CapCutとは?

CapCut(キャップカット)とは、ByteDance社が開発・提供する無料の動画編集アプリであり、その親会社は世界的に有名なショット動画プラットフォーム・TikTokを展開しています。

公式サイト:https://www.capcut.com/

テンプレートを選ぶだけで動画が完成するほどの手軽さがあり、スマホ一台で本格的なムービーを作ることができます。iPhone・Android・PCに対応しており、縦動画編集に強く、特にTikTokやInstagramのリール、YouTubeショートなどの縦動画を作るユーザーにとって定番の編集アプリとなっています。また、ウォーターマークなしで出力できる点も大きな魅力です。
CapCut には音声読み上げ機能もあり、テキストを音声に変換してビデオに追加することができます。

CapCutで作った動画をDVDに焼く前の準備

DVDを作成する前に、以下のものを用意しておきましょう:

  • パソコン(DVD書き込み対応)
  • 空のDVD-RまたはDVD-RW
  • DVD作成ソフト(後述)
  • CapCut動画ファイル(MP4推奨)

また、スマホで保存した動画をパソコンに転送する必要があります。USBケーブルで直接接続する方法のほか、Google DriveやDropboxなどのクラウドを使うのも便利です。

CapCutで作った動画をDVDに焼く方法①:書き込みソフトを使う

CapCutでエクスポートしたビデオをDVDに焼き付けることで、デジタルファイルの損傷に影響されずに期限なしで保存できます。インターネット接続なしでDVDプレーヤーを使用しても視聴できるので、持ち運びや共有が便利です。CapCut動画をDVDに焼くには、DVD作成ソフトを使って「Video DVD形式」に変換・書き込みを行います。そういう時、一番オススメのDVD書き込みソフトは「DVDFab DVD 作成」です。

DVD書き込みソフト「DVDFab DVD 作成」とは?

DVDFab DVD 作成
DVDFab DVD 作成【30日間無料体験】
  • CapCutで作成したMP4動画を含む、200以上の動画形式に対応
  • TV再生用のDVD-Video 形式に対応
  • プロフェッショナルなDVDメニューカスタマイズ機能搭載
  • PAL/NTSC切替に対応、海外プレーヤー互換性高
  • GPUアクセラレーションにより50倍速の処理速度を実現

基本情報

体験版 30日間無料体験、無料体験版でも出力されるDVDビデオにロゴが挿入されない
対応OS
  • Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)
  • macOS 10.10 - 15.x
入力形式 AVI、MP4、MKV、M2TS、FLV、MOV、VOB、WMV、Xvid、MTS、TSなど、200以上のビデオフォーマットに対応
出力形式 DVDディスク / ISOファイル / DVDフォルダ
書き込み形式 Video DVD(PAL/NTSC対応)
DVDメニュー作成 ✅(テーマ別テンプレートあり・カスタマイズ可能)
出力画質 オリジナルビデオファイルと同じ画質でDVD映像を生成可能
処理速度 高速(マルチスレッド・ハードウェアアクセラレーション対応、最大50倍速)
主な特徴 高画質エンコード、シンプル操作、TV再生対応、高度なメニュー編集など

DVDFab DVD 作成でCapCutの動画をDVDに焼く手順

では、DVDFab DVD作成を利用して、CapCutで編集した動画をDVDに焼く方法を紹介します。

Step1
DVDFabの公式サイトを訪れ、最新バージョンの「DVDFab DVD 作成」をダウンロードし、インストールウィザードに従ってインストールを完了させます。

公式サイト:https://dvdfab.org/dvd-creator.htm

capcut dvdに焼く パソコン

Step2
DVDFabを起動し、「DVD作成」モードを選択します。
 
 
 
 
 

capcut dvdに焼く パソコン 

 
Step3
動画編集アプリCapCutからエクスポートした映像ファイルを選択します。

capcut dvdに焼く パソコン

Step4
そして、映像ファイルに少しの編集を加えることができます。トリミングやカットなどの編集が完了したら、DVDメニューのテンプレートを選択して品質のあるインターフェースを追加します。

capcut dvdに焼く パソコン

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Step5
空白のDVDディスクをパソコンのDVDドライブに挿入します。出力したビデオの画質、アスペクト比などを選択してから、DVDドライブを出力先として選択します。

capcut dvdに焼く パソコン

Step6
最後に、右下の「開始」ボタンをクリックし、プロセスを開始します。焼く作業が完了すると、作成したDVDを標準のDVDプレーヤーで再生することができます。

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Leah
ブルーレイ 書き込みソフトにご興味のある方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

CapCutで作った動画をDVDに焼く方法②:カメラのキタムラでDVD作成を依頼する

「自分でやるのは難しそう」「時間がない」という方には、カメラのキタムラのDVDダビングサービスがおすすめです。

料金の目安:

  • 約30分以内の動画で1枚1,650円(税込)〜
  • 通常1〜3営業日で受け取り可能

依頼方法

Step1
スマホ、USBメモリ、SDカードなどにCapCutで保存した動画(MP4形式推奨)を入れておきます。
Step2
最寄りのカメラのキタムラ店舗へ持ち込みます。
 
Step3
受付カウンターで「動画をDVDにしたい」と伝えます。用途(テレビ再生用、プレゼント用など)を伝えると、最適なプランを提案してもらえます。
Step4
料金・納期を確認して申し込みます。
Step5
後日DVDを受け取ります。通常1~3営業日で完成。急ぎの場合は、当日仕上げ対応店舗もあります(事前に確認要)。

注意点

  • 著作権付きの動画・音楽は不可(個人利用の範囲内ならOK)
  • ファイル形式に注意:MP4やMOVは対応、特殊コーデックは非対応の場合あり
  • ファイルサイズ上限:動画の合計時間が30分以内で1枚のDVDになる(超える場合は複数枚になる可能性)
  • スマホで持ち込む場合、Lightning–USB変換ケーブル(iPhone)やUSB-C変換(Android)が必要な場合もあります
  • 動画の内容によっては、店頭で確認作業が入る場合があります(ぼかし処理などの有無)

CapCut 使い方を徹底紹介(パソコン版)

CapCut ダウンロード

CapCutは、ビデオをトリム、フィルタを適用、テキストやステッカーを追加するなど、多様な編集機能を提供し、クリエイティブな表現を通じて視覚的な物語を伝えるのに役立ちます。次では、CapCutの使い方を詳しく紹介しますので、一緒に映像編集の旅を始め、心の中のビジョンを現実のものにしましょう。

CapCut パソコン版の使い方①:ダウンロードと言語設定

CapCutのパソコン版は、WindowsやMacに対応しており、公式サイトからダウンロードしてインストールします。その後、アプリケーションを起動します。

公式サイト:https://www.capcut.com/ja-jp/

CapCut パソコン版の使い方①:ダウンロードと言語設定

CapCutをインストールした後、システムは自動的に英語で表示されます。その際には、設定画面を開いて、表示言語を日本語に切り替え、そして保存ボタンをクリックする必要があります。

CapCut パソコン版の使い方②:プロジェクトの作成と動画の読み込み

CapCut パソコン版の使い方②:プロジェクトの作成と動画の読み込み

Step1
左上側の「+」ボタンをクリックして、新しいプロジェクトを作成して、次の編集画面に入ります。

キャップカット dvdに焼く

Step2
「インポート」ボタンをタブして、編集したい素材を選択して、アップロードします。

キャップカット dvdに焼く

Step3
読み込まれた動画クリップを不要にしたり、トラックに追加したりする場合、右クリックして設定できます。
 
 
 
 

CapCut パソコン版の使い方③:テキストとステッカー追加

CapCut パソコン版の使い方③:テキストとステッカー追加

Step1
動画ファイルをタイムラインにドラックして編集を始めます。
Step2
メニューから「テキスト」を選択し、「テキストを追加」をクリックして、テキストボックスを開きます。

キャップカット dvdに焼く

Step3
テキストボックス内に必要な文を入力し、「フォント」、「スタイル」、「エフェクト」、「アニメーション」、「吹き出し」を設定して、見た目の調整を行います。

キャップカット dvdに焼く

Step4
興味のある動画にステッカーを加えたい場合、メニューから「ステッカー」を選択し、雰囲気づくりのものを選択します。

CapCut パソコン版の使い方④:動画のカット

CapCut パソコン版の使い方④:動画のカット

Step1
切り取りたいセクションの始まりに再生ヘッドを合わせ、「分割」をタップします。
Step2
再生ヘッドをセクションの終わりに移動させ、「分割」をもう一度タップします。
Step3
生成された不要なクリップを選択し、「削除」をタップしてクリーンナップを完了させます。

CapCut パソコン版の使い方⑤:音声の追加

CapCut パソコン版の使い方⑤:音声の追加

Step1
「オーディオ」をタップして音楽編集モードに入ります。 追加したい音声の種類に応じて「楽曲」または「エフェクト」をタップします。
Step2
「+」をタップし、選択した音楽をプロジェクトに追加します。選択したカテゴリから、TikTokのオリジナル楽曲やマイミュージックなどの音楽を選択します。
Step3
タイムライン上で音声の配置と長さをドラッグして調整し、パーフェクトな流れを実現します。

CapCut パソコン版の使い方⑥:モザイクの追加

CapCut パソコン版の使い方⑥:モザイクの追加

Step1
「ステッカ」をタップし、豊かなステッカ素材を選択できます。
Step2
「人気上昇中」をタブして、「モザイク」ステッカを動画に適用します。
Step3
「調整」をタップしてスライドを操作し、モザイクのぼかしレベルを好みに合わせて細かく調整します。

CapCut パソコン版の使い方⑦:動画のエクスポート

CapCut パソコン版の使い方⑦:動画のエクスポート

Step1
再生ブタンをタブして、編集済みの動画をレビューします。

キャップカット dvdに焼く

Step2
「エクスポート」画面を開いて、解像度、ビットレートやフォーマットなどを選択してから、動画をエクスポートします。

CapCutに関するよくある質問【Q&A】

Q1: CapCutでビデオ編集中の再生がスムーズでない

capcut dvdに焼く パソコン

デバイスの性能が不足しているか、ビデオの解像度があまりにも高すぎます。その場合、ビデオの解像度を適切に下げるか、他のアプリを閉じてリソースを解放してください。

Q2: CapCutから出力されたビデオの品質が落ちる

適切な出力設定が行われないと、出力された動画ファイルの品質が落ちます。その問題を解決するには、ビデオのビットレートと解像度を高めに設定して、更に高品質のビデオを出力してください。

Q3: CapCutでビデオ出力中にエラーメッセージが出る

ネットワーク接続が不安定的であったり、アプリのキャッシュに問題がある場合があります。
そのため、まずネットワーク接続を確認し、その後アプリのキャッシュをクリアしてみてください。これによって、スムーズなビデオ編集をもう一度体験できるようになります。

Q4: CapCutで作成した動画は、そのままDVDに書き込むことができますか?

CapCutで出力される動画は主にMP4などの形式ですが、DVDプレーヤーで再生する場合、DVD規格に合わせたフォーマット(MPEG-2など)への変換が必要なことがあります。上記紹介したDVDFab DVD 作成のような変換ソフトを利用するとスムーズに対応できます。

Q5: 焼き込み後のディスクが他のデバイスで再生できない

焼き込み時に正しいディスクフォーマットと焼き込みモードが選択されていることを確認してください。たとえば、標準のDVDプレーヤーで再生するビデオDVDには、特定のフォーマットが必要です。互換性のあるディスクフォーマットを使用して焼き込みます。

まとめ

CapCutで作成した動画をDVDに焼く方法は、大きく分けて自分で作成する方法とカメラのキタムラに依頼する方法の2通りがあります。

  • 手間をかけたくない方や初心者の方は、キタムラのDVDダビングサービスが安心・確実
  • 自分でDVD作成すれば、無料で「DVDFab DVD作成」を使用して自由度の高い仕上がりにできる

どちらの方法でも、思い出の動画を「形」として残すことで、大切な時間を何度でも楽しむことができます。
ぜひこの機会に、お気に入りのCapCut動画をDVDにしてみてください!