場合は、「クローン/ライティング」など目的に合うコピーモードを選びます。

DVDFab DVD コピーでコピーモードを選択する

Step2
DVD Shrinkで作成したISOファイルを読み込む

「+」ボタンなどからDVD Shrinkで作成したISOファイルを追加し、内容が正しく認識されていることを確認します。

DVDFab DVD コピーにDVD ShrinkのISOを読み込む

Step3
出力サイズやボリュームラベルなどを確認する

必要に応じて出力サイズやボリュームラベルなどを確認します。DVD-9相当の内容をDVD-5へ収める場合は、出力サイズも確認してから書き込みへ進みます。

DVDFab DVD コピーでISOの出力設定を確認する

Step4
書き込み先のDVDドライブを選び「開始」をクリックする

保存先で光学ドライブを指定し、「開始」をクリックします。処理完了後は、書き込んだDVDをドライブやDVDプレーヤーで確認してください。

DVDFab DVD コピーでISOをDVDに書き込む

DVD ShrinkのISO作成・DVD書き込みに関するよくある質問

Q

DVD ShrinkだけでISOをDVDに焼けますか?

A

DVD ShrinkはISOを作成できますが、単独で完結するライティングソフトではありません。作成したISOを空のDVDへ書き込む場合は、ImgBurnなどのライティングソフトを組み合わせます。

Q

DVD ShrinkでISOを作成するときは「非圧縮」と「自動」のどちらを選びますか?

A

元の内容をできるだけそのまま保存したい場合は「非圧縮」、DVD-5サイズへ収めたい場合は「自動」などの圧縮設定を使います。出力先の容量と用途に合わせて選んでください。

Q

DVD ShrinkでISO作成が途中で止まる場合はどうすればよいですか?

A

ディスクの傷や汚れ、ドライブの読み取り状態、保存先の空き容量などを確認します。別のDVDでは正常に作成できるかも試し、ディスク側と環境側を切り分けてください。

Q

DVD Shrinkで作成したISOが再生できない場合は?

A

ISOが正常に完成しているかを確認し、DVD ISOに対応するプレーヤーやOSのマウント機能など別の環境でも試してください。作成中に読み取りエラーが出ていた場合は、元DVDの状態を確認して再作成します。

まとめ

DVD ShrinkでDVDをISO化する基本手順は、「ディスクを開く」→圧縮設定を確認→「バックアップ」で「ISOイメージファイル」を選択する流れです。ISO作成に失敗する場合は、DVDの読み取り、処理停止、完成したISOの再生環境を分けて確認すると原因を整理しやすくなります。

作成したISOをDVDへ焼く場合はImgBurnなどのライティングソフトを使います。DVD Shrinkでディスクを読み込めない場合や、ISO作成から書き込みまで現行ソフトでまとめて行いたい場合は、DVDFab DVD コピーを補助的な選択肢として検討できます。

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DVD Shrinkの入手先や配布ファイルの安全性を確認したい場合は、DVD Shrinkを安全にダウンロードする方法で公式版と第三者配布の違いを確認できます。

DVD Shrinkで作成したISOをMP4へ変換したい場合は、DVD ShrinkでISOをMP4へ変換できない場合の方法も参考にしてください。